「境界のRINNE」感想(第331話〜第340話)
6月16日第331話「草刈さん」
原作少年サンデー2016年6月15日(29号)「境界のRINNE」第331話「草刈さん」

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「毎度おさわがせの三日月堂!」
この話、アニメでやるのが楽しみかも。

「境界のRINNE」読んでると、アニメでどう作ってくれるかなあと楽しみに待つ自分に最近気づいた。
「犬夜叉」の時は、お願いだから大げさにせず、原作に忠実に作って下さいと祈るような気持ちで 読んでたっけ(笑)。
Eテレで良かったとつくづく思う。

メリハリつけて視聴者を煽り、視聴率を稼ぐのもまた民放の宿命と考えれば、それもまた 大変だったろうなあと、今なら冷静に考えられるけど。

さて今回の主役?は草刈さん。
「真田丸」を見ているほとんどの人は「草刈正雄」さんを思い出したんじゃないだろうか。
だってそれほど印象的なんだもん、草刈さん。
池波正太郎好きとしては「真田太平記」も何度も見て、草刈さんの真田幸村に惚れたし、「真田丸」は 正直あまり好きじゃないけど、幸村の父昌幸を演じる草刈さんに、また惚れ直した。

「日本一の兵」と称えられたヒーロー幸村と、「表裏比興の者」と称賛された昌幸の、時を経た演じ分けが見事。
ところが「境界のRINNE」の草刈さんの実体は「草刈ガマ」だった、いかにもりんねな展開がくすっと笑える。
しかも悪霊でも嫌がらせでもなく、勤勉な草刈さんなところが気に入った(笑)。
三日月堂の「身から出たサビ」、六文の突っ込みも見事だった。

また、紙上でれんげの声優さんが石上静香さんと発表された。

(2016年6月16日の日記)
6月23日第332話「鳳、家を出る」
原作少年サンデー2016年6月22日(30号)「境界のRINNE」第332話「鳳、家を出る」

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久々のラブコメモードかと思えばちょっとおかしな展開に。
家出した鳳が転がり込んだのはりんねの部屋。

りんねがお金を返す気あることに驚く桜がちょっと意外。
返す気はあると思う、返せないだけで。
えっ?今頃そんなことに驚くの?
ちょっとりんねが可哀そう。

ところが誤解から、桜はりんねが鳳からもらったお金を返そうとしてると思いこむ。
まあ一言で言えばヤキモチなんだけど、今回はおもしろかつたけどあまり楽しくはなかったな。

翼、鳳、れんげは相変わらずなので、ここからなんとか挽回して欲しい。
でもクレジットカード何度もなくす鳳に突っ込む気がない自分が不思議。

今週の湯神くん、ほのぼのしてておもしろい。
部室の窓のあっちとこっちで会話してる2人が可愛い。
あとハヤテ・・・?

(2016年6月23日の日記)
6月30日第333話「甘えた生活」
原作少年サンデー2016年6月29日(31号)「境界のRINNE」第333話「甘えた生活」

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本編の感想が、アニメのDVDボックスの値段で吹っ飛んだ。
第1シリーズは基本1枚5,000円だった。
全話揃えればそれもかなりな値段になったから、ある意味安くなったのだけれど、それにしても りんねに限らず、アニメの割高感は何だろう。

特典はいらないから安くしてほしいと思うけど、逆に特典つけなければ売れないというジレンマが あるんだろうな。
アニメ応援として当然買うつもりだけどきついなあ・・・。

さて本編。
このタイプの勘違い、初期はよく見られたけど、今はもうその段階を超えた気がしてたのになあ。
桜の頭の中では、六文まで別猫になってるし。
それでもそばに輝くフレンドリースクエアと造花の薔薇があるところがりんねに対する桜の定義らしい。
輝くこたつと箱満タンの造花の薔薇がブルジョアりんねの象徴か。

で、結局りんねの部屋にお泊りした鳳、浪費癖とブルジョア生活は直らず、ある意味幸せ。
しかも「空腹」を知らない子、腹キュンには笑った。

ここまで来たら、鳳のおかげでりんねと桜の関係ももう一段階アップさせてほしいなあ。
なんか桜がなんとなく機嫌直して(りんねのATMの明細書を見た)、さらっと仲直りだけど、もっと劇的に!
でないとりんねが最後まで可哀そう。

でもこの後、りんねは生活費どうしたんだろうね。
最近は桜、お弁当作ってあげてないのかな?
そろそろおいしいラブコメ希望。

今週の「だがしかし」。
かっこよく〆てるけどほたるさん、絶対全色かけまくってるよね。
と思ったけど、紙面がインクで汚いだけかな?
すごく気になる。
今週は他に「ハヤテのごとく!」がおもしろかった。
(2016年6月30日の日記)
7月7日第333話「路地の近道」
原作少年サンデー2016年7月6日(32号)「境界のRINNE」第334話「路地の近道」

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今週は久々にブラックなおもしろさの予感。
冒頭魂子と乙女(苺)の再会。
笑える家系図(鯖男さんも生前の顔出してあげようよ、笑)、そしてナス男や猫ばあちゃんの エピソードを彷彿させる奥様(マダム、優しそうなおばあさん)霊、でも限りなく怪しい。

期待していたラブコメモードにはならなそうだけど、次週まさかのセンターカラー(笑)。
いやあ(絵的に)地味な話をカラーに持って来たもんだと思う。
これはストーリーに期待だね。
魂子が鍵を握っていそう。

今週の「だがしかし」。
昆虫セットって凄い物の存在初めて知った。
最後のほたるさんの表情がいい。
サンデー非科学研究所ではコトヤマさん特製のお好み焼き、おいしそう。
生地に小麦粉と粉末のダシってすごいな。
私は手軽に「お好み焼きの素」使う派なので。

今週の「ハヤテのごとく!」、久々マリア登場で私的においしい展開(笑)。
他に柊様がいい話だった。
(2016年7月7日の日記)
7月14日第335話「庭の裏口」
原作少年サンデー2016年7月13日(33号)「境界のRINNE」第335話「庭の裏口」

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今週はセンターカラー。
魂子、乙女(苺)、りんねと「3世代で挑む老婦人の怪異!!」後半。
でも表紙の乙女と桜の髪の光ってる部分がくっきり白すぎてなんか不自然。

それはともかく、優しそうなあのおばあさんが、死神組合の要浄霊者リストに載っている時点で なんだか期待。
苺のおままごとシートはいいなあ、子供の頃に欲しかった。

で、事件の真相、途中まではおもしろかったけど、松ヤニで失速したかな。
最後の家族会議も魂子さんが自腹切っても良かったんじゃない?って思わず突っ込み。
結局最後の柱が一番キレがいいようで・・・。

今週の「だがしかし」、ほたるとサヤが淡々と会話してるだけなのに、妙なおもしろさがあった。
でもほたるの顔が時々ヨウさんに似ていたり。

今週のクエスチョン。
暑い日だからこそ食べたい物。
高橋さんの冷やし中華がど真ん中!
西森さんのみかん缶は邪道なそうめんも可、なべやカレーは遠慮したい。
と食欲激減の私です。

(2016年7月14日の日記)
7月21日第336話「呪いの言葉」
原作少年サンデー2016年7月20日(34号)「境界のRINNE」第336話「呪いの言葉」

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りんねに受験の日が来ることはあるのだろうか。
いえ払えるかどうかじゃなくって、時間が進むかって意味だけど。
桜がちょっとふっくら見える表紙の次は「肌青い(羽田アオイ)」先輩登場。
次なるゲストは「背水の陣(背水=せみずジン)」
また微妙にしょうもない名前を(笑)。

懐かしいなあ、「落ちる」「滑る」に反応していたあの頃。
それにしてもアオイが手にしてるのって私も愛飲緑の豆乳に見えるんだけど。

そんな話は置いといて、今回の50をラインに「落ちろ」と「届け」の絡みが絶妙だった。
笑うより、うまいっ!と思わず手を叩いちゃうみたいな。
今の私には「落ちろ」の方が切実だよなあ。
偏差値じゃないけど、「届け」と念じることもあるけど、さすがにそこまで必死じゃない。
メインは「落ちろ」。

相変わらず最終ページの柱がうまい。「偏差値を落としたくない夏、体重を落としたい夏、 落とすを取り違える夏。」
その後は寒い。

今週の「だがしかし」はすごくいい話。
私は古本屋さんで経験あるな・・・。

週末クエスチョン。
お気に入りのTシャツ柄は?
高橋さんは「もうキャラものは着れないです。」
私は着てるよ?犬夜叉Tシャツ、パジャマ代わりに、時々だけど。
お気に入りというより着れる物なら何でもいいお年頃。

(2016年7月21日の日記)
7月28日第337話「浮気の現場」
原作少年サンデー2016年7月27日(35号)「境界のRINNE」第337話「浮気の現場」

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アニメの高評価に気を良くしたのか、早くも桜の水着姿が登場。
なんか水着になると、絵の気合の入り方が違う気がする(笑)。

タイトル見てりんねの(誤解から生まれた)浮気の現場を希望したのは私だけではないはず。
読んでみたら王道の他人事だったけど、おもしろかったからまあいいか。
妙に律義なゲスト霊がいい。
翼もいるので、突っ込み役が桜と2人なのもいい。

水着とかファッション系の「カブり」は経験ないけど、バックのカブりは何度かあったな。
その時は嬉しくて、視線を合わせてお互いにこっとしたりする。
ちなみに触れた時にビシッと静電気が走ってビクッとした時も、視線を合わせて苦笑いしたりする。
こっちの方がきついや。
静電気には体質が関係あるそうです。

今回の「だがしかし」は、らしくもなく、めちゃくちゃときめいた。
絵も話もパーフェクト。
やっぱり「だがしかし」は原作の「間」が好きだ。

今週のサンデー非科学研究所は藤田和日郎さん!
テレビで素顔を何度か見たけど、相変わらずのテンションが嬉しい。
今週のクエスチョン、高橋さん、怖すぎです・・・。



「空気清浄機が燃えました。」

(2016年7月28日の日記)
8月5日第338話「デッキに近づくな」
原作少年サンデー2016年8月3日(36号)「境界のRINNE」第338話「デッキに近づくな」

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★映画「13日の金曜日PART7/新しい恐怖」の軽くネタバレ入ります。

今週号はなんか絵が微妙だな。
せっかくの桜の水着もいつものおさげが物足りなかったり・・・。
でもなかなか楽しい話で、せっかくだからもっとときめかせてくれても良かったのに(笑)。
りんねも珍しく?無事にバーベキューやスイカ、花火も楽しめて良かったね。
鳳も翼も揃ってるし、これまたアニメにしたら楽しそう。

なんとな〜く、今週号を読んで頭に浮かんだ場面。
「13日の金曜日PART7/新しい恐怖」の桟橋場面。
おもしろかったよね、これ。

不死身のジェイソンが、超能力少女によってあそこまでボロボロにされるってホラー映画の中でも 珍しいのでは?
シリーズが続くとどうしてもマンネリになってしまうけど、7のとんでも展開、嫌いじゃない。
先日スカパーで「13日の金曜日」一挙放映したのかな?いくつか録って見たけどやっぱりおもしろかった。

で、「13日の金曜日 完結編」のトミーを演じたのが、「スタンド・バイ・ミー」のテディだったコリー・フェルドマン だったことも初めて知った、そうだったのか・・・。

りんねに戻って、ハート形の布団叩きにゲーム「戦国無双」シリーズの北条氏康のスペシャル武器を思い出した(笑)。
あの顔あの声(石塚運昇さん)であの武器(笑)。
その実態は魔法少女の杖?だったんだけど、今回の布団たたきとそっくりだ。

今週は湯神くんも登場。
「香ちゃんはいいな・・・湯神くんの隣で…」から
「私 隣が湯神くんで良かったよ!
渡辺くんよりずっとマシ!!」までのちひろの顔と心の流れがおもしろかった。
やっぱり好きだ、この2人。
この連載終わったら、一気買いしちゃうかも(終わらないでほしいけど)。
もう9巻まで出てるのか。
続きが気になってた「だがしかし」は残念ながらお休みだった。

(2016年8月5日の日記)
8月12日第338話「ひまわり迷路」
原作少年サンデー2016年8月10日(37・38号)「境界のRINNE」第339話「ひまわり迷路」

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表紙の桜の可愛さと無条件のおもしろさ。
やっぱいりんねはこうでなくっちゃ。
苺と翼の参加でさらにおもしろさアップ。
でも翼って、桜が受けるべき被害を代わりに受けるためにいるような存在だね、いつも。
でもどんなにおいしくてもチョコレートの池には落ちたくないないな、チョコレート地獄。

苺のしたたかさと、乗せられた翔真が久々に子供らしくて可愛かったし、何よりもつぶらな瞳の ひまわりおじさんにやられました(笑)。ひまわりおじさんも可愛すぎるっ!
苺は最後にりんねにお小遣いあげたのかな?
絵日記の感じだとあげなかった雰囲気だけど。
あと誰が描いたのか絵日記の翼が投げやり過ぎて笑えた。
行きたいなあ、ひまわり畑。

今週の「だがしかし」。
なんかこの漫画、時々終わりを感じさせてドキドキする。
それにしてもこの漫画の2人のヒロインは魅力的だ。

今尾崎豊「核」を聴きながら感想書いていたけど、この曲終わる前に感想書き終えてしまった。
曲が長いのか感想が短いのか・・・。

(2016年8月12日の日記)
8月25日第340話「魔法のウニライス」
原作少年サンデー2016年8月24日(39号)「境界のRINNE」第340話「魔法のウニライス」

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今週は「境界のRINNE」も「だがしかし」もすごくおもしろかった。
制服少女の正体がれんげとは思わなかったし、タマがあんなかっこで出てくるとも思わなかったし、れんげの 水着初披露も可愛かったし(っていうか一番きわどい、笑)、何この「ウニのメイドカフェ」みたいな。
店内の「ウニアイス800円」と「ウニライス1000円」の間の「ウニ〇〇〇(きっと900円)」が何かも気になるなあ。

架印も出てきて「純白のクールライス・・・慣れ親しんだ味だ。」とか、でもやっぱり可愛いれんげの女心とか。
でも高橋さんが描いたウニライス、豪華ウニ丼に負けないほどおいしそうに見えるのがまた不思議。
これもアニメでやって欲しい。
タマも大活躍だったしね。

「だがしかし」は間もなく終わりそうな予感をにじませて、来週とんでも展開で復活するんだろうなあ、ほたるさん。
永遠に夏が続くと思ってたからちょっとびっくり。
でもココノツの表情が切なかった。
同時に何も気づかない小夜にも。

「ハヤテのごとく!」も意外に読ませて最後に笑った、いい子だ彼女。
来週は久々の「銀の匙」、これも楽しみ♪
今週のクエスチョン。
高橋さんはメキシコのピラミッドに登ったことあるのか、いいなあ凄いなあ。

(2016年8月25日の日記)

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