「境界のRINNE」感想(第351話〜第360話)
11月17日第351話「黒猫秘密集会の裏歴史」
原作少年サンデー2016年11月10日(51号)「境界のRINNE」第351話「黒猫秘密集会の裏歴史」

          ☆           ☆           ☆          

こういうドタバタ物見てるとらんま思い出すけど、やはりらんまよりどこかまったりしてるな。
格闘系キャラじゃないせいか、良くも悪くもキレがない。
だから盛り上がりもせず、盛り下がりもせず、まったりとおもしろかった。

今回の主役は「シュールストレミング」、Wikipediaによれば、「開缶して魚体が液状化したものは、分解が進みすぎている」とか、 「25年間にわたり放置された缶詰が爆発物処理班と缶詰の専門家が出動して処理にあたった」とか、そこまでして食べるか状態。

私は食べ物にそんなに好き嫌いはない方だけど、さすがに食べてみたいとは思わない(意外と保守的)。

各死神と黒猫の関係や、黒蜜や黒星あたりが被害を受けずに逃げてるところがらしくていいし、いやがらせグッズの人魚のミイラ (何かに似てる!)が可愛かった。
次回の景品なんだろね。
検索かけたら「シュールストレミング」が世界一臭い食べ物らしいので、次回は食べ物ではないってことか。
最後の会話に参加してないけれど、なんとなくいる翼の表情もおもしろかった。

(2016年11月17日の日記)
11月24日第352話「地獄の果実」
原作少年サンデー2016年11月22日(52号)「境界のRINNE」第352話「地獄の果実」

          ☆           ☆           ☆          

今週は珍しく表紙で笑った。
「ミカンを見つめ、思案が浮かび−?」
絶対魔狭人やられるパターンだよね(笑)。

今週号は単純におもしろかった。
何にも考えずに笑えた感じ。
魔狭人と翼のおかげかも。

ばっかるこーん、むりむりむり、ばくばく、ぢゅ〜、びしっ、もごもごの流れは、藤田さんが遊びに来て書いてくれたら良かったのに。
って「ばっかるこーん」って触手の名前だったのか。
そんな音して開いたのかと思ったら。
あと333ページのクリオネ可愛すぎ。

魔狭人の挙動にいちいち笑ったけど、一番ツボだったのはコタツの上の山盛りのミカン。
山盛り過ぎるだろって(笑)。
でも一応コタツにミカンにネコまでついて、一足早いお正月?
次の日早速ミカン買って来たよ。
コタツもないし、ネコもいないけど。

今回の話はアニメより原作かな?
コマのひとつひとつがいかにも高橋留美子なおもしろさ。
アニメ派もコミック派にも今週号はお勧めしたい。

(2016年11月24日の日記)
12月1日第353話「HOTが怖い」
原作少年サンデー2016年11月30日(1号)「境界のRINNE」第353話「HOTが怖い」

          ☆           ☆           ☆          

明日から12月、サンデー今週号はなんと1号。
巷にはクリスマスやおせち、年賀状の広告が溢れ、忘年会のお知らせも多々。
わけもなく気ぜわしいのはさすが師走(ってこれ書いてる時点でまだ11月だけど)。
それで自分も落ち着かないせいか、今週号のサンデーはむやみにおもしろかった。

りんねは実はよくあるパターンで、普段ならマンネリと思うところだけど、自分のテンション高くておもしろかった。
浮和木ショウ(しように見える)のとこ、変な声出たし(笑)。
読み終わって近くの自販に走ったけど、なぜかコーンポタージュは売り切れ、ココアじゃなくておしるこ買っちゃったし。
今見てる「Xファイル」のスカリーに、「あなた疲れているのよ」と言って欲しい、はい疲れています。
でも表紙の桜は可愛かったな。

コナンは灰原哀が可愛かったし、だがしかしも柊様もハヤテもおもしろかった。
でも今週いきなりツボだったのがオダトモヒトさんの「古見さんは、コミュ症です。」。
絵は可愛いなあと思いつつ読んだことなかったけど、今週たまたま目に留まって読んでみたら、あらおもしろい。
湯神くんと同じ流れで気に入った感じ。
1巻買おうかな。

(2016年12月1日の日記)
12月8日第354話「何か出るかな?」
原作少年サンデー2016年12月7日(2号)「境界のRINNE」第354話「何か出るかな?」

          ☆           ☆           ☆          

久々の三日月堂登場のセンターカラー。
珍しく張り切ってるりんねの表情が新鮮、犬夜叉みたい。
次ページもカラーで「りんねの夏は、今年も・・・大忙し!!!」で数々の名?シーンが並ぶ。
うまい切り取りで本編以上におもしろそうに感じるのが凄い(笑)。

「寒〜い冬は笑って火照って乗り越えろ!!!!!」
(最新単行本第34巻12月16日発売!!!!!!!!」
「ま・・・待ち遠しい・・・!」(byりんね)
いつも思うけど、りんねの煽り文句はうまい。

今年も早くも福袋商戦が始まってるけど、三日月堂の福袋は悪い予感しかしない。
でもあれ?読んでみたら意外とまとも。
そう思わせてやっぱりだった。
でも三日月堂にしては凝ってる展開に驚かされる。

続いて桜登場。
零不兎は桜の事も「ボケカス」って呼ぶんだ。
りんねがいたら、この時点で殴られてるね。
最後のオチよりも最後の柱の煽りがおもしろかったってことで一件落着。

今週の「だがしかし」はハジメが凄い。
私がシカダ駄菓子のアルバイトでも、上司の足引っ張って終わりかも。
有言実行、見直した。
あとサヤの仕草が一々可愛い。

今週は他にハヤテと古見さんと柊様がおもしろかった。
西森さんの作品は、なぜか最初は嫌いで途中からおもしろく読み始める不思議。
来週号は湯神くん登場!

(2016年12月8日の日記)
12月15日第355話「ツリーの中に」
原作少年サンデー2016年12月4日(3・4号)「境界のRINNE」第355話「ツリーの中に」

          ☆           ☆           ☆          

今週のりんね、クリスマスだけに期待は大きかったけどあまり盛り上がらなかったかな?
他作品におもしろいのが多かったのでなんか印象が薄れてしまった。
レギュラー揃い踏みで、第127話「クリスマスの条件」(廃屋に閉じ込められたりんね達が大騒ぎのエピソード)みたいな楽しいイベントやって欲しい。

表紙のりんねの視線が不思議。
桜を見ているような、こっち(読者)を見ているような。
でもあまり見ることのない表情でお気に入り。

今回のゲスト霊は名前なし。
私だったら「健気貢」とでも名付けたい。
桜と翼のダブル突っ込みもりんねのフォローもどこかけだるく。
あれ?二度読みしたらおもしろい(笑)。
なんかじわじわ来るおもしろさ。
「必死(死亡済)」とかね。

最後の柱「りんねは懐がかなり苦しみます(ベリークルシミマス)・・・ね。」
ここが一番けだるかった、古すぎです・・・。

今週の古見さん、まだ処分してないサンデーをたどったら、3話から残ってたので読んでみた。
って3話と今週号、話がほとんど同じですけど?
1、2話読めないのは1巻を買えというオダさんからのメッセージ?
湯神くんとセットで買うと12冊、きついなあ・・・。

そしてだがしかしにはほたるさん復活!
今週ハジメを「おっ?」と見直したところなのでこれは次回が楽しみ。
ハジメとほたるはどこかでつながりありそうな。
サツマイモみたいな名前のコンビニ店長もいいキャラだし、これからの展開に期待です。

今週の湯神くん。
「それだけでいい。」前後の林山が別人過ぎて、林山株急上昇後大暴落。
周りでにらんでる子達の表情描かれてないけど、勝手にちひろに迷惑かけて恥かかせて、そんな自分に酔って最低。
今回湯神が絡んでこなくて残念だけど、倍返ししてほしいかも。

今週のハヤテ、途中読んでない時期もあったので、あの事実をハヤテがまだ知らなかったことに驚いた。

(2016年12月15日の日記)
1月16日第356話「幸運のおみくじ」
原作少年サンデー2016年12月28日(5・6号)「境界のRINNE」第356話「幸運のおみくじ」

          ☆           ☆           ☆          

2017年初更新は去年のりんねの感想から。
表紙の桜が可愛いね。
いつもは古風な?感じだから、ちょっと変えるとすごく可愛い。
本編ではまた違うスタイルでもっと大人っぽいけど。

おみくじ編は話は地味だけど、じわじわ来るおもしろさ。
翼が来たのも効果あり。
りんねが素直に口に出して桜の着物をほめるのもいい感じ。
(翼もほめてるけど、そこでの桜の反応は軽かった、笑)。

今回のゲスト霊は、おみくじで必ず大凶引くといい事があり、それがずっと続いていたけど、ある日大吉を引いたばかりに?事故で亡くなってしまうという不思議な設定。
りんねは彼のためにがんばるけれど、なんとその三界神社では縁起が悪いので大凶のおみくじは入れてなかったというオチがつく。
でも最後は霊も無事成仏。
りんねはバイト料をもらい、おモチを買って幸せ気分、ちゃんと食べれた。
(いつもは食べようとすると何かが起こる、笑)。

というわけで2016年の〆はみんな幸せで良かったね、の話。
最後に桜と翼がおモチを食べてないのがなんとなくいい。
2人にとってはそれほど貴重な物ではないし、もしかしたら血涙と共に勧められたけど断ったのかな?

ちょっと懐かしかったのが「うん、よく似合っている。」のりんねの顔が犬夜叉そっくり。
よくこんな表情していたな。

ところで私、年末年始に体調崩してぐだぐだだったので、今年はまだ初詣行ってません。
行ってませんが、今年もよろしくお願いします。
皆様にとって良いお年でありますように。

そして気になる新連載が小山愛子さんの「舞妓さんちのまかないさん」。
京都の花街が舞台、という段階で興味はあったけど、読んでるうちに本がサンデーであることを忘れた(笑)。
少女漫画のような可愛い絵と淡々とした日常、おいしいご飯。
舞妓さんの素顔?も見れて私的にはとても嬉しいお気に入り。

ただサンデー漫画としてはどうなんだろ。
「少年」読者層にどこまで受けるかちょっと心配。
じわじわブレイクして欲しい。
前作「ちろり」も読んでみたい。

今週のだがしかし。
やっぱりほたるさんが出て来ると、心で正座しちゃうね。
「ただいま。改めて、久しぶりね。」の笑顔がいい。

今週の古見さんもおもしろかった。
みんなキャラが良すぎて、柱の「古見さんの首がしなる!思わず二度見!!」に笑ってしまった。

今週のハヤテは終わりが近づいてきてるのかな?
マリアさんがシリアスで出番が多いのが嬉しかったです。
あとなんとなく読んでしまうのが柊様。
話がよくわからないんだけど、なんとなく読んでます。

最近思うのだけど、サンデーの作品は女性キャラで読んじゃうな。

(2017年1月16日の日記)
1月17日第357話「家にいるもの」
原作少年サンデー2017年1月11日(7号)「境界のRINNE」第357話「家にいるもの」

          ☆           ☆           ☆          

今週のりんねになんかデジャヴが・・・。
前にもなかったっけ?こんな話。
最初は座敷童かな?と思ったけど、小さな人影の正体は、とんでもない痛いものだった。
たしかに下手なお祓いものより怖いかも(笑)。

でも相談者が大人なだけに、りんねが手にした金額も桁違い?で前回といい今回といい今年のりんね、ついてるね。
高橋さんのお年玉?貧乏卒業?
苺、もとい乙女は見た目は子供、頭脳は大人なのに性格が子供過ぎる。
虫歯5本もひどすぎる。
でもおかげでりんねは1万円ゲットでこれも母からのお年玉と言えるかも。

素朴な疑問。
虫歯を抜くと痛くなくなる?のはなぜだろう。

今週のまかないさん。
キヨの過去は謎でもなんでもなくて、どこまでも淡々としてるな。
私は好きだ、とにかく応援。

今週の古見さんは相変わらず笑った。
「がんばってください」の「い」でめぞん一刻の響子さん思い出したのは私だけではないはず。

今週のだがしかし。
遂にほたるとはじめが初対面、だったのね?
もしかしたら豊とほたるが身内かライバル会社?みたいな流れかと思ったけど、そんなことはなさそうだ。
「ほた」から「・・・・・・なんでしょうかね・・・」の流れに笑った、いい感じ。

新連載かと思った「ジンメン」が私好みのホラーで素敵。
でもサンデー連載じゃないのか・・・。

(2017年1月17日の日記)
1月20日第358話「火鉢の使い方」
原作少年サンデー2017年1月18日(8号)「境界のRINNE」第358話「火鉢の使い方」

          ☆           ☆           ☆          

最近サンデーでおもしろく感じる作品が多いせいか、りんねが今ひとつインパクトが薄い。
まったりが持ち味とはいえ、そろそろ鳳やれんげ、魔狭人も出てきてギャースカ騒いで欲しいかも。
一番気に入ったのが表紙の桜。
できればかまくらの中にいて欲しかったかな。
桜のおさげはこんな衣装にほんとよく合うね。

今回の話はちょっと人魚シリーズを思い出した、懐かしい。
っていうか炭がいちいち尽きるの早すぎ(笑)。
りんねはちょっと可哀そうだったけど、ほっこり終わって良かったね、火鉢だけに。

今週のだがしかし。
目がグルグルでもしや身内?と思ったけれど、ほたるとはじめが初対面な時点でそれはないかと思った気がする。
でも今週号で兄妹確定!
あまり当たり前で、なんか360度回転したようなくらくら感が・・・。
382ページの「自分の会社」のところのココナツ可愛かった。

あとシカダ駄菓子店のジオラマ(カラーページと非科学研究所)が凄かった。
WHF終わったらどこかで展示してくれないかな。
ジオラマ大好きミニチュア大好き。
ちなみに一番好きなのはテレビチャンピオンでおなじみの山田卓司さん。

今週の古見さん。
あきれるほどのワンパターンで、なのにあきれるほど笑っちゃう。

今週のまかないさん。
3話にして話進まず、これに尽きる。
世間の評判どうなんだろ。
いつもは自分の判断で読むか読まないか決めるけど、この作品だけは続いてくれるよう、切に祈る。
っていうかそういう危なっかしさがある。

来週は湯神くんも掲載なのでさらに楽しみ。

(2017年1月20日の日記)
1月27日第359話「雨降れ!」
原作少年サンデー2017年1月25日(9号)「境界のRINNE」第359話「雨降れ!」

          ☆           ☆           ☆          

マラソン大会と言えば腰砕け坂の話を思い出す。
あれは129話か、時の流れは速いなあ。
私の中で、「境界のRINNE」は未だに新作。
ただ最近は他に気になる作品も出てきたせいか、りんねの印象が薄いのが辛い。

マラソンに運動会、切望するのは雨男、もしくは雨女。
でも今回出て来る雨男(仮名=あめお)は可哀そうなのか良かったのかよくわからないけど(笑)アネットのおかげで無事成仏。
スペシャルドリンクがめんツユのところが一番笑えた。
今回のタイトル「優しいウソ」が良かったんじゃない?

今週のまかないさん、話が過去に戻った。
なんか小山さん、構成が独特だな。
次回も過去話、話はいつ進むのか。
でもこのゆるい雰囲気に浸っていると、そんなこと心配するのが馬鹿らしく思えて来る。

今週のだがしかし、「枝垂紅豊」はフルネームだと予想できた読者はおそらく皆無。
無駄にかっこいい紅豊の横顔と走り方のギャップが凄過ぎる。
あとこの兄妹の家が豪邸過ぎる。
紅豊の持ってるトランクがストライプ過ぎる。
そして柱が最初も最後も「豊」なのが間違いすぎる。

今週の古見さん。
只野くんがいい人過ぎる。

今週の湯神くん、鯛飯がおいしそう過ぎる。
っていうか家族でおかずが鯛の尾頭付き一尾ずつ?が豪勢過ぎる。
このまめなとこ、見習いたい。
おもしろかったけどちひろがちひろ、湯神が湯神で絡まないのがちょっと残念だった。

(2017年1月27日の日記)
2月3日第360話「薄汚れた札」
原作少年サンデー2017年2月1日(10号)「境界のRINNE」第360話「薄汚れた札」

          ☆           ☆           ☆          

りんね並に気になるお札の話。
欲しいよね、お金・・・。
いつもは桜に借金返すことを第一に考えるりんねなのに、あまりの衝撃に我を忘れたか。

でも今週のりんね、輪郭が硬いというか、お金に振り回される大人の顔なのが地道に笑える。
悪い意味で成長したみたい。

でも今週だけはりんねの気持ち、わかるわ〜。
お金欲しいわ〜。
「円が炭と化す。浄霊の努力、水泡に帰す。」が無駄にうまいけどちょっと変。

今週のだがしかし。
ほたるとはじめは意外と絡まないのね。
小夜が置き去りはちょっと寂しい。

今週のまかないさん。
やっと話が戻った。
これからどうなる?話が進む?

今週の古見さん。
なんかいいね、この2人。
意識し合ってるのかいないのか。
りんねと桜は安定感が強いので、最近は古見さんや湯神くんの2人が気になる。

今週のハヤテ、マリアさんが消えちゃった。

(2017年2月3日の日記)

過去の日記目次へ

ホームへもどる