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「我がHANSEI」に問題あり! |
原作少年サンデー2011年11月9日(50号)「境界のRINNE」第121話「我が半生」 ☆ ☆ ☆ 表紙のりんねの憂い顔と、桜のいかにもギャグっぽい驚き顔の対比にくすっと笑う、今週は期待できそう。 しかも珍しくサンデーの2番目に出て来るし。 りんねは台詞の掛け合いにリズムが乗るとおもしろい。 今週はその典型的な例、おもしろい。 転化八当の鎌は、やはり八つ当たりの鎌だった。 しかも「鎮まる→殴る→成仏」と不思議な順番、普通だったら「殴る→すっきりして鎮まる→成仏」だと思うけど。 問題大ありな鎌にクレームつけに行ったりんね、今回は桜もついて行く。 ただ零不兎と来兎の姉弟自体はおおまじめで、りんねを騙しているようにも見えない。 秘伝書に従って真剣に鎌を打っているのだが、その秘伝書自体に問題があったというオチ。 「我がHANSEI」は「我が半生」ではなく「我が反省」だった。 ローマ字だった時点で気づくべきだったな、私(笑)。 他愛ないけど気持ちよく「やられた」って感じ。 零不兎は「連日新鮮の鎌(使い捨て故メンテナンス不要)」とか「成仏感謝の鎌(いかにも成仏手当目的って感じで印象悪い)」なんて変なのばっかり打ってるけれど、桜が気づかなければ、今頃「七転八倒の鎌」とか「我に七難八苦を与えたまえ鎌」とか打ってたような気がする。 そんなりんねも見てみたいけど? 桜はほんと、いいサポート役だなあ。 本人はテンション低いけど、桜が出た方が引き締まるっていうか・・・。 ちなみに秘伝書から零不兎が選んだのは十三章と六十六章、転化八当の鎌は何章か記されてないけど、きっと縁起が悪い数字なんだろうなあ。 (13日の金曜日とか、666で「オーメン」とか・・・、さすがに666章まではなさそうな秘伝書だから。) あと、来兎は着物の方が可愛いなあ。 41ページでお月見団子食べてるカットが愛らしかった。 この兄弟も無事準レギュラー化の模様。 (お店ともども以後、お見知りおきを。) おめでとう! 他にはハヤテ、カユラの言葉はこ〜んな年上でもグサグサ刺さる厳しさがあるな(漫画じゃなくても通用する台詞)。 ケンイチ、やっぱり逆鬼師匠はかっこいい。 そして月光、あれ、シェラザードじゃないよね、シュムナだよね、懐かしいな(笑)。 (2011年11月9日の日記)
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押し売り来兎と買わされりんね |
原作少年サンデー2011年11月16日(51号)「境界のRINNE」第122話「ワックスどうどす」 ☆ ☆ ☆ なるほど人はこうして騙されて買うんだって、近頃流行りの再現ビデオ見せられてるような今週のりんね。 なんだかこれってお得じゃない?なんて私も思い始めて危ない危ない(笑)。 でも先週で一段落した双子の兎もどき編、今週も話を変えて2人が出て来るとは思わなかった。 (零不兎はほとんど出てこなかったけど)。 けっこう人気だったのか、それとも先生一押しキャラなのか。 三日月印のワックス、壷も可愛かったしそこそこ楽しめた。 表紙ではテレビショッピングみたいに大げさに喜んでみせてる桜だけど、本編に入ると怪しみまくり、役者だなあ。 来兎がワックス買わせるために仕込んできたのがどろんこ霊。 泥だらけというより匂いそうなユニフォームの塊だけど、それが洗ってもらえなかったために培った恨みと怒りの波動には笑った。 ただ、ワックス自体は欠陥品じゃなくてちゃんと効果あるのは意外だった。 それにしてもりんねの部屋には幻灯機がよく似合う、って言うより「境界のRINNE」には昭和のレトロがく似合う。 結局今回のユニフォーム霊は無事浄化したものの、その後のワックスの需要はなく、りんねも三日月堂の兄弟も残しちゃっての痛み分け。 りんねの落胆ぶりは、ワックスが300円だったことを忘れさせてくれる(笑)。 ところで実写化される「らんま1/2」に関して情報を頂いた。 「こちら」によると高橋先生が15年ぶりに描きおろしたポスターが公開とのことだったが、サンデーではそれをカバーに使った豪華本が発売されるとのこと。 12月1日(木)頃発売予定で、アマゾンによると上下巻で各950円。 今週は他に「史上最強の弟子 ケンイチ」がカラー表紙で美羽が素敵、胸が凄すぎるのには引いてしまうけど。 いつもこの衣装だといいなあ、綺麗な青、もちろん逆鬼師匠も大活躍。 あと本も谷さんが1位復活、がんばって! 高橋先生は香草が苦手で私も同じ、嬉しいかも。 余談だが、先日ツタヤに行ったら「犬夜叉」のDVDが「ヒロインアニメ」の棚に並んでてびっくりした。 「犬夜叉」は借りる必要ないから今まで気づかなかったのだけど、世間一般では「犬夜叉」はかごめが主人公のアニメとして認知されてるのだろうか、なんて一瞬思ってしまった(笑)。 「うる星やつら」や「めぞん一刻」とセットで並んでるから深い意味はないんだろうけど、「違うよなあ」なんて突っ込みたいのはたぶん私だけだろう。 (2011年11月16日の日記)
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そういえば金田一 |
原作少年サンデー2011年11月23日(52号)「境界のRINNE」第123話「濡れ衣」 ☆ ☆ ☆ そういえばあったなあ、金田一、懐かしの金田一。 「金田一少年の事件簿」の金田一君も濡れ衣着せられて逃げ回ってたっけ。 あっちは殺人事件だったけど、こっちはせこいというかなんというか、せこくないのにせこく見える命数管理局ボーナス盗難事件。 で、盗まれたのは架印、盗んだのはりんね・・・? 一瞬架印がりんねに罪をなすりつけた?と思ったけど、いくら仲が悪くても、そこまで大事になるほどの陰険者とは思えない。 で、そこで魔狭人が出て来るか(笑)。 なぜか鳳と翼も出て来て大盛り上がりの今週号。 お茶を入れてる(お湯を直接注いでいるようにも見える、お茶っ葉のない六道家とか?)六文も可愛いし、第2の事件、第3の事件と続いて物語はなんだかミステリー風味。 私は魔狭人ってあまり好きじゃないのだけど、りんねの父鯖人と魔狭人は物語をおもしろくする上で欠かせない大事な悪役、それは認める。 今回も豪華なキャストでおおいに盛り上がった。 しかも魔狭人もまた被害者だった?という意外な展開。 確かに被害者に見えないことも・・・ない・・・。 今回のタイトル「濡れ衣」より「嫌がらせ」にした方いいんじゃない?ってくらいせこい魔狭人マジック炸裂中。 とっても面白かった前編だけど、後半さらに盛り上がる。 架印だけがなんとなく大人っぽく描かれていて、背が伸びた?成長した?ように見える。 なんとなく「犬夜叉」っぽい、死神鬼も思い出した。 髪の色と今回怒りまくっているせいか、りんねより似てるな、犬夜叉に。 実はまじめでかっこいいりんねや魔狭人や翼なのに織りなす世界はドタバタ喜劇。 それがるーみっくわーるどの特徴なのかも。 今週はハヤテはナギとアテネの常識いらずのお姫様コンビの珍道中を堪能、月光はシェラザードを速さで凌駕(笑うところじゃないのに爆笑してしまった)、人に頭を下げるのが嫌いな逆鬼師匠は跪いた王女に陥落、鋼鉄には朝涼に強力なライバル?登場。 (2011年12月1日の日記)
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BASARAとコラボ!? |
原作少年サンデー2011年11月30日(53号)「境界のRINNE」第124話「Mの悲劇」 ☆ ☆ ☆ 今日のタイトル「BASARAとコラボ!?」、本編の内容とは全然関係ないけれど、今夢中のゲーム「戦国BASARA3 宴」で全武将の第四武器について来る固有装具が「六道輪廻図」。 別に武器に六道輪廻図がくっついてるわけでもなしもちろんりんねもいない、その効果も「攻撃時に確率で属性効果が付加される」ってだけで六道輪廻全然関係ないし。 実は製作スタッフに「境界のRINNE」のファンがいた、なんてこともあるはずない(たぶん)。 でもたったそれだけのことで嬉しくなっちゃうのがりんね&BASARAのファンであるわけで。 そういえば以前やはりゲーム「三国志?」だったかでも「山海経」というアイテムが出て来て、「三国志」と「十二国記」のコラボだ〜なんて無駄に喜んだことがあったっけ(笑)。 さてりんね、今回も問答無用におもしろい。 こちらのタイトルは「Mの悲劇」、「えむのひげき」と読む、嬉しい。 ミステリーファンとしてはエラリー・クイーンの「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」を思い出す。 薬師丸ひろ子のファンなら「Wの悲劇」を思い出す(原作は夏木静子)。 高橋留美子ファンなら当然「Pの悲劇」を思い出す、いずれも名作。 今回は「悪魔」の「ま」と「魔狭人」の「ま」、「命数管理局」の「め」を引っかけて魔狭人のお馬鹿っぷりをアピールしてたけど、では「命数」を素直に英訳すると? 和英辞典に寄れば「寿命(one's (length of) days)」「(残された)時間(time)」「人生llife」といった風にニュアンスが変わってちょっと違う。 「Dの悲劇」「Tの悲劇」「Lの悲劇」とそれぞれストーリーができそうではあるけれど。 今回も怒ってばかりの架印の顔がいかにも犬夜叉でかっこ良かった。 これで牙でもあればなあ。 魔狭人もお馬鹿なのにうまい具合に引っかき回してくれちゃうし。 翼、鳳、桜の3人は基本合いの手係兼ギャラリーだったが、意外と目立たなかったのが桜。 他のメンバーとちょっとテンポがずれてる?ってわけじゃないけど。 桜は基本りんねと2人の方がうまい具合に突っ込めるのかも。 最後はジュラルミンケースに猛犬注意の依代シールを貼って、魔狭人の業火を封じたりんねの大勝利。 でも種類が豊富な依代シール、熊やワニはわかるけど、ヒキガエルやトナカイ(動物飛び出し注意の交通標識っぽいのに向きが反対)、「歩行者専用」の交通標識シールなんてどんな時に使うんだろう。 ヒキガエルバージョンはなんとなく想像したくないなあ・・・。 りんねもだんだん大胆になって来て架印から9,990円もくすねてしまった。 結局今回は「Mの悲劇」というよりも「Kの悲劇」っていう感じ? 今週は他に、ハヤテの作るまかない料理に恋い焦がれ、鋼鉄では相変わらず朝涼かっこ良く、ケンイチは逆鬼師匠がかっこ良く、月光ではシェラザードが元通り、そして孫悟空が無敵の登場。 前に図書委員工藤さんと藤木さんが月光と恋人同士になる夢見てたけど、それに関してメールを頂いた。 確かに2人の夢に出てた月光は素敵だったけど、本当の月光の姿ではなかったな、確かに。 2人が作り上げた理想の月光の姿だった。 そういう意味で、やはりエンゲキブだけがありのままの月光を見ているのかもしれない。 もしエンゲキブが夢を見たなら、その夢には普段の月光が出て来るのかもしれない。 変にかっこいい月光が出てきたら、エンゲキブならこれは夢だと気づくに違いない。 工藤さん一押しの私にとってはちょっぴり寂しいことだけど。 (2011年12月2日の日記)
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こーゆーのに弱いんだ(笑) |
原作少年サンデー2011年12月7日(1号)「境界のRINNE」第125話「スイーツ霊」 ☆ ☆ ☆ ★京極夏彦著「魍魎の匣」の重要なネタバレ含みます。★ 私も大好きスイーツバイキング。 だけど行けないスイーツバイキング、何故ならすぐに太るから。 そんな私には、スイーツ霊の辛い気持ちがよくわかるってただそれだけで今週の「境界のRINNE」思い入れ度200%。 (実際おもしろかったし・・・。) ところで好きな作品と好きな作品では、どうしても無理矢理リンクをしたがるのが哀しい性で、今週のりんねを読んで思い出したのが京極夏彦著「魍魎の匣」。 ヒロインが死んだのは、たったひとつのニキビ故だった、しかも見づらいところにあるニキビ、気になるほどでもないニキビ。 ただそれだけのことだけど、女性にとってニキビは本当に嫌なもの。 時には自分の不摂生の象徴に思える、時には理想化されていた偶像が堕ちる要因にもなる。 今回は「ぽっちゃり」タイプの女の子のスイーツ霊。 ニキビ故死に、ニキビ故成仏できず、ニキビ故悪霊化。 そんな乙女心をわかってやれない翼とのスイーツと聖灰の応酬がぴりっとスパイスみたいい刺激を与えてくれる。 甘ったるいだけじゃ飽きるもんね。 それにしてもあんなに小さかった身替わり人形が本人よりも巨大化するってそっちの方がよっぽど恐怖だ。 しかもお店中のスイーツ食い尽くしてるし。 (とても食べつくしてるなんて綺麗な言葉じゃ表せない。) しかもどうやら死んだ日も食い尽くしている模様。 これでニキビが出ない訳がない、体質以前の問題。 でもスイーツ霊には理屈より満足感。 りんねの騙しのテクニックも回を追うごとに巧妙化して、スイーツ霊は無事成仏。 でもせこいことはできないね。 りんねの食べる分はもう残っていなかったというオチがつく。 でもここまで来ておいて食べれないのはさすがに可哀そう。 ホテルのバイキングだと、料理がなくなってもどんどん追加されて、品切れってことはなかったように思うけど、実際はどうなのかな? ちょっと検索かけてみたらけっこうあるみたい。 あっ、まずい。 カラーで色とりどりのスイーツ見て、スイーツ霊にひたすら共感してたら、スイーツ買いたくてたまらなくなった。 帰りにローソンでプレミアムロールケーキ買ってしまいました。 で、一駅歩いて帰ってきました、ダイエット中なので・・・。 他にはハヤテではマリアさんのような万能主婦になりたい(マリアさんは万能メイドだけど)と憧れ、鋼鉄では朝涼の人 間観察の鋭さと相手を立てつつ優しさを与えるところに憧れ、月光では操られるそんごくうを越えるインパクトのエンゲ キブに、ヒロインはやっぱり彼女なのねと項垂れ、そして読むごとにゲーム「戦国無双」の北条氏康と同一化していく逆鬼師匠(声はどちらも石塚運昇さん)に憧れ、美羽も登場とおもしろ尽くしの今週号だった。 最終ページ、高橋先生の座右の銘は「臥薪嘗胆」、成功するために苦労を耐え忍ぶこと、らしいなあ。 ところで京極夏彦「魍魎の匣」。 以前タコさんウインナー(魂食王)事件でも、どう見ても「魍魎の匣」意識してるだろって煽りがあったけど、以前読売新 聞のインタビューで京極夏彦さんが好きと明言しているので、いつか対談して欲しい。 ちなみに京極夏彦さんも「妖怪馬鹿」という本の対談の中で「犬夜叉」について触れているし、同じもののけ好きとして 意識してないはずがない、是非!是非! (いずれも「犬夜叉考察21」 参照) (2011年12月7日の日記)
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猫にコタツにみかんがあれば |
原作少年サンデー2011年12月14日(2号)「境界のRINNE」第126話「旨味たっぷりモニター」 ☆ ☆ ☆ それにビールとおつまみとあっつあつの年越し蕎麦で紅白見ながら・・・。 限りなく妄想は膨らむところだけど、うちはコタツなしだし、アレルギーあるから猫も駄目だし、数年来紅白見てないし。 というわけで身も蓋もない我が家だけれど、そんなところはりんねも同じ。 そういえば電源の入ってないコタツって余計寒かった気もするし。 それでも入っているだけ気分もましか、六文とっても可愛いし。 悪いことはできないもので、あの世の電線から電気を拝借してたのもばれたらしい。 罰金とか取られなかったのだろうか・・・。 そんなりんね宅を訪問中の来兎と零不兎。 りんねに新作ガマのモニターになって欲しいらしい。 変な模様だなあと一瞬思っただけの私が甘かった。 よくよく見れば、猫の目っぽい模様に猫が大好きっぽい鈴まで付けて、そして何よりカマの模様。 そんなりんねを動かしたのは、コタツにみっちり猫の霊、しかも可愛い!暖かい! 以下はあらすじ省略で、カマは結局鰹節。 使えば使うほど削り取られて高級鰹節がどっさり取れる。 楽しくもむなしいりんねと猫の鰹節争奪戦。 おもしろいかと聞かれればさほどでもないと答えよう(笑)。 でも猫の可愛さで押し切られる楽しさはあった。 今週はスイーツ霊がダイエットの敵だったけど、今週はハヤテのラーメンがダイエットの敵。 食べたくなったじゃないか・・・。 鋼鉄、ケンイチも良かったけれど、月光条例はそんごくうが痛々しくて。 早く正気に戻って欲しい。 っていうかそんごくうって強い強いって言われてたけど、本当に強かったんだね。 (2011年12月14日の日記)
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りんねの楽しいクリスマス |
原作少年サンデー2011年12月21日(3・4合併号)「境界のRINNE」第127話「クリスマスの条件」 ☆ ☆ ☆ 今年を締めるのにふさわしい可愛い表紙と楽しい話の今週のりんね。 この表紙をカラーで見たいな、カレンダー作って欲しいな。 特に桜が可愛いです。 セブンイレブンならぬエイトイレブン?で念願のイチゴのショートケーキを買ってしまったりんね。 興奮する六文は、「こんなぜーたくしてバチが当たらないでしょうか。」はまだしも、キャンドルつけてケーキを分けあおうと言うりんねに「キャンドル(ローソク)生活は毎晩ですけどね、あはははは。」が哀しく笑える。 でも助けを求める手紙を見て廃屋に入り込んでしまったりんねは、手紙を出した張本人の鳳と共に廃屋に閉じ込められてしまう。 入れるけど出られない、ホラーの定番だけど先日同様な設定の小野不由美著「ゴーストハント 扉を開けて」を読んだので余計嬉しい話の流れ。 さらに桜と翼もやって来て、おどろおどろしいけど楽しいクリスマスが始まる。 彼らが閉じ込められた原因は、かつての住人が楽しく過ごしていたクリスマスを懐かしんだ「家」のしわざ。 そんな家を慰めるに彼ら以上の適任はいない。 ってそんなつもりじゃなくても楽しめてしまう、家も読者も。 食べる物にどこまでもこだわるりんねと六文。 桜や鳳が買って来たのはパーティーグッズ。 なにげにトナカイモードの翼も笑える。 ケーキがあればと言う桜に、ショートケーキを隠し持つりんねと六文はどきどき。 それにしても鳳と翼もいいコンビ(笑)。 カマでチキン引き寄せで縦に使って真っ二つ、なんてこの2人じゃなきゃやらないだろう。 しかもドタバタ騒ぎで喧嘩してても、家にとっては十分楽しいクリスマスだったらしく、グッズは消えて家も成仏。 なんかしみじみ和めるお話だった。 最後のカットはクリスマスなんだけど、年越しにも見えるし。 そういえば去年のりんねは手編みのマフラー事件で、最後に桜がりんねにマフラープレゼントしてたっけ。 あれも素敵な話だったけど、あまりクリスマス色が感じられなかったので、今年のクリスマスエピソードは大満足。 翼もなんだかんだ言っていつもおごってるいい人だし。 ツリーを買って来た朧がいないけど、まさかツリーと一緒に連れて行かれたわけじゃないよね。 結局和むのはこの5人と言うか4人と1匹だからなせいか? あと桜の買い物に「チキンとケーキ」を期待し、鳳の買い物に「七面鳥と豪華ホールケーキ」を期待するりんねと六文にも笑った。 庶民派桜とセレブな鳳の差もおもしろい、でも嫌味じゃない鳳がいい。 いつかは鳳と翼がくっつくのかなあ、そうだったらいいなあと思うけど、今はりんねを好きな鳳と桜を好きな翼。 でもりんねと桜は惹かれあってて、という図がからりと乾いた感じでいい。 これが「犬夜叉」で、弥勒がかごめを、珊瑚が犬夜叉を好きだったらこうはいかなかっただろうなと思う(笑)。 来週はサンデーお休みりんねもお休み。 今年もいろいろありがとうございました。 それでは皆様良いお年を。 高橋先生も良いお年をお迎えください。 (2011年12月21日の日記)
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A HAPPY NEW RINNE! |
原作少年サンデー2012年1月4日(5・6合併号)「境界のRINNE」第128話「白紙絵馬」 ☆ ☆ ☆ 「境界のRINNE」も新年迎えて第1弾、今年もよろしくお願いします。 まずは表紙のいやに男前なりんねとお嬢様っぽく綺麗な桜に驚いた。 このまま人魚シリーズに突入できそうなシリアスさ。 で、りんねのやってることは相変わらずなのだけど、霊具(と書いてアイテムと読む)があまりに王道なのにも驚いた。 たとえば願いのお寿司が五万円きっかりでないと駄目で、りんねが四万九千九百九十九円分の願いをしたばかりにかなわなかったみたいなオチを想像してたから。 現金不可と条件あったけど、値段つけるなら不老不死とか(望むかどうかは別として)、永遠の幸福とか漠然とした願いも駄目だなって思っていたら、オプションで細かく値段が設定されてるのには笑った。 そんなこんなでいつものパターンも意外と新鮮。 今回のゲスト?霊はなんか第1話で見たことあるような雰囲気だったけど、りんねを「イケメンで女子が部屋に遊びに来るよーな恵まれたやつ」と評価している。 りんねは怪訝な顔をしてるけれど、まあそれ自体は間違ってないんだよね。 りんねかっこいいし、桜が遊びに来るし。 恵まれてないのは生活だけで。 でもりんねと六文はそう思ってないらしいし、桜はノーコメント(笑)。 りんねはあこぎな手段で霊を成仏させたけど、まあ霊は満足してるからいいのかな? ただしりんねには当然報いが。 やって来た鳳と朧がラーメンの注文を白紙絵馬に書いたからさあ大変。 五万円相当の醤油ラーメンと味噌ラーメンが届けられた、王道絵馬から。 (メモの朧の字が可愛い、笑)。 せっかく新年早々の大当たりだったのに、ずるいことはできないねって学んだりんね。 さっさと五万円相当のカップラーメンでも願っておけば良かったのにね。 体に悪いけど。 私だったら五万円分の商品券、かな? 翼がいないのは残念だけど、みんなで仲良くラーメン食べて、りんねも六文も最初の一杯くらいは夢のようにおいしかったに違いない。 今週は他に「ハヤテのごとく」と「史上最強の弟子 ケンイチ」がおもしろかった。 ハヤテはいつも安心して読める楽しさがあるし、ケンイチの方は遂にケンイチと美羽が相対する。 (2012年1月9日の日記)
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共感し過ぎて怖いみたい |
原作少年サンデー2012年1月18日(7号)「境界のRINNE」第129話「腰砕け坂の怪」 ☆ ☆ ☆ 今週のりんねはおもしろかった。 「腰砕け坂の怪」のタイトルがホラーっぽくていいし、前半のりんねや桜のいつも以上にきりりとした表情と、後半翼やりんねの無気力顔の対比もいい。 なによりぐーたらりんねやぐーたら翼、マラソンやりたくないオーラに満ち満ちたぐーたら悪霊がいい。 私もやだったなあ、スポーツ全般、子供の頃は。 大人になってダイエットを意識し始めてからそれなりにスポーツするようになったけど、と昔語りなどしたくなる。 布団に冷蔵庫に地デジテレビまであるくつろぎの空間にとらわれたりんね、うらやまし過ぎる。 漫画にポテチにピザまであったらぐーたらの鏡、翼がいい仕事してます。 桜の機転というか、どーでもいいような理由で悪霊は浄化されたけど、今後も定期的に現れそうな嬉しい予感(笑)。 でもぐーたらしているりんねと翼のぼやけた顔が新鮮で、すごく魅力的に見えたことは内緒。 私もひっそり仲間入りしたかったことも内緒。 仲間に入ってたら、あの悪霊並みに巨大化しそうだし。 目立たないけど、いつも以上に活躍したのが六文。 普通だったらりんねと一緒にぐーたら化するところだけど、そうすると悪霊浄化ができなくなるか。 そこで鳳が出て来てかき回しながらいつの間にか解決するか、きりりと魂子さんが出て来て欲しいところ。 鳳バージョンなら前後編で。 基本りんねは単発物の方がおもしろいけど、単発物でもおもしろ過ぎると欲が出る。 「犬夜叉」のように、鳳と翼も(弥勒と珊瑚のように)常に登場でもいいと思うんだけどなあ。 今週は残念ながら「ハヤテのごとく!」がお休み。 「史上最強の弟子 ケンイチ」はなかなか話が進まず、「月光条例」はもしかして終結間近?な展開に。 そして不思議な展開は「鋼鉄の華っ柱」、好きだよ、朝涼。 余談だが、今ヒストリーチャンネルで録画した松江城の番組を見ながら感想書いてる。 そう、「犬夜叉松江ツアー」でお邪魔した松江城。 懐かしいなあ、おそらくもう行くことはないだろうけど、できることなら再訪したい。 (2012年1月18日の日記)
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またまた黒猫大集合 |
原作少年サンデー2012年1月25日(8号)「境界のRINNE」第130話「長老の遺産」 ☆ ☆ ☆ 今日思わず「サンデースーパー」買うところだった。 表紙にハヤテ、じゃなくてナギがいたし、今週号は豪華に厚くて500円か、高いなあなんて思いつつ。 たまたま最終ページの先生方への質問見ておこうと中を開いて気づいたというわけ、危ない危ない。 さてりんね。 「犬夜叉」の豹猫四天王なんかもそうだけど、私はどうも猫の擬人化はあまり可愛いと思えない人。 六文や鈴みたいなちびっこキャラならいいけれど。 なわけで、今週のように黒猫メインのエピソードはいまいちテンションが下がる。 しかも黒猫メインのエピソード、意外に出没率高いし(そうでもないか?) 話自体もそれほど面白く感じられなかったのが残念。 黒井田永世十段、輪廻転生したら鯖人のような人間に生まれ変わるんじゃないかな。 でもりんねの貧乏臭って・・・。 借金取立人の中に来兎がいるのはご愛嬌か。 今週は他に「鋼鉄の華っ柱」がもしろかった。 「月光条例」と「史上最強の弟子 ケンイチ」はひたすら戦い、「ハヤテのごとく」はお休みだった。 (2012年1月26日の日記)
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