原作序章「うしおとらとであうの縁」
・畠中祐さん(蒼月潮)・小山力也さん(とら)・小松未可子さん(中村麻子)
・安野希世乃さん(井上真由子)・藤原啓治さん(蒼月紫暮)・布施川一寛さん(横尾)
・海老名翔太さん(厚池)・坂本くんぺいさん(じいさん)・鷄冠井美智子さん(ばあさん)
・山本彬さん(クラスメイトA)・小川祥平さん(クラスメイトB)・原愛紗実さん(クラスメイトC)
・奈波果林さん(クラスメイトD)・土師孝也さん(ナレーション)
☆ ☆ ☆
クレジットが「クラスメイト」になっただけで一気に昭和の時代にタイムスリップ(笑)。
まずOPが強烈だった。
「筋肉少女帯」って名前は知ってたけど、こんな曲なんだ。
汚い(褒め言葉)殴り描きのような字やカットと相まって、一気に「うしおととら」の世界に引き込まれた。
ストマッククロー並みに視聴者の心を鷲づかみ、だね。
でもこれはEテレではできないね。
さりげなく「熱中症予防注意」コメなんてはさめない(笑)。
同時期にまったりりんねと壮絶うしとら両アニメを楽しめる幸せに感謝。
みんなが大好き衾も綺麗な緑で、黄色いとらとのコントラストがめちゃくちゃ綺麗、昆布みたい。
勇登場の大事なエピソードなのでカットされることはないにしても、この優遇は嬉しかった。
愛されてるね、衾♪
あととら、今更だけど耳ないね(笑)。
さらに鎌鼬兄弟も美しく、知らない人は雷信とかがりを恋人同士と思ったのでは?
声が潮はOVAより大人っぽくて、とらと紫暮は若いけど、見てるうちに慣れるだろう。
あとナレーションが土師さんは嬉しかった!
「十二国記」の塙王で深い演技を見せてくれた声優さん。
麻子の髪型って、原作もOVAもちょっと可哀そうな感じだけど、アニメでは可愛くなって麻子っぽく見えないのがちょっと複雑(笑)。
坂本さんのじいさんと鷄冠井さんのじいさんばあさんがすごくいい味出してたので、日常編ではオリジナルで常連さんにして欲しい。
お正月編とかやらないかなあ。
カットだろうなあ、運動会編も見たいなあ・・・。
ちなみに「鷄冠井」は「かいでん」と読むのだそう。
変わった名字なのでちょっと調べてみたら、京都にあった村の名前らしいが、「かいでん」と読ませるのは珍しいみたい。
テレビが液晶だったり、紫暮が目玉焼きとかソーセージとか、潮にちゃんと朝ご飯作ってあげてるっぽいのは意外。
あとスーツケースの荷物の詰め方とか、几帳面な感じ。
潮は原作より絵がうまい(笑)。
学校で描いてたとらの絵も、ちゃんととらに見えたし、部屋に置いてある花の絵も上手だった。
学校生活がオリジナルで入っていたけど、「石喰い」でどうせまた描かれるんだし、ここはあえて今回分を15分くらいにまとめてくれてたら
壮絶な序章になったかと思うとちょっともったいなかった。
うしおやとらだけじゃなく、麻子のアクションのキレも凄くて楽しかったけど。
とらの血は青、潮は赤はこれからも続くのかな?
とらも普通に赤にして欲しいなあ。
槍に気づいておたおたするとらが可愛い。
潮ととらの掛け合いはまさに原作通り。
潮の声が中学生には聞こえないんだけど、アクション場面のシリアスさはかっこいい。
3クールという事でカットも多いだろうが、一応最後までやるのだろう、シルエットながら主要キャラがほとんど出て来てネタバレ全開。
外伝で描かれた草太郎のエピソード「永夜黎明」も入れてくれたら嬉しいなあ。
ラーマや姉とのエピソード次第だろうけど。
カットしてもいいような話は1話もないので、できることなら3クールなどと言わずに全話放映して欲しかった。
EDではとらに寄り添う真由子もいて、とら街や、愚か者がほんと楽しみ。
予告なしで、潮ととらによるOPとEDの宣伝もちょっとおもしろい。
OVAは原作の古臭さや泥臭さや暑苦しさ(全て褒め言葉)を忠実に映像化した感じだが、アニメは古臭さと現代っぽさ、静と動、
コメディとシリアスのバランスを取りながら作ってる感じ。
これはこれでありだと思う。
(2015年7月7日の日記)
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