「境界のRINNE」感想(第191話〜第200話)
祝!35周年!
原作少年サンデー2013年5月22日(25号)「境界のRINNE」第191話「彼女を連れて」

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表紙のにぎやかさの割には淡々と進む本編、いつも通りのりんねだった。
まわりは大騒ぎしているけれど、高橋先生にとっては35年たったという感慨はあっても、漫画を描く一日に過ぎないのかと思う。
売れっ子で、たぶん大金持ちで、でも漫画さえ描ければいいんだ、って言うような先生のスタンスをインタビューを読むといつも感じる。
仕事ではなく人生、そこまで徹底している漫画家って実はそんなにいないんじゃないかとすら思ってしまう。

でもやっぱり言いたい。
35周年おめでとうございます!
これからもお体を大切に、一日でも長く漫画を描き続けて下さいね。

ところできのうのブログに「私の中では犬夜叉祭り開催中」と書いたら、さっそく犬友Mさんからメールが来た。
「えむさんはるーみっく祭りじゃなく、犬夜叉祭りなんですねv」って。
意識してなかったけどそういうことになるな・・・。
もちろん全部の作品好きだけど、「犬夜叉」は別格。

生真面目に?生きて来た私がアニメ「犬夜叉」と出会って途端にアニメ好きの漫画好き、果ては何故かゲーム好き性格変わって今に至る(笑)。
ホームページを作ったきっかけも「犬夜叉」だし、それまで「高橋留美子」といえばラムのビジュアルと「ちゃ」のつく喋り方しか知らなかった。
そんな私、先日発売の特別版「あれから」に涙し、今週号ももしかしたらゲストでちらっと、などといらぬ期待をしてしまったことは秘密。
考えてみれば、出るわけないんだ。

高橋先生の中で「犬夜叉」は終わった作品。
「あれから」の中でさえ犬夜叉の台詞、「四魂の玉なんて・・・もうこの世にねえんだ」を私は「『犬夜叉』なんて・・・もうこの世にねえんだ(終わったんだ)」というメッセージと受け取った。
表紙に登場だけでも喜んでおこう。

でもサンデー自体も表紙のにぎやかさに比べて中はあっさり。
付録のポストカードと図書カードのプレゼント、後は35周年記念ボックスの宣伝にカラーページを費やしている(笑)。
まああれだけ豪華な本に全てを詰め込むわけだから、サンデーで同じような記事を載せる必要ないわけだ。
インタビューやコメントもなく、最終ページも普通に質問に答えているし。
私は先生のそんなところが大好きだ。

ただきのう紹介したインタビューもそうだけど、高橋先生って意外とサンデー以外の部分で語っている、というかインタビューとか答えてることが多いよなあ、なんでだろ。
もちろんサンデーで教えてくれるわけでもなし、日頃からアンテナ伸ばしておかないと逃してしまいそう。

さて今週のりんねは前記の通り淡々としてるけど、久々にりんねと桜が恋心を意識する、という意味では特別なエピソード。
ただし、と但し書きがつく(笑)。
意識してるのは最初だけで、すぐにいつものドタバタモードに変わってしまうので、いつもと同じだなあという感想が出てくる、記念号なのに。
最後の最後にこちらがほこっとするような素敵な締めを見せてくれるだろうとは思いつつ、それが今週じゃなかったのはちょっぴり寂しい。

新キャラ杏珠も登場するが、この名前はどこから来たのだろう。
念珠の代わりに可愛く杏珠?

高橋先生のギャグ系の漫画だと、何かの時には主要キャラ勢揃いの障害物競走というイメージが強いけど、今回は翼や鳳やれんげや鳳の出番はなし?
ちょっと寂しい。
最後のページ、りんねは縁結びのお守りが欲しかったわけではないのか、ちょっと残念。
(2013年5月22日の日記)
桜が静かに怒ってる!
原作少年サンデー2013年5月29日(26号)「境界のRINNE」第192話「金なんだ」

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103ページの桜のアップ見て、急に「犬夜叉」の珊瑚を思い出した。
桜はあまり感情を表に出さない子だけど、この顔は可愛いなあ。
ここでりんねが見とれる展開になって欲しいくらい。
でもりんねの気持ちはどこまでも空回り、全部沫悟のせい。

とは言えないか。
99ページの素敵な笑顔で放った台詞がひどすぎる(笑)。
まるで犬のようだ。
「よく餌をくれるし、時々散歩に連れてってくれる。」みたいな。
駄目だろ、これじゃ。

そんなもどかしさが高橋先生の真骨頂、近づきたいのに近づけない。
小さな誤解のすれ違い。
こういう話、大好きだ。

でも「天使のように優しい」でやめとけばよかったのになあ、りんね。
こちらにすれば「怒ってないから。」の桜の台詞で、桜がなぜ怒ってるか、考えなよ、とりんねの肩を叩きたい。
ああ生霊になってりんねの世界に飛び込んで、りんねの恋を助けたい。
成仏させられたら困るけど。
浄化はいいな、うん。
私の中に巣食ってるもろもろの物(とても口では言えない物)をすっきり浄化して欲しい。

それにしても今回は、りんねが死神やってる意味ないような(笑)。
他人の事なら、きちんと助けてあげるのに、自分のこととなるととことん不器用なりんね。
桜も少しわかってあげようよ。
こういう話は長くなるほどおもしろいので、次回に期待。
(2013年5月29日の日記)
ときめき気分上昇中
原作少年サンデー2013年6月5日(27号)「境界のRINNE」第193話「惜しいのか」

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まったり続いて第3話、まだ終わらずに第3話。
表紙のりんねがかっこいいので「おっ、進むかな?」と期待したけどそんなことなかった(笑)。
内容だけなら先週の繰り返しみたいなもん。
なのにいんだよなあ、恋のテイストが入ると・・・。

杏珠ってなんかれんげに似てるな。
杏珠がいる限りれんげが出れない感じ。
もしくは和洋風クールビューティー対決になるだろか。なんとなく沫悟と杏珠は35周年記念ゲストキャラに見えるのだけど。
エリートだけに上から目線の攻撃は、受験霊を怒らせ、杏珠大ピンチ。

今週はやけに絵に気合が入ってて、「真宮桜 無事か!?」の顔がこれまで見た全てのりんね絵で一番好き。
なぜか樹なつみ著「OZ」のムトウの顔にデジャヴした。
ここで嬉しそうな桜の顔!
ところがその後のりんねの間抜けた顔!

間抜け顔にも気合入って「学業のお守りでー」のところ、これまで見た中で一番間抜けな顔に見えた。
ちょっとホラー入ってるし・・・。
この顔他の漫画で見たことあるような・・・。
ひょっとこ?じゃなくて。

でも312ページのマップ、最後のお守りが「恋愛成就お守り」なことにそそられる。
次週何かが起こるはず!
でもりんねと桜なら、お守りなどにこだわらず、心と心で通じ合うんだろうな、と期待。
そしてまた何事もなかったように淡々とした学校生活に戻って行くんだろうな。

このお守りは効き目ありそうだから、沫悟と杏珠にはい、どうぞ。
今回リュックを背負っているせいか、桜を見るたびかごめを思い出す。
髪を下ろしてセーラー服着たらまさにかごめ、ではないか。
やはり顔が変わって来てる。

今週の質問「漫画や映画で印象に残っている台詞」、高橋先生の答えは「フリービーとビーン」の「ご安心ください、警察です」だった。
聞いたことないなあと思って調べてみたら、1986年(昭和61年)の映画だった。
型破りな刑事コンビの映画だそう。
インタビューでも「白バイ野郎ジョン&パンチ」が好きと答えてたし、刑事コンビのコメディ洋画が好きだったんだろうか?

アマゾンにもビデオしか残っていない。
でもパンフレットやチラシは売ってた、マニア向け?
あっ、でもジェームス・カーンなら知ってる。
「ミザリー」や「ゴッドファーザー」に出てた。

「ミザリー」は凄かった。
キャッシー・ベイツが「タイタニック」の不沈のモリー・ブラウンで登場した時は狂喜したものだった。
(2013年6月5日の日記)
「るーみっくわーるど35」発売延期
原作少年サンデー2013年6月12日(27号)「境界のRINNE」第194話「桜の機嫌」

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最初にがっかりなニュースが飛び込んできました。
6月18日頃発売予定の高橋留美子画業35周年を記念したBOXセット「るーみっくわーるど35〜SHOW TIME&ALL STAR〜」が発売延期、しかも発売日未定の留守電が入ってました (涙)。
18日確定ではなかったですが、今頃になって発売日未定となると間に合わなかったというより大きなミスが見つかったんじゃないかと心配してしまいます。
桜の機嫌も悪いけど、私もとっても悲しいです、ということで感想行きます。

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機嫌の悪い桜とおどおどするりんねで1話を引っぱるとは驚いた。
りんね、不器用にもほどがある。
さりげなく桜の手を握ってみたり、変なところで大胆だけど。

自分がなぜ機嫌が悪いのか気づかない桜も、今までどんな生き方して来たんだともどかしい。
杏珠や沫悟の方がはるかに常識人に見える不思議。
でもさすがに引っぱり過ぎに思えるので、次回で決着つけて欲しいな。

最後の1個、恋愛成就のお守りを、桜のためにためらいなく使うようなりんねが見られることに期待。
それと、桜の笑顔もそろそろ見たい。
普段からあまり表情の変わらない子なので、今回のような話はちょっと重いかも。
そうだ、髪を下ろしてみよう、感情ばりばりになれるかも。
ついでに弓矢も持ってみよう、セーラー服も着てみよう(笑)。

今週一番おもしろかったのは69ページの「うぐっ!」のりんねの口が三角形。
妖怪人間に見えないこともない不思議。
次の「行きましょう。」「六文・・・」も口が三角形。

今週りんね以外におもしろかったこと。
カラーページで新作のゲーム「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」の宣伝があったけど、ジルの顔 が映画「バイオハザード」のレインを演じたミシェル・ロドリゲスにそっくりなのに驚いた。
前はもっとクールで理知的な美人さんだったような気がする。
3のジルが一番好きだな、映画にも出てたけど。

そしてそこからの連想。
「ハヤテのごとく!」にあった主役がとうふの漫画。
漫画じゃないけどあったんだよね、ゲーム「バイオハザード2」にとうふが主役のおまけモード。
難易度が高すぎて遊んだことはないけど、けっこう可愛かったのを思い出した。
(2013年6月12日の日記)
サンデーとりんね17巻感想
原作少年サンデー2013年6月19日(29号)「境界のRINNE」第195話「つきあってません」

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なんて素敵な告白だろう。
五代君の「響子さんの作った味噌汁が飲みたい」のプロポーズを思い出した。
あっちは伝わらなかったけど、りんねの想い、桜はちゃんと受け取った。
面と向かって「好き」と言わないで想いを伝える、高橋先生は本当にうまいと思う。

まあここで「好きだ!」「私も!」になったら決着ついて話も終わってしまうけど(笑)。
でもこのときめかせぶり、待ってましたって感じ。
なにしろサブタイトルが「つきあってません」だし、もしかして今週も冷戦のまま終了ですか?とテンション低めで読んでただけに、嬉しさ倍増!

しかもりんねと桜の仲直りに恋愛成就のが一役買うと見せかけて、そっちはしっかり杏珠さんへ。
でも前半と後半の桜の顔の気合いの入り方が笑えるほど違う。
りんねの「一緒に食べたい!」と桜の「本当は私も・・・そう思ってた」は最高。
桜が別人(笑)。

なんだろ、目かな?やっぱり。
でも結局は「つきあってません」でしめくくりなのね。
タイトルも「一緒に食べたい」だと良かったのに。
何はともあれ一件落着、みんなで外でのお弁当に、やっぱり「犬夜叉」思い出した。

そしてりんねの17巻。
セミにカマに畳に招き猫に藁人形にリレーにとはずれなし。
後半ちょっと失速したけど、榊さん、ちょっと地味すぎたかも。
今後準レギュラーで登場するならもう少しはっちゃけて欲しい。
なにせ桜があれだから。

17巻の表紙見て、「誰だっけ?」と思った事は内緒。
そういえば桜ってあまり感情出さない地味キャラだけど、さすがヒロイン、存在感はあるんだよなあ。

でもりんね登場の1巻は別格としても、17巻はこれまでの中でもベスト3に入るおもしろさだった。
特にセミ!
あとれんげと鳳が戦えば、おもしろくならないわけがないということでこちらも一件落着(笑)。
(2013年6月19日の日記)
サンデーと「るーみっくわーるど35」感想
原作少年サンデー2013年6月26日(30号)「境界のRINNE」第196話「伝説の聖灰」

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うわ〜、前半おもしろかっただけに後半の失速が残念だわ〜。
十文字翼が「聖灰記」という古文書を発見し、六文のしっぽの毛やりんねの髪(赤)や、れんげの髪(黒)や架印の髪(白)など、素材を集めて伝説の聖灰を作り、売りさばく。
リベートもらえるということでれんげや架印も巻き込んで、すごいおもしろい。
れんげはともかく架印が前髪切られて可哀そうな見た目になってたが、すぐに戻ってるところ、さすが死神!?

なんか「法要」とか「煩悩」とかに関連した数字がさりげなく並べられているあたり、いかにも効きそうで期待も膨らむ。
なのに、なのに!残り3ページで失速。
「あの〜みなさんにお知らせがあります。」から脱力した。
ちょうど17巻「月に願いを」で似たような脱力系読んだばかりなせいかもしれないけれど。

このままドタバタと収拾つかないラストになだれ込んで欲しかった。
ほんとおもしろかっただけに残念です。
でも陰陽師が召喚した三人の死神、ちょっと犬夜叉ファミリーに似た感じで楽しかった。
そういえば「犬夜叉」の陰陽師は出て来なかったな。

安倍晴明など実在の?人物だと難しいかもしれないけど、描かれなかった犬夜叉の父君の人間の母のなれ初めあたりで出て来てもおかしくない。
書きたい書きたいと思いつつ書けなかった犬夜叉が生まれる前の話、でも書きたいなあ・・・。

今週は他に「ハヤテのごとく!」の天王洲アテネ(小)のナギへの言葉が快感なくらい(笑)おもしろかった。
あれだと私は立ち直れないなあ。
この子はもう元に戻らないで欲しい、キャラ良すぎ。

そして「月光条例」ではやっと鉢かづきが月光に合流、かっこ良かった。
武器になるとあれだけど・・・。
最終ページ。
高橋先生、ラーメンの汁飲み干すの、体に悪いそうですよ・・・。

追加で「るーみっくわーるど35」の感想。
「ALL STAR」インタビュー感想はがっつり書きたいので、今日はコラムについて。
コラム1は「ちゅどーん」とか「どーん」みたいな擬音が全て高橋先生自身が描いているということで紹介。
高橋先生の字って可愛いよね。

コラム2は「世界に広がるるーみっくわーるど」
27か国語に翻訳されてるコミックの紹介。
ちなみに私はアメリカ版1冊だけおみやげにもらいました。

コラム3がおもしろい。
「高橋留美子の好きなモノQ&A」
好きな場所が「テレビのあるところ全般」で好きな番組が「バラエティ」で好きなお笑いが「お笑い全般」
残念ながらそこだけが付いて行けない、私は苦手、というかバラエティはほとんど見ない。

でもお笑いで磨いたお笑いセンスを作品で見せてくれるのは嬉しいなあ。
好きな男性のタイプは「一重まぶたの人」
たとえば?
検索かけたら高橋克典さん、玉木宏さん、 及川光博さんなど、なるほど。
具体名を出さないのは記念本だし影響大きいからだろうな(阪神はファンとしてあまりにも有名だからいいとして。)

コラム4は漫画制作スケジュール。
6日で完成、1日休み、きちんとしかスケジュール。
休みなしで描いていると思ってたから、これには驚いた。

感想が残っているのは他先生たちからのメッセージ、「SHOW TIME」と「MOON大ペット王」、インタビューと「高橋留美子35th記念読切 仕事場と本と私」。
この「仕事場と本と私」読めただけでも「るーみっくわーるど35」買った甲斐があるというもの。
(2013年6月26日の日記)
えっ、そうなっちゃうの?
原作少年サンデー2013年7月3日(31号)「境界のRINNE」第197話「壁の中から・・・」

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「壁の中から・・・怪しき気配!!」
「ゴーストハント」だわ〜、怖いわ〜嬉しいわ〜とちょうど小野不由美著「ゴーストハント 鮮血の迷宮」読んでただけに、もう小躍り状態で始まった今週号。
でもりんねが怖くなるはずもなく(笑)、ただひたすらにおもしろかった。

今週は珍しくゲストヒロインじゃなく、ミホがメイン。
部屋でドーンドーンのラップ音にふう〜ふう〜ふう〜と男の息づかい、この時点ではかなり怖い。
でもこの「ドーン」とか「ふう〜」、アシスタントさんじゃなく、高橋先生が自分で描いているんだよなあと、「るーみっく35」にあったの思い出して、しみじみ眺める事約3秒。

そこへりんねがかっこ良く登場。
キャラを知っていなければ、ミホにデートのお誘い?と思えるほどうれしそう。
もちろんそんなはずはなく、その正体が懸賞金5,000円の大物霊ゆえだった。

放課後ミホの家に行くと、今度は「壁の中から」手形が押し出されていた。
いいぞいいぞとホラー好きの血が騒ぐ。
でもその霊の正体は、別の意味での大物霊、力士の三角川関だった(笑)。
「三角川」と書いて「さんづのかわ」と読む、「三途の川」の書き間違いでは決してない。

こんなしこ名で力士やってたのか?この人は。
ラップ音は四股で、手形はテッポウの跡。
このあたりから、くすくす笑ってしまったが、はさまって出られない三角川さんにもう爆笑。
しかもれんげが出て来てややこしくするし。

懸賞金は懸賞金でも、力士と賞金稼ぎでは意味合いが違う。
三角川さん、真面目な人だ、好きだなあ。
れんげも体を張ったギャグで対抗するし。
こんなキャラになるとは思わなかった。

結局はりんねの作戦勝ちで、三角川さんは無事成仏。
でもやり方が汚いと物言いがついたって、えっ?そうなっちゃうの?
手段は択ばないのが賞金稼ぎ、今回はりんねが可哀想。
相撲ネタじゃなかったら、ねえ・・・(笑)。

今週は他に、先週に引き続きチビアテネの女王様気質に笑った。
ヒナギクとマリアさんも、好き過ぎる。
旅行に分厚い辞典とウェイトって・・・。
(2013年7月3日の日記)
作ってみるよ
原作少年サンデー2013年7月10日(32号)「境界のRINNE」第198話「プチトマト食べ放題」

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いやあおもしろかった、というよりおいしそうだった。
タイトル「プチトマト食べ放題」がりんねと六文の願望で、話と全然関わらないところがかなり笑える。
今週は全ページカラーで読みたかった(笑)。
表紙からして可愛いし、りんねと桜の顔、かなり好き。

巨大化したプチトマト、もはやプチじゃないし。
フランス語でプチの反対、大きいは何て言うのかな?と思ったら「grand」だった。
「グラン」と読むらしい、あっ!「グランブルー(映画)だ!」と気持が突然涼しくなった。
こんな暑い日見るにはぴったりの映画です。

でもグラントマトにしても巨大すぎて、むしろ砲丸にしか見えないレベル、モノクロだから黒いし(笑)。
でも無事に食べたら確かに食べ放題だ。
でもりんねがおいしく食べれるわけもなく、トマトに翻弄されるりんねと六文。
ここからが本題です。

桜=トマトソースのハンバーグとトマトソースのパスタ。
鳳=トマトソースのピザ。
れんげ=トマトソースのオムライス。

よりによってトマトを使ったばっかりに、全部嫉妬に狂った?巨大トマトに食べられてしまう。
でもこのトマト、かなり可愛い、映画「リトルショップ・オブ・ホラーズ」を思い出した。
ていうか、鳳の料理上手が意外。
タコさんウィンナー(魂食王)編ではかなり苦戦してたみたいだけど。

りんねのために修業したと思うと可愛い。
れんげの「私は食ってもいいけど!?」の顔も怖くて可愛い。
結局魂子さんが出て来て一件落着だけど、最後のカット、某「銀魂」の某土方さんのように、吸うことにも意義があるなんてケチャップ吸いそうなイメージだけど、さすが にそこまではしないか。

今回出て来たお料理、おいしそうなので作ってみるよ。
実は私、ハンバーグは外ではまず食べない。
「千石」か自分で作るのは食べるけど。
デミグラスソースが苦手。

ちなみに「千石」のハンバーグはハンバーグというよりひき肉の塊にガーリックマヨネーズをかけたのが好きで、一般的なハンバーグとはちょっと違う。
自分で作る時は、焼く前にレンジでしっかり火を通してからフライパンで焼き上げる、ソースはソースとケチャップを混ぜて温めたお子様ハンバーグ(笑)。
ピザはオーブン使えないので無理だけど、トマトソースのハンバーグと、パスタ、たぶん冷製パスタは作ってみよう。
オムライスは料理下手ゆえ、れんげのようなきれいな形にはできなくて、クレープみたいになった卵をケチャップライスにのっけるだけ。

でもがんばってみようかな?
(2013年7月10日の日記)
りんね、駅チカデビュー?
原作少年サンデー2013年7月17日(33号)「境界のRINNE」第199話「トンネルに何かいる」

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ホラーと同じくらい心霊現象大好きな私には今週もそそられるタイトルだったがその前に。
サンデー名の感謝祭」ということで、200円で買えるやら「銀の匙」のクリアファイルが付くやらヤマダゲームとコラボするやらサイン、イラスト、台詞入りの色紙プレゼントがあるやら、何かと豪華な今週号。
ゲームコラボと色紙プレゼントには「境界のRINNE」も登場するが、残念ながら私はゲームは据え置きしかやらないのでノータッチ。

ただ池袋駅にてこんなポスターを見つけた。
りんねも遂に駅チカデビュー?

さて本編。
表紙の桜の水着姿、なんとなくバランス悪いのは気のせいか。
影の付き方もあまり見ない形だな、そばかすみたい。
それにしても桜、おさげやめると、ほんと今時の女の子になる、いつもこうでもいいのにな。


先週は巨大プチトマト、今週は巨大タコ、この夏高橋先生は丸い物がお好きらしい。
来週は200回記念で巨大錯乱坊とか出ないかな?出ないか(笑)。

今週一番の笑いどころはタコをおびき出すはずの「好物」が、タコを使った自分たちの「好物」になってるところ。
いつもは突っ込み役の桜まで「私は酢ダコが好きだけど・・・」
タコだって怒るよな、だって共食い。

あと、カッサカサに干からびたタコ、スルメみたいに食べられないのかな?と一瞬思った私。
検索したらちゃんとあった、スルメの方だけ有名だけど。
最後はりんねらしいまったりしたオチだったけど、夏が絡めば、桜の水着が絡めばおもしろくなるのは鉄板。
今夏のりんねもジンクス通りおもしろい。

今年は桜が水着やワンピースの柄が薔薇になってるけれど、元々サクラはバラ科だそうだ。
今週は他に「ハヤテのごとく!」がおもしろかった。
レッツ修羅場(笑)。
(2013年7月17日の日記)
祝!連載200回!
原作少年サンデー2013年7月24日(34号)「境界のRINNE」第200話「別荘の悪霊」

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今週号と先週号、サンデーの表紙が似すぎてて、今日火曜日だっけ、まだ出てないのかなんて買わずに帰るとこだった。
コナンが同じ過ぎっ!

そしてりんね。
未だに「境界のRINNE」といえば新作イメージが抜けないけれど、もう200話になるのか、約4年。
おめでとうございます。
とはいえカラーページ以外は特に気負いもなく、相変わらずの気だるい笑い。

カラーページは桜と鳳のビキニ姿披露で、次が見開きオールキャラ。
あやめや黒星三世など、存在をすっかり忘れてたキャラもいてびっくり、今後も出るのかな?
今週は水着話にはずれなしのジンクス通りおもしろかったが、れんげと架印が出なかったのが心残り。
200回記念のみんなでお祭り騒ぎが見たかった。

代わりに出たのが沫悟と黒蜜、そして杏珠。
りんねが今回はしっかりバーベキューやスイカを食べることができて、そんなところがお祝いか。
(いつもは食べれず終わることが多い。)

「ゴーストハント」なノリで始まって、展開もそれっぽくて嬉しいのだけれど、まあホラー話はだいたいこんなのが多いな。
持ち主がいつかない、壊そうとするとけが人が出る、そしてポルターガイスト。
うん、いい雰囲気になってきた。
黒蜜が使える黒猫なのがなぜか笑える。

結局大黒柱のせつない願いのせつない(話)だったが、これはかなり楽しかった。
最後、折れつつも「海ー(はあと)」と喜ぶ姿がいじらしい。
でもこの後、どうなったのかな?大黒柱さん。
そのまま運ばれて廃棄処分だったら悲しいから、りんねにその辺のフォローが欲しかった。

重い友情の前には霊視ゴーグルや霊視カメラ、いかにも高そうなのに値段にこだわらないりんね。
沫悟の友情がそんなに重いのか、わかるけど。
まあカメラ逆でも、鳳と沫悟の戦いの映像、かなりおもしろそうだけど。

今週は他に「月光条例」にシンデレラと赤ずきんが登場、嬉しかった。
(2013年7月24日の日記)

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