第17話 銀杏


          銀杏


          舞う舞う舞う舞う 風が舞う
          舞う舞う舞う舞う 銀杏が舞う

          うずまく風と 銀杏の葉っぱが
          黄金色の 嵐となって

          私の体を 包み込む
          体の中を 吹き抜ける

          私の心 風となって 舞い上がれ

          私の想い 風に乗って
                愛しいあのひとのところへ飛んでいけ



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