犬夜叉考察 1
一陣の風
小学生の頃、私の夢は小説家になることでした。
本を読むのが大好きだったし文章を書くのも好きでした。

大人になってその夢も忘れかけていましたがこんな形で夢を実現することができて、嬉しさでいっぱいです。

「一陣の風」では毎回テーマを決めてそのテーマに沿って私の想いを綴っていきたいと思っています。
 (2002年10月19日の日記) 
犬夜叉
私がホームページを作ろうと思ったのは、「犬夜叉」と出会 ったから。
子供の頃はともかく最近はほとんど漫画もアニメも縁のない生活をしてきたが、たまたまアニメ「犬夜叉」の第1話を見て、一気に引き込まれてしまった。
なにしろ戦国時代である、魑魅魍魎である、おまけになにやら不可思議なタイムスリップの予感まである。
私の大好きな要素がぎっしり詰まっているではないか。
しかも犬夜叉には犬耳がある。

犬妖怪(この時は、まだ半妖という言葉を知らなかった)だから当然だといえば当然だが、この犬耳がなんとも可愛い。
毎週ビデオに録画して欠かさず観るようになった。
それでも最初の頃はまあ観れば満足といった程度だったが、原作を揃えて一気に読み上げてからは「犬夜叉」にとりつかれてしまった。

情報を求めてあちこちのホームページを渡り歩くうちに、自分でファンサイトを作ってみたくなったのだ。
それにしても難しい。
書きたいことはたくさんあるのに気持ちに手が追いついてくれない。
前途多難試行錯誤五里霧中無我夢中・・・。
そんな言葉ばかりが頭の中を駆けめぐる。
でもがんばってみようと思う。
 (2002年10月21日の日記) 
アドレス公開 〜ご挨拶
こんにちは、えむです。
私のサイトに遊びに来てくださってありがとうございます。

未完成のまま何度も日記消したり、HPそのものを消したり、試行錯誤の毎日です。
でも「作ってから少しずつ修正していけば良い。」というアドバイスをいただいて、思い切ってアドレス公開に踏み切りました。

こんなコメントも本当はトップページに書くべきことなんですが、変更の仕方がわからないのでここに書かせていただいてます。

日記帳も犬夜叉日記と、一般の話題と二つ作りたいのですが、とりあえずタイトルを色分けしてみました。
犬夜叉日記は赤、その他の話題は青です。

皆様から感想や意見、アドバイスなどいただけたら、と思っています。
よろしくお願いします。
 (2002年10月23日の日記) 
巫法札合戦 〜犬夜叉
きのうアドレスを公開し、何人かの方が遊びに来てくれました。
嬉しいものですね、やっぱり。
ほんとうにありがとうございます。
ところでメールでいくつかご意見、感想をいただきましたので、紹介したいと思います。

1 「文章が固い。」

   すっ、すみません・・・。
   まじめに書くと、つい・・・。
   慣れてくればもう少し読みやすくなるかと(自分では)思ってますが。

2 「池波正太郎と犬夜叉を一緒にするのはちょっと。」

    なるべく早くもう1冊日記帳を作ります。

3 「一陣の風というタイトルの由来は?」

これについては説明を少し(今日のテーマです)。

ひとことで言えば「犬夜叉巫法札合戦」の中から取りました。
巫法札合戦とは犬夜叉のカードゲームのことです。
私もカードゲームなんて子供の遊び、とずっと思ってきましたが、犬夜叉グッズを集めるようになって変わりました。
たまたまグッズのひとつとしてカードも集め始めたのが、とりあえずは全部揃えたいと思い、気付いてみれば1万5千枚を越えてやっと完成。

カードを眺めているとなんかおもしろそう、試しにデッキを作ってみたら、これが難しい、でもおもしろい。
他の人と対戦はしませんが、掲示板などを使って質問などするうちに友達も増え、やみつきになってしまいました。

ここで遊び方について簡単に説明します。

1 まず好きな「御供」を4枚選びます。
御供とは、自分の仲間、実際に戦ってくれるパートナーですね。
犬夜叉を中心に選んでみました。

2 戦うためには「戦法」カードが必要です。
犬夜叉だけに「散魂鉄爪」といった犬夜叉専門の戦法が欲しいですね。
  あと誰でも使える通常戦法を適宜。

3 ダメージ回復、攻撃追加などの「呪法」も何枚か選びます。

4 武器、防具の「備」を選びます。
犬夜叉なら「鉄砕牙」を持たせたら、戦法「風邪の傷」が使えるようになります。

5 「護符」を選びます。攻撃を無効化したり相手にダメージを与えたり、そんなカードです。

6 御供以外をよく混ぜて、表が見えないように下向きに重ねおきます、これが山札です。
 30枚以上が基本です。

7 こうしてお互いが1枚ずつカードを引きながら攻撃したり防御したりしていきます。

御供は攻撃を受けて一定のダメージ量になったらリタイア。
 自分の御供が1人もいなくなったら負け、そんなゲームです。

「一陣の風」は「呪法」カードの中の1枚です。
と言っても、カード自体がどうこう言うのではなくて、実は私、「鋼牙」というキャラが大好きなんです。
鋼牙についてはいずれ書きたいと思ってますが、このカードのイラストが鋼牙なんですね。
鋼牙は超速(光速を越える速さ)の狼妖怪ですから、本気で走るとつむじ風が巻き起こる、それが一陣の風。
いかにも鋼牙らしいし、私自身も風、水、光、そんな自然に関する言葉が大好きなこともあって、迷わず決めました。

試しに「一陣の風」で検索してみたら、13,900件もあるんですね、びっくりしました。
ただしHPのタイトル名ではなく、文章の中に「一陣の風」という言葉が出て来るものがほとんどでしたが。
「えむ」もつけて検索してみたら50件ほど。
「○○がほほえむと、一陣の風が巻き起こり、」そんな感じです。
なんか笑っちゃいました。

でもやっと作ったHP「一陣の風」です。
大切に育てていきたいと思ってます。
 (2002年10月23日の日記) 
役小角 〜犬夜叉
「犬夜叉」を読んでいると、日本の歴史、伝説、物語からキャラがイメージを作られたり、事件が起こったりしていることが多く、その源となる話を探すのがまた楽しい。

たとえば「式神」といえば「陰陽師安倍晴明」があまりにも有名だし、「鬼女裏陶」は「奪衣婆」と「死神」の合体や「平家物語」の渡辺綱を髣髴とさせる。
最近では「鬼の首城」の話が気になっている。
鬼の首を切り取り、城に埋めた話、どこかで聞いたことあるような気がする、とずっと思っていたら、つい先日ヒストリーチャンネル「もののけの住む国」でその話を取り上げていた(ような気がする)。

その時は見ることができなかったため、大慌てでビデオをセットしたが、録画に失敗してしまった。
近いうちに再放送することを願っているのだが、11月の放送プログラムにはなかった。

ところで「役小角」である。
これは実は原作ではなく、犬夜叉のプレステゲームに出て来る言葉だから、高橋先生が選んだわけではないだろうが、恥ずかしながら、ゲーム攻略本を買うまでは「やくこかく」と読んでいた。
登場キャラの弥勒がレベルアップしていくごとに入手できる武器「錫杖」も変わっていく。
その錫杖の名前が「七生の錫杖」だったり、「空海の錫杖」だったりする。
弥勒が入手できる最強の錫杖が「役小角の錫杖」だった。
読み方もわからず、意味もわからず、ずっと気になっていたが、こういう時、すぐインターネットで調べるのは実は好きではない。
こういった疑問はあまりにもあっさりわかってしまってはつまらない。
ところが思いがけないことから「役小角」の正体がわかった。

私がカードゲームを通して知り合ったメール友達の一人に、以前ゲーム製作に関わっていたという人がいる。
その人が携わったゲームの1つが「女神転生」シリーズのうちの1作品と聞いたので、さっそくインターネットで検索してみた(こんな時はネットも抵抗ない)。
なんとその中に役小角が登場していたのである、これにはびっくりした。

それによると「源平盛衰記 」などに出て来る名前らしい。
「源平盛衰記 」は読んだことがないので図書館に行っていろいろ調べてみた。

役小角と書いて「えんのおづぬ」と読む、実在の人物らしい。
修験道、密教の祖とも言われ、鬼神(式神)に身の回りの世話をさせていたと伝えられている。

飛鳥・元興寺(がんごうじ 今の飛鳥寺)の慧観(えかん)は、山の怪異を避けるための呪文として、密教の呪術の一つである「孔雀の呪法」を伝授した。
なにか安倍晴明や昔見た「孔雀王」の映画を思い出した。

このように読み進めていくと晴明が善のイメージなのに対し、なにやら悪、というより「陰」のイメージが感じられるのは私の気のせいか。

後に謀反の疑いをかけられ、伊豆に流されるが、やがて疑いも晴れて故郷に帰り、「仙人になる。」と言い残して母と共に天に昇ったとされる。

ざっと調べただけでもなにやら魅力的な人物のようである。
なぜに彼が「女神転生」に登場するのか、ゲームを知らないのでなんとも言えないが、何となく怪しげな雰囲気が気に入られたのか、いずれ調べてみたいと思う。

プレステゲームの「役小角」からここまで広がっていく。
だから「犬夜叉」はやめられない。
 (2002年10月25日の日記) 
七人隊 〜犬夜叉
以前働いていた職場の旅行で山口県下関市に行ったことがある。
研修といっても買い物、温泉、ドンチャン騒ぎが目的だったから気の重い旅行ではあった。

下関といえば壇ノ浦、赤間神宮、耳なし芳一である。
寿永4年3月24日、壇ノ浦で平家対源氏の最後の決戦が行われ、敗れた平家は滅亡した。
その時まだ8歳だった安徳天皇は祖母二位の尼に抱かれ、入水自殺をとげる。
その安徳天皇を祀ったのが赤間神宮である。

ひそかに楽しみにしていたがタクシーの中で説明を聞かされ、それぞれの場所で慌しく写真を撮り、5分もいただろうか。
無駄金使いもいいところだった、今思い返しても腹が立つ。

ところで「七人隊」である。
テレビではまだ放映されていないが、ファンの間では主人公犬夜叉クラスの人気キャラで「どの城主の家来にもならず、戦を渡り歩いて仕事を引き受ける」という、いわゆるプロの戦士集団、傭兵である。
七人で兵隊百人分も働くと言われるほど強かったが、「根っから人殺しが好きな外道の集団」で、その強さに恐れをなした大名達により全員首を打たれ、葬られた。
そして祟りを恐れた土地の者達が七人の魂を鎮めようとして建てたのが「七人塚」。

ここで私のうろ覚えの記憶が蘇ってきた。
下関、平家物語、赤間神宮、耳なし芳一、七盛塚。
壇ノ浦の合戦で死んだ平家の武将の墓が14基。
そのうち6基、岩を削ぎ落としたような小さな粗末な墓碑に、平知盛、平教盛らの名前が彫り付けられている。
ただし7基めの平清盛の墓碑だけは彦島にあり、これを含めて七盛塚と呼ぶのではないかと思われるが、なぜ清盛塚だけが彦島にあるのかは謎だと言う。

小泉八雲が「耳なし芳一」の舞台としたのもここ、七盛塚なのだ。
もちろん高橋先生が七盛塚をヒントに七人隊を考え出した、などと胸を張るつもりはないが、「もしかしたら」と考えることはなかなか楽しい。
この七人隊、究極の悪役「奈落」の手によって、亡霊となって蘇る。
とにかく月曜7時にアニメ化できるかと心配になるほど、冷酷で残虐で非道で残忍で、ああもう言葉がない・・・。
こんな男達なのだが、不思議に愛らしく、可愛く、個性的でいとおしい。
これはもう漫画という虚構の世界だからこそ許される感覚であり、高橋先生の凄味だろう。

「蛇骨命!」「蛮骨は私のもの!」「私の睡骨を殺さないで!」
さまざまな犬夜叉系サイトを渡り歩いて度肝を抜かれたコメントであるが、なに私だってひとつ間違えば同じ台詞を絶叫していたかもしれない。
それほど魅力的な男達である。
 (2002年10月28日の日記) 
10月の終わりに
今日は10月最後の日ということで、今月を振り返ってみることにしました。
と言ってもまだ10日くらいしかたっていないのですが(笑)。

とにかく毎日日記を書くのがやっとでHPの体裁を整えることにまでなかなか手が回りません。
本当は10月中にTOPを何とかしたかったんですが。
内容の方はどうだったか、自分では判断できませんが、ずっと心にしまっておいたことを書き綴っている分、まだ勢いはあるかな・・・と。
これがネタ切れになったらどうなるか。
プロの作家ではないので書けなくなったら書かなければいい、でも書きたい。
自然、周りを見る目、本を読む目、人を見る目が変わってきます。

「いつでもどこでもネタ探し!(笑)」と某漫画家さんが書いていらっしゃいましたがたしかにそんな感覚です。

カウンターが動いていないので何人の方が訪れてくださっているのか、それ以前にどなたか訪れてくださっているのか全然わかりませんが、私は何のために書いているのか考えてみると、誰のためではない、自分のために書いているんですね。

もちろん1人でも多くの人に読んで欲しい気持ちはあります。
でも書くことによって自分の気持ちも満たされていく、そんな感じです。
大変ですけどね。
こんなに頭使ったの久しぶりです。
でも「犬夜叉」がらみでいろいろ調べたこと、楽しかったです。
こんな勉強をずっとしていたら成績もっと良かったかも。
私の学生時代は、バイトと趣味のためにありましたから。
勉強は二の次三の次。

さて11月は「犬夜叉」についてもう少し絞り込んでみたいと思います。
それから私の初恋?クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐、旅の思い出、食べること、などを予定しています。
 (2002年10月31日の日記) 
金田一鋼牙=松野太紀さん
松野太紀さんの声が大好きです。
始めて松野さんの声を聞いたのはアニメ「金田一少年の事件簿」で、その頃はキャラの声が誰かなんてことには全然興味がなくて、ただ「素敵な声だなあ」と思って見てました。
映画を観る時でも俳優の声で選ぶってことがけっこう多いです。
最初に「声」を意識したのは「フットルース」のケビン・ベーコンだったと思います。
器械体操みたいなダンスシーンも良かったですが、ケビン・ベーコンの声聞きたさに10回以上通いました。
同じ俳優でも早口になると声のトーンが上がってくるし、役の演じ方でも変わってくるので、一概にケビン・ベーコンが好き!とは言い切れないのですが、たとえば人気のディカプリオもブラピも声に魅力を感じません。
まあ好みの問題で私がどうこう言うことではないでしょうが。

さて、鋼牙です。
実は原作を読んだ時はいいキャラだな、くらいにしか思ってませんでした。
でもアニメで松野さんの声で、「てめえら・・・、なんで俺の手下(狼)を殺した?」の一言で、ズッキューンと!(笑)

キューピットの矢に胸を射抜かれるってこんなことなのね?と一人納得。
金田一君と鋼牙では年齢的にそんなに差はないと思うんですが、演じる松野さんの声の成熟によって、ずっと魅力的なキャラに変貌してました。

それ以来松野さんに片想い。
声優というジャンルにも興味を持つようになりました。

たとえば杉山桂寿子さん。
アルプスの少女ハイジは好きだったし、「うる星やつら」のテンちゃんも知っていましたが、この2人が同一人物だと知った時の驚き、わかる人にはわかるんじゃないでしょうか。
それまではハイジはハイジ、テンちゃんはテンちゃんで、誰の声?なんて考えたこともなかったですから。

でも松野さん、どんな顔してて、どんな人で、普段どんなことしていらっしゃるのか、できれば知らずにいたいと思います。
劇団出身で、ラジオのDJや舞台出演などもしていらっしゃるそうですが、たぶん見たり聞いたりすることはないと思います。
松野さんにはいつまでも金田一鋼牙でいて欲しいから。
考えてみれば松野さんに対してすごく失礼なことかも知れませんが、1人くらいこんなファンがいてもいいんじゃないかな?と思っています。
 (2002年11月1日の日記) 
アニメと原作
アニメに限らず、映画もドラマも原作を先に読んでしまうと無条件には楽しめない。
特に「犬夜叉」は原作に思い入れが深いだけに、無意識のうちにあら探ししているのではないかと自分でも思うことがある。
ファンとして一番気をつけなければならないことだろう。
これから「犬夜叉」の原作とアニメの相違を考察していきたいと思っている。
その前に「犬夜叉」のあらすじを簡単に書いておく。

時は戦国時代。
妖怪の妖力を高めるあやかしの玉、「四魂の玉」。
守る巫女の名は桔梗。

そして犬夜叉。
大妖怪を父に、人間を母に持つ「半妖」。
半妖ゆえに妖怪からも人間からも疎まれ、さげすまれて生きてきた。
犬夜叉は、四魂の玉の力で本物の妖怪になるために、四魂の玉を狙う。
しかし桔梗は犬夜叉の攻撃をあしらうだけで殺しはしない。
犬夜叉の孤独と優しさを理解していた桔梗も、やはり孤独な女性だった。

桔梗を慕い始めた犬夜叉は四魂の玉の力を使って人間になり、桔梗と共に生きようとする。

しかし桔梗に邪な恋心を抱く野盗鬼蜘蛛が自らの体を妖怪に喰らわせ、「妖怪」奈落として蘇る(後に奈落もまた半妖であることが判明する)。
奈落は犬夜叉と桔梗を憎しみ合わせ、殺し合わせることによって汚れた四魂の玉を得ようとする。
しかし傷ついた桔梗は、犬夜叉を永遠に目覚めぬ眠りに封印し、自らも四魂の玉と共に死んでいく。

そして現代。
隠し井戸から襲いかかってきた妖怪百足上臈により、戦国時代にタイムスリップした日暮かごめが犬夜叉を封印から解き放つ。
体内に四魂の玉を持っていたことから桔梗の生まれ変わりとされるかごめだが、彼女の放った矢で四魂の玉は砕け、四散してしまう。
犬夜叉とかごめは砕け散った四魂のかけらを集める旅に出るが、そこからこの物語は始まっていく。

四魂のかけらを狙う奈落を始めとした悪しき者たち、蘇った桔梗、旅の途中で出会い、仲間になった七宝、弥勒、珊瑚らとの関わりの中で、犬夜叉とかごめは助け合いながらかけらを集めていく。

当然のことながらアニメは原作を基本に、時々オリジナルをはさみながら進んでいく。

まずアニメの長所を書いてみたい。

1つ目はアニメによって「犬夜叉」の存在を知ったこと。
熱心な高橋留美子ファンでもなく漫画もほとんど読まなかった私だから、「犬夜叉」がアニメ化されなければ、その存在すらも知らずにいたに違いない。

2つ目は、想像の限界を超える世界を実際に見せてくれること。

最後に蛇足を承知でもうひとつだけ。
松野太紀さんの鋼牙に出会えたこと。
アニメで自分のイメージと声が合わなかったりすると見る気も失せてしまうが、犬夜叉に関してはほとんどのキャラが声優さんの声にぴったり合っていると思う。
これも好みの問題ではあるが、声優さんととキャラの関係に関してはいずれ書いてみたい。
 (2002年11月5日の日記) 
ワンダースワン犬夜叉
秋葉原でWS(ワンダースワン)「犬夜叉」を買ってきました。
予約特典も私の大好きなエピソード「休息」を思い出させるいい感じのポスターです。

今でこそ秋葉原のゲームショップに平気で入って行けるようになりましたが、昔は秋葉原は本当に苦手な街でした。
ラオックスなどの量販店ならともかく、犬夜叉のカードやグッズを売っているお店は狭いし、見るからに見るからっぽい人が多いし?、一種異様な熱気のようなものがあって、エレベーターなど空いていても乗ることができませんでした。

今は?全然平気です(笑)。
秋葉原が大好きです。
慣れてしまえば「お宝の街」。
とにかく行くたびに新しい発見があるし、この雑駁感もなぜか心地よい。
誰と行ってもお昼は「焼肉万世」。
あの牛さんマークが大好きで。
実は前に所沢に住んでいて、その時見つけた牛さんマーク。
何のお店かも知らないうちに思わず入ってしまいました。
万世とはその時からの付き合いです。

おいしい所、安い所、たくさんあると思うけれど、私は焼肉では万世が一番のお気に入りです。
そう言えば所沢に住んでた頃は、月3,4回は川越に行ってました。
何のために?お芋食べるために。
私の思い出は全部食べることとつながってます。
とにかく食べることが大好きです。
別に大食いでもグルメでもないけれど、レストランのコースでもマクドナルドでも同じくらい幸せな気分。
料理下手なので外食が好きなんでしょうか。
もちろん毎日自分で作りますけど、たまの外食は至福のひととき。

話がそれました。
WS「犬夜叉」、実は買うまでドキドキ、買ってがっかり、ってパターンが多かったんですが、やっぱり買ってしまいました。

鋼牙は出てきてくれるでしょうか。
名前を「かごめ」から私の本名に変えるだけでなんだか犬夜叉の仲間になった気分。
ゲームの感想はまた後ほど。
 (2002年11月18日の日記) 
日暮かごめの1ヶ月
かごめが戦国時代に迷い込んで「蜘蛛頭」で最初の「朔の日」を迎えた。
原作に従って、かごめの1ヶ月を追ってみたい。

1日目1996年9月〜1 1月某日かごめ15歳の誕生日
     柿の旬は9月〜12月頃。まだ雪も 降っていないので上記に推定。
    朝 骨喰いの井戸から戦国時代へ。
       犬夜叉、楓との出会い。    
    夜 犬夜叉50年の眠 りから解放される。百足上臈との戦闘に勝つ。   
    
2日目昼 犬 夜叉に話しかけるが拒否される。
    夜 楓宅に泊まる。屍舞烏偵察に来 る。 
3日目昼 屍舞烏との戦闘で四魂の玉が四散する。 
4日目昼 逆髪 の結羅に襲われ、現代に戻る。
    夜 戦国時代に戻り、結羅と戦闘。
      冥加が犬夜叉を見つける。楓宅泊。 

5日目   (冥加3日 間犬夜叉を探し続ける5〜7日。)
       「もう三日も歩きづめ じゃ。」by冥加
6日目   (かごめいったん現代に戻り、自転車を持ってく る。)
7日目夜  殺生丸登場、鉄砕牙を入手する。 

8日目  楓の 村を出る。
9日目   「村を出てからはや三日・・・。」by冥加
10日 目 昼 信長と会う。
      夜 蝦蟇との戦闘に勝つ。
 
11日 目 朝 かごめテストのために現代に戻る。
12日目    (肉づきの面蘇 る。 面事故に会う。)
13日目 朝 テスト終了。 追試決定。
         「あと三日しかない!!」byかごめ
      夜 面人を喰う。
14日目
15日目 夜 面との戦闘に勝つ。
16日目 朝 追試。 戦 国へ戻る。

17日目   
18日目   この間に七宝に出会い、雷獣 兄弟との戦闘に勝つ。
18日目   「帰ってくるの一週間ぶり。」byかごめ
19日目
20日目
21日目
22日目
23日目 昼 1週間ぶり に帰る。
      夜 真由事件。 なぜか夏?
         タタ リモッケ登場。
24日目 昼 お見舞い。
      夜 草太真由の話す る。
25日目 朝 真由に襲われる。戦国時代に戻り、冥加に話を聞く。
       夜 真由成仏する。

30日目 朝 なずなを助ける。
       夜 蜘蛛頭との戦闘。朔の夜で犬夜叉人間に戻る。

もちろん原作に出 ていない部分で時間がたっているかもしれないが、こればかりは確かめようにない。
あくまでもお遊びで考えたカレンダーであるが、5日前後の誤差であれば、あながち間違ってもいないかもしれない。

真由の件でいきなり夏に戻ってしまうが、これは半年たったと考えるよりも、この話は夏がふさわしいので、高橋先生があえて設定したのではないかと考えている。

このように考察していくと、蜘蛛頭の日が10月、11月、12月いずれかの1日になるので、かごめの誕生日は9月、10月、11月いずれかの2日から5日頃の間と推測される。
かごめが現代に戻っている時に、朔の日が来たかもしれないが、知り合って間もなく冥加、七宝と一緒になっているので、保護欲の強そうな犬夜叉が彼らを放って身を隠すことは考えられない。

だから素直に、蜘蛛頭の時点で最初の朔の日がきた、と私は考えたい。
いっそ高橋先生の誕生日、10月10日であってもおかしくないだろう。
なんだかそんな気がしてきたから、おかしなものである。
 (2002年11月18日の日記) 
和田薫先生の音楽世界
先日クリスマス用のポインセチアに水をやろうとして、誤ってそばに置いてあった電話機にぶちまけてしまった。
だいぶ年季の入っていた電話機なので、あっという間に壊れてしまった。
仕方がないので新しい電話機を買い、説明書を読んでいたら、着メロ作曲機能がついていることを発見。

さっそく「犬夜叉メインテーマを作って登録した。
まだ余裕があるので、「妖狼族 鋼牙」のテーマもうまくつないで登録してみた、電話が来るのが楽しくなった。

子供の頃、なかば強制的にピアノを習わされた。
嫌で嫌でたまらなかったから上達するわけがない。
ピアノを弾く楽しさに目覚めたのは大学生の時。
寮が校舎の3階にあり、2階はピアノ室付きのホールだったから、防音完備の部屋で毎晩のようにピアノを練習した。
ビリー・ジョエルの曲を流しながら、ひたすら音を 拾っていく。
うまく弾けるようになると、まるで私のピアノに合わせてビリー・ジョエルが歌っているように聞こえてくる。

スプリングスティーン、カーペンターズ、何でも弾いた。
基礎も何もない我流だが、おかげで聴音だけは得意になった。

今、ピアノを弾ける環境にはないが、犬夜叉の音楽を思い切り弾けたらどんなに気持ちいいだろうかと思う。

アニメの犬夜叉人気がこれほどまでに爆発したのは、和田先生のBGMの力によるところが大きいのではないだろうか。
BGMなどと書いては失礼だろう、和田先生の音楽は立派に主役の一部をになっている。

和田先生のお名前を知ったのは「金田一少年の事件簿」を 見ていた頃。
この時の和田先生の音楽は「緊迫感盛り上げ効果」のBGMに徹していて、決してでしゃばっては来なかった。
だから番組が終わればすぐに忘れてしまう。
その代わり、新聞、テレビで事件報道に触れるたび、頭の中を金田一少年の曲が駆けめぐるのだった。

ちなみに外国のニュースであれば、言わずと知れた「Xーファイル」のテーマ。
だが「犬夜叉」は違う。

敵を切り払う犬夜叉の鉄砕牙。
疾風の如く駆け抜ける鋼牙の巻き起こす風鳴りは美しい。
珊瑚の飛来骨が、神楽の扇が空気を切り裂く。
奈落が、数多の魑魅魍魎が闇で蠢く。
画面と音楽がぶつかり合って、最大限の迫力を生み出しているように思う。
私が特に好きなのは犬夜叉、鋼牙、弥勒、珊瑚、神楽のテーマで、弥勒以外は風をイメージさせる曲ばかりである。

先生によると、犬夜叉 音楽(劇伴と言うらしいが)の特徴として和楽器、アフリカやアジアの民族楽器が多用されていること、生演奏にこだわっていることが上げられるが、どんなに目先の変わった方法を取り入れても、和田先生の作った美しい旋律なくしては成立しなかっただろう。

知らない楽器が多かったので、いろいろ調べてみた。

1、能管と篠笛
   「半妖 犬夜叉」「牙の剣 鉄砕牙」「死 魂」など。

 能管は名前の通り、主として能の囃子で使われている横笛。
能の成立した室町時代に作られた。
江戸時代に歌舞伎の伴奏楽器として三味 線音楽に取り入れられ、現在は幅広く用いられている。
内部に複雑な細工を 施してあり、特殊な構造の笛で、西洋音階を出すことは困難だが、鼓や太鼓など の打楽器と調和して、独特の音色を奏でる。

篠笛は古来より伝わる横笛で、 大和時代にはすでに使われていたようである。
篠竹から作られる。
古くから お祭りのお囃子に使われており、現在では歌舞伎、長唄、浄瑠璃などの伝統芸能 の伴奏としても広く活躍しており、最もポピュラーな横笛と言える。
竹に孔を開 けただけの単純な楽器だが、調律することにより西洋音階の演奏も可能。

2、二胡
  「悲運の巫女 桔梗」など

中央アジア(現アフガニスタン 北部)が起源のバイオリンのような楽器で、6角形の胴が伝統的。
伴奏のみ でなく、1900年以降は独奏形式も確立した。

3、ブズーキとジャンベ
   「退治屋 珊瑚」など
 
 ブズーキはギリシャの民族楽器(弦楽 器)だが、ギリシャでは普通のポップスなどにも広く使われているとのこと。 
ジャンベはアフリカの太鼓の一種。

4、バンパイプ
   「時を越 えて かごめ」「運命と恋心」「かごめと犬夜叉II」など

 南アメリカに すむ先住民が用いた楽器。
何本かの縦笛を音の高さの順に束ねたもの。

あと、珍しい楽器ではないが、和太鼓、三味線、鈴、そして人の声など、効果的に 使われていて何度聴いても胸が痛くなる。

いろいろなサイトを回ると、 楽器の写真や音を見たり聞いたりできるので、もっと身近に感じることができる のではないかと思う。 
本当はお店に行って、実際にこれらの楽器を見たり触れ たり音色を聞いたりしてみたいのだが。

犬夜叉音楽は、けっこうあちこ ちのテレビ番組でBGMとして使われているようである。
特に「世界ふしぎ 発見!」日本編や、「出没!アド街ック天国」下町系では、メインテーマ以外に 神楽のテーマなども使われていた。

一時期「ゲームWAVE」の番組中でも 毎週流れていたが、番組自体が終わってしまったらしい。
つい先日も、つけっぱなしのテレビから、「犬夜叉」のテーマが聞こえてきたので、何かと思ったら某タレントの旅番組で、笑ってしまった。
変哲のない番組でも「犬夜叉」を使うと、突然格調高く見えてくるから不思議である。
 (2002年11月29日の日記) 
11月の終わりに・・・
あっという間に11月も終わってしまいました。
もうすぐクリスマスです、年賀状です、お正月です。

寒い日が続いてますが、寒さよりも空気の乾燥がきついです。
皆さん、風邪などひいてませんか?

1ヶ月ちょっとを経過して思ったことですが、日記と言えるのはほんの数日、ほとんど犬夜叉がらみのホームページになってしまったようです。
ホームページを始めて変わったこと、寝る時間が減ったかな?(笑)
それから目の疲れ、肩こりが一気に押し寄せてきました。
皆さんきっとそうなんでしょうね。

ところで最近いただいた質 問に「どうして小説を書かないのか?」というのがありました。
最初に小さい頃の夢は小説家なんて書いたからだと思い ますが。
う〜ん、どうしてでしょうね、指摘されるまで気付きませんでした。

まあ今は、犬夜叉がらみでいろいろ調べて書くのが楽しいので、小説は考えていません。
小説や詩も書かないこともないですが、公表にはちょっと気恥ずかしさもあるし。

それからカウンターが900を突破しました。
遊びに来て下さっている皆様、本当にありがとうございます。
一応最初のキリ番を1000にしますので、ゲットしてくださった方は知らせてくれると嬉しいです。
その際、メールアドレスも教え てくださればありがたいのですが。
ちょっとした企画を考え中です。

もうひとつ、ランキングを復活させました。
よろしかったら厳しい評価をお願いします。 

12月は何かと忙しい時期ですが、なるべく毎日更新をめざしてがんばります。
飲み会ある日は、早朝更新とか(笑)。
やっぱり犬夜叉がメインになるとは思いますが。
12月もよろしくお願いします。
 (2002年11月30日の日記) 
辻谷弥勒さんのホームページ
辻谷さんのホームページがおもしろい。
「犬夜叉」収録現場の裏話、声優さんの紹介、声優を目指す人へのアドバイスなど、役立つ情報も多い。
特に「犬夜叉のつぼ八」はアニメの放映に合わせて更新されるので、必読である。
辻谷弥勒さん、と書いては失礼かもしれない。
辻谷耕史氏、「らんま1/2」の「ひろし」をはじめ、声優や舞台、ナレーションの仕事も多数こなしておられる多才な方。
でも私にとって辻谷さんは、まさに弥勒そのものだった。

前にも書いたが、弥勒が弥勒役を演じているように思えたのだ。
当然辻谷さんも「これぞ天職!私は弥勒を演じるために声優になったのです!」くらいの勢いがあるものと思っていた。

ずいぶん勝手な話だがそう思ったのだから仕方がない。
ところが辻谷さんの「犬夜叉も多くの仕事の一つ」というコメントにショックを受けてしまった。
製作者サイドで考えると特定の作品に「入れ込む」というのは、他のクライアントに失礼なことになる。
それぞれの仕事に様々なスタッフの生活や思いが込められているのだ。
まさに正論である。
辻谷さんは触れていらっしゃらないが、これはファンにとっても同様のことだろう。
弥勒以外の辻谷さんを応援しているファンもたくさんいるはずだ。

そして弥勒ファンから「じゃあなぜ、犬夜叉だけのコーナーを連載しているのか?」という疑問が出てくるのを予期して次のように書いておられる。

それだけファンの関心が高いという有意、効率を考えてのこと。
(コンテンツとしてHPに取り上げる際に)仮に「犬夜叉」の視聴率が5%前後で、 「スーパーサッカー」がゴールデンで15%以上の視聴率なら、 「スーパーサッカー」のコンテンツを作るだろう。
決して「犬夜叉」に対する個人的な思い入れではない。

あまりにシビアな言い方に哀しくなってしまった。
もうひとつショックだったこと。

(辻谷さんは)通常あまり原作を読まないようにしている。
原作のイメージより実際作られた脚本、絵で対応した方が良いのではと思っていると。
作品が作られる際、原作をイメージしてそれぞれが作業を行う訳だが、新たなメディアになるときには必ず脚本家や監督のイメージ、構想というものが作品に反映されるので、原作を読んでイメージを作り上げると意外に自分本位になってしまうことがある。

これについては私は前から引っかかっていた。
原作とあまりに異なる展開、キャラ設定では犬夜叉ファンとしての私は当然怒る。
原作やキャラへの思い入れがあるからである。

演じている声優さんはそれでいいのか?何の疑問も持たないのか?一度聞いてみたいと思っていた。
その疑問に思いがけず辻谷さんが答えてくださった。

図々しい奴と思わないでいただきたいのだが仮に、仮にである、私が犬夜叉への出演が決まったとしよう。
私は当然自分の思い入れを前面に押し出して「これは私が思っている○○じゃありません。」と主張する。
私のファンとしての「思い」は収録現場の雰囲気をぶち壊し、アニメ「犬夜叉」の世界を崩壊させてしまうだろう。
プロとして割り切らなければ、仕事にならないのである。

ただ言われるままに仕事をこなしていると言う意味ではない。
辻谷さんも別の場所で「みんなで作り上げる犬夜叉」について書いておられる。
きちんと主張すべきことは主張し、納得した上できちんと仕事をする、辻谷さんのプロ意識を教えてもらった。

それでもなお、私は辻谷さん=弥勒であることをひそかに信じている。
いつの日か辻谷さんが弥勒声で「実は私も 弥勒を演じるために生まれてきたと思っているんですよ。天命です。」と耳元でささやいてくださる日が来ることを夢見ている。
 (2002年12月2日の日記) 
1000HIT報告
トップにもすでに書きましたが、記念すべき最初のキリ番はひいらぎさんがゲットしてくれました、おめでとうございます。

前に「ちょっとした企画」と書きましたが、遊びに来てくれる皆さんにお礼の意味をこめて、キリ番の方をホームページ上で紹介しちゃおうと思ったんです。
ひいらぎさんにはすでにメールを通じて、了解と簡単な質問の答えをいただいてます。

実はひいらぎさんは私の犬夜叉系チャット友達です。
と言っても、なかなか時間が合わず、勝手なこと書いておいて、後でそれ読んでまた返事書いておくといういわゆる「片道チャット」(笑)。
でも十分話は通じるし、1度だけかな?ちゃんとおしゃべりしたことがあります。
その時は「邪見は河童か天狗か」という話題で盛り上がって、私はあの色からして河童に間違いないと主張、ひいらぎさんは天狗と考えていたようでした。
でも後で考えてみたら、邪見溺れてたな・・・。
しかも高尾山の写真で、邪見そっくりな烏天狗発見!しっかり緑色でした。
邪見は烏天狗と思って間違いないようです。

それにしても日本の柊(ひいらぎ)は節分の魔よけ、西洋柊はクリスマスの飾り、なんだか霊力ありそうなハンドルネームですね。
ひいらぎさんの高橋先生との出会いは「うる星やつら」だそうです。
あとは「人魚シリーズ」「炎トリッパー」「忘れて眠れ」など。
御本人いわく、 「この辺はえぐいとこ、おどろおどろしいとこ、日本古来の伝承や恐れとかたまらなく好きです。昔から好きでしたね、。これは今、岩井志麻子(ぼっけえきょうてえ)や坂東真砂子(死国、狗神など)好きなところに通じてると思います。」

読んでますよ、私も。「夜啼きの森」も読みました。
昭和十三年に岡山県北部で起きた「津山三十三人殺傷事件」をモデルにした、本当に怖い話でした。
映画(死国、狗神)は、原作に比べたらお子様ランチみたいなもんです。

他には「専務の犬」「鉢の中」などの短編。
「ちょっとブラックなとことか、人の心の陰の部分とか。これは犬夜叉を読み始めてから、もう一度高橋留美子作品を読み始めて、あーこんな大人向きのもあるのね、と思ったものです。」
「1ポンドの福音」
「おなじみのユーモアと恋愛が混在してるとこ。」

「でも、やっぱりはまるのは犬夜叉なんですよね。上記全ての作品の性質が見事に混在してるというか、高橋作品の真骨頂とでもいうべきか・・・で、実はめぞんとらんまは別に何ともないです、ごめんなさい。」
おやおや。(笑)
ちなみに私はうる星やつら好き、めぞん一刻大好き五代君が好き、らんま1/2大大好き良牙クンが大好き、犬夜叉大大大好き 鋼牙が大大大好き!といったところでしょうか。

4大作品以外では「人魚」シリーズが好きです。
ところでひいらぎさん、好きなキャラは?

  「犬夜叉、弥勒、邪見」

  「理由は・・・難しいです。私の好みで。
犬夜叉は・・・不器用でぶっきらぼうだけど優しいところ。
  弥勒は・・・すけべなとこ。 あとは苦労を顔に出さないとこかも。
邪見はあれですね。その笑いのセンス、というかいらん事言って殺生丸のお仕置きを受けるとこ。
でもやっぱり一番好きなのは犬夜叉でしょうね。きっとこれは恋です!」

公表しても差し支えない範囲で、プロフィールなど教えて下さい。

「これむずかしいです〜。
えむさん流にすると、誕生日が11月、さそり座。出身があったかいところ。
後は全部同じです!!
私は・・・たぶん「ポイの家」の奥さんに似てると思います。(部長の奥さんではありませんよ!!)気の強いとことか、長いものに巻かれるとことか。

関東圏在住、好きなものは犬夜叉、マスターキートン、池波正太郎、宇江佐真理、坂東真砂子、岩井志麻子、ゴスペラーズ、うーん、そんなとこです。本読んでお酒飲んでたらそれが幸せ!」

池波正太郎、私も好きです。
日本の好きなアーティストは、ポルノグラフィティーかな?
お酒は好きです、強いですよ。

その他、意見、感想などありましたらお願いします。

「日記を読み始めて、アニメを第一話から検証してるのね、と途中で気づいて過去日記から読みました。
一言でうーん すごい。犬夜叉のバックグラウンドというか、どういう歴史的なものとか民俗学的なものとかに基づいているのか、興味はあっても全く調べたりなんてしてなかったので、それがわかってとても嬉しいです。
こういうのすごく好きです。
単に愛を語るんじゃなくって、検証してるのってとても素敵です。」

ありがとうございます。
アニメ「犬夜叉」が始まって2年以上たってるので、犬夜叉系サイトも膨大な数に上ってますからね、最初は悩みました。

やっぱりどうせ作るなら、おもしろく読んでもらえるものにしたいなと思ったんですが、小説は最初から頭になく、イラストも描けない(涙)。
資料的なものなら他のサイトに十分揃ってるし、パソコン初心者だからゲームやおもしろい企画も作れないし、愛を語るだけなら他にもたくさんあるし・・・。

で、思いついた苦肉の策です。「中身で勝負!」
もともと興味があって、調べてはいたんですが、本を読んでいても難しくてさっぱり意味がわからない。
なんせ戦国時代で漢字が多いし、仏教思想もからんでくるでしょう。

ならば調べたことを自分の言葉に直して、わかりやすく書いてみようと思ったわけです。
もちろん犬夜叉への愛や、原作、アニメの感想なども取り混ぜて・・・。
自己満足に陥らないように、あら探しにならないように、がんばっているつもりですが、実際はどうなのか自分ではわかりませんので、感想や意見をいただけるととても嬉しいです。

「意見というわけではないですが、日記がもう少し体系的にまとめられてるといいかなって思います。
カレンダーとかで日にちをクリックするとその日の日記が見れるとか。それとも日にちとタイトル一覧があるとか。」

そうですね、他の方からも同じような意見をいただいてます。
やりたい気持ちは山々なのですが、なかなかできなくて。
勉強しながら少しずつホームページとしての体裁を整えていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
ひいらぎさん、ありがとうございました。
 (2002年12月3日の日記) 
犬夜叉コミック28巻&プレイステーション
きのうはコミックとプレステ両方の発売日。
毎週サンデーを買っているので話は全部わかっているんですが、それでもやっぱり楽しみです。

まずはコミック特典カードをじっくり鑑賞。
高橋先生原画の犬夜叉、殺生丸、桔梗、奈落ですか。
さすがに色がすごく綺麗・・・。
でも殺生丸、初期の頃の絵なので顔がまだちょっと可愛いです。
桔梗は「らんま」のあかね顔?
こんな顔して笑ってたんでしょうね、人間となった犬夜叉と共に生きていれば・・・。

さて、とコミックを手に取り、蛮骨君と久々の再会を喜んでから、開いたとたん、「うわっ、カビ!?」思わず本を投げ出すところでした。
奈落の赤子がこんな所に、全く驚かせられます。

懐かしの七人隊、邪骨君も相変わらず綺麗ね。
そうか、睡骨さんは27巻で土に還ったんだ、もう出てこないのか、ちょっと寂しい。
そしたら41ページに指名手配写真のごとく、七人隊が揃い踏み。
みんなお帰り、お元気そうで何よりです(笑)。

内容に関してはアニメの放映にあわせて書きますが、読んでいるだけで私には確かに聞こえる、七人隊の声。

たぶん他の誰とも違う、私だけがイメージする声。
こんなファンがいっぱいてぐすね引いて待ち構えているんだから、スタッフさんも大変だ。
七人隊の人気、魅力がその性格に裏打ちされているだけに、どこまでアニメ化できるか、人事ながら心配です。

残虐性、変態性?をぼかしてしまえば、魅力半減間違いなしですから。
それにしても高橋先生、「こんなの描いてアニメの時に大丈夫かしら?」なんて心配することもなさげに「私は描きたいことを描く!」とまさに描きたい放題!
そんな先生に大きな拍手!

28巻読み終わっておもむろに取り出したのがプレイステーション「犬夜叉 戦国お伽合戦 乱舞絵巻」。
実は私はRPGだけで、格闘アクションなるジャンルはやったことないんですね。
持っているのは前に出た「犬夜叉」以外は、「バイオハザード」「ディノ クライシス」の各シリーズ、「デビル・メイ・クライ」だけです。
あとプレステ2を持っていない甥っ子にせがまれて、「ラクガキ王国」と「グラディウス」は買いました。

だから対戦なんてどうやったらいいのか、全然わかりません。
説明書も読まずに、とりあえずやってみましたが、大変でした。
でも鋼牙も何とか出てきてくれたので大満足です。
印象としては「ファンの声をよく聞いているな。」
まあこれだけプレステだ、ワンダースワンだと乱発していれば、それなりの物でなければ売れないでしょうが・・・。

殺生丸と神楽がタッグを組んだり桔梗と鋼牙が出会ったり、原作にはないシチュエーションの会話には興味深々です。
また、かごめが自分がみんなの足手まといにならないように、珊瑚に修行をしたいと頼むところなど、よほどあちこちの掲示板を読んで研究したか、スタッフに犬夜叉ファンがいるか、どちらかでしょう。
犬夜叉一行同士(犬夜叉vsかごめなど)は、戦闘と言っても喧嘩か訓練か、って感じでなんとも思いませんが、かわいそうなのが桔梗でした。

戦闘に入る理由付けのための、各キャラとの会話が深刻なんですね、桔梗だけは。
まあ弥勒だけはそんな桔梗にセクハラ攻撃を仕掛けていましたが。
怖いもの知らずのかごめのリュックが殺生丸や奈楽の脳天直撃!なんてシーンも笑えましたが、一番笑ったのが鋼牙の台詞「きりぎりすがギリギリっす!」
悪ノリが過ぎるかもしれないけど私は大うけでした。

でも、鋼牙の笑顔はちょっと変でした。
もうちょっとちゃんとした顔に描いて欲しかったですよ、ほんと。

ところで鋼牙の「妖狼牙」、以前抜いたところを見たことがない、と書きましたが、それは原作やアニメの話で、前に出たRPGのプレステの公式ガイドブックのおまけのシールに、ちゃんと刀を抜いた鋼牙が描かれています。
小さいですけどね。
絵があるのなら市販のブロマイドやシールになっているかもしれませんね。
私は持ってませんが。
ぜひ、巫法札合戦のカードにも使って欲しいものです。
 (2002年12月6日の日記) 

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