アニメ「境界のRINNE」感想(041〜050)
7月25日 041「破局セット」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2012年4月18日(20号)「境界のRINNE」第142話「破局セット」
原作少年サンデー2012年4月25日(21・22合併号)「境界のRINNE」第143話「偽りのカップル」
原作少年サンデー2012年5月9日(23号)「境界のRINNE」第144話「縁切り神」(全て15巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・石上静香さん(四魔れんげ)・西村知道さん(黒星)
・鈴木れい子さん(タマ)・米内佑希さん(縁切り神)・本泉莉奈さん(教師A)
・徳石勝大さん(教師B)・蓮未エリナさん(女子生徒)・ゆきのさつきさん(魂子)
・玄田哲章さん(ナレーション)

原作もおもしろかったけど、アニメでそのおもしろさが倍になった感じで最高だった。
気の毒に、なぜかクレジットに名前のない占い師、最初堕魔死神と思っていたけど、ちゃんとリスクも 説明するあたり、良心的な死神だったらしい、疑ってごめんね。

今頃「仁-JIN-」を見たり読んだりしてるせいか、OPの万華鏡がお気に入り。
(ドラマ「仁-JIN-」でも万華鏡が重要なアイテムとして出てくる。)
なので私としては珍しくしっかりOPを見てるけど、曲はちょっと苦手かな。

今回はとにかく鳳とれんげのレベルの低い大喧嘩に巻き込まれるりんね、傍観者の桜と六文、翼、 でも最後に翼がやらかして、のバランスが見事で声優さんたちも演じてて楽しかったろうなあ。
ゆきのさん、西村さん、玄田さんもノリノリで(笑)。

「たまネット」の「たまエモン」の「縁結びセット」の呼び方もまさにあれで、災いを数えるオリジナルと 共に爆笑もの。
魂子さんのセーラー服も無理ない、よね?
髪の色のせいか、遠目には綾波レイに見えた、遠目には。

展開がベタだよね、まさに昭和。
最後のカラスの鳴き声と共に、オリジナルも原作の雰囲気を壊さないのがいい。

れんげの作り話で「いろいろ教えて下さいね。」の台詞、原作既読者は絶対「夜中の洗濯機の使い方」を 思い出したと思うんだ(笑)。
姑息な手段で出会いをゲットとか、鳳、れんげ、りんねの罵り合いとか、ほんとにEテレ?ってドキドキしながら 見てたけど、下世話な感じにならないのはさすが。

男女の縁を切られたら確かに恐ろしい(神さまの顔はおもしろかったけど)。
大満足の今週に続き、次回は遂に「あの人」が登場。
歴代るーみっくの中でも異色なキャラだけに、どんなふうに受け止められるかちょっと心配。
この御時世、原作通りに作るだろうし、普通に受け入れられるとは思うけど。

「死神小学校同窓会」はコミック19巻を持って待っていよう。
原作は3話仕立てだが、アニメはまさかの1話完結。
沫悟の声は村田太志さん。
壇蜜改め黒蜜は原作より可愛い感じ、特に口元。
鳳もだけど、化粧が濃いキャラがアニメではあっさり風味になっててそこがいい。

(2016年7月25日の日記)
8月1日 042「死神小学校同窓会」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2013年3月27日(17号)「境界のRINNE」第185話「強制質入れ」
原作少年サンデー2013年4月3日(18号)「境界のRINNE」第186話「恐怖の野外実習」
原作少年サンデー2013年4月10日(19号)「境界のRINNE」第187話「忘れ玉」(全て19巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・柿原徹也さん(魔狭人)・村田太志さん(沫悟)
・内山夕実さん(黒蜜)・蓮未エリナさん(女子A)・本泉莉奈さん(女子B)
・森史絵さん(女子C)・朝比奈丸佳さん(女子D)・大井麻利衣さん(女子E)
・米内佑希さん(男子A)・徳石勝大さん(男子B)・佐々木拓真さん(男子C)
・新祐樹さん(男子D)・玄田哲章さん(ナレーション)

原作の感想読み返してたら、ちょうどこの頃「るーみっく35」発売が発表された頃だった、懐かしい。
「ホテルあの世=Beyond」から連想したホラー映画の説明までしちゃったけど、まさか見た人いないだろうなあ。

Eテレなのにあきれるほど原作通りのキャラで出て来た沫悟、でもキャラの割りに声が普通で驚いた。
りんねのレギュラー陣はあまりクセのない声が多いので、沫悟はもうちょっとクセがあっても良かったのでは?
演じるのは普通に声のいい村田太志さん。

沫悟の契約黒猫黒蜜は内山夕実さん。
黒蜜も壇蜜のイメージが強かった原作に比べ、顔は可愛く声も可愛く。
特に閉じた時の口元が可愛い。
アニメスタッフさんの黒蜜押しが凄かった(笑)。
オリジナル部分はほとんど黒蜜、おかげで魔狭人の被害も原作の2倍3倍。

あやうくミニメガネモレ男くんになるところだった沫悟。
ここもちゃんとやっててかえってびっくり。
最後のカットで体に寿司飯つけてる六文が原作よりあくどい感じでさらに笑った。

でも一番おもしろかったのがりんねと六文の予告。
ひとつめは44年前に流行ったのは「黒猫のタンゴ」?
ふたつめはエドガー・アラン・ポーの小説?
なによりみっつめ、沖田総司が黒猫を最後に斬れなかったという逸話。

史実ではなさそうだが、実はこの話、今頃夢中な「仁-JIN-」の原作に出てくる。
前にちょっと書いた「仁-JIN-」ドラマ版に出てくる万華鏡がアニメOPに出てくるあたり、もしかして「仁-JIN-」のファンがいる?とか 思ってしまった。
今回は同窓会なだけにキャラが多いが、佐々木拓真さんはたしか「うしおととら」に前期法力僧役で出演していたように思う。

次回は12巻に戻って黒猫段位テスト。
今「夏目友人帳」見ながら書いてるけど、石田さんの名取周一やっぱりいいいね。
黒猫六段も悪くないけど。
まさかの5話物だけど、桜が出ない意外な展開。
もしかしたら冒頭オリジナルで出るかもね。

(2016年8月1日の日記)
8月8日 043「黒猫段位テスト」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年8月24日(39号)「境界のRINNE」第110話「黒猫段位テスト」
原作少年サンデー2011年8月31日(40号)「境界のRINNE」第111話「猫タワーの戦い」(全て12巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・村川梨衣さん(鳳)・松岡禎丞さん(朧)・斉藤壮馬さん(架印)
・三森すずこさん(鈴)・三瓶由布子さん(翔真)・石田彰さん(黒洲)
・米内佑希さん(死神A)・徳石勝大さん(死神B)・蓮未エリナさん(アライグマ霊)
・本泉莉奈さん(女子生徒)・下屋則子さん(女性試験官)・藤井隼さん(男性試験官)
・玄田哲章さん(ナレーション)

原作が5話なので、1話にまとめるには長すぎるということで2話編成にしたのだろうが、なんかテンポが 悪かった。
挿入されるオリジナルは良かったんだけどなあ。
特にラスカルもとりアライグマ霊や、りんねのお茶や、タマゴの殻=カルシウムなところは相変わらず うまいなあと思って見たけど。

仕方がないとはいえ桜と翼がいないのも寂しかったかな。
最高だったのが石田さんの「坊ちゃまの気が散るでしょーが!」の一喝。
何て言うのかなあ、別格?そんな感じ。
アイキャッチは「黒猫段位テスト」の表紙。

次回は「MVC」。
「協力しよう!」の表紙が「犬夜叉」の七人隊を思い出させる懐かしい構図。
今回女性試験官だった下屋則子さんは犬夜叉映画「紅煉の蓬莱島」の蛍の1人だった、これまた懐かしい。
鈴が大人になるとこんな感じになるのかな?
それとも黒蜜みたいになるのかな?

男性試験官の藤井隼(はやと)さんは気づかなかったけど「世界ふしぎ発見!」のボイスオーバーを務める声優さんだそうだ。
ボイスオーバーとは、外国の人が外国語で話してるのを低い音声で聞かせながら、その上に日本語の台詞を被せること だそうだ、初めて知った、この言葉。

なるほど、吹き替えだと元の声は全く聞こえないけど、ボイスオーバーだと元の声も聞こえるもんね。
再現ドラマなどでよく使われる手法だそうだ。

(2016年8月8日の日記)
8月15日 044「MVC」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2011年9月7日(41号)「境界のRINNE」第112話「協力しよう!」
原作少年サンデー2011年9月14日(42号)「境界のRINNE」第113話「バトルロイヤル」
原作少年サンデー2011年9月22日(43号)「境界のRINNE」第114話「多勢に無勢」(全て12巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・斉藤壮馬さん(架印)・村川梨衣さん(鳳)・三森すずこさん(鈴)
・松岡禎丞さん(朧)・石田彰さん(黒洲)・三瓶由布子さん(翔真)
・下屋則子さん(女性試験官)・藤井隼さん(男性試験官)・徳石勝大さん(黒猫A)
・米内佑希さん(黒猫B)・鈴木晴久さん(黒猫C)・相楽信頼(のぶより)さん(黒猫D)
・蓮未エリナさん(売店の黒猫)・玄田哲章さん(ナレーション)

黒猫段位テスト後編。
いつも見てるとEテレであることを忘れてしまうけど、この話はいかにもEテレっぽいなと思いながら見た。
いかにも子供向けって感じ。
桜の落ち着いた存在感って意外に大きいのかもしれない。

なぜここに焼きそばやたこ焼きの屋台があるのか突っ込んだ人は多いと思うが(笑)、今週は六文と 鈴が見せ場を二人占め?していたね。
私はやっぱり1話でまとめて良かったんじゃないかと思うけど、Eテレ的には良い編成だったのではないかと思う。

アイキャッチは「協力しよう!」じゃなく「バトルロイヤル」なのが残念だったけど、「協力しよう!」は元々カラーページだから 今後グッズやカレンダー(激しく希望!)に出て来そう。
黒洲や翔真を含め、この時点での死神黒猫+勢ぞろい(翼とれんげはいないけど)。
最後のオリジナル、桜のお赤飯の部分は可愛くて良かった。
珍しく?桜が自分で炊くのかな?

黒猫で出ていた鈴木晴久さんは「うしおととら」にも生徒役だったけど、「GRIMM」のクインも鈴木さんだったのか。
前にも書いた気がするけど、前後編で出演メンバーがほぼ同じにも関わらず、りんね、桜、六文以外のレギュラー陣は クレジットの順番が入れ替わるのはなぜだろう。
それなりにスタッフさんが気を使っているのかな?

次回は「鍋と奉行/悪魔A型 死神B型」。
「鍋と奉行」は18巻、「悪魔A型 死神B型」は19巻。

(2016年8月8日の日記)
8月23日 045「鍋と奉行/悪魔A型 死神B型」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2012年11月21日(51号)「境界のRINNE」第171話「鍋と奉行」(18巻)
原作少年サンデー2013年2月20日(12号)「境界のRINNE」第181話「悪魔A型 死神B型」(19巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・村川梨衣さん(鳳)・柿原徹也さん(魔狭人)
・石上静香さん(四魔れんげ)・鈴木れい子さん(タマ)・米内佑希さん(鍋奉行)
・玄田哲章さん(ナレーション)

OP前のちゃっかり六文を見ていてサトウ先生を思い出した。
原作でも全然出て来ないけど好きだったなあ。
おでん見てたら食べたくなった、ちょっとコンビニ行って来ます!
売ってませんでした〜!
あれ?夏でも冷房がきつかったりでおでんが売れてるっていつかニュースで見たような・・・。

でもオリジナル&ギャグは本当にキレがいいね、アニメのりんね。
「やった!ハートに火をつけた!」(鳳)
「やった!早くコンロに火を付けろ!」(りんね)
「2人のハートは違った意味で燃えていた」(ナレ)←ここ爆笑。

鳳、翼、れんげ、タマ、魔狭人も絶好調で、下手すれば原作より魅力的に感じることがある。
翼にデジャヴを感じたが、そっか「ラーメンかえ魂」か(笑)。
あと「暴れん坊」な「将軍」とかね、ギリギリまでやってくれるね、Eテレさん♪
原作通りの桜の突っ込み(一同ギャフンのとこ)も良かったし。

でも私、関東だけど串にささったすじは知ってたけど、すじカマは知らなかった、見るのも初めて。
っていうか、おでんの練り物あんまり食べないな。
大根はんぺん卵にシラタキつくねが鉄壁、それで十分。

でも珍しく?女子力見せた鳳、大根を4等分してたけど、りんね、六文、翼以外に誰食べたんだろ。
自分は食べずに桜にあげたとすれば、まるで別人な鳳になっちゃいそうだが、アニメの狙いはそこなのかもね。

あと嬉しかったのが「(大根は)おでんだねの林を吹き抜ける『一陣の風』!!」ですよ!
これも原作にはない台詞。
昔「犬夜叉」で殺生丸と神楽のエピソード(サンデーの柱)でも「一陣の風」が使われて狂喜したけど、サイト名をよくある名前にして ほんとに良かった〜。

おでんの後の病気対決は、ほとんど原作通りでこれまたおもしろかった。
憎めないキャラの魔狭人がいいね。
一応(最初は)魔狭人にもうつさないようにしてたりんねも良かったし。
るーみっくキャラで口がひし形になる顔大好き(笑)。

今回はほぼレギュラー陣で、ゲスト声優さんもなし。
鍋奉行で米内佑希さんのみ参加。
いろんな声優さんが登場するのも楽しいけれど、こういう濃い話もいいね。

アニメ2期も終盤に入り、ラブコメ色の強い作品が続きそう。
次回は可愛いりんねが見られる「マフラー、あげます(8巻)」が登場。
もう1話は「リンクで待ってる(9巻)」、久々の浄霊物。
次回はゲストが多そうだ。

(2016年8月23日の日記)
8月29日 046「マフラー、あげます/リンクで待ってる」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2010年12月8日(2・3合併号)「境界のRINNE」第77話「首しめマフラー」(8巻)
原作少年サンデー2011年1月12日(7号)「境界のRINNE」第80話「リンクで待ってる」(9巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・徳井青空さん(ミホ)・洲崎綾さん(リカ)・山本希望さん(衣川ハルカ)
・後藤麻衣さん(ユキナ)・三宅貴大さん(荒河原シズカ)・小島由紀子さん(子どもシズカ)
・徳石勝大さん(男子生徒A)・米内佑希さん(男子生徒B)・本泉莉奈さん(女子生徒A)
・古賀葵さん(女子生徒B)・翼悠衣子さん(女子生徒C)・玄田哲章さん(ナレーション)

今回はなんといっても「マフラー、あげます」につきる。
りんねと桜のアップの気合も違ったし、台詞はないもの、ママの登場とか、桜が自分のマフラーをりんねにかける オリジナルとか、原作通りの窓からのぞき込むりんねとか(笑)。
玄田さんのナレーション、笑い含みだったよね。
全てが可愛かった。

りんねと桜のほのぼのした恋?はいいなあ。
これまでで一番ヤキモチしないヒロインなのがとても心地よいや。

スケートも荒河原シズカとか衣川ハルカとか。
シズカが男なのが妙に笑えるし、りんねのスケートの滑れなさも笑えた。
実はスケート編、原作ではあまり印象のないエピソードだったんだけど、うまくまとめたなあと思う。
実は原作に忠実に、なのだけどそれが結構難しいのがアニメだから。

それにしても「境界のRINNE」初めてのキスシーンがこれって可愛いよね。
次回はれんげと架印のラブコメか。

(2016年8月29日の日記)
9月5日 047「あの頃(ころ)のまま…」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2012年5月23日(25号)「境界のRINNE」第146話「追跡と再会」
原作少年サンデー2012年5月30日(26号)「境界のRINNE」第147話「疑惑」
原作少年サンデー2012年6月6日(27号)「境界のRINNE」第148話「あの頃のまま・・・」(全て15巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・斉藤壮馬さん(架印)・石上静香さん(四魔れんげ)・山口勝平さん(六道鯖人)
・米内佑希さん(たぬきだまし神)・徳石勝大さん(うさぎだまし神)・蓮未エリナさん(女子生徒A)
・本泉莉奈さん(女子生徒B)・玄田哲章さん(ナレーション)

今回も安定のおもしろさだった「境界のRINNE」だけど、最後の予告がみんな持ってった(笑)。
クレジットには登場しないけど、魂子(日暮かごめ)さんが出てきて犬耳(ほんとは狐耳)つけた鯖人に「おすわり!」発動。
当時はあんなに苦手だった(原作に比べ、アニメのオリジナルおすわりの多さに)「おすわり!」の懐かしさ。
魂子さんと鯖人から一気にかごめと犬夜叉に戻った雪野五月さんと山口勝平さん、お見事です。

さて本編は、桜が持ってきた餃子がなぜか10個から8個に減ってたり、れんげが踏みつけられるのが2回に増えてたりと 細かい変更はあったものの、ほぼ原作通り。
(あいつらハムは、いい意味で引いた。)

最初はアヒルだったものの、基本クールな悪役として登場した架印は、「犬夜叉」でいえば(カラー的にも)殺生丸かな?と 思っていたけど、最近超鈍感ポジにイメージチェンジ、この後第3段階としてもみ消し大好き腹黒ポジに変身するのだが、 アニメではエピソードがあちこち飛ぶので架印のキャラもごっちゃになってる。

アイキャッチは「あの頃のまま」、石上さんの声の変化がいよいよ冴え渡り、乙女なれんげは可愛かった。
可愛いと言えば財布に付けられた九十九神も可愛かった。
りんねの留守宅に勝手に上がりこんでる桜と架印も楽しかったし、れんげを語る架印の優しい笑顔も良かった。
(原作ではこの時架印の顔は描かれていない。)

それにしても依代人形の残骸見ても架印は何とも思わないのか。
やっぱり鈍い。
最後は鯖人のおかげで?秘密を守ったれんげ。
ばれそうでばれない、この絶妙なバランスはさすがるーみっく。
今回はゲストキャラもなく、番組レギュラーも安定の4人、それだけに落ち着いた展開で、うん、とてもいいね。

残すところあと3話、次回は「死神、桜!?」
原作ファンの中でもおそらくトップクラスの人気を誇るラブコメエピソード。
未読派の方も、よろしければコミック24巻第7話「浄霊特訓弁当つき」の表紙をご覧あれ!!

(2016年9月5日の日記)
9月12日 048「死神 桜!?」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2014年4月23日(21号)「境界のRINNE」第234話「追萩月」
原作少年サンデー2014年4月30日(22・23合併号)「境界のRINNE」第235話「浄霊特訓弁当つき」
原作少年サンデー2014年5月14日(24号)「境界のRINNE」第236話「桜vs.黒ギツネ」(全て24巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・石上静香さん(四魔れんげ)・徳石勝大さん(追萩月)・米内佑希さん(男性霊)
・大井麻利衣さん(女性霊A)・蓮未エリナさん(女性霊B)・西村知道さん(黒星)
・ゆきのさつきさん(魂子)・山口勝平さん(六道鯖人)・玄田哲章さん(ナレーション)

前回の予告に続き、今回も犬夜叉とかごめを彷彿させる楽しいやり取り。
りんねに桜も巻き込んで、もはや仕事してるようには見えない、声優さんがいい意味で遊んでる素晴らしい回だった。
スタッフさんも遊んでたね、いい感じ。 妖怪では扱いこなせない鉄砕牙を思い出したり、鯖人の尻尾が可愛いなあと思ったり(笑)。
魂子さんも何そのお見合いの仲人さんみたいな台詞はって笑わせてくれたし。

このエピソードは原作でも高橋さんがノリノリで、いかにも楽しそうな勢いのある絵となっている。
アニメもそんなキャラの表情や動きをうまく表現していた。
唯一の不満は、私はやっぱりいなり寿司はかやくご飯より、原作通りの酢飯が好きっ!てことくらい。
あとオリジナルの台詞だけど、りんねが桜を「お前」呼ばわりが何気に新鮮だった。

ほんとにいつも通りの放映時間?実は45分スペシャルじゃなかった?なんて思っちゃうほど濃厚な時間。
しかも晩御飯ちゃんと食べたのに、夜中に見たからおなかすきまくり。
背景も凝ってるし、なぜか魔狭人や翼も特別出演。
追萩月はもっと素敵な声でも良かったかな?あと最後の魂 子さんが鯖人を蹴り上げるシーン、「おすわり!」でも 良かったのよ?

残り2話は続き物。
19巻の「ファンシーなチョーカー」を持って来たのは鳳や翼用かな?
オリジナルで架印やれんげも出るかもね。
20巻は表紙も素敵だけど、5話編成の学校交流会は最後にふさわしいラブコメ満開。
予告では喋らなかったけど、釘宮理恵さんの杏珠にいよいよ会える。
できれば全キャラ出ての大団円も見たいなあ(声はなくてもいいから)。

(2016年9月12日の日記)
9月26日 049「沫悟(まつご) 再び!?」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2013年4月17日(20号)「境界のRINNE」第188話「ファンシーなチョーカー」(19巻)
原作少年サンデー2013年5月22日(25号)「境界のRINNE」第191話「彼女を連れて」(20巻)
原作少年サンデー2013年5月29日(26号)「境界のRINNE」第192話「金なんだ」(20巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・木村良平さん(十文字翼)・村川梨衣さん(鳳)・村田太志さん(沫悟)
・内山夕実さん(黒蜜)・釘宮理恵さん(杏珠)・徳井青空さん(ミホ)
・洲崎綾さん(リカ)・徳石勝大さん(司会)・米内佑希さん(売店の店員)
・平野文さん(桜の母)・玄田哲章さん(ナレーション)

最後から2話目というより最終回前半。
最初に「ファンシーなチョーカー」が入ると、続き物のように見えるけど、実はチョーカーの後に2話入って 交流会編に移る。
交流会編には翼や鳳が出ないためのサービスか、スタッフさんはほんとにうまい。
っていうよりスタッフさんって鳳好き?
鳳の描写にはすごい力が入っている気がする。

もう1人、黒蜜が可愛いなあ。
原作だともっと大人っぽい感じだけど、アニメは口が可愛いのか、それでいて声は大人、素敵だ。

今回沫悟の「友情」に翼が「愛してるのか?恋してるのか?」と原作にない台詞を言ってたけど、今の時世なら この方がかえって潔いと思う。
あと、後で桜が霊道に落ちた時はあれだけ大騒ぎしたのに、翼の時は「生きていたのか。」も笑った(原作通り)。
「学業のお守りゲットだぜ!」もね。

キャラケーキ、懐かしいなあ・・・。

「犬夜叉」の頃、連れが毎年誕プレにキャラケーキを頼んでくれた。
6年続いたかな?
犬夜叉、鋼牙、珊瑚、奈落とか。→「写真の小部屋

さて今回は新キャラ杏珠登場。
高飛車だけど根は純情なお嬢様。
普通に喋る時はいいけど、笑い声はちょっと不自然。
釘宮さん、慣れる前に第2期が終わっちゃったけど、第3期での登場に期待。

そうそう、第3期が決まったのよね。→「こちら
それにしてもこのアネットのラスボス感(笑)。
前回沫悟もそうだったけど、原作知らない人は、間違った期待?を抱くだろうなあ。

肝心の、りんねと桜のラブコメは、随分盛り上げたなあというのが印象。
最終回ならではの大サービスで、次回ほんとの最終回ではさらに加速するはず(もう見てるけど)。
私は原作のほんわか淡々とした流れが好きだけど、アニメのサービスてんこ盛りも悪くない。
次回はほんとの最終回。
3期が決まったとはいえ、放映は来年、やっぱり寂しい。

(2016年9月26日の日記)
9月27日 050「桜の賭け」
★原作に関して軽くネタバレ含みます。★

原作少年サンデー2013年6月5日(27号)「境界のRINNE」第193話「惜しいのか」
原作少年サンデー2013年6月12日(27号)「境界のRINNE」第194話「桜の機嫌」
原作少年サンデー2013年6月19日(29号)「境界のRINNE」第195話「つきあってません」(全て20巻)

・石川界人さん(六道りんね)・井上麻里奈さん(真宮桜)・生天目仁美さん(六文)
・村田太志さん(沫悟) ・内山夕実さん(黒蜜)・釘宮理恵さん(杏珠)
・徳井青空さん(ミホ)・洲崎綾さん(リカ)・米内佑希さん(受験霊A)
・徳石勝大さん(司会)・陣谷遥さん(受験生C)・土田玲央さん
・本泉莉奈さん(死神女子A)・蓮未エリナさん(死神女子B)・山口勝平さん(六道鯖人)
・橘田いずみさん(美人秘書)・玄田哲章さん(ナレーション)

アニメりんねの最終話終了。

台詞を増やし、オリジナルも増やし、過去シーンを何度も挟み、おさげ(と黒蜜のしっぽ)を揺らし、顔じゃなく目や唇のアップにし、 BGMに凝り、と完全無敵のラブコメ最終話だった。
前にも書いたかな?原作は、あまり細かい台詞や場面を描かず、読者が想像で補うところに大人でも 楽しめるおもしろさがあると思うのだが、アニメは想像挟む余地はかけらもなかったね。

でもアニメはこれでいいんだと素直に思えるところにアニメりんねの凄さがあると思う。
やっちゃうけどやり過ぎない、くど過ぎない。
むしろ微笑ましい。

翼、鳳、れんげが出ないのは寂しかったけど、ミホリカはしっかり登場。
杏珠も最後の笑い声以外はとても良かった。
杏珠って自分はアレだけど、人の恋には意外と鋭く、常識的なのが笑える。
黒蜜も、沫悟の契約黒猫だから、沫悟の味方オンリーかと思いきや、そうでもないところもいい。

アイキャッチは「桜の機嫌」から。
まだギスギスしてるりんねと桜のカットだけど、どうせだったら20巻表紙が良かったな。
最終回の大サービスで。

素敵な余韻で終わるかと思いきや、まさかの鯖ネットで第3期放映決定発表。
アネットの奈落ばりのラスボス感に笑った。
まだまだ先だけど、原作も「これをアニメでやったらどうなるかな?」なんて想像して楽しみながら待つつもり。

(2016年9月27日の日記)

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