| 12月5日 第301話「制裁」 |
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原作少年サンデー2025年12月3日(1号)「MAO」 第301話「制裁」 ☆ ☆ ☆ こんなに不知火が頼もしく見えたのは初めて。 ありがとう、不知火。 とはいえ、芽生の命の保証はない。 すでに2度魄の種に救われている命。 3度助かるとなれば都合が良過ぎる。 それでも準レギュラー補正でも何でもいいから助かって欲しい。 もう一度蓮次に会わせてあげたいって私の思い入れもかなり強い。 でも基本摩緒と菜花の退場はあり得ないから、わりと安心して読んでいられる。 夏野の例もあり、芽生の立場の危うさが極端な思い入れに繋がってる気がする。 不知火は延命の庭を捨ててまで芽生を救おうとしているのか? 不知火はかつて魄の種で芽生の命を救ったが、どれほどの力の持ち主なのかがいまいちわからない。 もしかして形だけでも御降家の当主になれば、呪具は自在に使えるようになるのかな? 白眉も一応不知火の許可を得ないと呪具を使うことはできないのかな? ただ、不知火も白眉もその場を去り、摩緒達が残された最後のページ。 彼らに見えない所でいきなり不知火と白眉の死闘が始まったとは思えない。 冷たい関係、無視し合いながらとりあえず続きそう。 柱の「やがて大きな歪みに・・・」とあるように、やがて何かが起こるにしても、少なくとも今ではない。 そんな空気を感じる。 今回でかがりは実家に戻り、芽生はおそらく治り、蓮次と再会(希望)、不知火と白眉は無視し合い、 今年は一段落かな? 2号はシリアスな話が続きそうだが、3号(第303話)はクリスマスイブに発売。 素敵なスピンオフになったらいいな。 でも今週の一番印象的なカットは、やはり流石。 とてもシリアスな場面で、摩緒に踏みつけられてた。 仏像に踏まれる邪鬼みたい、可愛い邪鬼。 ところで先日銀座の歴史に関する写真集を見ていたら、カフェー・タイガーというお店を見つけた。 女給さんが貂子さんみたいな和服にエプロン、何よりファザードの牛の頭。 タイガーには虎の頭が飾ってあった。 カフェーといっても今のカフェより大人な雰囲気で、文豪永井荷風や菊池寛らに愛されたそう。 「MAO」バージョンでは菜花でも入れるカジュアルな雰囲気で、ミルクホールとなっている。 名前は出てないけど「cattle」かな? こんなレトロな雰囲気、今でもありそう。 (2025年12月5日の日記)
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| 12月16日 第302話「魄の種を祓う」 |
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原作少年サンデー2025年12月10日(2・3合併号)「MAO」 第302話「魄の種を祓う」 ☆ ☆ ☆ かがりは命を取り止め、素直な反省と謝罪を見せてくれた、それは嬉しい。 でも助かったかがりに綾女が放った言葉が引っかかる。 ここにいない芽生のこと。 なぜここで芽生のことが出なかったのか。 この後、華紋が芽生のことを言っているので、入れ忘れたわけではないだろう。 解せない・・・。 もうひとつ、綾女ができなかったこと。 かがりの心の闇が祓われた。 有名な「北風と太陽」にあるように、厳しい言葉で救える者と救えない者がいる。 かがりは間違いなく後者。 綾女は自他共に厳しい性格ゆえの苛烈な言葉だったが、これは責めることはできないな。 でも形は間違っていたけれど、綾女の素直な気持ちと摩緒達への感謝。 宝生家は姉妹ともに救われたのだと思う。 3つ目は摩緒も菜花も違和感を持った綾女の「白眉」呼び捨て。 かがりにしたことを思えば当然とも思ったが、どんなに憎んでいても礼節を守るのが綾女と思えば 違和感も納得できる。 かがり以前に白眉と綾女には個人的な因縁があったのか。 恋愛沙汰ではないだろうが。 そもそも御降家と宝生家の格差はどうなのだろう。 御降家から綾女を望まれ、断ることができ、でも代わりにかがりを送り出す。 ちゃんと拒絶もでき、仲が悪いわけでもなさそう。 今まで綾女が白眉の名前を出したことはなかったように思う。 以前は「白眉様」のように呼んでいて、急に呼び捨てになったならおかしいが。 これまで御降家と相対していたのが、かがりをめぐって白眉個人と敵対するようになったと 思えばそれほど違和感もない。 ここでこだわる理由は何だろう。 一方芽生は命を取り止めたらしい。 ここで不知火と白眉の殺し合いが始まることもなく。 不知火は白眉より情ある存在と思っていたが、 「芽生はまだまだ使えるさかいな。」 の言葉が気になる。 不知火が芽生を救ったわけではないだろう。 魄の種が3度目に成功したこと。 でも芽生の命を救うために延命の庭を破壊したとも考えられる。 それはそれで怖いが・・・。 次号は新展開。 芽生の安否はともかくとして、新しい事件が起きるのだろうか。 (2025年12月16日の日記)
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| 12月27日 第303話「人喰いの木」 |
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原作少年サンデー2025年12月24日(4・5合併号)「MAO」 第303話「人喰いの木」 ☆ ☆ ☆ サンデー出たのはクリスマスイブ。 ちょっと本筋離れたほのぼのエピソードを期待してしまった私。 昔かごめは犬夜叉にポテチやらカップ麺やら持って来た。 菜花にはあまりさせてないけど、たまにはケーキ持参もいいんじゃない? と期待してたところがとんでもない。 芽生と蓮次の重い重い話だった。 しかも菜花絶体絶命で、年を跨いでのクリフハンガー、と言いたいところだけど、その点に関しては 蓮次を信用している。 蓮次はおそらく芽生について聞きたいだけだろう。 本気で菜花を殺そうとしているとは思えない。 さて、不知火と白眉はここで仲たがい。 でも殺し合いにならなかったのはまだ互いに利用価値があるせいか。 それでも部下を守る不知火と、部下を殺すことも厭わない白眉。 実力はともかく、人間性という意味でだいぶ差がある。 もうひとつ、行方不明の芽生を案じる蓮次。 式神を呼んでも来ないし、仕事も来ない。 不知火が蓮次を見捨てたわけではないだろう。 芽生を蓮次に会わせるわけにはいかない、そんな状態なのではないかと思ってしまう。 焦った蓮次が暴走したとしても、まあ話を聞けば納得するか、摩緒達と共闘して社を探すか。 一方、別件で出て来るのは人喰いの木。 私はこれは延命の庭のなれの果てかと思っていたが、そうではなく回収し残した呪具だったらしい。 でもこの木の性質からして、芽生とというより魄の種と関わりがあるのかなと思ってしまう。 華紋が反応しないのでそうではないか。 今回は菜花の危機より芽生の方が気になるのは、蓮次が人としての心を持ち始めているせいではないだろうか。 続きが気になるけど、次号が出るのは1月7日。 先は長い・・・。 (2025年12月27日の日記)
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| 1月10日 第304話「芽生の安否」 |
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原作少年サンデー2026年1月7日(6号)「MAO」 第304話「芽生の安否」 ☆ ☆ ☆ 御降家絡みでどろどろはしているが、恋愛面では意外とすっきりしているのが「MAO」の特徴。 白眉は幽羅子、不知火は真砂という恋愛対象(とあえて書きたい)がいるから、芽生や蓮次に 絡んで来ないのがいい。 もちろん幽羅子は摩緒一筋だが、その摩緒は幽羅子には恋愛相手として眼中にない。 真砂も華紋一筋だが、今のところ亡骸状態で意志を表示できないし、華紋も不知火をライバルとしてすら みなしていない。 だから蓮次が芽生と会えずに悶々としていても、それは不知火の都合であって、嫉妬が絡んで来ないのが 高橋作品として珍しくも清々しい。 さて、芽生を探す蓮次は菜花を襲うが、それは摩緒達から話を聞きたいだけであって殺す気がないのは明らか。 芽生に起こったことを聞いて帰ろうとする蓮次。 その蓮次を引き留め、魄の種を祓う話をする摩緒。 芽生を残して祓ってもらう気がないのは当然として、芽生と蓮次が揃っていても、「それではお願いします」とは ならないだろう。 芽生も蓮次も義理堅い。 摩緒達に救われたとして、そこで手を取り合って逃げるはずがない。 だからといって、助けてもらったのはありがたい、でもあなた方は不知火様の敵ですと全てをリセットして敵に戻る ことも難しいだろう。 もちろん摩緒側に付くはずもない。 元より生きる意味を持たない2人がここで祓われることを望むはずがないと思う。 特に芽生は、これまで鬼竹一味以外にも殺して来たことを強く意識している。 むしろ魄の種に殺される運命を贖罪として受け入れるつもりなのではないか。 当然蓮次も添うだろう。 でも最後、蛟が苛火虫を補給しにやって来る。 そして蓮次が摩緒達とも白眉とも関わらなければ、いずれ芽生にも会えると伝える。 芽生に3度目の延命が可能なら、それはかなり優遇されキャラということになるが、それでも芽生には生きていてほしいし、 双馬のようなことにはなって欲しくない。 次号は新展開。 こちらはいったん棚上げして別の物語に移りそう。 (2026年1月10日の日記)
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| 1月15日 第305話「力の及ばぬ者たち」 |
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原作少年サンデー2026年1月14日(7号)「MAO」 第305話「力の及ばぬ者たち」 ☆ ☆ ☆ 春っていつなのよ。 放送決定ってだけでさっぱり情報が出て来ないので、とりあえず「春」っていつ?調べてみた。 3月から5月の間、まだ先か。 ゲーム「三國志」シリーズなどやってると、つい春は1月からと思ってしまうおバカな私。 さて、今週号は表紙がいい。 令和からコッペパンサンドやウサギりんご?ラディッシュ?などを詰めたバスケット持参で来た菜花。 ピンクの水筒からお茶だろうか、それともコーヒー?を注いで摩緒に。 こういうのが見たかったのよ。 つい「犬夜叉」と比較しちゃうけど、犬夜叉は凄く現代に絡んでた。 自分も行ったし、かごめの持って来るポテチやカップ麺にいちいち反応して、それが楽しかったのだけれど、 「MAO」にはそんなシーンはほとんどない。 あっても摩緒が反応しない。 「犬夜叉」との差別化か、でも私は寂しい。 今回も表紙は楽しかったけど、本編は全く関係なかった。 たまには摩緒が眠っている間の菜花、百火、乙弥の診察騒ぎみたいな問答無用で楽しいスピンオフも読みたい。 でもこのイラスト見てて、かごめは犬夜叉の待つ戦国時代に行ったけど、摩緒はそのままゆっくり、菜花の待つ 令和まで生き抜く可能性もあるかもしれないなと思った。 御降家問題が決着ついても、摩緒は他の弟子たちとは違い、そのまま生きてもおかしくはない。 百火や華紋も生きて欲しいなあというのは個人的願望だけど。 菜花が令和に生まれて成長するまで遠くから見守る摩緒、いつか再会する2人、全てを思い出す菜花、うん、いいなあ。 菜花は摩緒がいても、そのまま昭和も平成も行ったり来たり出来るとは思えないので、この時期限定だろうと思う。 そのためには猫鬼も生きててもらわなければ困る? でも器としていつまでも狙われるのも困る? と、どうでもいい想像は置いといて、久々登場の御降家当主(もちろん回想)。 申し訳ないことに私は当主の能力をかなり低く見ていたけど、実はかなりの実力者だった。 嫌われてただけだった。 まあそうでなくては猫鬼が相手にするわけもないか。 今回の敵はまだ姿を見せず、でもアリジゴクっぽい。 ただ一瞬出て来た爪?がアリジゴクとは違い、蟹っぽい(先が二股に分かれている)。 そして摩緒は土の中にそれとは違う何かの気配、妖ではない何かの気配を感じる。 誰かが、あるいは何かが妖を操っているのか。 ただ土の術師と言えば、今は亡き夏野と大五だけ。 大五がこんなことするとは思えないので、まさか延命の庭の暴走? 当主が還って来た? ただのゲスト妖怪でないなら、かなり気になる展開となる。 (2026年1月15日の日記)
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| 1月24日 第306話「同じ言葉」 |
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原作少年サンデー2026年1月21日(8号)「MAO」 第306話「同じ言葉」 ☆ ☆ ☆ 「別の気配」が大五だったことに驚きはない。 大五は摩緒に見せる笑顔は本物だったと思うが、たとえば紗那に対しては意外とクールだった記憶もある。 今回の「御降家当主と同じ言葉」は大五本来のものか、蘇った大五のものか、それとも当主が憑いたのか。 最後だったらおもしろいなんて思ってしまった。 ただ勘違いかな? 「おまえ(摩緒)と共に封印した退魔の槍」。 (「供に」じゃないよ? ) 246話「槍の行方」で大五は摩緒に退魔の槍を見せることをせず、なかったことにしてこっそり持ち帰ってた気が。 その後また出て来たっけ? コミックで出てない部分が思い出せない。 (大五と摩緒が退魔の槍を2人で封印したかずっと考えていたら、横溝正史著「夜歩く」が読みたくなってきた・・・。) 摩緒はそのことに関して特に反応はしていないが、大五が摩緒を狙っているわけではなく、対猫鬼用に隠している ことになるのだろうか。 それでもなぜ摩緒に隠すのか、それが不思議だった。 話を戻して、意識のない頃の大五が殺されそうになったカップルを助けるエピソードがあった。 あの頃の大五は普通に優しかったのか、彼らが普通の人間だから優しかったのか。 次回が気になる。 ☆ ☆ ☆ サンフランシスコのデ・ヤング美術館で開催されている北米初の大規模漫画展「Art of Manga」に、現代日本を代表する漫画家 8人の1人として高橋先生の原画が展示されています。 →「こちら」 1月22日付の朝日新聞にサンフランシスコで行われた高橋先生のインタビューが掲載されていました。 印象に残ったのは、先生が日本の日常を背景にしている理由。 人の気持ちは万国共通だから海外でも受け入れられる。 日本の読者に向けて描くスタイルは保った方が良いとのこと。 確かに最初から海外に向けて作る映画のような作品ならばともかく、きちんと「日本」を下地に作ることが海外の読者に 受け入れられることにつながるのかもしれません。 次はAIに関して。 ここはそのまま引用させて下さい。 「AIというのは、過去(の既存データ)を学習して(コンテンツを)つくるじゃないですか。 でも漫画は、過去に描いたものは描いちゃいけないぐらいのつもりで、それ以外の新しいものを 思いついていかないとダメな作業だと私は思っています。 だから、例えAIがそれをまた学習しても、我々はさらにそれ以外のものを常に考える、 ということをやっています。 だから作業の方向が違うのではないかなとは思っています。」 これはとても大切なことだと思います。 プロの漫画家が作品を描くこと、それだけでなく全てにおいて共通することなのではと思いました。 あとポスターのビジュアルが摩緒でも他の誰でもなく菜花なことに驚きました。 海外で人気のあるキャラなのか、先生の思い入れなのか、聞いてみたいですね(笑)。 (2026年1月24日の日記)
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