「戦国無双」の声優さん(三)

(長宗我部元親・本多忠勝・稲姫・今川義元・豊臣秀吉・毛利元就・立花 ギン千代・森蘭丸・服部半蔵・くのいち
・ガラシャ・宮本武蔵・立花宗茂・甲斐姫)

★置鮎龍太郎さん(長宗我部元親)★
★三国、戦国、OROCHI+BASARA、この4つのタイトルに全て違ったキャラで登場する現段階で唯一の声優さん が置鮎龍太郎さんです。
司馬師(三国)、遠呂智(OROCHI)、豊臣秀吉(BASARA)、そして「戦国無双」の長宗我部元親です。
元親はあまりにもキャラが濃いので最初からいたと勘違いしていましたが、「戦国無双2 猛将伝」が初登場でしたね、 びっくりしました。

何というか、凄絶にかっこいいのに凄絶に変、それが無双の長宗我部元親。
何故ロック系のミュージシャンルックで、何故三味線で、何故水芸。
戦国時代に凄絶に浮きまくる「鳥無き島の蝙蝠」、それが無双の長宗我部元親。

「無双とBASARA両方遊んでる人に比べるなと言う方が無理な話で、予想外の大ブレイクを見せた石野竜三さんの 元親に負けない魅力はきついかな?と思っていたらこれがなかなか。
見た目は張コウ並の?麗しさだけど、骨太な色気がこれまでにない雰囲気を醸し出す。
全身鱗に包まれてるよりずっといい(笑)。

ただ三味線で、「デビル・メイ・クライ3」ダンテのネヴァンを髣髴とさせるあたりはいいんだけど、走ってるとことか攻撃 スタイルがいまいちかっこ良くない。
馬で入れる蹴りもあまりかっこよくない、箱に届かないし(〇足疑惑?)。
三味線でぼこぼこ叩くより、三味線に刃を仕込んで切り裂くとか、もう少し見栄えも気にして欲しかった。
無双では個性強調のためかキャラ固有の口癖?が多くて(義とか詮無きとか)、くどく感じることが多いのだけど元親 の口癖は「凄絶に」。
三味線抱えた凄絶男、それが無双元親、なにげに無双司馬懿を思い出すことあり。

石田三成の陰険漫才、今回のお相手は元親。
豊臣軍の軍艦沈めておいて、「鉄が水に沈む。それが貴様の好きな理だろう」とか。
もっともっと言ってやって!
猛将伝で三成はボケ担当か(笑)。」

と猛将伝感想に書いてますが、あまり付け足すことはないですね。
あえて言うなら、この人何となくシナリオも変。
BASARAと違って毛利元就との関わりもあまりない。
まあ元就自体3まで出て来なかったので仕方がないとはいえ、代わりに光秀、ガラシャ親子と凄絶に絡みます、変な シナリオです。

この「かっこいいけどどこか変」なキャラクターにぴったりな声優さんが置鮎さんなのでしょうか。
傲慢司馬師は肉まんに愛を注ぎ、人外最強遠呂智は何度も何度も起こされて、三味線元親は最近蹴鞠にも目覚め 、BASARA秀吉は気の弱かった大男がとんでも展開に暴走します。
置鮎さんの名前はかなり前から知ってましたが、作品を見た記憶はなくて(いくつか見てますが、役の記憶もない・・・)、私にとってはこの4タイトルが全てです。
ミスター・無双は称号は残念ながら無双4役の石川英郎さんに取られてしまいましたが、これからもキャラの濃さと不思 議な笑いで無双ワールドをにぎわして欲しい物です。
★大塚明夫さん(本田忠勝)★
★「家康に過ぎたるもの」と称えられる戦国最強本田忠勝。
そのまま史実になぞらえてもいいような質実剛健、豪放磊落な武将です。
ただ三国最強呂布に比べて、あまりに常識派でその凄さがあまり伝わってこない気もします。
キャラとしても強いんでしょうが、初期レベルで修羅に挑むような遊び方をしないので、強さがよくわかりません。
(簡単モードでコツコツやって、最高レベルにしてから難易度あげてくタイプなので)
ほとんどネタキャラと化してる呂布のはじけっぷりと炎の赤兎馬のイメージが強すぎです。
それでも「無双OROCHI」で初めての競演を果たした時は、ドキドキワクワクしたものです。

そんな忠勝を演じているのは大御所大塚明夫さん。
「ブラックジャック」や「犬夜叉」の犬夜叉の父など演じている声優さんですが、それ以前に「名探偵ポワロ」で時々 吹き替えで見てたように思います。
あと「メタルギアソリッド」シリーズの主役スネークも演じているとか。

「戦国無双」に北条氏康が登場した時、スネークに似てると評判になって、公式サイトをのぞきに行ったら、確かに似 てました。
で、ゲームをやってみたかったのですが、私には向かないタイプのゲームだと甥っ子にさとされ、挫折(笑)。
確かに無双やBASARAのようにごり押しが通じるゲームじゃなくて、いかにして見つからずに潜入するか?みたいな ゲームは苦手です。
映画にならないかなあ。
大塚さんのスネーク、見てみたいです。
★大本眞基子さん(稲姫)★
★猛将本田忠勝の娘にして真田信之の妻、真田幸村の義姉と戦国時 代 に名を残す女性。
その男勝りの気質と、政略結婚の間柄でありながら信之との間に見られる細やかな交流は、初めて「真田太 平記」を読んだ時から印象的でした。
でも「戦国無双」は遊ばなかった私は、2のOPで島左近と2人の世界(笑)を作っていたので、「へえ島左近の奥さん も出るんだ、なんてマニアックな」と思ったことを覚えています。
猛将の娘で弓使いの設定から、「無双OROCHI」シリーズではやはり猛将の娘星彩や、弓腰姫孫尚香との関わりが 多かったですね。

万事個性の強い無双女性キャラの中では比較的オーソドックスな気性のため、逆に言うと目立たない存在。
そのせいか3では、くのいちや甲斐姫と無理矢理からませた感が強かったですが、OROCHIに比べるとかなり無理 があったように思いました。
しかも夫信之が一般武将、いわゆるモブであったために、なんだか幸村と夫婦になったように錯覚することもしばしば。
そろそろ武田の一員という設定を離れて、真田家を作り、信之か昌幸を無双武将にして欲しいなあ。
まあ真田好きのひいきですかね(笑)。

6黄忠や6夏侯淵、5月英にBASARAの蘭丸や鶴姫と、弓使いは大好きです。
遠距離攻撃が使いやすくて好きなへっぽこなので、稲姫も爽快感抜群でした。
演じているのは大本眞基子さん。
先日甥っ子が「毛糸のカービィ」で遊んでるのを見てて、可愛い声だなあと思ってなにげなく説明書見たら、カービィ大 本さんでした、これには驚きました。

甥っ子曰くピカチュウと同じで、カービィも全世界共通なのだそうです。
あと大本さんの「妖艶」の声も好きだったなあ。
もしかしたら稲姫の声より好きかも。
アニメ「犬夜叉完結編」でも骨抜き妖怪の娘幽骨で登場、他にも出演作品の多い声優さんです。
★河内孝博さん(今川義元)★
★私は「戦国無双」シリーズは2からなので今川義元は知りませんでした。
ただ双六に顔が出てて、それ見る限りは興味ないというか、まあそんな感じ。
ところが2猛将伝で登場した義元のあまりの愛らしさにもう夢中です(笑)。
憧れキャラは北条氏康や島左近だけど、郷里版武田信玄と義元の愛らしさは持ち帰って部屋に飾っておきたいほど。
(大友版信玄も好きですが、あの貫禄は愛らしいという感じではないですね。)

「蹴鞠の力で世界を統べる!」
そんな義元の決意が伊達政宗や立花宗茂も巻き込んで、爆笑もののシナリオを繰り広げていきます。
その愛らしさに骨抜きにされたギン千代(気持ちわかる〜)、逆に嫌がる石田三成、お兄様呼ばわりの信玄、罵倒三昧 の氏康など他武将との会話も楽しかったし、圧巻はEDの左近ら無表情の武将勢揃いの蹴鞠大会。
いや〜蘇ってくれてありがとうですよ、今川義元。

ところが演じる河内さんは「三國無双」シリーズの孫策とホウ統も担当なんですよね!
気怠いホウ統はともかく、やんちゃな孫策にはびっくりしました。
って言うより義元にびっくりしました。
一度くらい間違って「大喬、一緒に戦場に行く、の」なんて可愛い台詞を間違えて入れてくれないかしら?

3つの役を演じ分けるのも凄いですが、それを何年も期間をあけて演じ続ける力が素晴らしいと思います。
「三國無双」なんて今年で10年でしたっけ?
1から最新作まで出っぱなしの武将の声優さん、どうやって声質をキープしてるんでしょうね。
そういうインタビューを読んでみたいものです。
★石川英郎さん(豊臣秀吉・毛利元就)★
★戦国無双の豊臣秀吉、毛利元就、三國無双の周泰、賈詡と、ダブル 無双でモブとエディット以外の1人4役は石川さんだけじゃないですか?
でも頼りなげな声が(周泰除く)、キング・オブ・無双と言うにはちょっと・・・って雰囲気ですね。
まさに豊臣秀吉の理想像です、理想過ぎるかも。
しかも下がり眉の人の良さそうな顔が、いかにも秀吉元就でいい感じです。

寡黙な周泰だけの頃は「かっこいいなあ」くらいしか思ってませんでしたが、秀吉が出て来 て「えっ?えっ?」。
落差が凄すぎです。
でも元就と秀吉はほとんど双子(笑)。
ストーリーが良かったですねえ、元就は。
阿国シナリオでの元就もほんとに良かった。

同じ戦国だけに、BASARAと比べるなと言うのが無理な話で、ダークヒーロー的なBASARA元就とは究極の立ち 位置にいるのほほんキャラ。
私は見たことありませんが、「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーがモデルと言われてるようですね、声優さんは違い ますが。
一方「真・三國無双6」の新キャラ賈詡はまさにパイレーツ・オブ・チャイナな人。
変な人、としか言いようのないおもしろキャラ。
曹操を殺そうとするも、曹操自身がその才を評価して臣下に加えたのもわかるような気がします。

演じる石川さんはアニメやゲームなど登場作品はとっても多い声優さん。
「地獄少女」の丹下英人や「DEATH NOTE」のレイ・ペンバーなど見てるはずなんですが、ごめんなさい全然覚え てません。
おもしろいのが「三国&戦国」系のゲームの出演が多くて、徳川家康、直江兼続、斉藤道三、趙雲、孫策も演じてる こと。
聞き比べてみたいです。
★進藤尚美さん(立花ギン千代・森蘭丸)
★立花ギン千代が登場が決まった時、声が大好きな進藤尚美さんです ごい期待してました。
でも男勝りが過ぎてあまりにギスギスしていて、なら女性にする必要なかったじゃないと随分がっかりしました。
特に進藤さんは媚びない女性らしさの中のしなやかな強さを演じたら、とても上手な声優さんなのにもったいないなあと。
でもそのうちに、たとえば左近に口説かれて?赤くなる(感じの)ところ、助けてもらって怖かったと本音を漏らすところ 、そして何より義元のつぶらな瞳にときめきまくるところを見て、あれ?なんかおかしいぞって(笑)。

それが3になって、宗茂という夫が出て来てみれば、その可愛さに度肝を抜かれてしまいました。
最初は名ばかり夫婦で、同志的な絆はあっても恋愛はそれほどないだろうと思わせておいて、あのエンディング!
(宗茂が出ていく方じゃなくね?)
このギン千代の設定の変化は段階的に狙って作っていったようには見えないんですよね。
他キャラに比べて、行き当たりばったりっていうか、自然発生的に変化がついてったって気がします。
公式設定資料集の進藤さんの「あくまでギン千代はギン千代のまんまなのですが、私のなかでは圧倒的な変化がありま した。」のコメントが印象的。
この後もどんどん不器用な可愛らしさが出てくるのか、宗茂との関係もどう深まっていくのか、今後が本当に楽しみ です。

使用キャラとしては属性つけなくても雷まとっているのでかっこいいし使いやすい。
しかもスピードが速く、全方位もあり、となれば使いにくいわけがない。
OROCHIでも第1ステージから使えるようになりましたが、なんせ蜀には趙雲がいたのでほとんど出番なし。
特に誾千代をプレイキャラの1人に選ぶと、島津や星彩が敗走しやすくなるので、使い始めたのはずっと後になってか らでした。

そんなギン千代を演じているのは前述進藤尚美さん。
大好きな声優さんと書きましたが、実は「十二国記」の李斎しか知りません(笑)。
でもその李斎が、それこそ大人の落ち着きと女性の柔らかさと鋼鉄の強さを兼ね備えた女将軍でまたかっこいいん です。
それでいて追いつめられた時の危うさやもろさも持っている、憧れますねえ・・・。

そうそう進藤さんは森蘭丸も担当してますが、蘭丸はあまりにイメージ通りでむしろ目立たない感じ。
三国5エンパでは、戦国組もエディットでたくさん作りましたが、蘭丸だけは女性武将で作りました。
声は冷静でまんま蘭丸になりました。
★黒田崇矢さん(服部半蔵)★
★無双やBASARAは、キャラの顔見ただけで声優さんの名前浮かんでくるんですが、半蔵だけがなかなか覚えられ ませんでした。
声優さんが演じてるキャラじゃなくて、まんま「服部半蔵」だったからです。
声優さんを意識させないほどのキャラと声の一体化って凄いなあ・・・。
忍者系でも無双半蔵とBASARA風魔が双璧、時には理不尽な命令を下されても黙々とこなしていく、そんな悲哀も 時折感じさせるところが良いです。

ただ風魔の場合は何を考えてるかわからない部分がありましたが、半蔵は家康と気持ちの上でもしっかり絆があ るように感じて、嬉しいような物足りないような微妙な気持ちになりました。
人情ある忍びもいいけど、ビジネスライクに淡々と任務をこなす半蔵も見てみたいです。
3ではねねとの掛け合いが楽しかったというか何というか爆笑ものでしたね。

秀吉はどこ行った?な壊れっぷり(ねねが)でしたが、秀吉とねねの関係がしっかりしている安心感があるので、半 蔵との漫才も気軽に楽しめました。
くのいちほどじゃないけど動きが速すぎてコントロールするのが難しいキャラでしたが、3では激変、物凄くかっこい い&使いやすい武将に変貌。
OROCHIの第4衣装だったかな?素顔っぽいのと白装束が新鮮ですごく好き。
あの後ろ髪も好きです。

そんな半蔵を演じているのは黒田崇矢さん。
気づかなかったけど「BLOOD+」のロジャースがそうだったんだ、イメージ全然違いますね。
俳優さんとしても活躍中のようで、本田忠勝、武田勝頼なども演じているそう、見てみたいです。

余談ですが、四谷の西念寺には半蔵のお墓と槍があります。
西念寺は織田信長によって切腹させられた徳川家康の長子信康の冥福を祈るため、家康の命により、服部半蔵(正 成)が開山したもの。
半蔵が家康から拝受下槍は先端30cm、矢尻150cmを戦災で損壊したが、それでも全長258cm、重量約7.5 kg、昭和63年に新宿区文化財の認定を受けているそうです。

半蔵の槍」と 「槍の先 端」と「半蔵のお墓」の写真です。
皇居の半蔵門も半蔵ゆかりの場所として有名ですね。
無双以前から知名度の高い武将の一人ではないでしょうか。
★永島由子さん(くのいち)★
★「戦国無双」は遊んでなかったので、くのいちは「無双OROCHI」が初めて。
この子が噂のくのいちかあ、って興味津々でプレイ開始。
でも「無双OROCHI」自体が史実無視のお祭りゲームだったのでキャラ的にはそんなに気になりませんでした。
それよりも別の意味で大変だったのが、くのいちが「使えない」こと!
私の言うこと、全然聞いてくれないんです(涙)。

通常攻撃は1,2まで。
チャージに持ってこうとすると、あの「ヨーイ、ドン」みたいな体勢からダーッと走って最後の人をおちょくってるみた いなあのポーズに入ってしまう。
ちょうどOROCHIで天舞と神速つけまくった時みたいに、コントローラーが速過ぎて指が追いつかない?そんな感 じです。
結局通常1,2とチャージ1の繰り返ししかできなかったです。
特にあのシェーみたいな最後のポーズ、「この子絶対馬鹿にしてる、あたしのことおちょくってる!」って煮えくり返る のなんの。
しかも必殺技が「透明化」であって、無敵にはなるけど攻撃はできないでしょ?もう悲惨でした。
「戦国無双3」でも同じで、少しずつ慣れてきて、難易度低いうちはなんとかこなせるようになりましたが、「難しい 」や「激難」になるとあせってぐちゃぐちゃ。

ほんとくのいちには泣かされました。
幸い「無双OROCHI」は3人一組なので、無双ゲージがたまるまで控えにしておいて、無双乱舞だけでしのいだし 、無双3では武器をパワータイプにすることでなんとかなったけど。
他の人のプレイ日記見てもくのいちはむしろ使いやすいって書かれてるので、私だけなのかなあ、苦手意識が取れ ません。

ただ「戦国無双3」に入ると、喋り方や甲斐姫との掛け合いはやはり浮いてる気はしました。
幸村への一途な想いとか、忍としてのプロ意識は可愛いなあと思ったし好きだったけど。
まああのキャラ設定がくのいちの魅力だと思うので、あとは相性なんでしょうね。
そんなくのいちを演じているのは永島由子さん。
「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」などのアニメ作品の他、「Lの世界」など吹き替えやナレーションの仕事 も多い声優さんだそうです。
★鹿野潤さん(ガラシャ)★
★これがほんとの箱入り娘。
木箱に入ってあちこち旅に出るというとんでも展開を「戦国無双3Empires」だけでなく、「無双OROCHI2」でも見 せてくれました。
ガラシャに振り回される父光秀や蘭丸、司馬懿や政宗が最高に笑えます。
でも一番笑えるのは張角かな?
モブを脱却して欲しくない夫の忠興もかなりいいです。

あと武器やアイテムの質がアップするというスキルを持っているので、よく連れ歩いています。
でもあまり出番なしなので育ってません。
無双がフルな時でないと危なくて出せない。
出て来て無双、すかさず引っ込む(笑)なので育つヒマなしです。

無双キャラにしてはクセのないところが好き、でも決して没個性ではない存在感があります。
ただこの娘、さっきも書いたけど圧倒的に使いづらくて泣かされました。
馬上チャージは強いけど、不落ってあったっけ?忘れましたが、とにかく馬から落とされてチャージが続かない。
地上で戦ってもとにかく弱いので、チャージ1だけでごり押ししていた記憶が・・・。

そんなガラシャを演じているのは鹿野潤さん。
何と言っても無双が縁で、司馬懿の滝下毅さんと結婚!がビックニュースでしたね。
OROCHIのシナリオはこのために司馬懿と絡んでいるんじゃないかな?なんてにやにやしながら遊んでました。
収録時照れたりしてたのかな?お二人ともプロだから関係ないかな?

おもしろいキャラなんだけど、選択時が辞世の句って言うのはドキッとしますね。
ガラシャに限りませんが、それぞれの世界では悲惨な最期を遂げる武将も多いので、このままOROCHIの世界 でみんな仲良く生きてって欲しいなあと思います。
まあOROCHIの世界でも戦ってる曹操や信長みたいな武将もいましたが、基本的には最強の敵に向かってみん なで力を合わせる展開なので・・・。
★金子英彦さん(宮本武蔵)★
★「宮本武蔵」と聞いてイメージする通りの戦国無双版宮本武蔵。
それだけに印象が薄いというとっても可哀そうなキャラになってしまいました。
特に相方が「あの」佐々木小次郎だしねえ。

むしろOROCHIで妲己に「汗臭〜い人たちね」って言われたり、OROCHI2で「援軍は、援軍はまだかよっ!」の印象強い台詞で目立ってました。
個人的には好きなんですけどねえ。
ただこの武蔵、強いらしいんですが使いこなせない。
くのいちと同じで攻撃速度が速いのかな?よくわかりませんがうまくチャージにつながらず、かといって通常攻撃もうまくいかず、攻撃が止まったりチャージが暴発、みたいなことになりがち。

よってうちの武蔵は控えで育て、無双がたまったらその時だけ出てくるというこれまた可哀そうな扱いです。
妲己並みにひどいですね、私(涙)。
ただOROCHIでの出番が早いので、過去のリストラの屈辱は解消されたようですね。

強いけれど素朴で誠実で不器用な武蔵を演じているのは金子英彦さん。
私が知ってるのは「Blood+」のお医者さんだけですが、「ウルトラマン」やゲームのテイルズシリーズにも出演されてます。
誕生日は子安武人さんと同じ5月5日のこどもの日、可愛いです(笑)。
★東地宏樹さん(立花宗茂)★
★あの立花ギン千代の夫が登場とのことだったので、ギン千代に敷かれている気弱なキャラを想像してたら、あんなかっこいい人だったとは!
ギン千代の可愛らしさを十分に引き出してくれるいい夫婦になりましたね、ギン千代も嬉しそう。
ギン千代をうまく立てながら、実は宗茂の手のひらで踊ってるというような、お釈迦様と孫悟空状態な夫婦です。
私としてはあの無双奥義が使いづらくて、使用キャラとして苦手なんですが、眼福なのでそれで良し。
好みは別として、無双界で一番のイケメンでは?と思いました。

さらに宗茂で気になるのが声。
湿気があるというか潤いがあるというか、あまり今まで聞いたことのない感じ。
他の声優さんでもこんな感想持ったことはないです。
この声はかなり心地よいです。
東地(とうち)宏樹さんの声は他に「アバター」や「スーパーナチュラル」で聞いてますが、そんな風には思わなかったな。
宗茂限定のこの鼻にかかった甘い声は、独特のものがありますね。

「レッドクリフ」の金城武、ウィル・スミスなどの吹き替えも結構見てますが、割と普通なので全然気づきませんでした。
宗茂に関しては特に意識してるのでしょうか?気になります。
Wikipediaによると、2012年、ファミ通アワード男性キャラクターボイス賞を受賞したそうですおめでとうございます。
★鈴木真仁さん(甲斐姫)★
★見た目が派手なのも、ドスが効いてるのも、ヤクザの大親分みたいな北条氏康に孫のように(娘のようにじゃないと思う、笑)可愛がられてたら無理もないと思いましたが、くのいちと組んでの恋姫無双は他のゲームでやって欲しいなあと思ってました。
氏康との主従の絆、風魔小太郎やくのいちとの同志の絆はすごく良かった。
ところが3エンパでは一転!
クマに乗るわ(ほんとの熊姫)、伊達政宗と「カリオストロの城」を彷彿させるストーリーを演じるわで大爆笑。

さらにOROCHIでは事実上の主役!
エンディングやイベントムービーの出番の多さといい、コーエーさんは甲斐姫を一体どうしたいのか理解に苦しむところ。
ちょっと押しの強い所は苦手ですが(あだ名呼びとか)、基本はいい子なのでもうちょっとうまく使ってほしい。

そんな甲斐姫を演じているのは鈴木真仁(まさみ)さん。
私にとっては「ゴーストハント」の松崎綾子ですね、これしかない!
綾子が好き過ぎて「蟲師(イサナ)」とか見てるのに全然思い出せないという・・・。

「犬夜叉」の蛇骨やBASARAの竹中半兵衛みたいな、というより鞭でビシバシみたいな(笑)剣の使い手ですが、前の水柱が地面から吹き出すのの方が楽しかった。
OROCHIではなんだっけ?ちょっと忘れましたが。
そういえば「真・三國無双7」が発表されましたが、戦国は新作でないのかな?「戦国無双4」。
あまり評判のよくなかった3エンパもそこそこ楽しめた私としては、戦国も新作出て欲しいです。
★さん()★

「戦国&三国志」に戻る
ホームへもどる