「三国無双」の声優さん(四)
(トウ艾・司馬師・司馬昭・王元姫・鍾会・郭ワイ・ 夏候覇・蔡文姫・練師・鮑三娘・郭嘉・王異・徐庶)
★小原雅人さん(トウ艾)★
★「トロイ無双」から間違ってこっち来ちゃいましたみたいなビジュアルの、「文官」でありながら、おそらく無双史上最強武将の一人。
キャラ的には地味で真面目な普通のお父さんだと思っていたら、猛将伝になってとんでもないネタキャラだと判明しました。
レジェントモードで副官にした時、「この街を守るのは自分の使命。そう思えば何時間立っていても大丈夫です」って、これはまだしもその後、「立っているだけでは体が鈍ります。とはいえ、往来で腕立て伏せはできませぬ」ってなんだかおかしいよ、この人。
人が見てなきゃ絶対往来で腕立て伏せやってそうです(笑)。
無双シリーズは、受けよう笑わせようと凝ったキャラにするより、わりと普通に作った真面目なキャラの方が結局おもしろいってこと多いですよね。

それはともかくトウ艾さんは強いです。
「螺旋槍」と書けば聞こえはいいけど、要は電動ドリルです。
この時代にそんな物あったはずはないという突っ込みは例によってなしで。
全攻撃にガード崩し機能がある上にEX攻撃が最強に強く、使いやすいので無双やタイプアクションの出番なし。
使うと楽しいので使うこともありますが、ほとんどは敵無双の相殺狙いです。

修羅も究極もレア武器も上公衣もためらうことなくチャレンジできる武将はトウ艾さんが初めてです。
4までは趙雲メインで戦ってきましたが、5以降趙雲がなんだか使いづらくなって・・・。
というよりスタイリッシュに戦うよりも、ごり押しできるパワータイプの方が楽になってきたような。
年ですかねえ(笑)。

BASARAなら官兵衛さん、無双ならトウ艾さんで2人ともあっという間にレベルMaxになってしまいました。
もともと私、何が嫌ってゲームオーバーほど嫌なことってないんですよね。
特に無双は負けるとそれまでのプレイ時間が100%無駄になることが多いので、無駄なことはしたくない。
で、1人選んで易しいモードで、下手すれば1ステージ目でそのキャラをレベルMaxまで上げちゃいます。
取れる武器やアイテムも取り切ってしまいます。

次に普通で、難しいでととにかく1人鍛えます。
BASARAだと全て2人プレイで使うのは官兵衛さん。
他武将は、レベルが半分くらいまで到達してやっと使い始める状態。
「飽きませんか?」とよく言われますが、飽きないんですよね〜。
OROCHIやBASARAはトウ艾さんや官兵衛さんで戦いながら他武将を鍛えることができるので最高です。
というわけで、OROCHIのトウ艾さんも出撃回数300回突破でレベルMax+友好度全員Maxになりました。

そんなトウ艾さんですが、OROCHIを見てると、わりと位置付けは下の方ですね。
よほど若い武将以外は目上扱いになってるのは意外でした。
任務のためには金髪にもなるし、若作りもしましょうな、けなげな人でもありますが、意外と似合ってましたね、オリジナル衣装。
華奢に見えるというか、実際少し細めに作ってるんでしょうね。
っていうより2がひど過ぎるというか・・・。

戦国の左近もそうでしたが、やはりある程度の年になると、銀髪というよりただにの白髪に見えちゃうし。
あとDL壁紙に登場した髪を束ねるバージョンが凄く好きなんですが、仮面?までついたために人間やめました、類人猿になりましたみたいになってしまったのがたまらなく寂しいです。
そうでなくても似合う衣装が少ないのに。

5エンパから始まったのかな?絆台詞。
異性への親愛台詞はほとんど愛の告白なので、エンパはいいけど、女性武将がほとんど結婚してるか誰かの恋人設定の本編ではやめて欲しいと思ってました。
でもトウ艾さんの親愛台詞を初めに聞いてうわっと(笑)。

「あなたとは、数々の戦場を渡り歩いてきた。なんと長き道のりであったか・・・・・・いつしか、自分の任務は一つになった。あなたと共にある・・・・・・そう、これだけに」(クロニクル)
「御身を思い、御身を守る。この喜び、他のどの任務にも代えがたい」(レジェント)

素朴な性格、朴訥とした喋り方なだけにこういった誠意ある台詞は響きますねえ。

そんなトウ艾を演じているのは小原雅人さん。
声優というより俳優業がメインの方のようです。
そういえば私、小原さんが被害者牟田役で出演していた古畑任三郎シリーズ「最も危険なゲーム」見たはずなんですが、覚えてないです、ごめんなさい。

トウ艾といい、カクワイといいどんな形で配役が決まったのかはわかりませんが、この2人はいいですね。 まず声ありき、喋り方ありき、性格ありきでキャラ設定がされていったように思えるほど。
特にトウ艾の一言一言力を入れて、同時に息を吐きながら喋るような喋り方が好き。

かなり早めに出て来るし、竹中半兵衛付きの部下みたいな立場なので出番は多いし、洞口の戦い、洛陽攻略戦でも活躍するし、大坂城の戦いではやはり大好きな北条氏康との掛け合いあるし、地味に目立っているトウ艾さんですが、可哀そうなのがユニーク武器。
サイコロとか長政武器とか似合わないし、次に来るのはバーベキューですか?
せめてツリーにして欲しい、というより普通に殲滅荒塵槍欲しいです。

あとOROCHIになって声質や喋り方が変わった武将、多いですが、トウ艾さんは激変してますね。確信犯的です。
荒々しい、ドスが効いたと書けば聞こえはいいけど、黄忠に似てきました。
今6や猛将伝の声を聞くと、爽やかな好青年に思えてきます(笑)。
あの頃はあれで相当地味に聞こえたものですが・・・。

おもしろいのが戦場で暇な時の立ち方が、「鬼に金棒」みたいでかなり笑えます。
さすがに重いんでしょうね・・・。
個人的に「無双の戦場」の曲がトウ艾さんのテーマに聞こえるので、陣地じゃなくて戦場で使いたいです、この曲いいなあ。
「無双の戦場」と言えばトウ艾さんの「駄目でしょうな」は使いごたえありますね、特に董卓の酒池肉林系と、身もふたもありません(笑)。

「目指すは酒池肉林のみよ!」
「駄目でしょうな」
「おのれ、お前は酒池肉林には入れん!ここで地獄に送ってやるわ!」
「駄目でしょうな」

他の今のところの大好き会話。
大阪城の戦いで北条さんと

トウ艾「城外にある、あの兵器・・・・・・。あれを用いて、城壁を打ち破っては・・・・・・」
氏康「門を通らず、壁を壊す、だと?阿呆な考えだが・・・・・・悪くねえ」
破壊後氏康「派手に壊しやがって、修理が大変だろうが。・・・・・・まあ、知ったこっちゃねえが」

陣地会話でトウ艾さんに懐いた鍾会から

鍾会 「トウ艾殿、ここまで言えばわかるだろう?あなたの引退、その、取り消してもらいたい」
トウ艾「鍾会殿・・・・・・。ならばもう少し軍人を続けてみようか」
「駄目でしょうな」も言わせてみたいけど(笑)。

元の世界に戻れば悲惨な展開となるので、このままOROCHIの世界でみんな仲良く暮らしてほしいものです。
長生きできるし。

ちなみにトウ艾さんの友好度、最後まで残ったのは阿国さんでした。
阿国さんが好きなのは光秀や凌統みたいなタイプでしたっけ。
左近にも興味ないみたいだったし、トウ艾さんもお呼びじゃないようです・・・。

小原さんは他に左霊や蔡文姫の父蔡ヨウも演じてます、あと神界モブも。
左霊は猛将伝レジェントモードで将軍位をクリアすると位をくれる人です。
李カクの幕僚で、献帝のそばに在った人物。
でも小原さんの声でとても誠実な印象になっています。

特別関係の黒田官兵衛、竹中半兵衛、鍾会はおもしろかったですが、明智光秀、浅井長政はまじめ同士、
似た者同士でいまいちだったので、トロイに勧誘アキレウスとか、バンダナつながりで北条氏康にしてほしかったです。
最近のお気に入り台詞は、官兵衛と敵対台詞の「火種になる前に消すか。用心深いことだ」。
見た目通りのお人よしではないしたたかな部分を垣間見せてくれました。

気になったのが腕を前に突き出している壁紙で、アップの方が視線が下向いてるのがちょっと寂しい。
元画像では上方見てて前向きな感じがよかったのに・・・。
あと6では第2無双でOROCHIではタイプアクションになった腕折りですが、「確保だ!」から「捕えよ!」に 変わりました?
いまいち自信がないですが、「確保だ」とは聞こえません。
それからトウ艾さんが知ってる半兵衛の秘密ってなんでしょう。
体の弱いことなのかな?
トウ艾さんが何も返さなかったのでよくわかりませんでした。
台詞聞く前に敵倒しちゃうことってけっこうあるのかも。
★岸尾だいすけさん(司馬昭)★
★なんだかレトロな昭和のヒーロー(っぽい)。
才に恵まれ、戦に強く、物事を見極める目を持つさすが司馬懿の次男坊ですが、「不真面目で大雑把な性格」に「崩れたニヤケ顔」って一体・・・(いずれも公式設定資料集より)。
「めんどくせえ」が口癖で、王元姫を撃破すると本気になると凄いとか強いとか言います。
普段は本気出さないようです。
キャラとしてはありだと思いますが、私はやっぱり有能でも有能じゃなくてもいつも一生懸命な人が好きだなあ。

晋のシナリオは、ある意味司馬昭の成長物語ですが、最後まで口癖が「めんどくせえ」なので、どうも(人間的に)成長した気がしない。
王元姫のようなしっかり者は、こんな司馬昭だからこそ「私がしっかし面倒見なきゃ」みたいな気持ちになるんでしょうね、いいカップルです。
あとEX攻撃がなんかいたたまれないです。
「デビル・メイ・クライ」のダンテも使ってましたが、ダンテは相手がモンスターなので気分良く使えましたが、無双だと相手は時に司馬懿や王元姫だったりするからなあ。

使わないようにしても暴発するので、刀系武将が多いこともあって、司馬昭は刀は使わずに戦ってます。
基本器用な武将なので、難易度低めで遊んでる限りは全然大丈夫。
そんな司馬昭を演じているのは「無双OROCHI」の太公望だった岸尾だいすけさん。
「犬夜叉」に白角で出ていたので、私としてはかなり早い時期に名前を覚えた声優さんです。

当時はたしか「岸尾大輔」の名前じゃなかったかな?
太公望や司馬昭と違って気の弱い調子のいいタイプだったかと(笑)。
時の流れを感じますねえ。
★置鮎龍太郎さん(司馬師)★
★無双元親は蹴鞠を凄絶に愛し、無双遠呂智は強者を凄絶に愛し、無双司馬師は肉まんを凄絶に愛す。
BASARA秀吉はたぶんバナナを凄絶に愛するでしょう、全部置鮎龍太郎さんです。
石川英郎さんが無双4役になるまでは、無双3役の置鮎さんがミスター無双の声優さんでした。
かっこいいのにどこか変、これって置鮎さんの特徴なんでしょうか?
無双キャラしか知らないのでよくわかりませんが。
「地獄先生ぬ〜べ〜」 は見たことあるけどほとんど印象にないし、「うしおととら」の餓眠様は、曹操の岸野さんとねねの山崎さんが強烈過ぎて、置鮎さん覚えてない・・・。

「真・三國無双6」で新しい勢力「晋」が登場し、今どきのイケメン武将が勢揃いしましたが、司馬懿の息子司馬師が一番目立ってなかったような気がします。
普通にかっこいいからなのか、傲慢美形キャラの王子様としては、すでに曹丕がいたからなのか。
個性づけようとしたのか、いきなり肉まん王子になってしまいましたが、あれも驚くのと苦笑するので終わってしまいました。
散歩と称して全力疾走シナリオの方が笑えました。

あと、これは司馬師だけではないのですが、細剣が速すぎて使いこなせないです。
他にも鏢と両節棍。
武器共有システムが不評のようですが、私のような不器用な人にはありがたいシステムでした。 低難易度でまったりやってる限り、適性低くても問題ないし、今回はとりあえず遊んでさえいればすべての武器を入手できるのでこれもありがたい。

レア武器取るのに高難易度こなすのが必要なゲームだと、私にはまず取れない。
特に無双、特に戦国は撃破効果も絡んでくるので2では左近、3は清正だけで挫折しました。
司馬師や袁紹、凌統、関索、王元姫などはほとんど持ち武器使わず、楽な方へ楽な方へと流れてしまいました(笑)。
特に飛翔剣がお気に入りです、かっこいいし楽しいし。
でもそうやってがんばってクロニクルクリアしたデータが、PS3壊れたせいで、消えてしまったんですけどね(泣)。

ただ今修理中、治ったら再挑戦です。
6は、クロニクルとクイズ制覇するまでが苦行で、それさえ終われば後は楽。
難易度の低いBASARAや、会話集めが楽しい5エンパ、まだ遊び始めたばかりの戦国3エンパはともかく、マルチレイドや戦国3Z、トロイやDMC4はやり直せる気がしない・・・。
話がそれましたが、そんなこんなで司馬師ももっぱら飛翔剣使いになってます。

司馬昭とは仲が悪いように見えて、実は認めてるところとか、意外と王元姫がお気に入りな感じがいいですね。
無双OROCHIの新作出たら、今度は曹丕と三成と司馬師のトリオを組ませてみたい。
出ないかなあ・・・。

そうそう置鮎さん絡みで戦国3エンパの元親ですが、シナリオ最高に楽しかったです。
あと政宗も。
エンパこそオリジナル要素をどんどん仕込んでおもしろいものに仕上げて欲しい。
王道の北条、武田も良かったし、ほのぼのした島津も良かった、最高は毛利かな?
逆に豊臣徳川はあまり好きになれませんでした・・・。
★伊藤かな恵さん(王元姫)★
★仮にも三国志を舞台としたゲームで、人気投票1位とは!とびっくりしましたが、それも当然と思える魅力的なキャラの王元姫。
史上でも理想の娘であり、理想の女性であり、理想の妻であり、理想の母であり、後に晋の母となる優れ者、でもちょっとおもしろいキャラ設定に仕上げたものだと思います。
最初はなんとも思ってなかったのですが、無双6のストーリーモードのムービー「さてと・・・」の後姿がすごく可愛かった。
落ち着いた物腰と見た目の可愛らしさのギャップもツボです。

元々女の子は「名探偵コナン」の灰原哀とかクールなタイプが好きなので、現在の無双キャラの中でもトップクラスに好き。
ただ哀しいのが、相手が通常でひるまないことと、攻撃が早すぎて思うようにできないこと(涙)。
うまく決めればかっこいいんですが、6もOROCHI2も易しいモードでぎりぎりまで鍛え上げてからでないと戦場に出せませんでした。

しっかり者故なのか、やればできるのにめんどくさがってやろうとしない司馬昭には厳しいです。
厳しいけど好きっていうのが垣間見えていいですね。
私だったら嫌気出しそうですが。
特別好きなカップルではないけれど、いいカップルだと思いました。

あと笑ったのが左近が晋でお悩み相談室開いてたことでしょうかね。
王元姫も素直な面を見せていましたが、司馬懿や司馬師の前ではもうちょっと気を張ってる気がします。

そんな王元姫を演じているのは伊藤かな恵さん。
6が出る時、伊藤さんが王元姫ということで大騒ぎになってましたよね〜。
凄い人気の声優さんのようです。
甥っ子にも「無双6の王元姫って伊藤かな恵さんだって、知ってる?」って聞いたら「かな恵さんかあ。」って照れてたのでびっくりしました(笑)。

Wikipediaによれば、やはり小さくて童顔な可愛い女性だそうです。
王元姫みたいなタイプなのかな?
★会一太郎さん(鍾会)★
★お父さん(三遊亭圓楽)の腹黒キャラを継いで、こちらも腹黒キャラの鍾会を任されたのかと思いました。
会一太郎さん、「あい いちたろう」と読むのだそうです。
圓楽師匠の息子さんなら落語家だろうなあ、なのによくもまあ鍾会にぴったりな人を見つけて来たものだと感心してたら、声優と落語家の兼業なんですね。

6猛将伝までは史実通りの腹黒策士だと思ってましたが、OROCHI2になって、あれっ?なんか違うと(笑)。
綾御前、阿国、練師の妖艶お姉さまトリオにいいようにいじめられる(可愛がられるとも言う、笑)お子ちゃまキャラに大変身。
ちょっと調子に乗り過ぎな気もしますが、まあまじめなステージでは司馬懿に変わって野心むき出しのヒールと化していたので良しとしましょう。

6での死に様が可哀想なのに、直前に飛翔剣がぱらぱら落ちる場面が笑いのツボにハマって大変でした。
英才教育にもほどがある(笑)。
でもあれかっこいいですよね、6では全武将に持たせてみました。
でも残念ながら鍾会以外誰にも似合わず。

女性武将だと猫背っぽくなっちゃうし、呂布やトウ艾などの猛将には華奢過ぎるし、軍師系はやっぱり扇だし、残りの細めな男性武将は、趙雲=槍みたいに見慣れた武器があるし。
結局あのビジュアルの鍾会にしか似合いませんでした。
郭嘉や女性だけど王異には良かったかな?

トウ艾とは犬猿の仲でありながら、OROCHIでだんだん馴染んでいく様子が可愛かったです。
声を張り上げない「トウ艾殿、あなたが真の三國無双のようですよ」「トウ艾殿、ここまで言えばわかるだろう」みたいな台詞が意外に色っぽくて好きでした。
ただOROCHIで不思議なのは、戦国武将は三国武将の生き方死に様など知ってるはずだし、同じ時代でもたとえば後期武将は信長、呂布の最後の様子など知ってるわけです。
それに関してはほとんど触れてませんね、仕方ないと言えば仕方ないけど。

家康が「書物で読んだ劉備殿」の事言ったり、半兵衛がトウ艾の運命を知ってるような台詞を吐くので、封印されてるわけではないようですが。
OROCHIの世界はなんだかんだでのんきで平和なので、みんなが和解して、それぞれ自分の世界に帰って欲しいものです。
そしたら鍾会とトウ艾も仲良くやって行けるだろうにってそれじゃあ歴史が変わりますか(笑)。
だからこそのトゥルーエンディングなんでしょうけど、もったいないなあ。
まあこれがまじめに小説だったら絶対許せないことですが、ゲームなんだし。

晋はおもしろキャラが多いですが、鍾会もその一人。
合体技には笑ったし、董卓軍の援軍だったり、勝手に挙兵したり好き放題してますが、結局はこじんまりとまとまってしまうのが、らしいといえばらしいです。
そんな鍾会を楽しそうに?演じているのが会さんです。
ゲームの「北斗無双」やテイルズシリーズ始め、出演作品が多いですね。
他作品ではどんな喋り方なのかが気になります。
鍾会もクセのある性格だけど、声はとてもいいと思います。
★桐本琢也さん(諸葛誕)★
★生真面目で融通が効かず、自分を過小評価するあまり、時には卑屈になってしまう・・・。
なんか物凄く自分と似てて、無双6の晋での扱いは本当に可哀そうでした。
でもOROCHI2では諸葛亮に励まされ、司馬昭とは仲直り、左近には笑顔を教えてもらい、女の子たちの楽しい騒ぎに巻き込まれ・・・。
なんて幸せな!と自分の事のように嬉しくなりましたよ、ええ(笑)。

でも太公望との陣地会話は笑いがこみあげて来て、ほっぺのあたりがひくひくと。
認められてるってことなんでしょうけどね。
諸葛誕にとっては三国に帰らず、OROCHI界にとどまっていた方がいいんじゃないかと思います。
彼に限らず、みんなでしょうか。
元の世界では殺し合う運命の武将多いですから。

でも諸葛誕、使うのはとっても楽しいし、とってもかっこいい。
「粛清っ!」が大好きなのでこればかり使ってます。
見た目はバージル(デビル・メイ・クライ)に似ててかっこいいので、三国に戻っても見せ場を作ってあげたいです。
あと前髪をおろしたとこも見てみたい。

「狗」と呼ばれてるのに特別衣装が「鳥」なのには笑わせてもらいました。
OROCHIでも三国でもあまり絡まなかったけど、トウ艾、夏候覇、郭ワイとなら仲良くできたんじゃないのかな?
王元姫はそれなりに気遣っていたようでしたが。
もうすぐ発売のエンパ6ではどんな君主になるでしょうか。
いいサポートが付けばいい国になりそうです。
真面目で優しい女性を作って結婚させてあげましょう、ついでに軍師にしてあげましょう。

そんな諸葛誕を演じているのは桐本琢也さん。
「トロイ無双」のヘクトルも桐本さんですね。
俳優としても「相棒」や大河ドラマなどたくさんの作品がありますが、Wikipediaを見てびっくりしたのが、ほとんどの作品に役名や吹き替えの場合の俳優名が細かく書いてあること。
Wikipediaはしょっちゅう見てますが、エキストラみたいな役だと作品名しか書いてないことが多い中、ここまで細かいのは初めて見ました。
編集した人の愛を感じますね、頭が下がります。
桐本さんももし見てたら大喜びじゃないでしょうか?
★蒲田哲さん(郭ワイ)★
★笑った笑った、何に笑ったって郭ワイさんの台詞と咳き込み具合に笑った。
なんていうか、絶妙の咳き込み具合ですね。

私は「蒼天航路」でぴょんぴょんはねてる姿が印象的でしたが、無双6が出てからは、すっかりこっちの郭ワイ派になりました。
(でも夏侯淵に頭なでられてるのはうらやましかったなあ・・・。)

今ちょうど6エンパで、うちのエディット武将の舞さんと結婚したところですが(笑)、もう心配で目が離せません。
史実に基づく無双6だと、ムービー付きで死んじゃう武将の1人なので、OROCHIやエンパで元気に活躍してくれた方が楽しいです。
遊んでるうちに情が移っちゃって・・・。
無双武将の台詞集、トウ艾、郭ワイ、夏侯淵は真っ先に読みます、だって爆笑なんだもん。
いい人だよねえ、郭ワイ。
夏候覇と仲良くしてる時は、ほんと嬉しかったです。

でも郭ワイの可愛さは、使ってみなければわからないのが辛いところ。
画像だけだとちょっと・・・だし。

白衣が最高に似合っている郭ワイさんを楽しくおもしろく演じているのは蒲田哲(さとる)さん。
プロフィールを見ると、声優さんというより俳優さんと言った方がいいような人ですね。

背広が似合う、とってもダンデイ な雰囲気だけど、この雰囲気でどう咳き込んでるのか見てみたい。
収録現場は爆笑してそう。
トウ艾の小原雅人さんもそうでしたが、こういう俳優畑の人が担当するのは、オーデションなのでしょうか?
小原さんも蒲田さんも、見て普通に声を聞いてる限りではトウ艾や郭ワイのイメージ、全然ないですから。 「クリミナルマインド」でも吹き替え担当したそうですが、たぶん聞いてもわからないだろうなあ、「ごふっ」とか咳き込んでくれないと(笑)。
★赤羽根健二さん(夏候覇)★
★ 何に驚いたって先日行われたファミ通アンケート、「兄弟にしたい」1位、「友達にしたい」1位、「彼氏にしたい」3位と堂々の3部門ランクイン!
確かにクセのない爽やか系ですが、ここまで人気と意外でした。
私が夏候覇を好きなのは、OROCHI2での「南郡の戦い」での孫市や稲姫との会話。
孫市には敬語で、稲姫にはタメ口で、あっけらかんとした性格でいて、こうしたけじめはきちんとつける、いかにも魏で育った将、いかにも名将夏侯淵の息子という清々しさがあります。

童顔に背が低く、そこにコンプレックスを持ちつつ、「父さん」にもらった重装備に身を包み、巨大な武器に振り回される、じゃなくて振り回す。
確かに人気が出てもおかしくありませんね。
ただ7では郭ワイを騙し討ちする、しかもそれほど良心がとがめることもなさげな割り切りぶりを見せたのには驚きました。
夏侯淵の息子として真っ直ぐに育ってた頃からの変貌、もう少し深く描いて欲しいです。

武器が大剣から破城槍に変わりましたが、これは残念。
EX「波動撃」とかかっこ良くて好きでした。
あと顔も濃くなって残念、6の方が好きです。

赤羽根さんはRPG「三國志12」にもクールな軍師タイプの声で出演しています。
もちろん夏候覇とは全然違うし、これまで無双にもいなかったクセのない冷静な声で、とても良いです。
「三國志」シリーズは武将数の多さに比べて使える声が少ないので、新武将作る時、若い文官はほとんど赤羽根
さん。
ちなみに関平の中尾良平さんも、関平とはひと味違う、若き勇将武官タイプにぴったりの声で出演してます。 三國志シリーズはとにかく無双声優さんが多くて楽しいですが、呂蒙や黄忠声はそのままなので、時々「呂蒙三國志」と名付けたくなるほどです(笑)。
そうそう、6エンパのエディット侍も赤羽根さんでした。
★吉川未来さん(蔡文姫)★
★女性武将と男性武将では条件が違うかもしれませんが、蔡文姫を出せるなら「条件が合わない、活躍の場がない」なんて出せない男性武将はいないんじゃ?と思えるほど本来ならば場違いの無双武将の代表が蔡文姫。
でも個性の強い無双女性武将の中で、穏やかで物静かな雰囲気は好感度が高いです。
しかも馬上箜篌でひたすら通常攻撃は、7将星モードの素材集めでお世話になってます。
董卓も呂布もトウ艾も、みんなみんなポロンポロン(笑)。

それでいて曹操すら引いた7将星モードの特別会話で詩400篇のとこには笑いました、まじめだけと天然入ってる?
そういえば6ではお父さんの蔡?、トウ艾の小原雅人さんでしたが、7で変わってしまいました、残念です。
小原さん二役入ったわけでもないのに・・・。
これまでのモブ声が一斉に変わったのが寂しいよう。

儚くも芯の強い蔡文姫を演じているのは吉川未来(みく)さん。
でも自他ともに認める酒好きとか、トークでは常に関西弁とか蔡文姫と違い過ぎるっ!
他の役も聞いてみたいです。
★神田朱未さん(練師)★
★6の呉を初めて遊んだ後、胸と膝枕とお姫様抱っこしか思い出せませんでした。
それだけビジュアル的に「女」の部分がむんむんしていて、苦手だなあと。
彼女の場合、顔や性格と衣装のアンバランスがむしろマイナスになってたように思います。
本来なら子供の頃憧れていた近所のお姉さんみたいなキャラなのにもったいない。
DLで白衣が出てからはそればかり使ってました。
7は魅せ(見せ)衣装は相変わらずですが、呉王の妻としての上品さが出ましたね。

実はですねえ、今ちょうど孫権で「祁山獣獲戦」やってます。
と書いただけでわかる人はわかると思うんですが、指示を無視したらしく、呉の無双武将が急にオーラ放ちながら向かって来るではありませんか!

これまではDLシナリオも簡単で、淡々と進んでたのでびっくり。
心の準備ができないうちに周泰、韓当、練師に囲まれ、あっという間に赤ゲージ。
必死で逃げながらストームラッシュに巻き込んで、なんとか韓当と周泰倒して残るは練師。
ところが彼女、遠距離系だし、たまたま三すくみの不利な状態になってたものだから今瀕死でセーブ中(汗)。

呉王と夫の名にかけて、よりによって嫁の練師に負けるわけにはいかない孫権、でも勝てる気がしない・・・。
使うとなると隙が大きくて、EXに持ってく前に潰されちゃう苦手な武器のひとつ、なのに敵になると厄介、余計悔しい(涙)。
と、ここまで書いて再トライ、逃げ無双と、なんとか武器チェンジで有利な武器に変更&ストームラッシュに覚醒で5回目に倒せました、危ない危ない。

神田さんはOROCHIシリーズの三蔵法師も演じてます。
あっちは天然なお嬢さん。
練師の演技はちょっと緊張感を感じるので、神田さんキャラとしては三蔵法師の方が好きかも。
★野中藍さん(鮑三娘)★
初めて見た時緑のまつ毛にうわっとなりました。
次に喋るの聞いてうおっとなりました。
関索一筋はいいんだけど、OROCHI牛頭山で、大喬に向かって夫の孫策をけなしてたのを見て、あっ駄目だ・・・と。
体型とか自然な感じでいいんですけどね、ちょっと苦手でした。

でも関索のとこでも書きましたが、なんか扱いが可哀想で気になります。
せっかく作っておきながら出番が遠慮がちなところ。
堂々と使えないならなんでこんなキャラ設定に?と思っていたら7で大化けしましたね、すごく可愛い。
たぶん基本設定は変えてないんでしょうけど、喋り方が可愛くなった。
(まつげの緑もなくなって、顔も可愛くなりました)

これは声優さんがうまいんでしょうね、野中藍さん。
残念ながら他の作品は知らないのですが、6エンパのエディット「古風」も野中さんです。
説明書見るまで全然気づきませんでした、すごいです。
三宅淳一さん(郭嘉)★
「真・三國無双6 猛将伝」で王異と共に初登場。
5でリストラされたホウ徳さんも、専用テーマ曲&夏服引っさげて新キャラ扱いで復活しました。
もっとも今ではホウ徳さんの武器と曲名合わなくなったけど。

さて郭嘉、誰もが待ち望んでた郭嘉、ファミ通のイラストが素敵だった郭嘉、「蒼天航路」の純粋軍師がかっこ良かった郭嘉、ビリヤード付きで六本木から参戦です(汗)。
あのかっこで歓楽街歩き回ってても全然違和感ない気がする・・・。
しかも顔や声だけじゃなく、武器もアクションもかっこいい、テーマ曲もかっこいい、醸し出される悲劇の雰囲気もかっこいい、99.9%かっこいいほぼパーフェクトなキャラ。
残りの0.1%ですか?

大ダメージを受けた時の叫び・・・でしょうか(笑)。
OROCHIでは命がけで稲姫と星彩を親の前で口説くというさすが郭嘉、拍手喝采!な粋さを披露、人気あるのも納得です。
でも郭嘉最大の見せ場はやっぱり7の魏ifの「赤壁に郭嘉が登場」ルートでしょう。
やってることがあまりに単純で、郭嘉じゃなくてもわかりそうなものですが(笑)、やはり郭嘉が蜀呉の策を次々に打ち破って行く爽快感は最高でした。
もちろん普通のルートでは連合軍が勝つシナリオもちゃんとあるので、痛み分けな感じがさらに良いです。

そんな郭嘉を演じているのは三宅淳一さん。
無双郭嘉はこの人しかいないと言い切れちゃうほど、気障だけど嫌みのない声と喋り方。
他はどんな感じで演じるんでしょうね、気になります。
★桑島法子さん(王異)★
無双に松野太紀さん(鋼牙)に続いて珊瑚(桑島法子さん)登場!
「犬夜叉」声優さんは、もう出てくれるだけで嬉しいです。
なのに王異がまた素敵で。

馬超に向けた妄執は熱くて暗く恋にも似て、王異自身を責めさいなむ。
馬超も王異に相対する時は、いつもの暑苦しさからちょっとトーンを落として、でもぶれない。最高です。
王異はかなりエキセントリックなキャラですが、聞き苦しくないのはやはり桑島さんの声の柔らかさでしょうね。

7で悪の女幹部みたいになったり(軍師で計略使ったり)、夏侯淵が死んだ時には夏候覇を気遣ったりして、新しい面も見せてくれました。
郭嘉の軽快でお洒落なテーマ曲に比べて、こちらはメロディラインが綺麗なピアノ曲。
しかもキャラソンではこの曲で歌声を披露してくれました、さすが桑島さん。

王異、珊瑚の他にも「十二国記」の祥瓊が大好きですが、9月に出る「無双OROCHI2 Ultimate」ではコラボキャラかすみとしても登場します。
★私市淳さん(徐庶)★
・「真三國無双6 Empires」で登場。

黒いことイカ墨のごとし
落ち込むこと泥沼のごとし
煮え切らないことこんにゃくのごとし
懐くこと子犬のごとし・・・だな

見た目もいいし、声もいい、武器もカッコいいしアクションもいい。
なのになんかつかみどころがないというか、とらえどころがないというか、曖昧模糊とした人。
エンパの看板背負って立つにはあまりに存在感が薄く、7で大丈夫?と最初思いました。
蜀では諸葛亮に、魏では曹操にネチネチいじめられて落ち込んでる姿しか想像できない(杞憂でしたが)。

「どうすればあなたに近づけるのか……。才の磨き方をご指導願いたいです」と言われるたびに「卑屈にならないこと」「こんな俺、俺なんか、と言わないこと」と突っ込んでしまう私ですが、なんで徐庶はこんなキャラなのか。
体験版で「お供の徐庶でございます。」みたいな一山いくらの大安売りみたいな感じで出て来たのが悪かったのか・・・。
濁流剣も真っ黒な負のオーラに憑かれてる感が半端ない(笑)。

ところが「恋慕」のあたりから、あれ?なんかおかしいぞ・・・と(笑)。
そして婚姻した瞬間から心臓直撃のストレートな台詞が炸裂、もう笑いが止まりませんでした、なに?この人。
完全に恋愛専門のネタキャラです。
でも史実のエピソードの少ない人なので、7ではどうするんだろと思ってたら、見事に作り上げましたね、ifルート。

郭嘉、典韋、夏侯淵・・・。
志半ばにして退場した武将の見せ場を作るには最高のシステムでした。
見せ場がいろいろおかしい人もいましたけど。
特に魏ifラスト、並んで畑を耕す典韋と許チョとか、赤壁で猛威を振るう(笑)郭嘉とか、感動ものです。
そして徐庶も、情感豊かな蜀ルート、有能軍師な魏ルートと、一応新キャラ扱いということもあり、これでもかと見せ場を作ってもらってましたね。

声は私市淳(きさいちあつし)さん。
カービーのメタナイトです。
うちのゲームのメタナイトは「うむ」しか言わないので全然わかりませんでしたが、20周年パックにアニメが入ってて見ることができました、徐庶でした(笑)。
他には「真・三國無双 MULTI RAID 2」の穆王しか知りませんが、穆王は熱い男(エンパで言うなら熱血タイプ?)だったので、徐庶のなんていうか自己否定の強いイメージは意外でした。

戦闘になると凄くかっこいいです。
フックショット使いということで「バイオハザード4」のエイダを思い出し、楽しみにしてたんですが、使ってみるとかなりトリッキー、きびきびした動きで軽やかです。
掛け声も途端に勇ましくなるので、もしかして普段のうじうじキャラは見せかけでは?なんて思ってしまいます。
あえて卑屈になって相手を持ち上げ、油断させる腹黒キャラ(笑)。

ただエンパで楽にできたジャンプしての三連撃が7ではすごく難しくなっててがっかりです。
3つの無双含め使いやすいので、トウ艾さんについで2日目にレベルMaxに仕上げましたが。
アクションがかっこいいので、後半だれて来るとみんなに撃剣か迅雷剣持たせてます。

でも軍議の時はけっこう手を上げるし、街に行けばいつもいるので、妙に存在感はあるんですけどね。
あと軍議の立ち姿がやたら偉そう、そっくり返ってます(笑)。
徐庶の婚姻台詞も熱かったけど、最強は凌統さんでした。
「さ、一緒に行こうか。俺たちは夫婦だ、当然だろ」には私もフリーズしましたが、ゲームもフリーズしましたよ。
こんなとこでフリーズしたのは初めてです、さすが松野さんです。
★さん()★

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