「境界のRINNE」感想(第200話〜第210話)
「こんちゅう採集」⇔「ちゅうこん採集」
原作少年サンデー2013年7月31日(35号)「境界のRINNE」第201話「虫魂採集」

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最初にプレゼント、あまり関心なかったのだけど、これだけは欲しい。
「小山力也さん生ボイス目覚まし時計!」
戦国BASARAの黒田官兵衛の声に脳内変換して聞きたいです。
5名様か、無理だろうなあ・・・。
とりあえず応募してみよう。

さてりんね。
今週はまた、ずいぶん見つけにくい所にある。
あやうくお休み?と思ったくらい。
そしてタイトルが「昆虫採集」をひっくり返して「虫魂採集」。
ここ、一番おもしろかった(笑)。

桜が出ないとそれだけでポイント下がっちゃうんだけど、りんねのいじましさがそこそこおもしろく、最後のオチもそれなりにおもしろくて、よく言う「佳作」といったところ。
巨大クワガタでふっと頭に浮かんだのが「コーカサスクワガタ」、巨大なクワガタの種類とテレビで見たことあるが、調べてみたら、それでも10センチくらい。
りんねのクワガタは2メートルくらい?
正直鳥肌が立つ。

まあこのクワガタは可愛く描かれてるからいいけど、虫が苦手な私としてはいくら割のいいバイトでも願い下げ。
子供の頃は平気だったんだけど、まあいろいろあって(笑)、虫類、長物系、その他いろいろ苦手な生物が多くなった。
だから山も苦手、キャンプも苦手という不健康の塊みたいな人間に育ってしまった。
だからと言って行かないわけでもないんだけどね。

スズメバチ霊の大群に、今は昔の最猛勝を思い出して懐かしかったり、「境界のRINNE」を読んでると、思考があちこちに飛び回るのが特徴。
集中して読むということがあまりない。
ただ今週はシンプルなキャラばかりのせいか、りんねの顔がやけに男前で、「早朝バイト?」のきょとんとした顔とか「おれが捕るしかあるまい!」の顔がやけにかっこ良かった。
(2013年8月1日の日記)
ナス男さん・・・(笑)・・・。
原作少年サンデー2013年8月7日(36号)「境界のRINNE」第202話「ナスロマン」

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表紙から想像したロマンティックな展開とはほど遠い、いかにもりんねな気だるい笑いのお話だった、おもしろい。
まずこんな顔、こんな体型の人がこの世の中にいるのか?って話は避けて通りたい(笑)。

「精霊馬」の話は初めて知った。
割り箸を刺したキュウリやナスを飾るのは、子供の頃見たことあるが、懐かしいと思いつつ、その意味なんて考えたこともなかったし。
Wikipediaによると、キュウリは足の速い馬に見立てられ、あの世から早く家に戻ってくるように、また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、 また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いがそれぞれ込められているのだそうだ。
そう思ってみれば、なるほどキュウリは馬、ナスは牛に見えてくるから不思議である。

今回は、珍しくりんねと架印が協力し合って、派手なアクションもなく、淡々と話が進む。
どちらかというと「高橋留美子劇場」の雰囲気、出てるキャラ的にも。
あの世に戻るためのなすが、霊に合わせて巨大化(本物の牛くらい大きい)してるのがなんだか笑える。
しかもぽつーんとかのっしとか、存在感があり過ぎて。
なにげにおばあさんの攻撃避けてるし、このナス可愛いぞ。
正直言って、ナス男さんよりかっこいい。

でも住んでた家も廃墟になって、このおばあさん、誰が作ったキュウリに乗って帰って来たのだろう。
本来ならば迎えてくれる人もなく、帰れないはずなのに、こんなほのぼのおかしい話に仕立て上げる。
お盆の話のせいか、ちょっとしみじみしてしまった。

ただ表紙の浴衣姿のりんねと桜が素敵なので、この表紙を生かした話も読みたいかも。
でも来週はりんねもお盆で夏休み。
再開する号は、もう浴衣話は終わっちゃうかな?

今週のクエスチョン、先生の中に眠っているかもしれない才能は?
高橋先生は「グルメ評論家」。
先生も食べることが大好きなのね、とっても嬉しい。
(2013年8月7日の日記)
えっ?ちょっと違う・・・
原作少年サンデー2013年8月21日(37号)「境界のRINNE」第203話「赤いソーメン」

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こんな外道な翼は翼じゃないっ!と泣き崩れる私(笑)。
なんかキャラが違うっていうか、結局どういうことなの?
あやめさんは翼の恋人で決定なの?
ならいいけど。

なんか次週から、あやめさんのこと忘れて桜、桜言いそうな雰囲気があるのが嫌。
翼は、というよりりんねの世界にそんな計算高いキャラにはしないで欲しいよ。

と、気を取り直して、今週は楽しい?流しソーメン。
私も一度はやってみたい、楽しそう。
りんねが体ごと持っていかれるほどの、箸が折れるほどの強い負の想いに固まるソーメン。
その正体は手先が不器用霊+気持ちが不器用あやめの霊的絆、つまりは霊絆(れいはん)。

巫女さんだけに、昔桔梗もこんな糸に絡まれてたなあ・・・じゃなくて、この暑いのに大変だなあと鬱陶しい気持ちも少々。
あやめさんも鬱キャラではなく、ここはすっきり翼とカップルに仕上げてくっきり明るいキャラにしましょうよ。
それにしてもコナンの犯人とりんねの霊は、喋り出すのが早いな、尺の問題?

ところで今週号のサンデー、表紙を見ただけであれっ?八軒?と思ったら実写でやるのね。
ちょっとかっこ良すぎるけど雰囲気ぴったり御影もいい感じ。
「銀の匙」、私も途中から真面目に読み始めてるけど、実写か、いいなあ。
でもこんなジョッキで牛乳飲んだらおなかこわしそう、でもおいしそう。

「銀の匙」読んでると、いつも思い出すのが「動物のお医者さん」。
あっちは獣医の話だったけど、やはり北海道が舞台ということでなんか似てる。
北海道、実家が東北なので昔はよく行ったけど、上京してからはすっかりご無沙汰。 なんだか行きたくなってきた。
(2013年8月21日の日記)
ショッピングモールのお姉さん
原作少年サンデー2013年8月28日(38号)「境界のRINNE」第204話「ショッピングモールの姉」

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確かに占い師に限らず「〇〇の母(サンデー通りに記号使うと文字化けするので〇〇で)」と呼ばれる人はたくさんいるが、だからといって「ショッピングモールの姉」はいかにも語感が悪い。
綺麗な人だし、せめて「ショッピングモールのお姉さん」にすればいいのに、と思ったが、あえて「姉」にしたところに何か意味があるのかも、ないのかも。

ショッピングモールの姉、名前はまだない、は黒いドレスに身を固め、ハーフのような外見だが、死神道具の水晶玉を使いこなしているのか、 それとも悪影響を受けているのか、黄泉の羽織を羽織ったりんねの姿も見えるし、先々を読んで、りんねと対等に?戦っている。
結局水晶玉共々消え失せたかと思ったら、桜とりんねの学校に、新任教師として現れた。
どうやら新レギュラーとなったらしい。

だとすれば今週は前振り程度の展開なので、特におもしろいわけでもなく、印象に残る場面もなく終わった。
ただ、夏休みなのに普通にりんねの部屋に遊びに(姉の話をしに)行ってる桜に、好意を寄せ合ってる2人なのに、普段は本当に淡々としているなあとか、 でも夏休み中何日ぐらい会ってんだろ、ほぼ毎日?とときめき妄想してみたり(笑)、りんね、根性あるならバナナに滑ってないで拾って自分の物にすればいいのに、 この頃清貧気質が足りないぞ!と気合かけてみたりと変な所で楽しんだ。

あと恒例のなぜか連想始まるりんねとホラー。
今回はショッピングモールの怪ということで、「ゾンビ( Dawn of the Dead)」を思い出した。
ゾンビ映画の金字塔、ゾンビに追われた数人がショッピングモールに逃げ込む。
モールもすでにゾンビの巣窟と化していたが、彼らは安全地帯を確保、そうなると着る物食べる物遊ぶ物と何でも揃ってるので、好き放題できる生活。
人を襲ってない時は生きてる時の習慣に囚われているゾンビがエスカレーターに乗ってたり、なんだかとても人間ぽいのがシュールな笑いを誘う映画だった。
まありんね版はショッピングモールに住んでるわけじゃないけれど、ショッピングモールに住んで全て着放題食べ放題遊び放題使い放題って生活も1日2日なら夢があると思いません?

もちろんこんな映画はお勧めできないけれど、もしかしたらエレベーターが開いた瞬間ゾンビの集団がどわっと出てくるシーンはいろいろな形で(パロディとか)再現されているので知ってる方も多いかも。
話がそれたがりんね版のショッピングモールの姉、レギュラーになったとしても、恋愛絡みで絡めるのは鯖人くらい?なのでりんねとの戦いくらいでしか出番なさそう。
あまりレギュラー、準レギュラーが増えると翼や鳳やれんげの出番が減るので、それも考えものだなあ。
翼や鳳も「犬夜叉」の弥勒や珊瑚みたいに、セットで毎週登場キャラに昇格して欲しい。
(2013年8月28日の日記)
姉の正体
原作少年サンデー2013年9月4日(39号)「境界のRINNE」第205話「魔女の末裔」

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「ショッピングモールの姉」、苦しい語感の秘密はその名前にあった。
姉祭・アネット・瞳。
「姉」に「アネ」と「あね」が2つも付くけど、他に名前に意味はない?
強いてあげれば「犬夜叉」に出て来た「瞳子」に名前も似てるが髪型も似てる、くらいか(笑)。

彼女はフランス人とのクオーター、そして先祖は中世フランスで魔女と呼ばれていたという。
先週はそれほどおもしろいとは思わなかったが、今週になったら、うん、意外にいい感じ。
キャラが立ってるというのかな?
ジャージでゲームやってる姿が気に入った!

りんねたちはまだ名前で読んでないのけど、一応「アネット先生」と呼ばれるこのになるのかな?
りんねは呼び捨てしそうだけど。
存在感が薄かったが、「専門家」の翼も現れ、こらからどう絡んでいくかが楽しみだ。

それ以上に同性の鳳やれんげとのドタバタがさらに楽しみだ。
なんとなく仲悪そう・・・。
話自体はとりたてて印象に残らなかった、残念。
そんなりんねも18日には18巻発売、早いなあ。

師匠である小池一夫さんがずいぶん張り切ってて、弟子である高橋さんがなんとなく振り回されてるような気がしないでもない今日この頃。
肝心の漫画にまったりしたキレがなくてはもったいない。
でも先日ブログで紹介した「ストレンジャー・ソレント」の「高橋留美子のキャラクターBOX!」はとっても楽しみ。
次回はラムだそうだ。
(2013年9月5日の日記)
翼と姉祭が意外にいいコンビ
原作少年サンデー2013年9月11日(40号)「境界のRINNE」第206話「初めての試練」

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最初に、りんねの表紙にあったMY First BIG「うる星やつらvsらんま1/2」&「高橋留美子劇場REMIX」9月13日頃2冊同時発売とあったのが、何のことかわからなくて、調べてみたら、 コンビニコミックらしい。あのサンデーの小型版みたいな紙質と厚さで漫画をまとめて売ってる、あれかな?
と小学館のサイトをいろいろ見ていたら、解体される小学館ビルの落書きが撮影、保存されることが公式にアナウンスされていた。→「こちら
それと、りんね18巻と一緒に18日に発売予定の犬夜叉ワイド版9巻の表紙がもう出てた(りんねはまだ)。

犬夜叉たちレギュラー5人の他に、妖怪の犬夜叉と悟心鬼だった、何とマニアックな。
8巻に鋼牙が登場したので、9巻はてっきり神楽と神無かと思っていたけれど。

さてりんねに戻って、ミステリアスな美女のイメージが強かった姉祭、どんどんギャグキャラ化していっているのがおもしろい。
柱には「アネット先生」と書いてあったが、りんねが「姉祭」なので私もその呼び方で。
翼がおもしろい形で絡んで来て、それだけにテンポ良く話が進んでおもしろかった。
得体の知れないおっさんってどう見てもお父さんだし(笑)。
翼とお父さんが聖灰と椅子で乱闘中の場面も笑った。

りんねがちょっと落ち着き過ぎなので、ここは翼や鳳が出て来てかき回してくれないと、話がどんどん地味になってしまう気がする。
あと、「は!?あんたナニ言ってんの!?」
「いやいやそちらこそ、まさかタダで頼もうと言うのではあるまいな?」の場面は、突然他の漫画になったみたいで吹き出した。
ワルな感じのりんねとホラーの姉祭、こんなところをもっともっと掘り下げて!

今週は他に「銀の匙」「国崎出雲の事情」「史上最強の弟子 ケンイチ」「月光条例」「ハヤテのごとく!」がおもしろかった。
(2013年9月11日の日記)
サンデーとコミック18巻感想
原作少年サンデー2013年9月18日(41号)「境界のRINNE」第207話「花畑の謎」

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今日はサンデー41号とりんね18巻と犬ワイド版9巻の発売日。
犬夜叉とりんねコミックはすでに読んでるとはいえ、これだけ揃うととっても嬉しい。

サンデー表紙が意味深で、なんとなく鋼牙が去る日の場面を思い出した。
地下迷路で行方不明になった架印をみんなで探すという話で、久々にれんげや鳳や鈴も出て来ておもしろかった。
っていうか、鈴、別な意味で大活躍。

8月だったかな?スカパーのTBS2チャンネルで、2時間ドラマの古谷一行版「金田一耕助」シリーズが32作品一気に放映され、見たことないものばかりで狂喜したが、「八墓村」など 洞窟を舞台にした捕り物も多い。
思わず高橋さんも見たのかな?イメージしたのかな?なんて勝手に想像したりして(笑)。
あとこの追跡犬、「うしおとと」らも思い出す、がうがうがう。

おどろおどろしい雰囲気で描かれることが多い「三途の川」が花畑で、「美化推進強化区域」なことに一番笑った。
賽の河原にあたる場所なんだろうけれど。
あと、柱の「行方不明となってしまった小役人・架印を発見せよ!!」って(笑)。
沫悟が言うのはまだしも、架印を「小役人」なんて書いた編集さん?をれんげのカマでどついて欲しいかも。

最後はモグラ霊という何のひねりもないオチだったが(笑)、この後りんね18巻の1話目「一攫千金キノコ狩り」を読んだので、続き物を読んでる気分。
サンデーだけだと当然短いので、このお得感は貴重だった。

そのりんね18巻。
1話目の「一攫千金ー」は一本十万円の有害キノコクエクエ茸にムーミンのニョロニョロを思い出したり、「くえ〜」な鳴き声?に森永のチョコボールのCM思い出したり、黒猫たちやりんね、架印の掛け合いが楽しく★4つ。
「長い話」は気持ちがわかるよ、長い話を延々聞かせられる時の睡魔との戦い、同情票で★4つ。
「鍋と奉行」、大根も出来合いですか?まあ鳳だし、と思ったら出汁はどうやら自前らしい、なのにおいしい!?★5つ。
「マネ子とコト美」は読み返すまで忘れていました★3つ。

「特別ボーナス」と「知られたくない」は微妙にずれてるけど、れんげの健気とりんねの男気に★4つ。
「思い出発掘」は話そのものよりも、りんねと桜、魂子さんの楽しい日常と思い出のアルバムに★4つ。
「黒猫三世」は「悪魔のいけにえ」思い出して★4つ。
「ゲレンデのサプライズ」、BGMは広瀬香美の「ゲレンデがとけるほど恋したい」で★3つ。
「地獄の金庫」はケルベロスにサービスで★3つ。
全体的に可もなく不可もなくな話が揃った1冊だったように思う。

サンデーに戻って、りんねの後が「史上最強の弟子 ケンイチ」だったが、最初のページのしぐれの顔がとても好き。
私はこの漫画も顔と話はとても好きだけど、体の描き方とアングルがどうしても受け付けないのだが、今回はしぐれの顔を追い続けるだけで堪能できた、好きですこの子。
今週は他に「銀の匙」がおもしろかった、っていうかこの漫画もとても好き。
(2013年9月18日の日記)
ホラー風味でカカシが登場
原作少年サンデー2013年9月25日(42号)「境界のRINNE」第208話「音が追ってくる」

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今週のりんねはおもしろ所が多かった。
何しろいきなりのホラー風味、登場するのは田植米、じゃなくて植田マイ。
マイを追ってくる不気味な音の主は、何とカカシ、しかもカカシには口がないっ!
もうここでいつものりんね連想ゲームが開始、瞬時に脳裏に岡野玲子著「陰陽師〜口なし」、映画「ハウルの動く城」そして伊坂幸太郎「オーデュポンの祈り」が浮かんだ。
好きだよカカシ、好きだよ「口なし」の話。

しかも口のきけないカカシがカマで壁に「へへへへ」と彫る場面、笑ってるんじゃなくて「へのへのもへじ」の口の「へ」を描いてくれという懇願だった。
全くどうしようもなくて、もう笑うしかない。
しかも、りんねが気づいて口を描いてやったお礼はお米じゃなくてコスモスだった。
マイの親戚は花農家だったというオチがつく。

「カカシ=米という発想のりんねには信じがたい事実ですが、花畑にもカカシがいる場合があるのです。」って柱に解説あったけど、それよりなにより引っかけはヒロインの名前だろう。
「米」は「マイ」とも読む、名字をひっくり返せば「田植」だし。
このどうしようもなさが、久々にツボにハマってかなり笑った。
といってもおなか抱えて笑うんじゃなく、くすくすくすくす笑い続ける感じ、我ながら気持ち悪い(笑)。
ついでに宅急便出してるカカシを想像してもいちど笑った。

ところでそんな高橋さんの「忘れられない味」が「盛岡冷麺」に私と同じだ〜っ!と狂喜している。
以前ブログで紹介(現在は「過去ログ」に移したけど)に紹介したけど、 私も昔は車を運転して何度も盛岡に冷麺食べに通ったほどの盛岡冷麺好き。
盛岡じゃない?冷麺は食べたいと思わないほど盛岡限定、それも「三千里」の冷麺が好きだった、懐かしい想い出。
先日錦糸町で本所七不思議のひとつ、置いてけ堀候補地に見つけちゃった「三千里」、いつか行きたいと思っているけれど、思い出は思い出のままの方がいい・・・のかな?

今週は他に「月光条例」「ハヤテのごとく!」「史上最強の弟子ケンイチ」などがかなり盛り上がっているし、しみじみ読める「銀の匙」や、最近可愛いなあと思い始めた「国崎出雲の事情」もおもしろく、 お得に感じる号だった。
(2013年9月18日の日記)
れんげvs姉祭
原作少年サンデー2013年10月2日(44号)「境界のRINNE」第209話「いまわしき予言」

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今週はわっはっはなノリで読める楽しい話だった。
りんねにれんげに姉祭、架印が加わってこんなスピード感ある話になるとは。
赤い髪のおっさん、お手柄です(笑)。

姉祭がれんげに友だちがいないと心配してるみたいだけど、りんねに桜に鳳に翼に架印?と友達たくさんいるじゃない。
けんか友だちとも言えそうだけど。
「玉はあなたの物にはならない。なぜなら・・・」のシリアスな姉祭とれんげの場面がとっても好きだなあ。
なぜか「犬夜叉」を思い出す。
さらにれんげに手錠をかける架印の場面も好きだなあ、絵的に。

れんげってちょっと悪役成分入っているけど、なんか憎めないっていうか好きだ。
健気なところもあるし。
鳳とはドタバタになるし、意外とおいしいポジションかも。
それに比べて「いたっけ?」状態の桜・・・。

思いっきり馬鹿やるキャラでもないしなあ。
がんばれ桜!次週に期待。

今週のクエスチョン、歴史上の人物になれるとしたらの質問に、高橋さんの答えは「写楽」だった。
先日松井今朝子著「東洲しゃらくさし」読んだばかりなのでこれは嬉しいっ!
もしかしたら高橋さんも読んだかも。
謎の天才絵師・東洲斎写楽、その生涯を描いた本作は、読み物としても資料としても、松井さんのデビュー作とは思えないほど豪快で 潔く、おもしろかった。

ただ私は浮世絵自体はむしろ苦手なので、あまり見ることはないのだが、高橋さんが好きなら少し調べてみようかなあ・・・。
あと「姉ログ」の田口ケンジさん、「無双シリーズに出られそうな人物なら誰でも。」
おっ、遊んでますね?と親近感。
三国ですか?戦国ですか?

他にも信長の松江名俊さんや最上義光の入江謙三さん、伊達政宗の田中さんに諸葛亮の五味さんと、やっぱり戦国三国武将は人気があるなあ。
私は嬉しい。
(2013年10月2日の日記)
笑える悲劇的結末
原作少年サンデー2013年10月9日(45号)「境界のRINNE」第210話「悲劇的結末」

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れんげや架印にとっては、ほんとに悲劇的だわ、笑えるけれど。
あっ、結末が悲劇だったのは鯖人ですが。
姉祭、キャラとしてはそんなに興味あるわけじゃないけど、彼女が加わってから話が一気におもしろくなった。
扇の要みたいに本人はどんと動かず、周りを振り回してる感じ。
鯖人ともこれまでのキャラの中で一番相性がいい感じ。

たとえ未来が見えたとしても、変えることはできない。
高橋作品とSFも相性がいいが、タイムトラベル、未来予知などのパラドックスやルールを逆にうまく絡める手法がうまい。
今週で一段落がもったいない。
まだ翼や鳳も待機していることだし、どんどん姉祭に振り回されて欲しい。

今週のクエスチョン、高橋さんが人と語り合いたいテーマは「半沢直樹」と「あまちゃん」だった。
うわっ、私どっちも見なかった・・・。
実は「エロイカより愛をこめて」の青池さんも絶賛してた「あまちゃん」、現実問題として見る暇もなく、オープニングテーマだけは一日中頭の中で 鳴り響いているほど好きだったけど。

あと巻頭のカラーページでゲーム「モンスターハンター4」に「犬夜叉」の鉄砕牙が登場 って前からあったっけ?
DLクエストをクリアするともらえるらしい。
サンデーではカラーで見れるけど。

もうひとつ、「キリンビバレッジ」では「心に火をつける名言マンガ30作品無料で読める」キャンペーン中。
高橋さんは「めぞん一刻」と「うる星やつら」とただ1人2作品がリストアップ、さすがです。
他に「うしおととら」「結界師」「史上最強の弟子ケンイチ」など、ただし第1話のみ。

今週は読んでる漫画がどれもおもしろかつたが、「月光条例」は辛い時期に入ってきた。
ただシンデレラ、赤ずきんなどは、最後には物語の中に帰って行くんだよね?
そうであってほしいと思う。
(2013年10月9日の日記)

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