アニメ「境界のRINNE」感想(021〜030)
8月24日 021 「Mの悲劇」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年11月23日(52号)「境界のRINNE」第123話「濡れ衣」
原作少年サンデー2011年11月30日(53号)「境界のRINNE」第124話「Mの悲劇」

・石川界人さん(六道りんね)・本泉莉奈さん(少年りんね)井上麻里奈さん(真宮桜)
・生天目仁美さん(六文)・木村良平さん(十文字翼)・村川梨衣さん(鳳)
・斉藤壮馬さん(架印)・米内佑希さん(記死神A)・徳石勝大さん(記死神B)
・蓮未エリナさん(通行人)・中尾隆聖さん(花火屋さん)・玄田哲章さん(ナレーション)

「名探偵コナン」や「金田一少年の殺人(金田一一が殺人犯に仕立て上げられる話)を思い出す 推理物もどき。
絵も綺麗で表情豊か、特にりんねの顔がおもしろ顔でも崩れなくて最高だった。

フレンドリースクエア回より前なので、畳に直に置かれてるジュラルミンケース。
順番変えるとかえってめんどい気がするね。
ぎっしり詰まってるお札がパンダ札なので、なんとなく偽札っぽく見えるところが笑える。

アニメで好感度が倍増したのが魔狭人。
原作初期の頃は全然興味ないキャラだったのに、こんなに可愛くなるとは。
顔もいいけど声もいい。
架印は叫んでる時のどすの利いた声がすごく素敵。
斎藤さんの地声はどっちなのだろう。
普段の声が作り過ぎに聞こえるけれど。

いかにもアニメなオリジナル満載だったけど、今回のオリジナルはとても楽しかった。
ナルな架印の紙芝居は笑ったし、魔狭人にも自画像描いて欲しかった。
さらにバイキンマンの花火屋さんが、見せ場も台詞もたっぷりでとっても嬉しい。
「友人帳」売ってたね(笑)。

スパイがケースを入れ替えるってよくある話だけど、今回急に青池保子著「エロイカより愛をこめて」 の「Z」にも似た話あったことを思い出した。
あちらはとってもシリアスで、同時にコンピューターから紙テープがパーッと出て来る時代でびっくりしたっけ。
今アニメりんね見てる世代はきっと知らないだろうけど(笑)。

とにかく次回のクリスマス回が楽しみで、待ち遠しくて仕方がない。
同時にもうすぐ終わりが寂しくて仕方がない。

次回はその「廃屋のメリークリスマス」。
予告を見ると「フレンドリースクエア」の気配が、やった!
1話を広げるよりも2話をまとめる方が好きなのでこれは楽しみ♪
登場声優さんは石川界人さん、井上麻里奈さん、生天目仁美さん、木村良平さん、村川梨衣さん、 徳井青空さん、洲崎綾さん、米内佑希さん、蓮未エリナさん、徳石勝大さん、玄田哲章さん。

いつもの4人と1匹でじっくり楽しむ話なのでゲスト声優さんはなし。
また、残りのエピソードが

9月5日(土) 午後5時30分023 「狐(きつね)おとし」
9月12日(土) 午後5時30分024 「ラーメンかえ魂」
9月19日(土) 午後5時30分025 「ターゲットは桜」

なんとまあ贅沢なラインナップ。
まあ2期があってもストックはたくさんあるから心配ないか。
でもクリスマスに出ることできない朧がちょっと可哀そう。
(2015年8月24日の日記)
8月31日 022 「廃屋のメリークリスマス」
★原作と「うしおととら」に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年12月21日(3・4合併号)「境界のRINNE」第127話「クリスマスの条件」
原作少年サンデー2010年11月24日(52号)「境界のRINNE」第75話「フレンドリースクエア」

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・村川梨衣さん(鳳)・徳井青空さん(ミホ)
・洲崎綾さん(リカ)・米内佑希さん(店主)・徳石勝大さん(廃屋)
・蓮未エリナさん(店員)・玄田哲章さん(ナレーション)

「境界のRINNE」を知らない人が今回のアニメを(OP抜きで)見たら、主役は鳳と思うんじゃないか。
それほど鳳がヒロインしてた。
でもアイキャッチの桜が全て持ってったね、最高に可愛い。
最後はりんねでもいいけど、「クリスマスの条件」の表紙をそのまま使って欲しかったな、あれも可愛いから。

来年のカレンダーがとっても楽しみ。
願わくば原作カレンダーも出て欲しい。

今回は完璧な出来で絵も綺麗。
やっぱり2話を1話をまとめるとだれなくていい。
しかも「フレンドリースクエア」の名前を出さず、でも予告にこたつをちらっと入れたことにより期待も一気に高まった。
うまいなあ。

りんねもチキンや豪華ケーキが追加されて嬉しかったんじゃないかなあ。
アニメで頑張ったりんねへのプレゼントか。
原作より表情が豊かだけど、やり過ぎないのがいいね。
遊びも入れるけど調子に乗らない、原作へのリスペクトがちゃんと感じられる。
本当にEテレで良かった。

ただマフラーを出して来たのはなあ・・・。
2期を期待している側としては、マフラー霊が放映された時のインパクトがなくなりそう。
たしかにママが作ったとされてるけどね。
あの話はとても好きなのでちょっと悲しい。

あと今回の話、本来は朧も出てるんだよね。
できることなら今後もれんげや鈴などレギュラー陣も出して、ちゃんとした形で2期を放映して欲しい。

次回は「狐(きつね)おとし」で、鳳に続いて今度は翼が大活躍?回。
予告だけでかなり笑える。
登場声優さんは石川界人さん、井上麻里奈さん、生天目仁美さん、木村良平さん、斉藤壮馬さん、 ゆきのさつきさん、徳井青空さん、洲崎綾さん、坪井智浩さん、宮田幸季さん、徳石勝大さん、米内佑希さん、玄田哲章さん。

ゲスト声優は宮田幸季さん。
「犬夜叉」に、梓山の精霊で登場していた声優さん。
たぶん九尾の狐だと思うけど、ちょうど今やはりアニメが放映されてる「うしおととら」の白面の者と何気に被る。
白面の者の声優さんはまだ発表されてないけど、そちらも宮田さんだったらおもしろいかも。
(2015年8月31日の日記)
9月7日 023 「狐(きつね)おとし」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2012年2月8日(10号)「境界のRINNE」第132話「百年後の祟り」
原作少年サンデー2012年2月15日(11号)「境界のRINNE」第133話「狐おとし」

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・斉藤壮馬さん(架印)・徳井青空さん(ミホ)
・洲崎綾さん(リカ)・坪井智浩さん(スズキ先生)・宮田幸季さん(九尾の狐)
・ゆきのさつきさん(魂子)・徳石勝大さん(男子生徒A)・米内佑希さん(男子生徒B)
・玄田哲章さん(ナレーション)

今では不祥事もみ消し小役人キャラが定着したが、アニメではまだ殺生丸ポジ。
アニメ1期はそのまま終わりそう。
りんねと仲が悪く、最初は殺そうとするもなんだかんだで協力し合うし、ビジュアルもどことなく似てる。
鈴やれんげが出るとキャラがガラッと変わるのでそこもアニメで見たい。

さて今回は九尾の狐編。
声が男性だとちょっと違和感。
妲己や玉藻前他のイメージが強いせいか、女性だと思ってた。
「うしおととら」の「白面の者」はまだ声優さんが決まってないみたいだが、そちらはどうなるのだろう。

今回はとにかく前半が秀逸で、オリジナル部分も含め、おもしろかった。
(ゆきの魂子さんのお洗濯風景とか、洗濯機の変遷とか、笑)
ただ後半間延びしたかなって印象。
架印が精霊(笑)に囲まれてるところとか、翼が分身するところとか。

普通に見るならそれでも100%の出来だけど、アニメのりんねは2話編成のエピソードが素晴らし過ぎるので どうしても期待値が高くなる。
2期が出るなら、基本的に2話編成にして欲しいと要望したいくらい。

でも翼の家に残ってお粥食べてたの、気づかなかったけど九尾の狐だったんだね。
りんねらしくないとは言え、九尾の狐だったとは。
あとスズキ先生登場の唐突感(笑)。
原作では初期をのぞいてほとんど出番がないけど、たまにこうして出て来てくれたら嬉しい。

相変わらずBGMも無駄に豪華で笑った。

翼も大熱演、狐とのコラボが楽し過ぎて(笑)。 鳳と翼はいつもうるさいけど、りんねと桜の声が落ち着いてるのでいいバランス。
桜の「翼くぅ〜ん」の言い方が可愛くて好き。
この狐、黒猫代わりに使役して、翼のお供にいいのにな。

次回は「ラーメンかえ魂」あの人大活躍!
出演声優さんは、石川界人さん、井上麻里奈さん、生天目仁美さん、木村良平さん、徳井青空さん、洲崎綾さん、 村川梨衣さん、山口勝平さん、橘田いずみさん、箭内仁さん、徳石勝大さん、米内佑希さん、 土田玲央さん、中島ヨシキさん、本泉莉奈さん、蓮未エリナさん、朝日奈丸佳さん、玄田哲章さん。

ラーメンを食べにくるお客さん(男子生徒や女子生徒)が多いので、登場声優さんも多数。
原作では翼はお休みだけど、アニメでは登場。
オリジナルも翼が絡むならおもしろいかも、楽しみだ。
箭内(やない)仁さんが目がキラキラのラーメン屋さんかな?
(2015年9月7日の日記)
9月14日 024 「ラーメンかえ魂」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年2月9日(11号)「境界のRINNE」第84話「ラーメンかえ魂」
原作少年サンデー2011年2月16日(12号)「境界のRINNE」第85話「目標の達成」

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・山口勝平さん(六道鯖人)・木村良平さん(十文字翼)・村川梨衣さん(鳳)
・徳井青空さん(ミホ)・洲崎綾さん(リカ)・橘田いずみさん(美人秘書)
・箭内仁さん(店主の霊)・徳石勝大さん(男子A)・米内佑希さん(男子B)
・土田玲央さん(男子C)・中島ヨシキさん(男子D)・本泉莉奈さん(女子A)
・蓮未エリナさん(女子B)・朝日奈丸佳さん(女子C)・玄田哲章さん(ナレーション)
★クレジットにありませんが、予告にゆきのさつきさん(魂子)役で登場してます。

★「アニメ境界のRINNE第2期 」決定しました。
感想は決定前のものなので、そのままにしてあります。

★ 前半何のグルメ漫画?というほど翼のオリジナル長かった。
おもしろくはあったけど、あと2話(最終回まで、認めたくないので「仮」をつけたい)なのに。
だったら2話まとめて欲しかった。
後半の魂抜かれる翼だけで充分インパクトあったしおもしろかったし。

そして後半はまさに鯖人劇場勝平さんの独壇場。
偉そうで申し訳ないけど「犬夜叉」の頃に比べて成熟したなあとしみじみ感じた。
台詞の全て、アドリブっぽい台詞もわざとらしさが全くない。
どうでもいいけど、鳳が時々とんでもなく作画が崩れてたのは何故?

あと細かい突っ込みどころ。
六文が子猫になってちゃっかりラーメン屋さんにおこぼれもらってるので、後のラーメン食べたい 切実さがむしろ不自然、いらなかったなあ。

美人がドアを開けずに出て来たので(のれんはどうした)、人間には見えない状態なのに、ナレーションがなかった(笑)。
(鳳はあった。)

原作で鯖人が何かを炒めているのだけど、ラーメンには炒め野菜入ってなくて、何だったんだろうと思ってた。
スタッフさんもそう思ったのか、アニメではそこでも麺をいじってた。

キラキラした目の店主の霊、その目だけで顔に見えた。
キラキラし過ぎ(笑)。

店主の霊は「生身の肉体」を望んでいたけど、鯖人は「不眠不休」をたてに依代人形を使わせた。
魂抜きはともかくとして、霊に限って言えば十分成仏できたはずだし、鯖人、したたかだけど馬鹿じゃない。

「特製かえ魂麺」の言い方がドラえもんだった。
他にも「息の根」が引導になったり、鳳が原作ではカマの尖ってる方使ってるのにアニメではそうではないとか、 細かな配慮が嬉しい。
最後の堕魔死神ラーメン食大会も楽しい追加だった。

ところで、くるりのアニメ「境界のRINNE」EDの「ふたつの世界」が、りんねの原画(コミックの表紙など)を使って 素敵なMVになっていた。→「こちら」。
そういえばサントラもまだ買ってない。
ブログ」で初めて知ったのだが、 ポルノグラフィティの新藤晴一さんも参加していたそうだ。
私はポルノグラフィティが大好きなので、聴くのが楽しみだ。

次回最終回(仮)の登場声優さんは、石川界人さん、井上麻里奈さん、生天目仁美さん、 木村良平さん、徳井青空さん、洲崎綾さん、ゆきのさつきさん、平野文さん、坪井智浩さん、 徳石勝大さん、米内佑希さん、柿原徹也さん、山口勝平さん、本泉莉奈さん、斎藤壮馬さん、 村川梨衣さん、橘田いずみさん、蓮未エリナさん、玄田哲章さん。

「見えないキャンディ」はりんねと桜以外は翼しか出ないのだが、アニメは最終回(仮)ということで 魔狭人、鯖人、架印、鳳も登場するようだ。
もちろん原作基準で魂子と桜ママ(39)も出るので、メインキャラ総登場の大団円になりそうだ。

(2015年9月14日の日記)
9月25日 025 「ターゲットは桜」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年6月1日(27号)「境界のRINNE」第99話「見えないキャンディー」
原作少年サンデー2011年6月8日(28号)「境界のRINNE」第100話「ターゲットは桜」
原作少年サンデー2011年6月15日(29号)「境界のRINNE」第101話「りんねはどこに?」

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・ゆきのさつきさん(魂子)・徳井青空さん(ミホ)
・洲崎綾さん(リカ)・坪井智浩さん(スズキ先生)・柿原徹也さん(悪霊A)
・村川梨衣さん(悪霊B)・斎藤壮馬さん(悪霊C)・橘田いずみさん(悪霊D)
・徳石勝大さん(悪霊E)・米内佑希さん(悪霊F)・本泉莉奈さん(悪霊G)
・蓮未エリナさん(悪霊H)・山口勝平さん(悪霊MC)・平野文さん(桜の母)
・玄田哲章さん(ナレーション)

「境界のRINNE」27巻を買って、27巻掲載分のサンデー処分しようと出してきたら、2014年51号が「境界のRINNE」アニメ化決定!の りんねの表紙だった。
去年の11月19日発売のサンデー。
失礼ながら、りんねがアニメになることはまずないだろうと思っていたから本当に嬉しい驚きだった。

あれから10ヶ月余り。
第2期放映を約束して第1期が無事終了。
感慨深いものがある。

OPの借金?がなぜか5円玉に。
今後もご縁が続きますように、というスタッフさんのメッセージだろうか。
ちなみにEDでもりんねたちがぺこりと頭を下げてご挨拶が見られた。

最終回(仮)にふさわしい、とっても素敵なエピソード。
宝石箱(お弁当)のシーンまで入れて、最後の止め絵、いいカットだったね。

原作は基本まったり浄霊漫画で、時にりんねと桜のほのぼのした恋を見せてくれたが、アニメはラブコメ&ギャグのエッセンスを強めにして メリハリつけた。
でも「やり過ぎない」というのがアニメの成功の秘密だった気がする。
遊び心は満載で、でも原作へのリスペクトもしっかりあり、度が過ぎて原作の世界を壊すこともない、これは大きい。

メイン声優さん勢揃いを見て、鳳や鯖人がそのまま出て来るオリジナルを追加するかと思ったら、悪霊達に持って来た、これは凄い。
りんねと桜の気持ちを確認する大切なエピソード、確かにオリジナルは不要だけれど、普通だったら入れちゃうと思う。
逆に粋にすら思える最高のフィナーレだった。
欲を言えば、どの役を誰が演じたか教えて欲しかったな。
なんとなくわかる人もいるけど、はっきりしているのはMCの勝平さんだけだから。

最後時間余ってるなあと思ったら、まさかのNHKからのお知らせが(笑)。
でもりんねたちのリアクションがないのもらしくて私は好きだ。
(単に喜ぶ時間が取れなかっただけかもしれないが、笑)。

霊が見えることを若干わずらわしく思っていた桜が霊を見れなくなった。
本当は嬉しいはずなのに、りんねも見えないことがなんだあ寂しい。
りんねを手伝って浄霊したりしているうちに、2人の心がどんどん近づいて行ったんだろうな。
りんねはもちろん桜に気づいてもらえなくて寂しい。

最後、桜は霊が見えた方がいい、りんねと一緒に霊と関わる方がいいと選択する。
そしてまたひとつ2人の心が近づく、本当に素敵なエピソードだった。
ちなみにコミック11巻45ページ「りんねはどこに?」の柔らかさは、原作ならではの素敵さなので、是非アニメ派にも見て欲しい。
第2期までまた先は長いけど、スタッフさんも声優さんもこのままとのこと、楽しみに待っていよう。

このエピソードは100話をまたいだ記念すべき話だったが、今週号の300話もラブコメ路線で来てくれないかな?
ちょっとだけ期待している。

(2015年9月25日の日記)
4月13日 026 「黒猫 朧(おぼろ)」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年3月2日(14号)「境界のRINNE」第87話「朧の復讐」
原作少年サンデー2011年3月9日(15号)「境界のRINNE」第88話「契約書とマングース」
原原作少年サンデー2011年3月23日(17号)「境界のRINNE」第90話「パートナー」
原作少年サンデー2011年3月16日(16号)「境界のRINNE」第89話「黒猫生命」

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・村川梨衣さん(鳳)・松岡禎丞さん(朧)
・徳井青空さん(ミホ)・坪井智浩さん(スズキ先生)・徳石勝大さん(親鳥の霊)
・ゆきのさつきさん(魂子)・玄田哲章さん(ナレーション)

約半年のブランクを経て始まった「境界のRINNE」第2シリーズ。
でもブランクを全く感じさせない安定のおもしろさ。
OPとEDの映像はいいけど曲はちょっと馴染むまで時間がかかるかな?

第1シリーズの最終話は原作100話前後だったが、今回は90話のあたりに戻って朧登場。
このおもしろいエピソードを順序にこだわらず、選りすぐって作ってくれる奔放さが好き。
しかも余計なオリジナルは入れず(おもしろいオリジナルは入れる)、動く原作を見てるような、 きっちりまとめる律義さも好き。

そしてさらに安定の「声優さんの」演技。
考えてみれば当然の事なのに、専門外の人が主役を張ることが多いこの御時世、何のストレスもなく 見ることができるこの嬉しさ。
先日某恐竜映画や、エピソードをただなぞっただけで綺麗だけど深みもない某 邦画を見たばかりなので、余計りんねの楽しさが身に染みた。

さて今回は朧初登場回。
朧を演じるのは松岡禎丞(よしつぐ)さん。
私は初めて聞く声だが、声や演技に昔の山口勝平さんを思い出した。
Wikipediaによると、魔狭人の柿原徹也さんと仲が良いらしい、共演が楽しみ。

結局一番の被害者はマングース霊だった?みたいな話だが、唯一心配なのは、鳳に華があり過ぎて、 桜の存在がかすんでたこと。
原作通りなので仕方がないのだが、アニメでは桜活躍のエピソードを多用してほしい。
特に浴衣や水着など、ビジュアルでがらりと印象の変わる子なので、そこのところよろしく。

次回はその桜がテニスウエアで登場する「夢のコート」と翼が痛々しくも男気を見せる(でも笑える)「文箱の中」。
公式サイト」によると「消えた会費」 「愛の歌」「思い出発掘/お金貸して?/キャンプ場の悪魔」が決まっている。

OP映像では確定しているれんげや鈴の他にもワニ霊や来兎と零不兎の三日月堂が出てたし、第2シリーズも 原作はたっぷりあるのでこのペースで続けて欲しい。

ちなみに原作94話「消えた会費」は鈴vs六文、りんねvs架印が会費を受け取った受け取らないで大騒ぎする鈴初登場編。
「愛の歌」はなんと原作53話。
セーラー服にロングスカートというまさに昭和の不良が出てくる話で、正直さほどおもしろいとは思わなかったが、 アニメでどう変わるのかそれも楽しみ。

「思い出発掘」は魂子さんの家の大掃除で175話、黒星&黒星三世登場編。
「お金貸して?」は119話の鯖人編で「キャンプ場の悪魔」はその名のとおり魔狭人が登場158話。
こうして見ると、キャラも満遍なく選んでいい構成になっていると思う。

ということはれんげや三日月堂はもうちょっと後になるのかな?
私はらんまや「うる星やつら」は詳しくないのだが、これらのアニメもこういった形で作ったのだろうか。
もしこうしたメインストーリーのなさ(ある程度の流れはあるが)を逆手にとって、こういう形で作るのがEテレで初めてだとしたら あらためてお見事と思う。

(2016年4月13日の日記)
4月22日 027 「夢のコート/文箱の中」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年5月11日(24号)「境界のRINNE」第96話「夢のコート」
原作少年サンデー2011年1月26日(9号)「境界のRINNE」第82話「文箱の中」
原作少年サンデー2011年2月2日(10号)「境界のRINNE」第83話「数字の秘密」


・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・徳井青空さん(ミホ)・洲崎綾さん(リカ)
・坪井智浩さん(スズキ先生)・木島隆一さん(テニス部員の霊)・園崎未恵さん(ヤヨイ)
・樫井笙人さん(九十九神ラケット)・徳石勝大さん(テニス部の部長)・米内佑希さん(部員A)
・陣谷遥さん(部員B)・本泉莉奈さん(部員C)・蓮未エリナさん(部員D)
・玄田哲章さん(ナレーション)

園崎さんは「ゴーストハント」で吉見陽子だった。
普通の女性なのに、霊に憑かれてかなり怖いことになる役。

アニメりんねでは初の試み、1話もの2話を15分前後の短編2話に仕立てる、いわゆるサザエさん方式。
これが大成功だったと思う。
「だがしかし」もこの形使えば良かったのにな。

今週の主役は、なぜかどちらも十文字。
でもりんねを桜も「らしさ」をちゃんと見せてて、申し分ない出来だった。

翼の災難が増えたり、アニメオリジナルが少しだけ入ったけれど(八甲田山とか、高橋さんが大好きな あしたのジョーとか)、これもむしろおもしろさを増してて120%のエピソードだった。
逆に感想書きようがないほど完成されてたし、徳石さん、米内さん、本泉さん、蓮未さんなど1期の 番組レギュラー陣も健在で嬉しい限り。

次回は第三の黒猫鈴登場。

(2016年4月22日の日記)
4月25日 028 「消えた会費」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年4月20日(21号)「境界のRINNE」第94話「消えた会費」
原作少年サンデー2011年4月27日(22・23合併号)「境界のRINNE」第95話「プライドの値段」

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・山口勝平さん(鯖人)・斉藤壮馬さん(架印)・三森すずこさん(鈴)
・遠藤綾さん(架印の母)・橘田いずみさん(美人秘書)・徳石勝大さん(店主)
・米内佑希さん(お米屋さん)・本泉莉奈さん(館内アナウンス)・蓮未エリナさん(子ども)
・玄田哲章さん(ナレーション)

コミック10巻、あちこち飛ぶなあと思ったが、前回大活躍の翼や鳳が今回休んで架印メインと、 いい具合に準レギュラー陣がばらけてていいのかもしれない。
「犬夜叉」のようなストーリー物と違って、制作側がいい意味で好き放題できるのがアニメ りんねの良いところ。

今回は第3の黒猫鈴登場に、鯖人+美人秘書のおまけ付き。
さらにこまこまと小さなオリジナルが入る。
うまいと思って見たけれど、個人的にはやっぱり前回のように2話で30分にまとめる方が好きだ。
りんねはストックたっぷりあるし。

犬友Eさんにそう書いたら、でも作る側は2つのエピソードは大変なんじゃない?
声優さんも増えるだろうしって言われた。
なるほどなあ。

原作のまったり感が、いい具合のバトル物になってて今回もおもしろかったが、鈴の年齢設定がよくわからない。
原作もあきれるほど幼く見えたり、足がすらりと伸びて少女に見えたり。
アニメは声の感じもあって原作より大人っぽい。

「すず」つながりで?鈴を演じるのは三森すずこさん。
声優ユニットμ'sの一員として昨年大晦日の第66回NHK紅白歌合戦に出場したそうだ。

そうそうサンデー感想で書き忘れがひとつ。
れんげが金霊に「正しい」ネギ間を出していた。
原作107話の雪女の「ネギ間ナベ」のミスがここで訂正されたわけ。

(2016年4月25日の日記)
5月9日 029 「愛の歌」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2010年6月9日(28号)「境界のRINNE」第52話「同じ顔の幽霊」
原作少年サンデー2010年6月16日(29号)「境界のRINNE」第53話「愛の歌」

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・ゆきのさつきさん(魂子)・徳井青空さん(ミホ)・洲崎綾さん(リカ)
・坪井智浩さん(スズキ先生)・藤村歩さん(ナオミ)・小清水亜美さん(ラン子)
・原優子さん(リン子)・羽田野渉さん(優木くん)・若林佑さん(傘)
・徳石勝大さん(男子A)・米内佑希さん(男子B)・本泉莉奈さん(女子A)
・蓮未エリナさん(女子B)・玄田哲章さん(ナレーション)

今回は6巻より昭和スペシャル。
原作の感想でも書いたけど、私はこの話、それほどおもしろいと思わなかった。
あと高橋さんが時々描く唇を強調した?口元のキャラの顔が苦手なせいもある。
リン子、ラン子にナオミ、古くは御霊丸とかもいたなあ。

今回この話がアニメ化かあとびっくりしたけど、人気あったのかもしれないし、昭和ネタ盛り込むには うってつけな話でもある、確かに。
で、見ての感想はちょっとやり過ぎじゃない?だった。
っていうかはり切りすぎ(笑)。

ただ尾崎豊「盗んだバイクで走り出す(15の夜)」「夜の校舎 窓ガラス壊して回った(卒業)」のところは、 うわっとなった。
涙出そう・・・(笑)。
これね、台詞言うのが魂子さんなところがまた泣けるんだよねえ。

魂子さんで思い出したけど、りんねと魂子さん、声ちょっと低くなった気がする、特にりんね。
良牙の変なのが出て来たり?りんねの雑草その場で食すシーンにすかさずナレーションが入ったり、 もしかしたら原作よりおもしろかったかもしれない。

今回はリンリンランランが1人2役かと思っていたらそんなことなくて、「戦国BASARA」より鶴姫こと 小清水亜美さんが登場、こんな声も出せるんだね。
ナオミの藤村歩さん、GWに全話放送した「夏目友人帳」今見てるんだけど、子供時代の夏目を担当。
夏目のアニメはこれまでちょこちょこ見てたけど、通してみるのは初めて。
眠れない夜など神経がとがってる時にちょうどいいね、気持ちが安らぐ。

原優子さん、羽田野渉さん、若林佑さんの声を聞くのはたぶん初めて。
魂子さんの他にミホリカも入って伸ばして25分はちょっとくどい印象だった。

(2016年5月9日の日記)
5月19日 030 「思い出発掘/お金貸して?/キャンプ場の悪魔」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2012年12月26日(4・5号)「境界のRINNE」第175話「思い出発掘」(18巻)
原作少年サンデー2011年10月26日(48号)「境界のRINNE」第119話「お金貸して?」(13巻)
原作少年サンデー2012年8月22日(38号)「境界のRINNE」第158話「キャンプ場の悪魔」(16巻)

★アニメの話が飛び飛びなので、コミック巻も紹介して欲しいと要望を頂いたので今後↑のように コミック巻も追記することにしました。

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜) ・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・柿原徹也さん(魔狭人)・村川梨衣さん(鳳)
・斎藤壮馬さん(架印)・三森すずこさん(鈴)・橘田いずみさん(美人秘書)
・徳井青空さん(ミホ)・洲崎綾さん(リカ)・西村知道さん(黒星)
・田中あいみさん(カナ)・古城門志帆さん(タイシ)・蓮未エリナさん(カナの母)
・徳石勝大さん(引っ越し屋さん)・山口勝平さん(鯖人)・ゆきのさつきさん(魂子)
・玄田哲章さん(ナレーション)

今回はサザエさん風に3本立て。
原作の「キャンプ場の悪魔」の野呂井家が、コテージに入るカットやコテージがなにげにサザエさん風に 見えるので、それに合わせて無理矢理3本立てにしたように見えないこともない(笑)。
ちなみにアニメのクレジットではカナ、タイシとしか兄弟の紹介がないけど、正確には野呂井カナ(呪いかな?)、 野呂井タイシ(呪いたいし)になってる。
作者得意の?なんていうか、そんなもん(笑)。

すっきりさっぱり無駄なくまとまって突っ込みどころがないので、逆に感想書きようがないのだけどおもしろかった。
2度入るアイキャッチがコミック「思い出発掘」「お金貸して?」の表紙をそのまま使っているところなど かなり好印象。
しかも絵がいいので、下手すれば原作より可愛く(かっこよく)見える。

魂子さんの「どら屋」やナレーションの「ぽえみー」に笑ったくらいかな?
あと初めて魔狭人が見た目普通にかっこいいと思った。
意外と几帳面なのね、魔狭人。
荷物の詰め方とかきちんとしてて、旅行のたびに大騒ぎする私としては、ご指導願いたい。
次回は 「ホームステイ実習」、死神翔真が登場する。

3本立てだけに登場声優さんも多く、私としては嬉しい限り。
なんといっても西村知道さん!
「うる星やつら」の友引高校校長、「めぞん一刻」では五代裕作の父、「らんま1/2」でも何かに出演されてた記憶がある。
さらに「十二国記」遠甫では「2えるでーけー」に笑ったなあ。
黒星は準レギュラーとして今後もちょこちょこ登場するのが嬉しい。

田中あいみさんと古城門志帆さんの声を聞くのはたぶん初めて。
古城門さん、苗字がかっこいい。
こう書いて「こきど」と読むのだそうだ。

(2016年5月10日の日記)


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