「境界のRINNE」感想(第41話〜第50話)
悪霊の正体は
原作少年サンデー2010年3月17日(16号)「境界のRINNE」第41話「あくまでお礼」

          ☆          ☆          ☆

たこさんウインナーだったりする?って間抜けすぎ(笑)。
まあ茎ワカメのハート形悪霊とか、コゲた卵焼きの悪霊に比べたらまだましかもしれないけど。
それからタイトル「あくまでおさつ(お札)」じゃないのね。

「境界のRINNE」はアニメ化して欲しくないなあ。
この間のずれた笑いとかとぼけたおもしろさは、アニメで同じ笑いをとるのは難しいんじゃなかろうか。
笑え笑えとくどいギャグ漫画になったらRINNEの良さは失われそう。
そういえば「明日」はコミック3巻の発売日か、「爆発売中」になってるけど?

今回翼と鳳の華麗な、いえ危険な遭遇がついに発生。
誤解が誤解を生んで、さらに六文まで加わって誤解の重ね塗り。
桜もどう見ても、りんねに惹かれてるだけに、って行動が見えて来た。
りんねも(食)欲、(節約)欲、そして優しさ?ゆえに鳳の好意を断りきれない。

けれど悪霊のおかげで一時休戦、誤解も解けそうな桜とりんね。
悪霊退治に入ったら、2人の息はぴったりだ、たぶん。
なまじっか翼や鳳が救援に駆け付けない方がうまくいきそうだけど来るんだろうな(笑)。
限りなくラブリーでキュートな(こんな形容詞からして昭和だな)たこさんウインナー型悪霊の活躍に期待したい。
でかい悪霊一体もいいけど、重箱に詰まってた数だけちび悪霊で出てきてくれたらもっと楽しいのに。
描くのが大変なんだろうな、きっと・・・。

今週は他にやっぱり「月光条例」がおもしろかった。
あと巻末の質問コーナー。
幕末の志士で一番好きな人物は?の質問に高橋先生の答えは「岡田以蔵がキャラ的に面白い」だそう。
知らない人だ・・・、でWikipediaで調べてみたら「土佐の郷士で土佐勤王党に加わった幕末四大人斬りの一人。『人斬り以蔵』と呼ばれた」とある。
かなりの有名人らしい。
幕末は弱いなあ、私・・・。
ドコモのりんねはもうおしまい?残念。
(2010年3月17日の日記)
タコさんウインナー可愛いじゃないか(笑)
原作少年サンデー2010年3月24日(17号)「境界のRINNE」第42話「魂食王」

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タコさんウインナーの分際で魂食「王」とは笑えるじゃないか、でも可愛いから許す・・・みたいな今週号。
りんねの「無言の」想いがタコさんウインナー(以下タコと略す)に通じてやっと二人きりになれたりんねと桜。
早速ここに突っ込みたい。
129ページ、「わからない 真宮桜の気持ちがー」となったりんねが「気持ちを知りたい。」と心の中で叫ぶのだが、タコここは無視。

先週の流れなら、口にしなくても思っただけでかなえちゃうんじゃないのかい?
意外と常識人のタコで、「人の心を操るような真似はしないタコ」なのかと思っていたのだが・・・。
どうやら単なる聞き逃しらしかった(笑)。

2つめの願い「ちょっと黙ってろ!」は目と目を合わせて叫ばれて「きらー・ん」と反応、「しゃきーん」とマスクにまた笑う。
ほんと可愛いぞ、このタコは。
でもりんねにしつこくし過ぎて正体(悪霊であること)がばれる。
ってしつこくしなくてもばればれだけど。

お仕事モードに戻ったりんねとやきもちモードの鳳と応援六文ギャラリー翼の前に魂食王撤退、っていうか分解。
けれど恐るべしはりんねと鳳を絶句させた桜の飄々攻撃「それで?」「なんで?」
るーみっく史上最強のテンション上がらないヒロインだ。

危険を顧みずりんねと共にいるんじゃなくて、危険に気づいてないだけだったんだ・・・。
でもりんねに関わらないのは「なんか・・・それはやだ。」
りんねに聞かせてあげたいねえ。

ちなみにりんねの部屋に居座り続けるちびタコ軍団、可愛いなあ、うちにも欲しいなあ。
あんなに可愛くちゃとても食べれないじゃないか(笑)。
成仏しないでね?

今週は他にアニメ「犬夜叉完結編で四魂の玉の声を古谷徹さんが担当との情報が。
「巨人の星」やガンダムで有名な声優さんだが、私が知ってるのは「魍魎の匣」の久保竣公くらいかな?
他の高橋作品にも出演されてるが、見た記憶がない・・・ごめんなさい。
でも今週の表紙「開いてしまった悪霊の匣」が重「箱」なのに「匣」にされてるところ、これを意識したんじゃないかな?なんて思ってしまった。
高橋先生も京極夏彦作品好きだし、アニメもきっと見てたに違いない、だから「古谷徹→久保竣公→魍魎の匣→悪霊の匣」になったに違いないって勝手に決め付けてみた。

「月光条例」は海を満喫編が終わって本編に突入。
赤ずきんとシンデレラもまだまだ登場、嬉しいな。
「ハヤテのごとく!」はやっと通常モードに戻るかな?

今夜はこれから「犬夜叉ベストソングヒストリー」を聞きながら長い夜を過ごしたい。

★ここからはブログより「境界のRINNE」3巻の感想。

「境界のRINNE」3巻買ってきました。
十文字翼初登場回からですね。
1,2巻よりおもしろく、今のりんねよりおもしろい。
こんなにおもしろかったっけ?って驚きながら読みました。

最近は恋のすれ違いがメインになってますが、3巻はその前のものすごく微妙な段階。
3対3のデートとか、りんねの女装とか、ほんと笑えました。
(2010年3月24日の日記)
りんね43話の感想です
原作少年サンデー2010年3月31日(18号)「境界のRINNE」第43話「開かずの本棚」

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新章突入だけど、実はあんまり盛り上がらなかった第43話。
土佐犬もチワ太郎に比べたらあんまり可愛くないし、庶民のひがみか(笑)死神鳳にもあんまり魅力を感じない。
で、今日は4月7日、第44話掲載のサンデー発売日。
私の中ではルール違反だが、感想書く前に読んでしまった。
そしたら後編に入って一気におもしろくなって、まとめて感想書きたくなったくらい。

今回の依頼者は図書委員一同。
お供え物は「東京食べ歩きグルメマップ」。
心を込めた贈り物もりんねにとっては貧乏人と知ってのイヤガラセ?

その頃図書館にすでにいたのは桜とクラスメートたち。
翼の聖灰で片付くはずもなく、結局桜を残して逃げ出すクラスメートたち。
クラスの中の懲りない面々。

で、中にいたのは土佐犬の霊、しかも横綱級。
このドタバタで普通に話せたりんねと桜。

「よかった 普通に話せて。」と桜。
「よかった。いつもの間宮桜だ。」
互いの存在を意識しつつも、鳳が気になってどこかぎこちなかった2人の関係も元通り。

と思ったのもつかの間、犬をたどって行った先には地縛霊の少女と鳳の姿が。
りんねと桜はこの後どうなる?な展開。
ありきたりな結末が予想されてた前編だったけど、後編に入るとありそうでない笑える流れに突入する。

今週の質問(最終ページ)はドラえもんで欲しい物、私はどこでもドアが浮かんだけど、そしたら高橋先生はじめ多数派で嬉しかった。
考えてみれば私の知ってるドラグッズはどこでもドアとタケコプターだけだったりする。

それからアニメ「犬夜叉」弥勒役の辻谷耕史さんの「ブログ」に完結編打ち上げの記事があった。
声優さんに関しては、むしろ素の部分を知りたくないのでブログや公式サイトはほとんど見ることはないけど、唯一以前からお邪魔してたのが辻谷さんのサイト。
「犬夜叉のつぼ八」はすべてプリントアウトして保存している。

それから先日甥っ子その2と、「アニメ犬夜叉っていつ始まったんだっけ?」って話になって「2000年だよ。」って答えたら、「あっ、俺まだ生まれてなかった。」だって。
そんな昔だったのか、アニメ「犬夜叉」始まったのは。
甥っ子その2は小学生、時の流れを感じてしまった。
(2010年4月7日の日記)
わかるなあ その気持ち・・・
原作少年サンデー2010年4月7日(19号)「境界のRINNE」第44話「薔薇と醤油」

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鳳の暴走に笑ったわけじゃない、薔薇と醤油に笑ったわけでもない。
一番笑えたのは幽霊少女フミカの「ちっ」。

好きな人に恋人ができても、仕方ないなってあきらめきれる時もある。
なんで?って納得できない時もある。
後者の典型が今回の、いわゆる「バカップル」。
特別バカにも見えないが、そこはみんながフミカ目線。

持て余し気味の鳳に代わってりんねが無事フミカが成仏させて一件落着。
はっきり言って鳳がいない方がすんなり終わった気がするけれど(笑)、そこは鳳にも最後の一言で花を持たせる。
終わってみればさほど印象にも残らなそうなエピソード。
後でコミックが出るまで、たぶん忘れているだろう。

けれど淡々と読んで、ちょっと笑って、最後にあっ、いいなって思える「境界のRINNE」が私、好きだ。
今週は他に「ハヤテのごとく!」がおもしろかったけど、最近私の一押しマリアさんの影が薄くてちょっぴり寂しい。

もうひとつ、情報スタジアムにて「ムービック」より「境界のRINNE」特大タオルと「犬夜叉」スポーツタオルの通販のお知らせ。
欲しいぞ、これは、特にりんねは原画だし。

実は私、一時期犬夜叉のTシャツ来て犬夜叉の枕カバー使って犬夜叉の毛布掛けて鋼牙のぬいぐるみ抱いて寝てた時期がある(笑)。
あまりのひんしゅくにすぐやめたけど。
ここでタオルまで出てきたらまた再開してしまいそう・・・。
(2010年4月9日の日記)
土下座するほど嬉しいりんね
原作少年サンデー2010年4月14日(20号)「境界のRINNE」第45話「呪われたエース」

          ☆          ☆          ☆

以前桜に手作り弁当を作ってもらった時も感動してたけど、今回はコンビニ弁当にも関わらず、土下座するほど嬉しいりんね。
描かれてないだけで、実は鳳のことが引っかかってて、桜のなにげない好意が土下座するほど嬉しかったんだろうなあとコンビニでとりあえず立ち読みしながらしみじみ思うのでありました。
そしてかごにサンデーを放り込み、イクラおにぎりと卵サンドを放り込み、メロンパンを放り込み、何だかよくわからなかったけど、とりあえず似た物としてパックの牛乳とカロリーメイトを放り込み、あとはレジ横でフランクドッグをチェック、でも時間が早すぎたのか、元々売ってないのか見当たらず。
お昼御飯がこれになった(笑)、メロンパンとカロリーメイトはおみやげに。

今回のりんねの死神グッズ霊体用カラーボールは巨大イクラ仕様でおいしそうというより生臭そう・・・。
小ネタがおもしろいと、ストーリーそのものはもうどうでも良くなってしまうんだけど、いい人なのに心に恨みを飼ってる風見先輩や、そんな先輩を気遣う速田のキャラもいい。
どろどろネタも乾いた笑いで後編も楽しめそう。

ところで今週のサンデーは朝買いに行ったにもかかわらず、2軒ですでに売り切れだった(小さなお店だったけど)。
そんなに人気か少年サンデーと驚いたけどもうすぐ映画のコナン効果なのかな?

他におもしろかったのは「史上最強の弟子 ケンイチ」と「結界師」。
「月光条例」は今読まないで、連載終了後にコミック買ってまとめ読みしたくなってきた。
おもしろいんだけど、作者が何を描きたいのかいまいち見えて来ない。
まとめ読みの方が圧倒的なおもしろさを味わえそうな気がする、この作品に関しては。
(2010年4月14日の日記)
1周年おめでとう!
原作少年サンデー2010年4月21日(21号)「境界のRINNE」第46話「知らせたくない」

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「おかげさまで1周年!」で始まる巻頭カラー、でも内容はとっても地味(笑)。
でもくすくす笑えるおもしろさ。
「境界のRINNE」を読んでると、笑い方まで昭和のレトロな雰囲気になって来る。

先日「なんで?」「それで?」の言霊攻撃爆発させた「冷静沈着少女」桜、「別に〜」なんて言い始めたらどうしようと思っていたら、別のキャラが言ってくれた、風見先輩。
りんねが大枚はたいて買った一番お高い依代人形(ビニール製1000円)で風見先輩の想いを遂げさせようとするりんねだが、あえなく玉砕。
依代人形にしか反応してないけど、実はスキャナーの方が高かったんじゃないかと思うのだけど。
でも貧しくても他人のためにはお金を使うりんね、本当にいい子。
桜もそんなところに惹かれるんだろうな。

お礼の山ほどバナナをりんねにあげて、再び土下座のりんねに笑う。
最後のページの先輩後輩が前回フミカのエピソードに出て来たバカップルに一瞬被った気がしたのも気のせい気のせい。
彼らもとってもいい子たちだった、いいねえ青春ど真ん中(笑)。

          ☆          ☆          ☆

犬友Yさんより「六道の辻」の写真を頂きました!
六道の辻とはWikipediaによると、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院「六道珍皇寺」がある場所のこと。 平安時代以前より、「鳥辺野(とりべの)」と呼ばれる葬送の地で、亡くなった人を送る冥界の入り口にあたると言われています。

現世と冥界の境界として、小野篁(おののたかむら)が冥土通いをしたという伝説があり、無実の罪で地獄へ落ちた人を救ったり、閻魔大王の裁きの助言をしたとか。
確かにりんねの仕事彷彿とさせますね。
さらに「あの世とこの世の境」と言い換えれば、犬兄弟の父君にも会えそうな気がします(笑)。

いいなあ京都、行きたいなあ京都・・・。
Yさん、ありがとうございました。
(2010年4月21日の日記)
可愛いりんねとお化け杉
原作少年サンデー2010年4月29日(22・23合併号)「境界のRINNE」第47話「おばけ杉」

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翼の(どう見ても)デートの誘いに、(思い出が懐かしいだけで)あっさり乗る桜。
何故ならそこは桜が過ごした小学校、おばけ杉のとこだから。
翼はそこで桜と出会うのだが、桜はそれはすっかり忘れているらしい。
そんなことにめげる翼じゃないけれど、意外や意外、気にしていたのは実は(薔薇作りの内職中の)りんね。

霊に関わるせいか、りんねがその言葉を口にした瞬間から「おばけ杉」は「お化け杉」に名が代わり、桜までも「お化け杉」と言い始める。
これって単なるミスだったら笑えるけど、一応この後はずっと「お化け杉」で翼も通してる。

翼はお化け杉の根元に数年前に聖石(パワーストーン)を埋めて石の霊力を高めており、それを掘り出すつもり。
でも桜は思い出せないでいるようだが、お化け杉の根元って「他にもなんかあったような・・・」って一番大事なそれをすっかり忘れてる桜。

ところが実際に行ってみるとお化け杉には大きな傷があり、根元も不自然に掘られ、寒い場所と化していた。
現れたのは四年生の三学期に事故で死んだはずのヨータの霊。
しかも巨大ヨーヨー(ヨータの武器)にはまっているのは汚れた「四魂のかけら」ならぬ「聖石」。
ヨータの恨みはどうやら桜に向いているようで、結局そんな桜を助けてくれたのは「来たことない街を不自然にうろついていた」りんねだった、可愛いなあ(笑)。

まあ本当はヨータもいい子で、何者かに操られている展開なのだろうけど、標的が桜というのが今までとは違う展開かな?
しかもパワースポットに聖石埋めて、思いっきり桜に迷惑かけてる翼がいるし。
でもこの3人でキャラが立っているので、鳳はそれほど存在感を感じないって言うかレギュラー化しなくてもいいような気がする。
なんて書いたら翼が可哀そうか・・・。
(2010年4月29日の日記)
今週もとってもいい話
原作少年サンデー2010年5月12日(24号)「境界のRINNE」第48話「ヨーヨーの思い出」

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久しぶりに大活躍?のマリアさんを楽しんで、勢いのままに「境界のRINNE」に突入。
前半は淡々と読んでいたけど(ゲスト妖怪ヨーヨーもどきも可愛くないし)、幼い桜の意外な特技とか、ゴキブリ退治の○ルサン香に似た悪霊追い出しグッズ「分離香」とか、一缶20円を翼には200円で売りつけようとするりんね主従とかでこまこま笑い、最後の場面でじんときた。

桜が大好きだったヨータ、でも素直になれなくていじめっ子になってしまったヨータ(それでも桜にはかなわない)、桜のヨーヨーをこっそり隠し、それを返すことなく死んでしまったことが心残りだったヨータ。
今目の前にいる成長した桜は、ヨータの目にはもはや桜じゃなく別人だ。
ああ死ぬってこういうことなんだ、ってふと桔梗を思い出した。

物語の中では生きるべく役割を与えられた桔梗だったけど、

「生きている者たちは、新しい時を刻んでいる、しかし死人のおぬしの時は止まっている・・・。
決してまじわることはできぬというのに、憐れな・・・。」

という晴海の言葉が蘇る。

けれども桜はヨータに「(桜は)怒ってなんかいないよ。これ、渡しておくね。」と笑顔で伝える。
「本当!?」って子供らしく喜んで成仏したヨータ。
いつもは淡々としている桜がとても表情豊かでいい感じだった。

他にも分離香を売る時ばかりは敬語のりんねとか、最後のもみ手のりんねとか、なにげに活躍の翼とか見どころたっぷり。
鋼牙もこれくらい一緒にいて欲しかったな・・・。

前回ヨータが桜に名前を聞いているのに本人と気付かないのは、翼の聖書(バイブル)コーナークラッシュ喰らったから当然として、桜が「お化け杉の根元って・・・他になんかあったような・・・」って思う部分は切なかった。
桜はヨータが死んだ次の日、ヨータに会っていたんだ、桜にヨーヨーを返せなかったことを悔やむヨータに。
良かったね、ヨータってほんわかした気持ちになった。

それにしても今回また「おばけ杉」に戻ってた。
結局なんだったんだろ・・・。
(2010年5月12日の日記)
いい子なのにねえ(笑)
原作少年サンデー2010年5月19日(25号)「境界のRINNE」第49話「聖石の呪い」

          ☆          ☆          ☆

先週に続いて「ハヤテのごとく!」の次がりんね。
先週に続いてハヤテとマリアさんがたっぷり絡んでそれからりんね、私はご機嫌。

そして今週のりんねがまたおもしろかった。
正直言って1話限りのゲストキャラだとばかり思っていた魔狭人再登場にはびっくりした。
けれど今回の展開はいい。

翼を操る魔狭人が(ちょっぴり間抜けな)奈落に見えてくる。
これまで鋼牙良牙の立ち位置だと思ってた翼が、(ちょっぴり間抜けな)奈落に操られる鬼蜘蛛に見えてくる。
いい子なのにねえ・・・。
で、犬夜叉よりも限りなく気抜けなりんねが最終被害者。

呪いたくないのに(せこい)呪いを振りまいてしまう翼。
(せこい)呪いに振り回されるりんねと、同様に被害者なのに被害者には見えない桜。

でも「夢の高級品 桃の缶詰」を血の涙を流して桜にプレゼントしようとするりんねとか、ライバルりんねになにげにおごってしまう翼とか、いい子だねえと何度も何度もくりかえしてしまうのでありました。
次号は大人気感謝表紙&巻頭カラーとか、あー楽しみ♪
ちなみに高橋先生がコンビ二行くとつい買ってしまう物って「リラックマ」だそうです、私も欲しくなりました(笑)。
(2010年5月12日の日記)
表紙&巻頭カラー&祝!50回
原作少年サンデー2010年5月26日(26号)「境界のRINNE」第50話「負の連鎖」

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今週は表紙&巻頭カラーのめでたい号なのだけど、表紙がごちゃごちゃしていてりんねが全然目立ってなかった、残念。
内容もそこそこおもしろいのだけど、盛り上がる一歩手前ってとこで終わってしまい、これも残念。

これまで読んできて、「境界のRINNE」は1話完結か、せいぜい前後編の2話構成の方が3話4話と続くよりおもしろいような気がする。
ビシバシ来るギャグじゃなく、ちょっと気抜けなコメディーなせいだろうか。

それにしても翼はいい子だなあと今週も思った。
魔狭人も本人はいたって間抜けなのに、使ってる悪魔の書のせいでやたら大物に見える不思議。
そしてりんね、食い物の恨みは恐ろしいというわけで、表情時折妖怪化、がんばれりんね。
でも話がだんだん「犬夜叉」のパラレルになってきたみたいで、それはそれでおもしろい。
しかも次がコナンで「犬っコロ」まで登場するし(笑)。
狙ったか、サンデー編集部。

結局主役は悪魔の書?みたいな展開だけど、ここで翼は桜に絶対知られたくなかったことを知られてしまう。
呪いというにはあまりにせこい、もののはずみみたいな形だけど、実際りんねは困っているわけで・・・。
ただりんねの怒りが翼じゃなくて魔狭人にちゃんと向いてるところはさすがというべきか。
次回は地獄かもしくはあの世とこの世の境か、舞台を変えてJigocaも再び登場か。

今週の質問は人生で一度は言ってみたいセリフ、高橋先生のコメントは「もっと太りたい!」。
高橋先生、同志と呼ばせて下さい!
(2010年5月26日の日記)

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