過去のゲームプレイ日記2
「戦国BASARA2英雄外伝(HEROES)」で遊んでます
寒〜い冬には暑〜い幸村が一番!ってわけで、最初に遊んだのはもちろん幸村外伝。
オープニングの鷲?鷹?が飛んでくるところ、「真・三国無双5」の虎牢関、呂布登場のムービーとおんなじやん、などと突っ込み入れつつ、PS3の美しさとアニメを比べちゃ可哀そうだと思いつつ、下がり続ける私のテンション。
キャラのイラストもなんだか口元がいやらしっぽい。

これまでのCGで台詞をしゃべるキャラの口が動かない不満なんて、これに比べたら可愛いもんです。
土林さんの原画がなければ全然平気だと思うんだけど、公式サイト見て、どこやらのイラストファンサイトと間違ったか?私、と思ったほどの人だから、土林さんじゃない時点でもう駄目だった。

そんな冷え切ったテンションが一気に煮えたぎって沸騰点まで即達したのが武田漢(おとこ)祭り。
百人組み手で兵たちに気合いが入ると、負けじと気合いが入りまくりの幸村とか、天狐のお面をかぶっただけで佐助の正体に気づかない幸村とか、武田式開門の仕方とか分信玄の術とか(笑)、もう涙流して笑い転げながら遊んだ。

あの幸村が奈落の底?に落とされるところ、昔「デビル・メイ・クライ」か「バイオハザード」のシリーズでやったことがあるような・・・。
たしかあの時は巨大な蛾!とモスラ!との戦闘で、間違って食べられちゃったり、ちびモスラがざわざわ出てきて鳥肌立てた記憶が一気に蘇った(涙)。
溶岩から飛び出す時点で人間やめてる信玄と幸村の掛け合いも相変わらず暑苦しくて楽しめた。

次は期待のお市。
あのシナリオはあんまりだとか、BASARAらしくないとか話題騒然だったので期待は大きかったが、なるほど、と納得。
でも次の浅井長政シナリオよりはこっちの方がお市らしいと思ってしまった私って冷酷かしら?
佐助も言ってたけど、お市の悲劇はほとんど自分が引き寄せたもので、あんなに(お市シナリオで)慕う長政も自分が作り上げたイメージ。

極端な言い方をすれば長政でなくても誰でも良かったと思える部分がすごい。
たしかに「気分爽快、戦国BASARA!」ってわけにはいかないけれど、私は好きだな、このシナリオ。
他武将のストーリーがほとんどなかった不満も、「そっか、市に喰われたのか。」と思えば納得できるし(笑)。

お市の能登麻美子さんの声は「犬夜叉」のりんで知ったけど、この時は「子供らしい抑揚のない声だなあ。」と思ってあまり馴染めなかった。
けれど、次の「地獄少女」の閻魔あい、そしてBASARAのお市と陰気なオーラが大爆発でもう最高。
「地獄少女」でも能登さんがエンディングを歌っていたけど、「眠れ緋の華」も「地獄少女」を髣髴させるとてもいい曲。
巨大な藁人形もあまりに似合って悲劇なのに笑ってしまった。

でも長政シナリオの最終章で、長政に「浅井一文字”雨不(あめしらず)”」を持たせたのは大失敗。
番傘抱えてシリアスやられても・・・(涙)。
今川義元が結婚式の邪魔しに来たり、ザビーの花占いも爆笑だった。
浅井軍で一人はみ出す長政や、「つまみ出せ」が「つまみ(を)出せ」に変わっていたり、これにも大笑い。
でもザビーの城で、お市にゆりの花を差し出すところは素敵だった。

次は噂の片倉小十郎。
イメージはバージルか、とっても楽しみにしていたのだけど、やっぱり剣(刀)使いは苦手な私(バージルも苦手だった)。
政宗とのコンビもオーソドックスで、ストーリーも「ふ〜ん」って感じで可もなし不可もなし。
ただ「月煌」かな?「朧残月」かな?ちょっと忘れたけど、最後に刀をザン!っと地面に突き刺すところがとっても好きだった。

意外にハマったのが風魔小太郎。
BASARA2ではほとんど会うことがなかったので、今回外伝のメニュー見るまで、その存在すら忘れていた私。
ところが佐助、かすがと忍が3人勢ぞろいしたスピード感と、小太郎の「散」に連撃扇子をつければコンボも途切れず気分爽快。
立ったまま騎乗してる姿にも度肝抜かれたし。
登場キャラの中で一番イラストやCGに違和感がないのもツボ(目がないししゃべらないし)。

ちなみにオフィシャルコンプリートワークスではつぶらな瞳の?小太郎のイラスト(もちろん土林さん画)が見られるけれど、小太郎はやっぱり目がない方がいいな、ミステリアスで。
BASARAでは突然守銭奴と化す私、小太郎と幸村が組んで大武闘会に殴り込みが一気に増えた。
名あり武将や大男系は幸村の烈火で防ぎ、わらわら出てくる雑魚集団(特に本願寺顕如ステージの金のつづら兵)には、引き寄せ効果のある小太郎の「散」でコンボとお金を一気に稼ぐ、名づけて「お金稼ぎ隊」、この2人で一気に百万両突破で称号ゲット(笑)。

今回大武闘会で1人で2人プレイができることで、顕如とか氏政みたいに鍛えたいけど使いたくない武将を一気に育てることができるようになった、これは嬉しい。
弱い武将に幸村か小太郎つけて、氏政なんてほとんど出番なし(笑)。
でも小太郎を通常ステージで使うとついてくる氏政はうるさい、いらない、邪魔の三拍子揃ったパートナー。
時々出てくる小太郎の「・・・・・・・・・・・・」だけど、何度も遊ぶと、裏の台詞が見えてくる?

「わしの前と背後と左右を守るんぢゃ」だっけ?氏政。
「あんたがいない方が楽なんだけど・・・」

「可哀そうに、仕える主を間違えましたね」だっけ?光秀。
「自分でもそう思う・・・」

「で、あんた年いくつ?」だっけ?佐助。
「うるさい・・・」

ちなみに佐助やかすがが子供の頃聞いたという伝説の忍「風魔小太郎」の名は風魔の一族が代々受け継いでいく名前なので、BASARAの小太郎のことではないはず。
でなきゃものすごい若作りで実は年?氏政に負けないくらいの年?ってことになってしまいます。

あと「賤ヶ岳の戦い」で戦国最強のオノロケ夫婦(前田利家&まつ)のムービーの後で、小太郎ばかりか氏政までが「・・・・・・・・・・・・」となったのには爆笑しました。

でも小太郎のお楽しみ武器「対刀”針”」はあまりに哀しい。
小十郎がネギと牛蒡持とうが信長がハリセン振り回そうが、どうでもいいことではありますが、小太郎に色鮮やかな巨大針山背負わせるのはやめてくれ(涙)。
通常攻撃の最後、対刀を両手でくるくる回して戻すのがとても好きなのに、それも巨大待ち針だし。
そのうち線香とか菊の花とか刺されそうです。
これで第二衣装のカラスの羽なんてつけたら「蒼天航路」の鳥丸のトウトツ思い出します。
これ、絶対氏政の趣味です、小太郎内心では煮えくり返っているはずです。

でも氏政ステージでは黙ってついてくるのが健気です。
動きが早いので氏政の攻撃の届かない所に敵を吹き飛ばしてくれちゃってます、情けないです、氏政。

早く大武闘会制覇して最強武器取りたいところではありますが、へっぽこには一人では無理です。
今持ってるのも幸村だけだし(風魔小太郎取りました!)。
レベルMAX武将は何人かいるんですけどね。
余談ですが大武闘会、1人プレイでキャラチェンジするところが「呼ばれて飛び出て」って感じでとてもかっこいいです。
小太郎の挑発も「ひゅ〜っ」と口笛か気息を整えてる感じがかっこいいです。

片倉小十郎の挑発にくらっとくる女性も多いでしょうね。
幸村の挑発は相変わらず爆笑です。

そんなこんなでまず幸村でお金を稼ぐ、風魔小太郎でクールダウン、小十郎かお市を鍛える、その他武将のくり返しの状態で続いております。
他におもしろかったのは徳川家康、闘ってるのはほとんど忠勝ですって。
でも忠勝が飛んで去ってくかっこが可愛いので、固有技も「本多忠勝 出陣せよ」のみです。

秀吉(前田慶次外伝)はやっぱり理解不能でした。
仮にも信長、家康と並んで覇王になったほどの人なのに、結局は弱さばかりが目立ってしまう。
守る者をあえてなくして(殺して)培う強さがBASARA2の強さであれば、あれほど説得力のない強さもなく。
まさに砂上の楼閣、そしてさらに不可解な半兵衛の心酔ぶり。

逆に予想を超える大ヒットが松永久秀。
藤原啓治さん、「クレヨンしんちゃん」は見たことないのでひろしの声は知りませんが、何と言っても「十二国記」の驍宗、「天保異聞 妖奇士」の竜導往壓、そして「BLOOD+」のネイサ ンとツボを押さえた役回りが続いたので楽しみにしていたのですが、想像以上の悪党で、しかも使い方がほんとにうまい。
悪党もここまで来れば、むしろ小気味良いという代表的なキャラクターでは?
「ばかどもが〜」の台詞が好きでした。
ソフトのパッケージで辛うじて原画の松永久秀が見られますね。

主題歌は原点に返って西川さん、は嬉しいけれど「crosswise」の暑苦しさには及ばなかったかな?ちょっと残念。
ここまで来たら、やっぱり「戦国BASARA3」に期待したくなりますよね。
特に直江兼続はプレイ武将として作って欲しいし、もちろん松永久秀もプレイ武将に昇格して欲しい。
ただしPS3にはこだわらなくていいです。
急ぎすぎて無双の二の舞になったら困ります。

今回オフィシャルコンプリートワークス読み返して気がついたんですが、土林さんはとっくにカプコン退社してフリーなんですね。
それで今回はあまり関わらなかったのでしょうか。
でも攻略本や説明書、グッズなどでまだまだ使われているようなので、BASARA3でもイラスト担当して欲しいです。
売り上げにかなり影響あると思うんですけど・・・。
(2007年12月19日の日記)
「デビル・メイ・クライ4」に日本語歌詞は必要か
というわけで今日は「デビル・メイ・クライ4」のプレイメモ。
とは言ってもまだMISSION 04の白蛙までしかクリアしてませんが。
BASARAや無双と交代でちょこちょこ遊んでるせいもありますが、「修練の塔」で足止めくらいましたよ。
レッドオーブの大盤振る舞いでした。

まずはムービー、確かに綺麗だけど、綺麗過ぎて歯が白い!歯が目立つ!
怖いくらい目立ちます。
それからキリエの胸が怖い、怖過ぎます。
グロリアなんかはいいんです、でもキリエがあの顔であの衣装であの胸は恐怖です(>_<)。

時間短縮でHUMANモードでプレイ開始。
早速ダンテとのチュートリアルが入ります。
あれやれこれやれ(サイドロールとかハイローラーとか)と指示されてるのにしばらく気づかず、好き勝手に遊んでたからゲームが進まない。
ダンテも文句も言わずに付き合ってくれました、優しい人だ(笑)。

でもダンテの挑発?でなんかネロ犬っころ扱いされてないか?
「ネロは犬じゃない!」って叫んでみたけど、よく見るとBASARA幸村に負けず劣らず子犬キャラだ、ネロ。
それ以来「ネロ」じゃなく「コロ」と呼んでます、時々、うちでは。

最近「氏政症候群(爺孫症候群とも言う)」なせいか、ダンテとネロも意地悪なじいちゃんとひねた孫に見えて仕方ないんですけど。
ダンテが脇役でどうよと思ってたんですが、ネロのおかげでむしろ渋さが引き立っていい感じです(声もやっぱりダンテがいいです)。

ごり押し通用しないのが「修練の塔」。
何回何十回落ちたことか・・・、トータルしたら50回越えてますよ、きっと。
意地でやってるうちに手が震えてきて、やっと向こう側に着いたのにボタン無駄押ししてまた落ちてみたり。

おかげでネロもむちゃくちゃ強くなったけど。
ネロの右腕見た目は怖いけど、移動も攻撃もかっこ良くていいですね、新鮮です。

あと雪道走って足跡つくのに感動しました、すごいですPS3。
でも一番感動したのはおまけのDVDのインタビューでのダンテ役ルーベンさんの箸使いのうまさでした。

で、OPですが、デビルはやっぱり歌詞じゃなくゲームで語って欲しいですね。
曲はすごくいいので日本語歌詞を乗せないで英語で歌ってもらうだけでも雰囲気変わったんじゃないかなあ。
(2008年2月12日の日記)
「無双OROCHI 魔王再臨」で遊んでみた
待ちに待ってたお祭りソフトの「無双OROCHI 魔王再臨」、まずは気になる新キャラから。
今回は何と言っても女禍が最高。
顔良し声良しキャラも良しでクールなところがたまりません。
兄か夫か定かでないけど伏犠を敷いてる感じもまた良し。
気になる声優さんは牧島有希さん。

次にいいのが孫悟空。
猿だけに秀吉の上を行くお笑いキャラかと思いきや意外とシリアス。
みんなに猿猿言われながらも怒らないのは本当に猿だから?
声はジョージ・クルーニーの小山力也さん、良い声です。

でも一番嬉しかったのは妲己の再登場。
蜀シナリオでいきなりOPに登場、狂喜させてくれました。
今回は遠呂智シナリオもあって、前作の舞台裏を見せてくれますが、妲己はいよいよ華やかに目立ち、遠呂智はいよいよ影が薄くなったように見えるのは気のせいか?

今作のメインは蜀=劉備、魏=曹操、呉=孫堅と王道できた。
戦国は信長が前回主役だったので、今回は秀吉か家康か?と思っていたら、なんと左近でした、嬉し♪
今まで目立ちに目立っていた趙雲はOPにも登場せず、初期武将でもなく寂しい扱い?と思っていたけど、なんとなく主役の匂いがぷんぷんします。
でも無双5のリストラキャラも全員登場、コスチュームも元に戻ってこれが原点、もう嬉しくてたまりません。

焦って無双5出すよりOROCHIで時間稼いで、その間に無双5をじっくり練り込んでたら良かったのでは?と思える出来です。
全キャラにまんべんなく出番を与えたのと、外伝がなくなったせいか、ストーリーは全体的にさっぱりした印象。
遠呂智シナリオ以外は前作のその後の世界を描いてます。
前回遠呂智を倒したけれど、世界は融合したまま戻ってなかったみたいです。

蜀シナリオには三成もどきの太公望が登場。
魏シナリオでは女禍が曹操のパートナーとなり、呉シナリオには呂布に魅せられた源義経が登場します。
戦国には伏犠が加わるけど、な〜んとなく年寄り部隊の雰囲気が、でも黄忠が可愛いです、特にムービー。

コンプリートガイドの武将イラスト、ポーズが変わりましたが、爆笑したのが妲己と董卓。
特に12ページの2人並んだ上半身のカットがそっくりなポーズでお似合いです(笑)。
妲己と董卓、気が合うみたいで遠呂智シナリオでは仲良しコンビでした。
前作の魏シナリオでは三成や曹丕とあんなにつんつんつつきまくっていたのにね。
左近ののんびりポーズも可愛いです。

バーサスモードで使える新登場の敵妖魔の中でとっても気に入ったのが巨大妖魔武将、と言えばかっこいいけど豚と猪のあいのこみたいなの。
「きさまの血肉、(じゅるっ)、食らい尽くしてやるわ。」
「ブヒャッ、殺されてたまるか。」だっけ?この台詞がお気に入り。
「じゅるっ」と「ブヒャッ」が可愛いって変ですか?私(笑)。

前回は武将出現条件が厳しくて、特に濃姫、ただでさえ苦手なキャラなのに何度やっても「じゃあ私、行くわ。」
もう行っちゃっていい!使わなくていい!ってくらい何度も何度もやり直したので、今回のステージこなせば出てくる展開、楽です。
ただドラマティックモード(武将固定)よりだったら外伝の方が良かったかな?と思います。
多分遠呂智シナリオ増やしたために容量が足りなくなったのではないかと思いますが。

各章に外伝つけなくていいから。
だって90人以上のキャラを全員レベル99まで育てようと思うと、同じステージの繰り返しになるでしょ?
ステージ数が多い方が飽きないと思うんです、32ステージでは少ないです。

まだ出てない武将1人いるんですけど、あれが噂の真・遠呂智でしょうね。
顔面蒼白の白髪の遠呂智でしょうね。
蒼天曹操の晩年に限りなく似てるんですけど。
蒼天曹操が蘇って遠呂智化したんじゃないかと思ったくらいです。
うちでは蒼天遠呂智と呼んでます。

システムでは援護が楽しいです。
ただ特技習得で無双アクション禁止なのに、ついガードすると、援護=無双アクション発動=習得失敗になっちゃうのが最初しんどかったです。
あとマップの切り替えがR3になったことかな?
マップ切り替えようとしてキャラチェンジしてたことが多数。

BASARAの後でデビルやった時、ついガードのつもりでL1押して、無意味な魔人化してたけど、あれこれ混ぜて遊んでるとボタンの違いはきついです。
あと左近とか声の低い武将は援護の瞬間何て言ってるのか聞き取れないです(>_<)。
でもいいんです、趙雲と左近と凌統が一緒に使えるだけで幸せなんです♪
処理落ちがひどくてもいいんです。
あとEDが武将が1人ずつ出てきてポーズとるだけなんですが、シンプルでかっこいいですね、左近出ないけど曲もいいです。

武将の中では星彩を心配する張飛(ムービー)も可愛かったです。
ヌンチャクに戻った凌統や、鉤爪に戻った張郃も嬉しいし(張郃はあの清盛に面妖な者と言われてます、笑)。
袁紹も可愛かったなあ。
(張郃に袁紹殿にふさわしいのは主役ではなく脇役!」なんて言われてます。)
馬上でキャラチェンジできるのも良かったです。

今回も報われない左近とか(左近が助けたのに黄天の奇跡にされて「いや助けたの俺なんですけどね」なんて言ってます)。
相変わらずの生真面目趙雲とか(妲己に遊んであげるって言われて「遊んでいる暇はない!」なんて言ってます、まともに受けてどうするって話です(^_^;)。
凌統と政宗の前回の「無双大蛇」に続く「どっちが邪魔?」の口喧嘩とか。

妲己と女禍の女の対決はぞくぞくしたし(曹操さんの猫とか)、清盛が相手を「卿」って呼ぶのもBASARA松永思い出して爆笑してました。
曹操が「なかなか魅せてくれる。」とほめるのも女性専用で?いかにも曹操だし、阿国に呉に連れて来られた誾千代も可愛かったです。
「孫」悟空に孫呉の親戚?になりそうな孫悟空は觔斗雲があるせいか、タイミングがつかみにくいかな?
呉のEDで祝杯より女の子と踊りを楽しむ凌統も妲己を「妲己ちゃん」と呼ぶ信玄も楽しかったです。

とりあえず趙雲、左近と凌統を99に上げたので、後はのんびりBASARAやデビルも遊びながら全キャラ育てようと思います。
はっ、無双5は・・・?とりあえず放置か・・・?
(2008年4月7日の日記)
「真・三国無双5 Special」と「戦国無双3」
まずは「戦国無双3」が2009年発売決定!
って喜ばせておいてWii だけ?って奈落の底に突き落とされた、ああ左近・・・(T_T)。

「真・三国無双5」があまりに酷評されすぎて、無双をPS3で作るのに恐れをなしたかコーエーさん。
Wiiを持ってない無双ユーザーにWiiを買わせる狙いかコーエーさん。
後でPS2orPS3版出して十何匹目かの泥鰌を狙う作戦かコーエーさん。

いずれ情報も追加されるでしょうが、せめてPS2ででも出して欲しいと切に願う次第です。

さてきのう発売「真・三国無双5 Special」早速プレイ。
5段階で「真・三国無双5」が★★ならば「真・三国無双5 Special」は★★★程度か、アマゾン流に評価すれば。
全然「公式サイト」とか見てなかったので、どんなもんかは知らなかったけど、まずは2枚組なのにびっくり。

「戦国無双2猛将伝」で融合途中でできなくなった悪夢が蘇ります。
今回は?大丈夫、でもめんどい。
えっ?姜維とか南蛮夫婦とかリストラキャラ戻ってるわけじゃないの?
えっ?何人かの無双モードが増えただけ?

昔無双3だったか間違ってデータを消して、泣く泣く初期状態からやり直したことあったけど、今回も全く同じ。
育て上げた趙雲も呂布も、その他もろもろ全部最初から育て直し、萎えます・・・。
まあPS3からPS2に引継ぎなんて土台無理だろうから、またまたみんなでひたすら黄巾参り。
「易しい」の黄巾の乱でもクリアに苦労した張角なんてもうやりたくないのに(涙)。

とりあえずは無双モードに登場凌統から。
って無双5のキャラチェンジ、私の中では意外に不評、特に男性武将。

三国志の土臭さとか、個性とかほんとなくなってる。
特に呉は誰が誰やら。
凌統はまたしても甘寧との父の死を巡る因縁シナリオ。
どちらかというと内に向く性格の凌統と、どこまでもあけっぴろげな甘寧が少しずつ和解していくストーリー。
でもあんな雑魚兵に囲まれて絶体絶命?な時点でこれも萎え。

まだ第5ステージ「樊城の戦い」までしかクリアしてませんが、新ステージが第4の「儒須口の戦い」、でも楽です。
言いたいことは、張遼がしつこい、くらいかな?
合肥の戦いなんて2度瞬殺されました。
凌統は戟から三節棍(ヌンチャクの3本みたいの)に変わってスタイルも以前のらしさが戻ってきて良かったけど、走り方がおじさん風のドタバタ走り(速いですけどね?)。

画像が悪いのはPS3と比較する方が可哀そうということで問題なしとして、マップが見やすい、武将や馬の位置がわかりやすいのは可、これで★ひとつ追加。
ってはっきり言って、いいのはこの部分だけ。
処理落ちのひどさは「無双OROCHI魔王再臨」なら「いいの、OROCHIが出ただけで。」と寛容に受け止めましたが、無双5じゃ駄目だ、イライラします。
あと無双5から、Specialまでの間に雨が降らなかったらしく、みんな浅瀬になってます、泳げません。

まあこれは元々泳げば迷う、上がれないでほとんど水には入らなかったのであんまり関係ないけど、やっぱり「劣化」でしょうね。
拠点で最初から兵士がわらわらいるのではなく、コンパクトに現れるのは私的には○でした。
ただ大史慈出現させるにはきついかも。

でも今回一番驚いたのは、コンプリートガイドがまたまた上下で出ること、一体何を!?
出たら買うんだろうなあ、私・・・。
ちなみにWiiも(それしか出ないとしたら)買っちゃうんだろうなあ、私・・・(ーー;)・・・。

それとやっぱり凌統には「敵将討ち取ったぁ↑」と元気に言ってほしいです。
「敵将討ち取ったよ↓」だとちょっと気が抜けます(笑)。
(2008年10月3日の日記)
映画「レッドクリフ Part I」感想
「三国無双」でもゲーム日記でもないけれど、「三国志」の実写化と言うよりは「三国無双」の実写化と言った方がいいような作品だったので、ブログから感想引っぱってきました。

★1回目感想(11月18日)

映画「レッドクリフ Part I」観てきました!
アジアの監督が作る「三国志」というだけで見る前から100点献上したい気分。
って映画館で映画観るのは「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」以来だなあ・・・(^_^;)。
事前の情報はなるべく見ざる聞かざる読まざるに徹してドラマ「三国志演義」だけ見直してスタンバイ。

まずはいきなりの「長坂の戦い」に度肝抜かれました。
趙雲がかっこいい、かっこよすぎです。
イメージ通りの趙雲です。
関羽や張飛と比べて扱いは小さいのですが、映画の中では全く同格、むしろ目立ってました。
戦場での凛々しい戦いぶりもいいけど、頭に鉢巻きのおっちゃんスタイルがたまりません(笑)。

趙雲役を演じているのはフー・ジュンさんという人だそうですが、知らないはずなのにどっかで見たことあるんです。
それがどうしても思い出せなくて(デジャウ”?)、出演映画を見ても観たことないのばかりだし。
ずっと気になってたんですが、ついさっき思い出しました。
「天龍八部」に出てました、あ〜すっきり。

男臭い魅力に溢れる俳優さんです、良いです。
特にドラマ「三国志演義」の趙雲がちょっと頼りない感じだったので。
出番は少なかったですが、糜夫人の女優さんも綺麗でした。

無双や蒼天に慣れてるこちらとしては派手な戦闘場面には大興奮。
いかにもジョン・ウー監督な破天荒な世界です。

ただ曹操始め魏の扱いがちょっと可哀そうだったかな。 冒頭献帝を威圧する曹操とか、長坂の趙雲を褒め称えるあたりは良かったのですが、赤壁の戦いの本音は小喬欲しさとかね、がっかりです。
魏の武将も誰が誰やら。

関羽や張飛はいかにも関羽や張飛で、特に張飛が可愛くて(笑)。
ドラマの張飛も可愛かったけど、「レッドクリフ」の張飛はもうちょっと賢くなった感じ?
曹操はイメージ通りでしたが、劉備はちょっと情けなさ過ぎで孫権はずいぶん神経質なタイプだなあと驚きました。
諸葛亮が金城武さんというのは知ってましたが、蒼天やドラマの諸葛亮に比べて怪しくな〜い!

でも予想以上に大好演。
派手な動きはしませんが、物静かに微笑むだけで、裏ではしっかり姦計巡らしてそうなしたたかさが見え隠れします。
東南の風の場面、どんな風に見せてくれるか楽しみです。
ドラマの諸葛亮の怪しい儀式も好きなんですけどね。

孫尚香との鳩を見ながら会話の場面も良かったです。

劉備より諸葛亮と似合いの夫婦になりそうな雰囲気でしたね、孫尚香。
概しておもしろく楽しく、わくわくしながら観ましたが、動に比べて静の部分が冗長な気がしました。
確かに小喬も綺麗だったし、映画の中では曹操の標的として重要な立場にあるのはわかりますが、それにしても長すぎました、くどいです。
軍議の場面もカメラアングルに懲りすぎたのか、気合入りっぱなしで、もう少しメリハリつけても良かったのではないかと。

他にもCGの多用など気になる部分もありましたが、綺麗過ぎると思ったらドラマ「三国志演義」に戻り、素朴すぎて物足りなくなったら「レッドクリフ」を観るとバランス取れてちょうどいいかも。

Part?が楽しみ、必ず観に行きます。

★2回目感想(12月3日)

「レッドクリフ」Part?また観て来ました。
12月に入っていたので、予告編が一部変わっていて「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が登場、ちょっと得した気分です。

さて「レッドクリフ」ですが、周瑜が美周郎と言うよりナイナイの岡村さんに見えて仕方がない(^_^;)。
いまいち感情移入できないのが辛かったです。
今回おもしろかったのがパンフレットのジョン・ウー監督のインタビュー。
監督は趙雲が大好きなんだそうです。

道理で趙雲が主役以上に目立っていたわけです。
「男たちの挽歌」のチョウ・ユンファにも趙雲のイメージは投影されているとか。
足を引きずりながら二丁拳銃を撃ちまくるシーンの哀しいまでの美しさがふと頭に浮かびました。

そのチョウ・ユンファが本当は周瑜を演じるはずだったのは有名な話ですが、もしチョウ・ユンファだったら「男たちの挽歌」のような男らしい気風の周瑜にしていたとか。
トニー・レオンの周瑜は優しい 部分が際立っていましたが、ユンファだったら周瑜自身がドラを叩いて対岸まで兵士を泳がせて、泳ぎきれない兵はすぐに殺してしまうはずだったとか。
殺す云々はともかくとして、そんな周瑜も見たかった気がします。

そして小喬。
どうやらPart?で呉を救うために曹操に身を捧ぐ決心をしそうですね。
今回その美しさ、たおやかさ、優しさをこれでもかと強調するのはその伏線なのでしょう。
このハリウッド風味がたっぷり効いたオリジナルが吉と出るか凶と出るかはともかくとして、そのために曹操のヒールとしての魅力が激減してしまったのは残念でした。

献帝や臣達を威圧しまくっていた冒頭部分や関羽、趙雲を褒め称える場面の大物振りが、呉を攻めるのは小喬を手に入れるためという限りなく個人的な理由に変化。
そんな曹操を人間味があって好ましいと捉えるか、がっかりするかで映画自体の評価も変わりそうです。

まあ直属の部下はあきれてたみたいです(笑)。
やはり悪役に魅力がなければ映画はおもしろくなりません。
曹操は小喬を得るために呉に戦を仕掛けましたが、ウー監督は小喬を描くために「レッドクリフ」を作ったのかもしれません。

ところで予告編、「ゲゲゲの鬼太郎」もありました。
私、鬼太郎はあまり興味もないし知らないんですが、「監修京極夏彦」の文字に燃え上がってしまいました。
見ちゃおうかなあ(笑)。
(2008年12月25日の日記)
「無双OROCHI Z」で遊んでみた
「無双OROCHI Z」と「無双OROCHI 魔王再臨」の全武将初期化して、追加で三蔵法師と弁慶、太公望、伏犠、女禍、清盛&義経、孫悟空の仙界シナリオ+αのソフトを2,000円くらいで作ってくれたら良かったんじゃない?
また最初からやり直し?
PS2からPS3への移植だからデータの引継ぎできないだろうとは思ってたけど、いざ目の前画面に「全シナリオ全武将全レベル全武器強化全特技全壁紙」真っ白な状態で映ってしまうと溜息出そうだ・・・。

気を取り直してプレイ開始。
おお、オープニングは一応新しいムービーなのね、でも曲がいまいち、テンション下降中。
ユーザーの苦情防止か、三蔵と弁慶はフリーモードで使用可なので早速トライ。
「LOVERS」のチャン・ツィーを思い出した舞姫三蔵法師は、う〜ん、小喬とくのいちと卑弥呼を混ぜて3で割った感じ?
ビジュアル的には好きだけど、こういうタイプはもういいよ・・・。
夏目雅子さんタイプの毅然とするか、優しいお姉様(あの孫悟空が頭が上がらないような)にして欲しかったです。
でも使い勝手はすごく良くて使ってて楽しいです。
名前とキャラのギャップがすごいけど。

声は神田朱未(あけみ)さん。
聞いたことないのにどっかで見たぞ、この漢字って思ったら今週(3月11日)発売の少年サンデーでした。
アニメ化される「クロスゲーム」の月島若葉&滝川あかねを演じる予定の声優さんでした。
「焼きたて!!ジャぱん」「モンキ−ターンV」などの出演作品があるそうです。

そして武蔵坊弁慶には超大物登場!びっくりしました。
諏訪部順一さんです!まさか諏訪部さんが無双に登場するとは!
「テニスの王子様」で有名ですが、私はこれ見たことなくて「銀魂」「BLOOD+」「地獄少女」「魍魎の匣」そして「鋼鉄三国志」の甘寧もかっこよかったですね。
無双甘寧と違ってどこか哀しみをまとっているような甘寧でした。

その諏訪部さんの弁慶は欲のないBASARA本願寺顕如と無双の石川五右衛門を足して2で割ったような雰囲気です。
とりあえずOROCHIと再臨全シナリオクリアしないとこの2人のストーリー?ドラマティック?は出てこないのかな?
この2人をちょっと遊んですぐやめて、やっぱり蜀から趙雲メインで「上田城の戦い」。
何と言うか・・・わらわら出る敵を倒しまくる爽快感というよりも、うじゃうじゃ出てくる豆粒のような敵兵をシャカシャカ倒して一気に5,000とか6,000とか。
無駄に制限時間の長い無双ですが、今回は時間いっぱい遊べます(遊ぼうと思えば)。
特に拠点でおんなじ顔した山盛りの兵を見てると、なんか疲れた笑いがこみ上げてきます。

でもだんだんおもしろくなってきて。
もうほとんど「ヤッターマン」の世界です。
でなければバイオやった後のせいか、打ち合う音がけっこう軽いので、自分が小豆とぎに思えてきます。
山盛りになった小豆をシャカシャカ豆粒のような山盛りの兵をショキショキ、この瞬間はまりました(笑)。
調子に乗って2章の「長谷堂の戦い」でも月英無視して斬りまくっていたら月英討ち死にしてしまいましたけど(>_<)。
長谷堂みたいに複数の武将(ここでは趙雲と月英)を守らなければならないステージは、敵兵が多いと月英と趙雲がそれぞれ足止めされて苦戦しやすいです。

今回はキャラアイテムがなくて、OROCHIのうちから練成素材を入手できるみたいですね。
それとOROCHIでも馬上でキャラチェンジできるようになりました。
マップが見にくいのはコーエーPS3の欠点ですが、もうマップは脳内に叩き込まれているし。

後ストーリーモードの途中でメインメニューに戻れることとあれ?私の勘違いかな?敗北しても経験値は残るような気がします、前からだっけ?
でもこれ、評価は低そうですね。
OROCHIと魔王再臨買った人は怒るでしょう。
私は意外とこの作業感が気に入りましたが。

だからEmpires作って欲しいんだけどなあ、「無双OROCHI Empires」。
(これ欲しがる人もあんまりいないと思うけど。)
ではこれから戦国シナリオに移ります。
ところでトロフィーって一体なに?
あとPS3の馬はPS2みたいに愛しくなるほど忠実じゃないですね。
で、やっぱり出るんですね、上下分割の攻略本・・・。
それとセーブが「いいえ」から始まるのはやめて欲しいです。

(2009年3月12日の日記)
 「真・三国無双5 Empires」で遊んでみた
遅れに遅れて本日発売「真・三国無双5 Empires」を2時間くらい(無理矢理時間を作って)遊んでみました。
まずOPが久々に凝った作りで良かったです。
メインは周瑜、周瑜の1ヶ月をそのままムービーにしたような、人々と交友を重ね、政略を練り、戦闘に参加し、そんな生活をそのまま映像化しています。
その分?シナリオ開始時にプレイヤー武将が気炎を上げるバージョンが消えてしまいました、残念。

まずはエディットで男性武将と女性武将を1人ずつ。
今回エディットには力を入れてて100人作れます!が売りの1つでしたが、考えてみたら100人も作る必要なくて。
しかもパーツや防具が増えたけど、防具以外は意外に使えるものが少ない。
ただ声優さんが凄いです、エディット専用声優さんが多数登場します。

・女性妖艶(孫尚香の宇和川恵美さん)
・女性活発(甄姫の住友優子さん)
・女性勝気(小喬の嶋方淳子さん)
・女性楽天家(貂蝉の小松里歌さん)
・女性勇敢(月英の笠原留美さん)
・女性冷静&無邪気(庄司宇芽香さん=ちびまる子ちゃん他)
・女性可憐&古風(佐藤朱さん=アンパンマン他)

・男性耽美(甘寧の村上祥明さん)
・男性楽天家(馬超の服巻浩司さん)
・男性重鎮(徐晃の山本圭一郎さん)
・男性侍(周泰の石川英郎さん)
・男性冷静&豪快(OROCHI「ブヒャ」の藤本たかひろさん)
・男性老練(福原耕平さん=銀魂他)
・男性純粋(宮坂俊蔵さん=ONE PIECE他)
・男性熱血(村上京さん)

こんなに作るより姜維や祝融戻してくれた方が、と思ったのは私だけ?
まあ孫尚香や小喬のあの声が全く違った正確に変わるとどうなるかは楽しみです。
あと甘寧の村上さんのエンパ3の冷静武将が大好きだったので今回の「耽美」にも期待(笑)。

最初はもちろん趙雲で黄巾の乱、史実通りに公孫サンに仕官します。
「三國志X」とエンパの融合ですね、基本的に。
ところがこれがまたつまんない。

無双5の戦闘システムがどうも合わないことは置いておいても、お使いシナリオが多すぎ。
敵がたくさんいるのに1分以内だっけ?で目的武将に物を届けてクリアって修羅モードの劣化版みたいです。
あと天下統一先延ばしのためになかなか敵国に侵攻できず、虎退治とか民警護とか(これがまたストレスたまります)。
ただ火炎虎とか銀麗狼だっけ?炎、氷、雷の属性攻撃を仕掛けてくる動物たちが敵というのはおもしろかったです。

久々に虎の可愛い猫パンチも見れたし(笑)。
でも「巨大虎」「巨大狼」にするなら象、とまではいかなくても牛ぐらいの大きさにはして欲しかった。
どこが巨大なのか、他のに紛れてわかんないくらいちいちゃかったです。

エンパの醍醐味会話が少ないのも不満です(今のところ、だけど)。
趙雲の虎退治なんて、民に虎退治頼まれて「承知した」、巨大虎見て「なんと!」ってそれだけかい(笑)。
まあ地図が見やすくなり、OROCHI Zに続いて1000人斬りも達成しやすくなったのは可。
武将がわらわらで相変わらずどこに総大将がいるかわからないのはマイナス。

とにかく無双5系列は遊んでて肩はこるし猫背になるし目は疲れるし、腱鞘炎になりそうだしとにかく疲れます。
全体的に難易度高いですよね、無双5は。
しかもエンパだから呂布なんて倒しても倒しても出てくるし。
OROCHI Zの爽快さは皆無、同じPS3なんだから継承して欲しかったなあ。
姜維がいない分、菅沼さんがモブで妙に目立つのは5を継承。
陸遜の野島さんや司馬懿の滝下さんもモブやってるのにそれほど目立たなくて、姜維の声だけ目立つのはなぜでしょう、出番消された姜維の怨念?

結局お使いシナリオの黄巾の乱は嫌になって仮想シナリオ英雄集結なのかな?
とにかく好きな武将で好きな領土と好きな配下選べて年齢関係ないシナリオを趙雲君主で再チャレンジ。
これはおもしろかったです。
久々に泳げることも発見。

5エンパは君主でやった方がいいです。 カードも買ったけど遊ばなかったのでここで遊んでるような気になるし。
配下はもちろん凌統と勝てない相手は配下にしちゃえということで呂布、あとせっかく作ったのでエディット趙雲その名も「子龍」。
北平から始めてまだ平原取っただけですが、他のエンパと違ってモブで一般とか在野だったらすぐ飽きるような気がします。

でも結論から言えば「三國志X」と「真・三国無双3 Empires」を一緒に遊んだ方がずっとおもしろいと思います。
内政や外交などのシステムはシュミレーションの「三國志」シリーズである程度完成してるし、自由度の低さが絶妙だった3エンパは未だに好きです。
今のところ一番笑ったのは呂布の「今は見逃してやろう」の台詞。
呂布にしては優しいなあと思ったら敗走時の台詞でした(笑)。

負け惜しみの強さは諸葛亮と双璧ですね、西の横綱東の横綱。
とりあえず趙雲仮想で天下統一したらOROCHI Zに戻るかも。
どうもエンパで遊んでる気がしないんですよねえ・・・。
力の入れどころが違うような気がします。
エディット子龍が誉めてくれる顔が黒子だし。

と、いろいろ考えながら遊んでたら呂布裏切りました、しかも呂布にやられて敗北しました(涙)。
いかにも呂布だよなあ・・・。
条件は何だったんだろ、ただの気まぐれ?
嫌になってまた公孫サンとこに戻ったら謎の商人登場、バイオ4を思い出します。

任務中に貂蝉助けたら仲間にすることができました(猛将伝の修羅モード思い出します)。
それはそれで呂布の嫉妬を買いそうである意味怖い。
しかもあのセクシー衣装でずーっと付いて来て、しかも誉め殺しにしてくれるので趙雲ぽーっとなりそうです(笑)。
そんなこんなでやっと少しだけおもしろくなってきたところです。

でもこれだけゲーム全体の難易度が高いと新しいモードに入るたびに能力や武器が初期化されるシステムはかなりきついかも。
戦国2エンパみたいに選べるようにして欲しかったです。
(2009年5月28日の日記)
映画「レッドクリフ PartII」感想
「レッドクリフ PartII」観て来ました。
まず前半の長いこと!
それなりにおもしろいエピソードは散りばめられているんですが、PartIではドラマの間にうまく戦闘場面を挟み込んでたのが、PartIIは前半はほとんどドラマ部分。
PartIからクライマックス赤壁の戦いに一気に駆け上がっていく展開を期待しただけに、どうしても冗長に感じてしまいました。
これ二部構成にする必要絶対ないよね。
もっとコンパクトにまとめた方がおもしろかったと思います。

クライマックスの赤壁の戦いではさすがの迫力でしたが、逆に個々の武の部分があまり見せ場がなくて残念。
そんな中、趙雲が槍を棒高跳びのように使って塀を超える場面がありました。
無双趙雲とおんなじだ〜っ!と喜んで見てましたが、さすがによっこらしょって感じでした。
でも土と汗にまみれた感じが、生身の人間としての趙雲を感じさせて良かったです。

それにしても趙雲、落ちた人妻(糜夫人)を掴まえて始まりましたが、最後も落ちた人妻(小喬)を掴まえて終わりましたね。
しかも投げてるし、身重の人妻(笑)。

あと私がやられた!って思ったのが劉備。
敵を欺くにはまず味方からって曹操の大群を前に敵前逃亡。
ところが劉備があまりにも情けなそうな人なんで、私もすっかり騙されました。
趙雲たちと一緒に、なんて情けないって怒って見てましたもん。

趙雲、関羽、張飛が劉備の元から呉陣営に駆けつける場面でもまだ騙されてました。
種明かしされても、とても策には見えなかったです。
うん、劉備のキャスティングはこのためだったのか・・・。

さて大きな話題となった小喬のオリジナルですが、私としてはう〜んって感じでした。
女性には女性としての戦い方があると思うんです。
実際病兵を看病するシーンがあって、そんな小喬も立派な戦士としての任務を果たしていると思いました。

小喬が曹操の元に赴いたことで、結果的に呉は人質を取られた形となり、意気消沈。
曹操が小喬「だけ」のために呉を攻めるのではないことは、「映画を見ている人」にはわかっても、曹操の配下にはわかっていない。
コーエーの「三國志」風に言うならここで士気低下といったところでしょうか。
映画なので実際に盛り上がらないわけではないのですが、せっかくの「赤壁の戦い」なんだもの、どちらもパーフェクトな状態で激突させて欲しかったなあというのが本音です。

「三国志」じゃなかったら小喬に拍手してたかもしれないけれど。
それにしても小喬役の女優さん、リン・チーリン、問答無用の美しさでした。
この人はどんなに蒸し暑くても絶対汗なんてかかないんだろうな、陶器のような美しさ。

逆にこれまで男の子っぽい衣装や振る舞いで押さえつけてきた孫尚香のヴィッキー・チャオ、並みいる男性陣の目を気にすることもなく、曹操陣営の布陣を写した布を見せるために服を脱ぎ始める、その奔放で、でも健康的な色気も素敵でした。
髪も振り乱し、孫尚香としてはまだ男性の目なんて気にしない女性的な成熟のない設定なんでしょう。
でもヴィッキー・チャオ自身は、この場面を自分の魅力の見せ場と十二分に心得ていて、その眼やその仕草でスクリーンのこちら側を翻弄する。
女性の私でさえドキドキしてしまう素敵さでした。

その中で孫尚香と孫叔材の交流がとても良かったです。
孫叔材は最後まで孫尚香の正体に気づかず、男の子だと信じて死んでったんでしょうか。
その間が抜けてるんだけど誠実であったかい感じが、顔や体型に表れているように感じました。

でも趙雲や諸葛亮も押しのけて、一番魅力的だったのは、なんと魯粛でした、私的には(笑)。
PartIではアイヤーアイヤーびっくり大賞、PartIIでは孔明との、いえカカシ殿との会話がもう可愛くて♪

他には主題歌が良かったです。
孔明も見せ場がたっぷり、曹操もただの悪党では終わらない魅力を見せてくれました。
周瑜が出番の多さの割には地味だった気がするのは私だけかな?

Iは3回観に行きましたが、IIは1回でなんとなく満足。
それでもボックス出たら買おうと思ってます。
(2009年7月13日の日記)
 「三国無双」というより「天国無双」
「真・三国無双 MULTI RAID Special」で遊んでみました。
OPは相変わらず目立ってる趙雲、ファンとしては嬉しいけれど、張角を主役にしてくれとか曹仁がメインだったらいいのに、って思ってる人もきっといる・・・はず。
とにかく銀髪に青い目にそのうち羽でも生えてきそうで「無双覚醒」というより「天使化」です。
魔人化したダンテと是非共演して欲しいけど、「三国志」らしさは皆無。
前の無双覚醒の方がかっこよかったです。

最初はもちろん趙雲で。
楼桑村でいろんなお店や掲示板があって、この辺は修羅の進化版?
でも趙雲が槍背負ってるのがすごい変です。
持たせた方がいいのにな。

工房のお姉さん、月英の笠原さんかな?がとっても素敵。
こんな声と喋り方の女性武将も作って欲しいくらい。
練成素材を集めたり武将カードを使うところなどはエンパから引っぱってきたみたいで、形としてはこれまでの無双エンパや猛将伝の集大成って感じ。
依頼掲示板で仕事探しは「シティハンター」か、そこまでは良かったけど、いざ戦闘が始まったら、出たよ小さくて読めない文字が・・・。

逆にマップはダンジョンのマップみたいで、見やすいといえば見やすいけれど、これも無双じゃないみたい(笑)。
おまけに戦場内に緑の結界みたいなのがあって、そこを通って別の場所に移動するたびにロードありって「デビル・メイ・クライ」か、これは。
「無双OROCHI Z」や「真・三国無双5 Empires」で散々遊んだ後だと、敵の出方など爽快感皆無。
なんかものすごく疲れます。

今回はセカンド武器もあって、趙雲の装備は弓なんだけど似合わない。
使い方も女の子っぽいのでとりあえず封印、っていうより難易度高くて槍で精一杯な状態です。
取れるアイテムが青く輝くダイヤのかけらみたいになって凄くきれい、でも取れるのは布とか紙とかかけらとかたいしたことないのが笑えます。
肉まんまで青く輝いちゃってあんましおいしそうじゃないなあ・・・。

まだ1時間遊んだだけですが最初がPSPだったせいか、システムが難解なわりにコンパクト、わらわら感がなくて戦闘は難しく、やらせられ感が強いです。
戦闘後のポーズもあっさりだし(これは別にいいけど)、1000人斬り宣言もなし(これは寂しい)。 ろくに説明書も読んでないので慣れてないこっちが悪いのか。
でも進化しすぎて立志モードや3の修羅の方が好きかも。
っていうか、これまでの無双とはどこか違う、一線を画す無双のような気がします。
最近出た中ではOROCHI Z>無双5エンパ>マルチレイドの順の楽しさです。
前の2つもまだコンプリートしてないので、これから3つをちょこちょこ遊ぶつもりです。
そうそう声優さん紹介に遠呂智、妲己と平清盛があったけど、なんか出てくるのかな? あと趙雲のダメージ声が馬超に近いというか、ワイルド系になったのがすごく良かったです。

家事をすましてゲーム再開。
仲間が増えて(月英、関平、龐統)戦闘も楽しくなってきました。
都市画面(村ですが)の日常生活っぽいのも楽しいし。
ぶらぶらしてる仲間たちと会話できたらもっと楽しいのに。
それにしても仲間や敵が空飛んだり、地面を流れるように走ったりかっこいいのに、趙雲だけが滅茶苦茶ぎこちないのが悔しい・・・。

最後に武将の声が前ほど響かなくなったけど、むしろいいなあと思いました。
特に月英が好き。
他の武将の声も早く聞きたいけど、とりあえず掲示板見てせっせと働いて能力の底上げしないと。
あと能力や武器強化のシステムちゃんと覚えないと、何がなにやらです。
(2009年10月1日の日記)
「戦国無双3」で遊んでみた
「銀魂」に出演されてる杉田智和さんが、別役ながら無双参戦なせいじゃないと思うけど、OPの真田幸村に思わず「銀さん?」と思ってしまった。
だって服装がそっくりだし。

ざっと見てエディットも作れそうだけど、エンパやじゃないとあんまし必要性感じないな。
初登場キャラも多いけど石川五右衛門、ガラシャに宮本武蔵に佐々木小次郎ですか?リストラ武将は。
小次郎は使い勝手が良かったので残して欲しかったな、性格は変だけど(笑)。

島左近は残念ながら初期武将じゃないので、ここは無難に真田幸村で。
と思ったら幸村のムービーにいきなり左近が。
主君の武田信玄より目立ってます、相変わらず愛されてるなあ、このおじさんは。

Wiiのクラシックコントローラーを使うのは初めてだけど、うっ、硬いなあ・・・。
PS3は押し込むのにけっこう力いるけど、Wiiは軽いけど硬いピアノの鍵盤みたい。
これもけっこう疲れるんだよな。

なんか最近マルチレイド尽くしだったので、ゲーム画面も操作もものすごくクラシックな気がする。
ミッションも懐かしいけど、ミッションや苦戦している味方を助けに行く時、マップに緑で矢印出てくれるのは迷わなくていいや。
「易しい」でやっても、敵がむちゃくちゃ好戦的でちっとも易しくなかったマルチレイドに比べると、ほんとに簡単、物足りないくらい。
まあ時間の節約で易しいで通すけどね。

ただ「撃破効果」とか「影技」とかよくわかんない、っていうかめんどくさい。
これも説明書読めって話でしょうが、ま、そのうち慣れるでしょう。
兜なしの直江兼続がけっこう素敵なことに気づいたけれど、喋り方もちょっと落ち着いたかな?

ちょっと前まで散々OROCHIやってたせいか、武将同士の殺し合いが、ゲームとはいえなんだか寂しい。
OROCHIって信長と秀吉や家康や、曹操と孫堅、劉備や、みんなみんな仲良しだったじゃないですか。
遠呂智という巨大な敵を前にして一致団結する武将たち。
お祭りソフトとはいえ、あれほんとに楽しかったよなあ。

幸村シナリオでは北条氏康と甲斐姫登場。
秀吉を巡ってねねと大喧嘩なんて話を予想してたけどどうなのかな?
2人ともとってもかっこいいです。
風魔小太郎に負けてないし。

それにしてもコントローラーのボタンが小さくてすべるなあ、使いづらいよとっても。
幸村「忍城攻め」で本陣と三成一生懸命守ってたら、稲姫が敗走してゲームオーバー。
(戦闘中の勝利条件とか見にくくなった)。
あと回復系アイテムは拾うんじゃなくてお弁当持参になったのはいいけど、馬呼びと間違えて無駄に使ってしまったり、慣れるまでしばらくかかりそう。
マルチレイドもそうだったけど、シナリオ中に難易度変更できるのと、敗北しても経験値と素材はもらえるのは嬉しいです。

沼田城の戦いクリアで今日は終了。
幸村と稲姫が結婚したみたいな展開です、不憫な信之(笑)。
(2010年12月3日の日記)
郷里大輔さんを偲んで〜戦国無双3
「戦国無双3」がおもしろくて、特に「関東三国志」シナリオが好き。
上杉謙信、武田信玄、北条氏康の三英傑が敵になり味方になり戦いを繰り広げる。
熱過ぎず、痛々しくも押し付けがましくもなく、浮いてもいない、「これぞ戦国無双」と思わせる王道シナリオ。

この3人に今川義元、島左近、綾御前などを加えた会話のおもしろさがもうひとつの魅力。
時にはくすっと笑い、時にはじんとさせられる。
楽しいなあ、エンパやOROCHIも出して欲しいな、三英傑と雀卓囲むのもいいなあ、「雀・戦国無双」も出してくれないかなあなどと楽しんでいてふと思い出した。
そうだ、もう新作が出ても、信玄は郷里大輔さんじゃないんだ。

貫禄がありながらもお茶目な武将武田信玄。
民を愛し、兵を愛し、常識を愛した王道の人、無双信玄。
OROCHIZや2エンパでも妲己やねねたちと楽しい会話を繰り広げてくれたっけ。
なんだかすごく寂しい。

そんな郷里大輔さんを偲んで特に「関東三国志」シナリオから心に残る台詞集を作ってみた。
(読みやすくするために句読点を加えているところがあります。あと、正確かどうかは自信なし・・・)

★河越夜戦

信玄「おことが相模のうつけ殿かね」
氏康「抜かしやがる。甲斐の虎の吠え面、見ものだあな」

信玄「意外にやるのう。気に入ったわい。 相模の獅子よ、いずれまた会いにくるよ」
氏康「胡散臭え顔しやがって。気に入られたかねえよ! ・・・っかし、ありゃちょっとした奴かもしれねえな」

信玄と氏康の出会い。

★三増峠の戦い

信玄「来たかね、氏康。留守の間、子守をしておいたよ」
氏康「ありがとよ・・・礼はさせてもらうぜ、たっぷりとな」

謙信「呼んだか、宿敵」
信玄「・・・・・・呼んでないよ」

戦あるところに謙信あり、笑った。

信玄「北条の家臣は、命を捨てて、わしを止めにきおるわ。これも氏康が家臣の命を大事にするゆえ・・・矛盾よな。
世に王道を敷かねば、大事なものは失われ続ける。奴がそこに気づかんド阿呆だとは思いたくないがね」

信玄「出来の悪い子供を持つと、苦労するのう、氏康」
氏康「奴らは太平の世で活躍できるように生んであるんだ。無能なのは奴らに太平の世を用意できない俺ら親さ」
信玄「まさにその通り。刺さることを言うのう おこと」

★賤ヶ岳決戦

信玄「相変わらず自由に動き回っとるのう 宿敵は」
氏康「ああ、あの戦馬鹿の配下には心から同情するぜ」
信玄「本陣はわしらに任せてもらっちゃおうかのう」

氏康「ド阿呆が」
信玄「ド阿呆がいいんじゃよ」
氏康「俺ららしいか」

軍配と七支刀とキセルでコン。
なぜ仕込杖じゃないんだと笑った一瞬。

★駿相の戦い(北条軍)

氏康「その胡散臭い面を拝むのも最後か。辞世の句は用意してあるか?」
信玄「心遣い痛み入る。おことの句を参考にするよ」
氏康「ふ・・・ん そろそろ、やるか」
信玄「ああ、いいよ」
謙信「その闘争謙信も馳走になろう」

氏康「さて、あの胡散臭い野郎はどう出るかな」
信玄」「手薄な今川本陣から崩す気かね。そうはさせんよ?」

氏康「ちぇっ、こんなとこまで胡散臭え面を出しやがるたなあ」
信玄「なんの、おことに呼ばれた気がしてのう」
氏康「せっかくのご来訪だ。今川もろとも潰してやるぜ」

氏康「氏政狙いとは冴えてんなあ。てめえが綾公の弟か」
謙信「姉上は我を、毘沙門天・・・軍神の化身と呼ぶ」

信玄「さて、氏康よ ここで駄目押しの一手じゃ」
氏康「嫌な間合いで兵を進めやがる さすが甲斐の虎だな」

氏康「さて、辞世の句を聞かせてもらおうじゃねえか」
信玄「かわりに軍略の講釈たたき込んであげるよ」

信玄「辞世の句は思いつかんのでな。退かせてもらうよ」
氏康「食えねえ野郎だぜ」

義元「妹の夫を倒さねばならぬとは、つらいの」
氏康「愛しのかみさんに免じて、少しは加減してやらあ!」

氏康「・・・兄妹顔そっくりでやりにくいったらねえや」
信玄「八方で戦っておっては王道は遠いか」
義元「東に北条、西に織田・・・両隣が敵では落ち着かぬの・・・」
氏康「・・・なんてボヤいてるに違えねえ まずは上出来だろ」

★駿相の戦い(武田軍)

氏康「やるじゃねえか さすが甲斐の虎ってとこか」
信玄「わしの軍略、冴えまくりじゃの」

信玄「おこと、良い軍略眼を持ち合わせておるのう」
謙信「闘争は我が呼吸に等しい。謙信に勝る軍略家はいない」
信玄「はは、それはどうかな」

謙信「見事だ、甲斐の虎。その軍略、我が敵にふさわしい。闘争は終わらぬ。再び戦場にてまみえん」
信玄「や〜れやれ、大変なのに気に入られちゃったかね」
氏康「ふん やりやがるじゃねえか」

風魔「楽しめ。この三つ巴の混沌の宴を」
信玄「あの乱破の言うたごとく、まさに混沌よ。わし、氏康、謙信・・・英傑が雁首そろえてこの様か」

信玄「敵将、討ち取っちゃったよ」
信玄「格好良すぎかのうわし」

氏康「てめえとやりあうのはいい加減うんざりなんだがな」
信玄「ならば、これで最後にしたいものじゃね」

氏康「貴様との戦は嫌いだ。兵が傷つく。貴様も嫌いだ」
信玄「気が合うのう。わしも同感じゃよ。わしら、実は仲よくできるんじゃないかね?」
氏康「ちぇっ、・・・だな。それがうちの民や兵のためだろうぜ」

★関東出兵

氏康「何て野郎だ・・・ 確実に敵の急所を突いてきやがる・・・」
謙信め、俺を差し置いて信玄のやろうとやりあおうってかい。ならこっちから行ってやるぜ・・・謙信を挟撃しろ!」

謙信「待ちかねたぞ、甲斐の虎・・・」
信玄「越後の龍よ、またいずれ戦場でな」
謙信「何度でも来い」

氏康「貴様ら戦好きのド阿呆どもに関東を任せられっかよ。国が荒れて誰も住めねえ地獄になっちまわあな」
謙信「よき覚悟・・・謙信が闘争にて応えん」

実は会話が通じてない?

★川中島の戦い(武田軍)

綾御前「啄木鳥戦法、不発に終わりましたね」
信玄「綾殿、わしかっこ悪かったかのう?」

左近「遅れてすみませんね 信玄公」
信玄「なあに、災い転じてなんとやら。伸びきった上杉軍の尻を突くのにいい頃合じゃよ」
信玄「謙信の相手、左近にはまだ早かったかのう・・・」

信玄「おう・・・備えておったか。大胆かつ繊細・・・敵ながら見事。だが非力よ。強引にねじ伏せちゃおうかね。」
謙信「楽しませてくれる。わが宿敵にふさわしい用兵よ」

左近「最強と呼ばれる武田がこうも押されますかい・・・ま、神の軍略とやら、ひとつご教授願いましょうか。」
左近「信玄公に謙信公・・・この世には軍略の神が多すぎる・・・」

★川中島の戦い(武田軍)

信玄「(山本勘助に)すまんが、おことにだけ無理はさせんよ」

謙信「さあ、雌雄を決しようぞ、宿敵・・・」
信玄「わしを宿敵と認めてくれたのかね、嬉しいのう。戦い終わった後は友と認めてくれるといいのう」

★駿河侵攻

信玄「天下に王道をしくため、いつまでも遊んではおれぬか。機は満ちた、今こそ今川を打ちのめせ」

氏康「配下に見限られてりゃ世話ねえ!この京かぶれが」
信玄「また面倒な邪魔が入りおったのう」

氏康「戦馬鹿が!貴様も無謀な戦に顔突っ込んでたか」
謙信「世に正しきを示すためなれば。氏康が救援、謝す」
氏康「ふん、泥沼の世に筋通せんのはそういうド阿呆かもな」

信玄「よもや他人の城で決着をつけることになるとはのう」
謙信「笑止!わが出陣、見越しての戦であろう」
信玄「さすがは宿敵、では勝負と行こうかね」

信玄「謙信はともかく氏康が今川への義を果たすとはのう」
氏康「かみさんに瓜二つの義元を、放っとけねえのよ」

信玄「わが王道、いっそ謙信に託してみるか」

★三方ヶ原の戦い

信玄「幸村、生あっての生き様。それを飾るため命を落としては本末転倒じゃよ」

信玄「影武者め・・・命を捨てて主の道を開こうとするか」
影武者「この命、殿のお役に立てたら本望よ・・・」

信玄「負けて戻らば、謙信、氏康が黙っておるまい。勝たねばならん、あ奴らのためにも・・・」
左近「影武者・・・そんなお粗末な軍略、通じませんて」
信玄「軍略ではないよ、左近。家臣の主を思う心・・・絆じゃ」
左近「絆、ねえ・・・」

後の万能軍師左近も三英傑の前ではまだまだ青二才です。

信玄「おーこわ。やっぱやめとけばよかったかのう」(忠勝に対して)

信玄「主を逃がした家臣らと、そうさせた家康の器は見事
じゃがな命を捨てては・・・死んではつまらんよ。
よってわしはこの世に王道を敷く。この天下にずいとな」

まだまだたくさんあるけれど、こうして抜書きしてみると、新キャラだけに川中島の戦いなどをのぞいて北条氏康を中心にストーリーが展開していることがわかる。
こんな酒と煙草と戦にまみれた大人の男たちの掛け合いは、本当に魅力的だった。
けれど郷里大輔さんの信玄の台詞はもう聞けない。

最後に郷里さんにこそ伝えたい。
郷里さん御自身が語ったこの台詞を。
「命を捨てては・・・死んではつまらんよ」
(2010年5月16日の日記)

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