「MAO」感想(第111話〜120話)
10月4日 第111話「巨大な呪具」
原作少年サンデー2021年9月29日(43号)「MAO」 第111話「巨大な呪具」

   ☆   ☆   ☆

やっと来た!菜花のターン。
「地血(あかね)丸を本当に抜く時なのか、こよりを切る時よく考えな」
乙弥が冥命堂(めいめいどう)の言葉を思い出させるが、「そんなの・・・あとから考えるよ!」
だから摩緒が心配するんだよ(笑)。

摩緒も自ら結界を斬って飛び出す。
菜花ほどじゃないけれど、こっちもかなり無鉄砲。
ここは摩緒が変化(へんげ)しないで菜花と共闘して欲しい。

それにしても蟲毒だけじゃなく延命の庭自体が呪具であることには驚いた。
不知火傑物過ぎでしょ。

自分がバタバタしてるせいもあるけれど、不知火とか幽羅子とか夏野とかすっかり忘れてた。
これまでの作品と違い、「MAO」は伏線を散りばめるというより、流しソーメンのように流す感じ。
だからつかまえ損ねるとそのまま流れて行ってしまう。
これらの伏線をどのように絡めて行くのか、ほんと楽しみ。
これまでの高橋作品とは違う読み方をしてる気がする。
蓮次と芽生は、これまで登場した中で一番魅力的な悪役だ。

ひとりぼっち農園、計算しないで自ら苦労に飛び込む横山さん、好き(笑)。
(2021年10月4日の日記)
10月12日 第112話「弱点」
原作少年サンデー2021年10月8日(45号)「MAO」 第112話「弱点」

   ☆   ☆   ☆

今週号の「MAO」のカラー表紙、いいなあ。
美男美女勢揃いで赤と黒のコントラストが映える。
18日発売予定の10巻の表紙、黒髪摩緒も素敵。
表紙で発売が楽しみというのも珍しく。

緊迫の戦闘場面なのに、なぜか菜花に笑っちゃう。
「今が抜く時かなと・・・思った!」
いやここは笑うとこじゃないでしょ。

菜花が摩緒の弱点、まさにそうだけど、今回は摩緒は少なくとも理性的に戦っていた。
蓮次が摩緒の理性を奪うほどの大物ではないことがあったかもしれないし、蓮次の底にある 「理不尽な暴力に対する怒り」を見抜いたのかもしれない。
蓮次がほんとに理性を失うのは、たとえば姉の骨がこの庭に埋められていたとして、それを知った時。

基本的に優しい摩緒と蓮次、それだけに感情を見せない芽生の不気味さが際立つ。
それにしても芽生といい幽羅子といい、服の趣味は作者か不知火か?

そして次に笑ったのが菜花と乙弥の掛け合い。
「じゃあなにを斬ればっ。」
「あくまで斬る気なんですね。」
自分の危機を顧みず斬る気満々の菜花。
乙弥じゃなくても目が離せない(笑)。

結局菜花は百火を捉えていた海龍を斬って百火を救う。
そして気絶。
百火の「ああ!? あんで気絶してんだ!?」にまた笑った。
摩緒の真剣な戦いと菜花の笑える戦いが(いえ真剣なんだけど)これまた見事なコントラストで今回も存分に楽しんだ。

蓮次と芽生は撤退し、ひとまず日常に帰るのか。
次回は息抜きほのぼの編だったらいいな。
(2021年10月12日の日記)

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