「境界のRINNE」感想(第321話〜第330話)
4月11日第321話「猫カフェの怪」
原作少年サンデー2016年3月30日(18号)「境界のRINNE」第321話「猫カフェの怪」

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猫は好きだけど動物アレルギーの私には猫カフェは禁断の地。
表紙の桜がうらやましい(涙)。

「過剰なおびえの次は過剰な戯(じゃ)れ」。
今回のりんねのおもしろさは最終ページ柱のこの一言に尽きる。
最初はよくあるパターンだなと思いながら読んでいたが(窓にくっつくバス停幽霊とか、触られたがらない 猫のおばあさん幽霊とかワニ霊とかいろいろ思い出した)、だんだん引き込まれて大満足。
人によっては退屈としか感じないエピソードかもしれないが、このゆるさは、ハマった者にはたまらない。

さらにアニメはもっとメリハリつけて作ってくれるから、お互いにいいバランスになっている。
(アニメでりんねを知って、原作も読んでみたが、アニメの方がおもしろかったというメールを3通頂いたが、 それはそれでいいと思う。)
いい子の六文も怯えてしまうところと、るーみっくお馴染みの人のいいお店の主人がいい味出してた。
ゲストの猫大好き霊も可愛くて、りんね浄霊エピソードの定番かな?
これも是非アニメで見たい。

「だがしかし」はココノツ、豆、ほたる、サヤが台風のためココノツの家にお泊り編。
ココノツじゃなくてもドキドキしちゃうエピソードだが(笑)、豆とほたるのとんでもなさと、ココノツ、サヤの常識人 っぷりがいい具合に混ざりあってて楽しく読めた。

そういえば、しばらく留守にしていた間に「だがしかし」は終わり、「境界のRINNE」と「うしおととら」が始まっていた。
「だがしかし」はまだ1話しか見ていないのだが、アニメとしての出来がどうと言うより、私にとって「だがしかし」 のおもしろさは原作の醸し出す雰囲気かな?
そのうちまとめて見てみたい。

今週のクエスチョン、100万円もらったら?の質問に、旅行や買い物が多い中、高橋さんは「友だちやスタッフと、 高級なものを食べにいきます。」だった。
やっぱり食べることが大好きなんだな、と妙な親近感(笑)。

(2016年4月11日の日記)
4月12日第322話「非凡な赤」
原作少年サンデー2016年4月6日(19号)「境界のRINNE」第322話「非凡な赤」

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前回猫カフェの感想で、動物アレルギーのこと書いたけど、今年は初めてスギ花粉に過敏反応、辛い・・・。
今年はスギ花粉が多いので気をつけて下さいってニュース見たけど、まさか自分に来るとは思ってなかった、甘かった・・・。

なんて話は置いといて、もうアニメ第2シリーズは始まっているけど、このサンデーが出た時はまだだった。
(ちなみに私はまだ見ていない。)
新規第1話には朧が出るので、その宣伝?か朧が登場、しかもカラー。

三界不動産の市外局番、どこかで見たことあると思ったら、他県の友達だった。
でも最初に03がついてるからやっぱり東京、「霊になるよ(0274)」の意味とか?なんて考えて、そんな自分にちょっと笑った。

さて今回のお話はケーキ屋さんが舞台。
「ベリーベリースカーレットリーパー」、直訳すると、多種のベリー(ここでは苺やラズベリー、クランベリー)を使った「緋色の死神」、 そういえばアガサ・クリスティーの「予告殺人」に「甘美なる死」なんてチョコレートケーキがあったっけ。
あっちは死にそうになるくらいおいしいケーキに毒が入ってたけど、こっちは死ぬほど辛かった。

昔テレビで「激辛王選手権」見たな、テレビチャンピオンだっけ?
ちなみにアマゾンでパウダーを買えるけど(現在は在庫切れ)、注意書きが凄過ぎて笑えるレベル。

今週の「だがしかし」、ココノツたちが楽しい合宿?みたいなことしてる間に、こちらはちょっぴり大人な世界。
でもほたるファンとしては、やっぱりあっちの騒ぎが気になるね(笑)。

(2016年4月12日の日記)
4月14日第322話「心霊フィルム」
原作少年サンデー2016年4月13日(20号)「境界のRINNE」第323話「心霊フィルム」

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今週号は何といっても表紙が嬉しい。
アニメを撮影中のりんねと桜。
桜が監督?りんねが演技?
不自然な笑顔の六文が何とも言えない味がある。

そして(見るだけなら)大好きな廃墟ものとしては期待せずにはいられない、けどストーリーは ちょっと拍子抜け。
むしろ翼の突っ込みが良かった。
こちらもアニメで大化けしそう。

今週の「だがしかし」。
ドキドキワクワクのお泊りは、サヤと豆兄妹が寝相が悪い(っていうか寝相の悪さが似てる)って新発見。
なんらときめくこともなく、でも謎めいたほたるの言葉にミルメーク。

っていうかミルメークにイチゴ味とかバナナ味とかあるなんて知らなかった。
でも今度見つけても買うのは結局コーヒー味な気がするよ。

気になったのは「作画メシ」。
今回は青山さんの「欧風カレー ボンディ」神保町店。
へえ青山さんは神保町近辺に住んでるんだなんてチェックもできる。

高橋さんの回も楽しみだ(きっとあるよね)。

(2016年4月14日の日記)

4月21日第324話「金霊」
原作少年サンデー2016年4月20日(21号)「境界のRINNE」第324話「金霊」

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今回のゲスト?金霊(かねだま)は見た目のインパクトがまず凄かった。
小判型だったので、モデルがあるのかな?と調べてみたら座敷童みたいな存在で、あることは あるらしい(いることはいるらしい?)
ただしりんねのような小判型ではなくて、「気」「精霊」「怪火」などの形で表現されるため、 家に吸い込まれる大量のお金の絵で描写されることが多いようだ。
りんねの金霊は表に「千両」、裏刻は「光次(後藤庄三郎)」っぽい?

またまた登場りんねの母苺に、一人勝ちしたれんげ、相変わらず問答無用で攻撃しては反撃食らう 翼のトリオがおもしろかった。
気づかれなければお金を掴み出せると、意外に黒い苺に、応じるりんね、邪魔する翼。
「(りんねが)丼を置く台くらいの認識よ」には笑った。
なんか話のわりに無駄にスピーディ(笑)。
まあ最後のりんねは自業自得というところだけど、正体を見破られただけで激怒って金霊もあなどれない。

今週の「だがしかし」、サヤは朝に弱いのか?
ほたるは相変わらずテンション高し。

嬉しかったのは湯神くん、安定のおもしろさ。
ちひろが手紙を読むところと、368ページのちょっぴり悲しそうに湯神を見送るちひろの顔がとても可愛い。
落語デートのあたりからコミック揃えようかな?

最後にお知らせ。
小学館コミック文庫フェア 2016『萩尾望都×あだち充×吉田秋生×高橋留美子』」が4月22日頃から開催!

・萩尾望都=「ポーの一族」他
・あだち充=「タッチ」他
・吉田秋生=「BANANA FISH」他
・高橋留美子「めぞん一刻」

各作品の対象作品についている応募券を3枚送ると、プレミアムグッズが必ずもらえます。
響子さんのミニ色紙とアッシュと英二のミニ手ぬぐいが欲しいかも。
どっちも揃ってるんだけどな・・・。

(2016年4月21日の日記)
4月28日第325話「賢者の石」
原作少年サンデー2016年4月27日(22・23合併号)「境界のRINNE」第325話「賢者の石」

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「賢者の石」って言ったらハリー・ポッターでしょって思って「古っ!」と思ったけど、考えてみたら 賢者の石でハリー・ポッターを超える世界はまだ出てないよな。
もう19年になるのか、まだ19年にしかならないと言うのか。

ただ私は海外のファンタジーにはあまり関心がないこともあって、読んだのはずっと後。
映画もまだ全部は見ていない。
まあそんな余談は置いておいて、今回はアネット先生大騒ぎだったが、感想書くより時間をかけたのが 鉛玉や鉄クギを煮込んだ鍋について。

このフォルム、このライン、主婦の憧れル・クルーゼだよね!オレンジ色だよね!と目がハートになった。
私みたいな料理苦手主婦でも使ってみたいココットお値段何と軽く2万円越え。
でも翼家にならあってもおかしくない高級鍋。

でもよく見ると持ち手がスクエアで、そこだけがル・クルーゼと違う。
新作出たの?それとも別のブランド?と30分近く探し回った。
結局わからなかったけど、これで私のル・クルーゼ心に火がついた。
お金ためていつか買おう。
そしてカレーを作るんだ。

今週の「だがしかし」。
がんばれ少年。

来週はGWでサンデーもお休み。

(2016年4月28日の日記)
5月12日第326話「カバ吉くん」
原作少年サンデー2016年5月11日(24号)「境界のRINNE」第326話「カバ吉くん」

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今週のりんね、おもしろいというより苺と翔真のカップリング?が盲点だった。
翔真も意外と子供らしくて可愛いし、鯖人と苺はもしかしたら似た者夫婦?な視点が他愛なく おもしろい。
でもそれ以上の感想も書きづらいなあ(笑)。

カバ危険!
前にどっかで読んで知ってたけどなんでだったかなあ。
今後の翔真と苺の絡みに期待。

今週の「だがしかし」、95話にして初めて絶対試したくない駄菓子?登場。
見たことはあるけど、ニッキ、シナモン、肉桂全て苦手。
八つ橋も苦手、シナモンロールやアップルパイがやっと最近食べれるようになった程度かな?

(2016年5月12日の日記)
5月19日第327話「会えない二人」
原作少年サンデー2016年5月18日(25号)「境界のRINNE」第327話「会えない二人」

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タイトルはいい感じだけど、なんかおめでたいモニュメント(笑)。
いろんな意味で直球ストレートな翼、不憫だけれど、恋も仕事もりんねが数段上なのね。
桜が翼よりりんねを頼りにするところが、ね。

私はどっちかというと、待ち合わせ5分前着がモットーなので、今回のルーズ霊は苦手かも。
でも同じ日に死んで、仲良く成仏しても、一緒に転生できるんだろうか?
実はちょっぴり切ない展開なのかも。

今週の「だがしかし」。
コミック5巻も届いて今日は駄菓子も買って「だがしかし」祭り!と思ったけど、5巻に出てくる駄菓子、 食べたいのは近所のコンビニにもスーパーにも売ってなかった、残念。
で、今週号の「若鶏の手羽」にはこれまでで一番びっくり。
これで100円なんだね、駄菓子だわ。

(2016年5月19日の日記)
5月26日第328話「笛と洗剤」
原作少年サンデー2016年5月25日(26号)「境界のRINNE」第328話「笛と洗剤」

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前回の「会えない二人」はりんねらしからぬ?ロマンチックなタイトルだったけど、今週号は 「笛と洗剤」、わけのわからない組み合わせがりんねっぽい(「薔薇と醤油」とか、笑)。

死神組合の試供品って諸刃の剣だよね、いろいろと。
もうちょっとで商品化できそうな、惜しいところでどこかはずす物が多い。
それに振り回されるりんねが犬夜叉っぽくて可愛かった。
「地獄の業火!」から「無駄にはせん!」の流れとかね。

今回まさか魔狭人が出るとは思わなかったが、ストーリーより部分部分のカットがおもしろかった。
羽織なしで飛べないだろうと安心しきっている魔狭人の後ろから七宝、じゃなかった六文に乗って 「ぎゃん」のとことか、六文がりんねを落とすとこ、池に落ちてずぶ濡れのりんねがいかにも重そうに 「びちゃびちゃびちゃ」と音たてながら歩くとこ、桜にみっともない姿を見られたと嘆きながら 土下座は平気なとこ。

りんね1話を読んだ時は、もっとクールでかっこいいヒーローだと思ってたよ。
チワワに飲み込まれた時点で間違いに気がついたけど。
あと、りんねが業火を上って来た時の魔狭人の「え”。」の顔、「逃がさん。」のりんねの顔、 たまに出てくる表情だけど、これが凄く好き。
って書いてると、高橋さんのおもしろさって効果音?の使い方にもあるんだよね。
アニメではこれを声で表現する事多いけど、私は実は苦手だったりする。

カラーで山口勝平さん(鯖人)と、木村良平さん(翼)のトークショーの内容も載っていて、二人とも 仕事として演じるだけじゃなく、心からのるーみっく愛が伝わって来た、必読!
特に高橋さんが作品を「この子」っていう風に呼んで、高橋さんが作品にとって、キャラにとっても 「お母さん」であるって件が良かった。

今週の「だがしかし」、イラストコンテストファッション賞受賞作品をほたるが来ていて可愛い、のだけれど 頭のあれは何?
でも表紙だけなのね、まだ続くのかな?
さや部門もあったらいいな。

むぎチョコって麦チョコじゃないのね、初めて知った。
って語るべきはそこじゃなく、むぎチョコは暑くても溶けないのだそうだ。
これはびっくり。
ほたるさん、存在は暑苦しいけど、そばにいると暑さを忘れるキャラだよね。

そして嬉しい湯神くん、表紙がいいね。
彼っぽくない、さわやかで。
ちひろが相変わらず可愛いね。
(2016年5月26日の日記)
6月2日第328話「幽霊堂のお札」
原作少年サンデー2016年6月1日(27号)「境界のRINNE」第329話「幽霊堂のお札」

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久々の黒星・黒星三世登場編。
りんねちょっと髪切った?

今回のおもしろさは、最後のページの柱、
「魂子と黒星の画策実らず、札付きの霊嫌い三世の成長は叶わず。
同時に、りんねの賄賂ゲットも叶わず。」

これに尽きる(笑)。

札を「札付き」と幽霊堂の「お札」と掛けていたとは気がつかなかった、不覚・・・? こんな時のりんねは、ちょっと鯖人の血を感じる、というか、鯖人と乙女、どっちに似てもこうなりそう。

+(鯖人の)借金まみれの生活か、哀れなり、りんね。

今週の「だがしかし」。
おもしろかったけど、過去編なためほたるさんは表紙にしか登場せず、残念。
それにしてもヨウさんの最初のお弁当、「どこかしらに駄菓子」じゃ済まなくない?
なんか「銀魂」のお弁当編思い出した。
月詠の月詠弁当凄かったなあ。

あと最近「柊様は自分を探している。」おもしろくなってきた。
西森さんの作品は、なぜか馴染むまで時間がかかる。

最終ページ、他人に言われて衝撃的だった言葉に対する回答、高橋さんは

「阪神の選手から引退という言葉が出る度に衝撃を受けます。」

だって、筋金入りだなあ。

(2016年6月2日の日記)
6月9日第329話「にじんだメモ」
原作少年サンデー2016年6月8日(28号)「境界のRINNE」第330話「にじんだメモ」

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どう読んでも「はじめてのおつかい」にしか見えない彼。
憑いていた彼もなんか使用前使用後みたいにいい感じ。
(実際最初は同一人物だと思ってた。)
もてたい気持ちは同じでも、なんか哀しくおかしい話だね。

りんねには珍しくおいしい展開になったが、それにしても買い物の内容が異常。
まあ手巻き寿司とデザート、もしくはおやつと思えば何とかなるけど。
でもどこにモテるレシピが?

りんねのおもしろさは感想書くのが難しいおもしろさなんだけど、この彼女とタコには笑った。
彼女可愛い、なんかどこかの「だ〇しかし」の「ほ〇る」さんもこんな台詞あったね。
そしてさらに可愛いのがつぶらな目をしたタコ。

でもタコ焼きって小麦粉で作るんだ、はじめての発見。
関東人の私はタコ焼きは買って食べるもので、わざわざ作ったりしないけど、スーパーでタコ焼きの素は よく見かける。
(お好み焼きはよく作るので、粉コーナーにはよく行くのだ。)
あれって味つけ小麦粉ってこと?

で、話は飛んで、結論はロシアンルーレットタコ焼きパーティー、略してタコパ。
タコ焼きの中にグミにミカン缶にワサビにってタコいらないじゃん(笑)。
納豆やキムチはそれなりにイケそうだけど?
これもアニメで見たいエピソードだった。

でも「こんな具でグッとくる女の子なんでいません!」ってあるけど、彼女、結構気に入ってるみたいよ?
風船だから?関西人だから?

今週の「だがしかし」。
話、進んだ・・・?

(2016年6月9日の日記)

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