| 7月5日 第281話「鉄の獣」 |
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原作少年サンデー2025年7月2日(31号)「MAO」 第281話「鉄の獣」 ☆ ☆ ☆ 今回の主役はかがり。 闇に惹かれ、白眉を盲信し、実家に反発する一方、死への覚悟も術者としての覚悟もなく、 双馬の死に怯え、白眉に怯え、術は稚拙で魄の種に囚われている。 準レギュラーでありながら、芽生や蓮次に比べて確たる地位にもなく、いつ退場しても おかしくない危うさがある。 以前出た配剤師(144話〜146話)は例外として、普通の人々や動物は、全て魄の種に 喰われてきた。 芽生と蓮次は正直、その立ち位置により生かされていると思うし、退場する時は、おそらく 感動的な舞台が用意されるだろう。 かがりはどうか。 この危うさ、綱渡りのような状況がキャラとしての立ち位置なのかもしれないが、どうも読んでいて ハラハラする。 今回も術を強化してもらいながら、摩緒に太刀打ちできず逃げ帰る状況に陥る。 かがりはもう救ってあげてもいいんじゃないかな。 前にも書いたけど、己の非を認め、実家に逃げ帰り、守ってもらう。 宝生家も格としてはかなりのようだから白眉も迂闊には手を出せまい。 綾女には摩緒も付いているし。 むしろかがりの方が普通の感覚。 それだけにいろいろ心配してしまう。 とりあえずは次号待ちで菜花に期待。 (2025年7月5日の日記)
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| 7月15日 第282話「不安の芽生え」 |
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原作少年サンデー2025年7月9日(32号)「MAO」 第282話「不安の芽生え」 ☆ ☆ ☆ 今回の表紙が夏祭りの摩緒と菜花でとても良かった。 コミック表紙にこのまま使えないのかな。 狐のお面に高橋先生は「薬屋のひとりごと」観てるんだろうなあと思ってみたり。 それから屋台の「電気飴」、何だろうと思ったら綿あめのことなのね、初めて知った。 Wikipediaによると、昭和35年(1960年)にもまだ「電気飴」という言葉は使われていたようだ。 そして今日も嬉しい「MAO」アニメ化ニュース!→ 「公式サイト」 私のイメージだと摩緒はもう少し優しめの声、百火はもっと子供っぽい声、菜花もちょっと違うかな? と思ったけど、じゃあどんな声?(誰の声?)というイメージもわかないので、すぐに慣れるんだろう と思う。 華紋は全く違和感なかった。 当然ながら初期の摩緒は今とは全然違ってもっと冷めた感じ、ぶっきらぼうな感じ。 懐かしい。 菜花が加わったことにより、人間味を増していく過程もきっちり描いて欲しい。 他作品に比べて、恋愛要素は薄いので、菜花が摩緒を意識して行く過程も原作ままに描いて欲しい。 あとは「MAO」の持つダークな世界観がどう表現されていくか。 ある意味地味な作品ではあるけれど、そこはNHK、「境界のRINNE」がアニメで大化けしたように 盛り過ぎないきっちりとした作品を期待したい。 と、表紙とアニメ化ニュースでワクワクしてても、本編内容は鬱々。 かがりはとことん追いつめられていく。 芽生は白眉の手当てや庭の世話でかがりを見守ることはできないだろうが、よりによって空気を読まない 流石が来た。 白眉色に染まっているうちは、自信満々でやることなすこと「白眉様が私のために」モードだったかがり。 でも今は全てが怯えに代わる、当然だよね。 かがりはおだてれば伸びるタイプの子。 追いつめられて覚醒するとか、白眉に反旗を翻すとか、当然無理だろう。 まあ摩緒に関わらなければ、暗殺要員として有用だろうが、魄の種の秘密を知ってしまったかがりが役に立つとは思えない。 エピソードとしておもしろいというより読んでいて辛いのがかがり編。 「犬夜叉」や「人魚」シリーズを含め、今まで準レギュラー格で、ここまで痛々しいキャラはいたかな?と振り返って みても思いつかない。 「かつて喜んで御降家へと帰って行った少女だが、その表情は今は暗い。 悲惨な死を見せた双馬と、同じ運命を辿るのか!?」 最後の柱の一文が秀逸。 でも双馬の死は形は悲惨だったけど、その心は悲惨ではなかった。 かがりが退場する必要はないけれど、その立ち位置にはけじめをつけて欲しいと思う。 不安が芽生えて、魄の種も芽生えて、このままだとかがりが可哀そうすぎる。 (2025年7月15日の日記)
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| 7月18日 第283話「御恩返し」 |
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原作少年サンデー2025年7月16日(33号)「MAO」 第283話「御恩返し」 ☆ ☆ ☆ 先週まで鬱々として読んでいたが、今回おっと身を乗り出す展開が始まった。 「御降家に身を置く、二人の少女。 その運命が抱える闇は、あまりに違う。」 「MAO」の煽り文はいいものが多い。 そして私の中で芽生がさらに好感度爆上がり。 かがりに対する言葉は読者に対するわかりやすい説明でもあった。 不知火に救われ、御降家のために多くの人を殺した芽生。 芽生はそんな自分は魄の種に喰い殺される覚悟はある。 かがりはまだ人を殺していないから間に合う。 そう言ったのは芽生の優しさで、そもそもかがりの「闇」は姉や家に対する反発、白眉への 憧れ、高すぎるプライドと自己評価。 極端に言えば、普通の人間が抱える我の強い部分が、宝生家の術者として、御降家の 術者として力を得たことにより暴走したもの。 人を殺していないのも、実力がない故のたまたまで、かがりがためらっていたわけではない。 姉すら殺そうとしたかがりである。 でも本当は、心の奥底に人を殺すことをためらう人の良さがあって、そこを芽生は見抜いたのかもしれない。 魄の種にいつか喰われる覚悟があるか、人を殺すということはそこまで重い罪。 かがりの闇は、それほど濃いものか、芽生に諭され、悩むかがり。 かがり編になると鬱々となってしまうのは、やはり彼女が一番身近で自分に近いからだろう。 時に傲慢、時に卑屈。 でもだからこそ救われて欲しい。 そしてかがりはなんとも姑息な手段を使って、綾女と摩緒を呼び出し、その隙に菜花に会いに来る。 素直に謝り、救いを求めるのか、菜花を人質に取り、強引に救わせようとするのか。 かがりなら後者もありそうなところがおもしろい。 ただし、おそらくこれらの全ては白眉の把握するところ。 芽生が白眉に言われてかがりを諭したとは思わない。 芽生の個人的な好意だと思う。 でもそれすら白眉の計算内だったとしたら? かがりに関して白眉が考えていることは本当にわからない。 でも残念ながら、来週サンデーは出るけど「MAO」はお休み。 (2025年7月18日の日記)
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| 8月2日 第284話「好き嫌いじゃない」 |
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原作少年サンデー2025年7月30日(35号)「MAO」 第284話「好き嫌いじゃない」 ☆ ☆ ☆ かがり編もいよいよクライマックスか。 摩緒を誘き出し、いない隙に傀儡の針を取り返そうとするが、あらかじめ摩緒が封印していたため 失敗に終わる。 しかもかがりが直接針に触れようとすると呪われる術もかかっていた。 でも白眉に借りた式神(かがりをサポートすると同時に見張ってもいる模様)が呪いによって壊された のを見て予定変更。 菜花を針で操って華紋の所に案内させようとする。 全くこの娘は・・・。 華紋の所に行ったとして、かがりが華紋を脅して魄の種を祓わせることができると思っているのか? そんな展開を見てみたい気がしたけど、ここで菜花の正統派言霊が炸裂する。 これは私も全く予想していなかった。 あれこれ勘繰らなくても、まっすぐ見れば、かがりの怯えは想像できる。 普通の人ならば、どんなに嫌いでも相手を殺そうとはしない。 苦しんで死ぬ姿を見て喜びはしない。 かつてかがりは綾女を殺そうとしたけど、本当に綾女が死んでいたらどうだったろう。 御降家に仕える間、その未熟さが結果的にかがりを救った。 双馬が嫌いで張り合って、双馬が再起不能になった時は喜んでいたけど、 「きっとそのまま御降家から放り出されて・・・ それだけだと思っていた。」 「まさか殺されて、 獣の巻物に吸収されるなんて・・・」 と本音を語る。 そこには双馬のように殺されるという恐怖、魄の種に喰われるという恐怖、白眉に殺される かもしれないという恐怖、その他に双馬に対する哀れみ、悲しみが確かにあった。 傀儡の針という力を持ってしまったばかりに思い上がり、闇の世界に堕ちようとしていた 少女の本音を引き出したのは菜花の言霊。 そして私もかがりは救われて欲しいと本気で思った。 でも菜花がかがりを連れて華紋の元へ向かう途中、白眉が現れる。 かがりの裏切りを知って殺しに来たのか、許したふりして恐怖で支配するつもりなのか。 まあここまで来たら前者だろうけど、ここでかがりが菜花に針を刺す。 菜花を操ってどうするつもりなのか。 「摩緒への人質に菜花を騙して捕らえました。」なんて報告はこの期に及んでしないだろう。 むしろ摩緒か華紋の所へ向かわせて助けを呼んでもらう? もしかしたら命を捨てて菜花を逃がそうとしているのかもしれない。 菜花を嫌いだったかがり、菜花に嫌われていたかがり。 一気に変わったな。 ここはやっぱり御降家からうまく解放されて家に帰ってくれたらいいな。 摩緒が今向かってるけど、ここは綾女も来て欲しい。 次回がかがり編のクライマックス? でないとまた2週間の待ち時間が・・・。 ただ一言苦言を。 もう最新単行本24巻、大好評発売中!!の時期じゃないでしょ? 8月18日発売の25巻の宣伝必須でしょ?と思いました、表紙。 (2025年8月2日の日記)
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| 8月9日 第285話「監禁」 |
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原作少年サンデー2025年8月6日(36・37合併号)「MAO」 第285話「監禁」 ☆ ☆ ☆ 今週号のサンデー表紙の摩緒と、アニメ化の黒背景の「MAO」かっこいいな。 コミックもこんな表紙だったらいいのに。 本編の方はちょっとがっかり。 かがりらしいと言えばかがりらしいけど。 白眉はかがりを殺す気はないと言い切ってはいないけど、とりあえず飼い殺し状態に するつもりらしい。 先週の緊張感が一気に崩れたというかなんというか。 さらに白眉はまだ摩緒を使役することをあきらめていないらしい。 でも御降家が再興するためには、摩緒もいてはいけない存在。 白眉は綾女のことも使いたいようだが、綾女はかがりのようには屈しないだろう。 そもそも宝生家と御降家の格はどうなのだろう。 御降家は裏社会では有名そうだが、最近東京に出て来たばかりの新参者。 宝生家はまだ綾女とかがりしか絡んでいないけど、やはり当主もそれなりの人物かと。 術師としてはともかく、白眉が(不知火が)太刀打ちできる家柄なのかな? そうなると、かがりはある意味人質とも言えそう。 ここでかがり編はひとまず終了。 幽羅子が百火の元を訪れて今週はおしまい。 「御降家を葬り去りたい」と復讐心を語った大五。 一方、大五の狙いは「御降家乗っ取り」だと確信する幽羅子が、百火を訪れ・・・!? この2行が最後のページの柱に書かれた、相変わらずわかりやすい見事な説明。 でも「御降家」は大五や白眉にとってどうしてそんなに魅力があるのだろう。 私にはとりあえず便利な呪具があるからとしか思えないが、この肩書が彼らにとっては 大きな意味を持つのだろうか・・・。 (2025年8月9日の日記)
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| 8月22日 第286話「土のつまった家」 |
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原作少年サンデー2025年8月20日(38号)「MAO」 第286話「土のつまった家」 ☆ ☆ ☆ 「土のつまった家」、う〜ん、ホラーだ。 表紙は百火と幽羅子、意味深だ。 摩緒よりも百火の方が、紗那と幽羅子の相似で揺れ動いているように見える(犬夜叉状態)。 摩緒は、幽羅子が紗那ではないとわかった途端、さっぱり割り切った模様。 紗那は百火にとって、「姉のように慕った優しき女(ひと)と、同じ顔を持つ、邪気をまとった女(おんな)ー」 相変わらずキレッキレの一文。 でも百火にとって紗那は「姉のような」存在だったかといえば、やはりそうではなかったと思う。 百火にとって、紗那は初恋の相手ではなかったか。 百火自身幼過ぎて、たとえば摩緒に嫉妬するような心は持ちようになかったろうが。 一方幽羅子は、以前より策士としての面が強く出て来たように思う。 元々は、不知火の下で悪事を働いていても、根は健気で純粋な女性と思っていた。 でも菜花を言霊で操ったこと、紗那を罠にはめ、死に誘導したことなどが出て来た時点であれ?っと思った。 ちょうど発売したばかりのコミック25巻で、幽羅子自身がそのことを認めており、今週号とうまくリンクしてるなあと思う。 幽羅子は百火に大五の居場所を聞くため会いに来た。 言葉を飾ってはいるけれど、殺される前に大五を殺そうとする魂胆を百火はちゃんと見抜いていた。 同時に幽羅子の不安や恐怖もわかっていて、幽羅子に五色堂の殺し合いが終わるまで身を隠すことをアドバイスする。 幽羅子の立ち位置は、百火が思っているよりずっと複雑で、そうするわけにはいかないだろうが、百火の真直ぐな性格や 優しさが表れたいい台詞だったと思う。 そして幽羅子も、摩緒にこそ言って欲しかった言葉だろう。 その後、土のつまった家の話が摩緒にもたらされる。 告げに来た狸が可愛い♪ いろいろ怪しい家なのだけれど、摩緒と菜花、そして大五の隠れ家と思った百火も付いてくる。 ところがそこは大五どころか幽羅子の隠れ家だった。 幽羅子の土殺しの苔が菜花を襲う。 幽羅子は菜花を狙ったわけではないだろう。 あくまでも隠れていただけ、摩緒が来るとは思ってもいなかっただろう。 けれども幽羅子は結果的に菜花を傷つけ、おそらく摩緒を怒らせた。 やることなすこと裏目に出る幽羅子がさすがに気の毒。 摩緒の前に現れた幽羅子が何を言うのか、 ここであえて付いて来た百火の役割は? 次号が気になる。 (2025年8月22日の日記)
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| 8月28日 第287話「大五の罠」 |
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原作少年サンデー2025年8月27日(39号)「MAO」 第287話「大五の罠」 ☆ ☆ ☆ なんだか物悲しいエピソードだったはずなのに、最後の百火が全部持ってった。 幽羅子は菜花を狙ったわけではなく、大五に罠を仕掛けたつもりだった。 摩緒はそれどころじゃなかったが、百火でさえ気づいたのだから嘘ではないだろう。 でも幽羅子に怒りさえ向けず、 「菜花 大丈夫だ。 必ず祓う。」 と摩緒は菜花に向けて言い、去って行く。 せめて 「菜花は大丈夫だ。 必ず祓う。」 と幽羅子に向けて言ってくれたら、もしくはむき出しの怒りをぶつけてくれたら。 幸い残った百火が幽羅子の話を聞いて、誤解は解けることになる。 摩緒は菜花が死にかけたことばかりに気を取られて、誰がやったといったことには 全く意識を向けなかった。 むしろ菜花をそばに置いた自分を責めることになる。 大五が出て来て「大成功」みたいな顔をしているが、大五はむしろ幽羅子への執着ゆえの 罠を張ったようにも見える。 幽羅子が悲しみの中でのモノローグ、今の摩緒の菜花への気持ちは 「あの頃の・・・ 紗那への憧れよりもっと深い・・・」とあるが、同様に、大五もまた紗那よりも幽羅子に 深い想い(執着)を抱いているようにも見える。 逆に先週から続く百火の幽羅子への優しさが心地よい。 百火は、紗那に似てるからというだけではなく、幽羅子の孤独もまた理解してるかのよう。 紗那へのほのかな想いはあっても、複雑な恋を知らない百火の真直ぐな視線が幽羅子を少しは 救ってくれただろう。 ただ、菜花が危険だからそばに置けないというのはまた違うと思う。 確かに菜花は五色堂の殺し合いには無関係だが、猫鬼の器として狙われている身。 摩緒が菜花から離れたとしても危険であることには変わらない。 むしろ摩緒や華紋、百火らの助けなく、1人で闘うことになる。 それは令和に戻っても同じこと。 不知火や白眉も、菜花が邪魔と思えば、あるいは摩緒の弱点と思えば襲ってくるだろうし。 とまあ、いろいろ考えながら読んでいたのだけど、百火の 「もしかして摩緒と菜花・・・ 好き合ってるんじゃ・・・」の台詞にあきれる華紋と 「さすが百火さま 鋭いご考察です。」の乙弥のヨイショに笑っちゃった。 ここにもしかしたら百火も菜花のことちょっとだけ好きかも、なんて思ってた気持ちは吹っ飛び、残念。 次回は菜花がいったん令和に帰るのかな? 今週のクエスチョンも最高でした! 怖いけど見ちゃうホラー作品、高橋先生は三津田信三作品。 この方、懐かしの「ワールド・ミステリー・ツアー」シリーズにも参加されてた方なんですよね〜。 他の先生方が上げてた作品、「悪の教典」「ゴーン・ガール」以外は見てますよ〜。 ゲーム実況つい見ちゃう森下先生&京極夏彦推しの横森先生大歓迎! あと「僕が死ぬだけの百物語」も気になってはいるんですよね〜。 う〜ん、読みたい! (2025年8月28日の日記)
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| 9月4日 第288話「同じ気持ち」 |
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原作少年サンデー2025年9月3日(40号)「MAO」 第288話「同じ気持ち」 ☆ ☆ ☆ 今週号を読んで、ときめく前に「最終章」の文字を探してしまった自分がいる。 高橋作品の恋はすれ違いがお約束。 主役の2人が互いの想いを打ち明ける時は、最終回が近づいている時。 私の中ではそんな認識。 でも「MAO」に関しては、ややこしい三角関係はないし(一方的な恋はあるけど)、 摩緒も菜花もいじっぱりでないというか、素直なタイプなので、このタイミングの 告白でおかしくないかな?とも思う。 ただ、摩緒は菜花を守りたいから令和で暮らして欲しいというが、御降家の面々は令和に 行けなくても、猫鬼は行ける矛盾がある。 菜花が摩緒の言葉に従って令和に戻った場合、菜花が令和で襲われても摩緒には助ける術がない。 菜花は猫鬼の器となる存在だから、すぐに殺すようなことはないだろうが、それでも危険なことには変わりない。 結局菜花は摩緒のそばにいることに決まり、互いの想いを確かめ合って幸せな2人。 今回は読んでる方も幸せな気持ちになれるハッピーなエピソード。 でもやっぱり・・・ 「晴れやかな心とは裏腹に、次号暗雲が!?」と来た。 「怒涛の最終章」とかじゃなくて良かったけど、2人が一緒にいると決めたから、逆に否応なしに引き離されて しまうのではないかと思った。 そっちはやっぱり御降家かな。 もう2話くらいは2人のハッピーな日常を読みたいのだけれど。 (2025年9月4日の日記)
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| 9月14日 第289話「誠実な想い」 |
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原作少年サンデー2025年9月10日(41号)「MAO」 第289話「誠実な想い」 ☆ ☆ ☆ せっかく想いを打ち明け合った摩緒と菜花なのに、菜花は令和に里帰り。 令和なら令和で、久々のおじいちゃんとフナさんとのほのぼの日常見たかった。 でなきゃこちらで摩緒とのほのぼの日常。 菜花の療養も兼ねてのことだと思うけど、あまりに急展開過ぎて不安を感じるほど。 しかも大五と白眉という四大ボスキャラ(他不知火と猫鬼)のうち2人の直接勝負ときたら、 どちらかが退場してもおかしくない。 まあ摩緒が駆け付けるだろうから、ここはまた痛み分けに終わるだろうが、どうも最近 急ぎ過ぎてる感が強い。 以前だったらここで1話ほのぼのもしくはちょっぴりギャグを仕込んで来るような気がするんだ。 でも今回1番気になったのは、幽羅子が、菜花の命は永遠ではないと思っていること。 菜花は子供の頃の事故で死にかけたが、猫鬼によって生かされた。 猫鬼は菜花の体を器にする気でいるし、だから当然菜花も不老不死かと思っていた。 土殺しの苔で死にかけたりしてるけど、摩緒も1度は死にかけて、菜花の血で命を取り止めたり してるので、完全の不死ではなくても、とりあえずは死なない体のはず。 でも考えてみれば、菜花は「成長」してるんだ。 猫鬼は菜花を救い、世話係として祖父も延命させたが、都合のいい年齢までは菜花を成長させ、 摩緒乗っ取りが不可能になったら菜花に切り替えるなんてことできるだろうか。 (しかも初めて菜花に会った時、猫鬼は菜花のことを忘れてたっぽい) もしかしたら、菜花は猫鬼の血によって死ににくい体ではあるけれど、不老不死ではない可能性も あるかもしれない。 ただ今回、心ならずも菜花を傷つけてしまったことにより、幽羅子の気持ちも落ち着いたように見える。 菜花への負の気持ちを上回る大五への憎悪。 その大五は、摩緒や菜花に敵意はないアピールがちょっと強いのが気になる。 もちろん悪意はないだろうが、大五にとっては、2人が自分の敵でない方が都合がいい(猫鬼にとっても)。 そんな計算。 白眉の幽羅子に向けた執着はある意味誠実。 それだけに摩緒、大五に向けた憎悪も激しいものがあるだろうが、最後にその矛先が向くのは不知火か。 気にはなるけど、やはりゆっくりじっくり読んで行きたい。 (2025年9月14日の日記)
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| 9月18日 第290話「鋼の獣」 |
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原作少年サンデー2025年9月17日(42号)「MAO」 第290話「鋼の獣」 ☆ ☆ ☆ 大五 「おれの首を差し出したところで、幽羅子は摩緒しか見ていない。 報われませんね 白眉さま。」 白眉 「だが感謝はされるだろうな。 幽羅子さまにとって、きさまは思い出すのもおぞましい過去の汚点だ。」 大五 「(前略) あんな女でも少しは後ろ暗く思っていたんですね。」 白眉 「大五、きさまが蘇らなければ幽羅子様が心を痛める事はなかったんだよ。」 今週号、戦闘よりも強烈な印象を残す2人の会話。 漫画で読むより、会話だけ書き出してみたらより強烈だった。 白眉の言葉、白眉の想いが迫って来る。 ここで鋼の獣を操りながら双馬のことを語る白眉。 私の中で白眉に対する印象がちょっと変わった気がする。 好きか嫌いかではなく、白眉はあまりにも率直過ぎるのだ、恋も憎悪も。 一度は殺されたように見えた白眉の反撃は土殺しの苔による。 摩緒が追いついて大五を守ろうとするが、とりあえずは大五と白眉の痛み分けとなりそう。 (2025年9月18日の日記)
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